”SNS”は和製英語?正しい言い方と使えるフレーズ集

”SNS”は和製英語?正しい言い方と使えるフレーズ集

TwitterやFacebook、Instagramなどを利用している人も多いのではないでしょうか。

日本では、そのようなオンライン上のコミュニケーションを目的としたサイト・アプリを”Social Networking Service”を略して”SNS”と呼ぶのが一般的ですよね。あまり知られていませんが、実は”SNS”という表現は英語圏だと伝わらない和製英語なんです。

そこで今回の記事では、SNSの正しい言い方・使えるフレーズなどSNSにまつわる英語を、例文と一緒に紹介していきます。

SNSを英語で言うと”Social Media”

SNSは英語で”Social media”といいます。

Twitter・Instagram・Facebook・TikTok・YouTubeなど、インターネットを通して世界に情報を発信できるツールは全て”Social media”と呼ぶことができ、常に単数形で表現します。(Social mediasとはならないので注意)

友達にSNSをやっているかどうか聞きたい時は、以下のようなフレーズを使って聞くことができます。

Do you use Instagram?
インスタグラム使ってる?

Are you on Twitter?
ツイッターやってる?

What social media do you use?
何のSNS使ってる?

Do you have a Twitter account?
ツイッターのアカウント持ってる?

そうした質問に「◯◯をやっているよ」と答えたい時はI’m on (使っているSNSの名前) と答えることができます。

また、相手とSNS上で繋がりたい時は以下のようなフレーズが便利です。

Let me follow you.
フォローするね。

Can I follow you?
フォローしてもいい?

Let me add you
あなたを友達追加させて。

I'll send a friend request.
友達申請するね。

SNSでコミュニケーションする際に使えるフレーズ集

住んでる場所に関係なく、世界中の人と気軽にやりとりできるのがSNSの良いところですよね。

ここからは、SNS上で誰かと英語でコミュニケーションをとりたい時に使えるフレーズを、シチュエーションごとに使用例と一緒に紹介していきます。

相手にお礼を伝えるフレーズ

相手にお礼を伝えたい時には”Thank you for + 理由”で「〜してくれてありがとう」と伝えることができます。

Thank you for following me.
フォローしてくれてありがとう。

Thank you for adding me.
友達追加してくれてありがとう。

Thank you for your comment.
コメントありがとう。

Thank you for the like!
イイねありがとう!

久しぶりに連絡する時に使えるフレーズ

長い間連絡をとりあえていなかった人と、SNSを通じて久しぶりメッセージを交わすