「世界一わかりやすい英単語の授業」の使い方を徹底解説!

世界一わかりやすい英単語の授業、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

英語を勉強している方は、覚えるべき英単語の量の多さに辟易してしまったり、英語を挫折しそうになったことはありませんか?

英会話で人と話すことに比べると、英単語をひたすら暗記することはそう楽しくはないものです…。そこで、今回は「世界一わかりやすい英単語の授業」という書籍をご紹介します!

合わせて、後半では「世界一わかりやすい英文法の授業」もご紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

「世界一わかりやすい英単語の授業」ってどんな書籍なの?

では、「世界一わかりやすい英単語の授業」の使い方を理解するために、これがどんな書籍でどんな特徴を持っているのかを先に把握しておきましょう。

特徴がわかれば使い方も見えてきます。

英単語が覚えやすくなる解説がある

「世界一わかりやすい英単語の授業」は、世界一わかりやすいと自称しているだけあって、すべての単語に解説があるという徹底ぶりです。

一般的な単語帳は、英単語は暗記メインだからと、特段解説はなく、表になっているものが多いのではないでしょうか。あってもその単語を使った例文など、簡単な使い方が書いてあるだけです。

もちろん、これはこれでスッキリしていて使いやすく、効率的にひたすら単語を覚えたいという方にはおすすめですが、「世界一わかりやすいか」と言われると首をひねらざるを得ません。

本質的に英単語を理解したいのであれば、語彙力をただ増やすことに執念を燃やしているのでなければ、それぞれの単語の成り立ちなどの解説は必要です。それを可能にしているのが「世界一わかりやすい英単語の授業」なのです。

単語1つ1つに解説があることで、覚えにくい意味も覚えられるようにしてくれます。

例えば、歴史の授業であれば日本人は年号を覚えやすいように語呂合わせで覚えることが多いですよね。英単語も、無理やり覚えるのではなく、きちんと意味や成り立ちを理解することでより覚えやすくなり、定着度が高くなります。

「世界一わかりやすい英単語の授業」は世界一の英単語の覚えやすさを狙っていると言い換えてもいいでしょう。

クイズ形式による達成感がある

「世界一わかりやすい英単語の授業」は、英単語を覚えたらクイズを出してくれます。

シンプルな単語帳だとただひたすら暗記するだけで終わってしまいますが、途中でクイズがあれば少し楽しくなると思いませんか?

暗記はインプットですが、クイズは逆にアウトプットです。人間はインプットばかりしていると集中力が切れてきて、同じことをしたくない、脳は疲れているとサインを送ります。

しかし、途中でアウトプットという変革が起きたなら、継続してまだまだ勉強させることができます。

私たちが無意識にクイズ番組を見て自分でも考えてみるのは、クイズそのものに楽しみがあるからでもありますね。

覚えた単語クイズに正解できたら、達成感が生まれます。その達成感自体はとても小さなものかもしれませんが、ひねりのない無機質な単語帳が苦手なら方ならきっと楽しみながら語彙力を増やしていけるはずです。

「世界一わかりやすい英単語の授業」の使い方

「世界一わかりやすい英単語の授業」は、単語1つ1つに解説があること、そしてクイズ形式を織り交ぜていることがわかりましたね。

では、ここからはそんな「世界一わかりやすい英単語の授業」の使い方についてご紹介していきます。

どの単語帳よりも先に使う

「世界一わかりやすい英単語の授業」は、どの単語帳よりも最初に使うようにしましょう。

世の中には、単語帳として優秀とされる書籍がたくさんあり、レビューもかなり良いものがあります。

しかし、英単語がなかなか覚えられない場合、先にそちらに手を出すよりは一番最初に「世界一わかりやすい英単語の授業」をやってみる方が効率的です。

先ほど解説したように、「世界一わかりやすい英単語の授業」は単語の意味や成り立ちから解説をしてくれます。つまり、単語1つ1つにイメージが付き、一気に覚えやすくなるのです。

「世界一わかりやすい英単語の授業」で英単語の意味を覚えて定着させてから他の単語帳に移行することで、シンプルでも無機質でもここからは効率的に単語を暗記することができます。

2~3回繰り返す

「世界一わかりやすい英単語の授業」は、1度ですべての単語を覚えようとしてはいけません。

何かを頭の中に入れるという行為は、1度だけではそう簡単に定着までできないからです。できても短期記憶に残るだけで、長期記憶に残るには2回、3回と単語帳を繰り返す必要があります。

ですから、「世界一わかりやすい英単語の授業」は1週目ですべて暗記しようと思わないようにして、もう少し気楽に構えてみましょう。こうすることで、完璧に覚えてからでないと次にいけないという感覚を取り除くことができます。

2週目、3週目では、特に1週目で覚えきれなかった単語を中心に覚え直しをしていきます。何度も繰り返す反復学習により、暗記は精度を増し、どんどん脳の深いところまでしみこんでいきます。

単語の成り立ちを空で言ってみる

「世界一わかりやすい英単語の授業」をある程度読み込んだら、アウトプットできるまで覚えたかの確認として、単語の成り立ちを空で言ってみましょう。誰かに解説しても構いません。

英語などの外国語は、その言葉を日本語に直すだけでは理解が不十分になることがあります。例えば、1つの単語に複数の意味があるのに、1つの意味しか覚えていないと読解の際に混乱することがあります。

こういった混乱をなくすためには、単語の成り立ちから覚えていた方が断然有利です。色々な派生がされていても、その単語の成り立ちを知っていれば容易に意味が推測できるものも多くあるからです。

どういう語源で作られた単語なのかわかるようになるだけでも暗記力に差が出てくるので、本当に覚えたかどうかの確認をすることをおすすめします。

「世界一わかりやすい英文法の授業」もおすすめ!

実は、「世界一わかりやすい英単語の授業」の他に、もう1つおすすめしたい書籍があります。

それが「世界一わかりやすい英文法の授業」!英単語を覚えるのは何とか地道にコツコツできるけれど、文法は理解力が必要だから文法こそわかりやすく解説してほしいという方におすすめです!

「世界一わかりやすい英文法の授業」の特徴とは

では、「世界一わかりやすい英文法の授業」にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。どんな人がいつ使えばいいのかも解説します。

初心者の最初の文法書としておすすめ

「世界一わかりやすい英文法の授業」は、やはりわかりやすさに特化しているので、英語初心者の方におすすめです。最初に選ぶ文法書にしても良いでしょう。

解説がわかりやすいのは、スタディサプリでも有名な講師「関正生」先生が執筆したからです。スタディサプリは、特に社会人用の英語の学習アプリとして有名で、テレビでもたくさんCMをしています。

英文法に苦手意識を持っている方は「世界一わかりやすい英文法の授業」で理解度が格段に増すことが期待できるので、英検やTOEICなどの英語試験の受験を検討している方にもおすすめです。

学べる単元は中1から

英文法は、土台がわかっていなければその先もずっとわからないことだらけになってしまいます。

ですから、「世界一わかりやすい英文法の授業」では中1の最初で習うことも完全網羅してくれています。

以下は、「世界一わかりやすい英文法の授業」で学べる文法事項です。

時制(現在形、進行形、過去形、現在完了形)
仮定法
助動詞
不定詞・動名詞
感情を表す動詞の語法(surpriseなど)
分詞構文
熟語習得法

最初は「時制」の中で現在形から解説が始まっていることがわかりますね。

それから徐々に難しい文法に入っていきます。英文法は実はまだ他にあるのですが、この7つに絞っているのは初心者が苦手な文法だからです。他にも過去完了形や関係詞などがありますが、あえて「世界一わかりやすい英文法の授業」では取り扱っていません。

もし、「世界一わかりやすい英文法の授業」で英文法がある程度理解できたなら、他の文法書にも手を出して良い合図となります。

レビューをチェックしてみよう!

「世界一わかりやすい英文法の授業」がどれだけわかりやすいのか、使ってみなければわからないのは少し怖いという方のために、「読書メーター」と「楽天ブックス」にあったレビューを2つご紹介しておきます。

わかりやすいのは内容が少ないから。高校の教科書で半ページに端的な解説文で書いてあることを、数ページにイラスト付きで展開。中学英語は暗記で誤魔化してそこそこなのに高校で論理的な解説が全く分からなくなった人向け。つまり、法則は具体例を覚えつつ、抽象的に理解するという感覚を身に付けるための本。ただしこの本の説明では大雑把すぎて本質的な問いかけでは裏をかかれることもある。英語の勉強は英語独特の考え方に注意というイントロダクション。授業というよりは、文法は怖くないよ、だからやろうよという客寄せ口上のようなもの。
英文法がとにかく苦手という人にはうってつけです。本当によくわかります。まだ一年ちょっとの本なので、認知度が低いのかもしれませんが、語源から使い方のコツに至るまで丸暗記が出来なくて困っていた人が嬉しくなると思います。随所に丸暗記なんかしなくてもいい理由がしっかりと書かれています。mustとhave toの違い、willとbe going toの違い、仮定法との楽な付き合い方など本当に楽しく読みました。

まとめ

今回は、「世界一わかりやすい英単語の授業」と、「世界一わかりやすい英文法の授業」の2冊をご紹介しました。

メインとしてまず英単語の方から取り組んでもらって、英語のすべての根幹となる部分を築いていってみてください。

英語初心者を対象にした英単語学習法が満載です。その後で、文法や読解問題などに取り組むと少しスムーズでしょう。

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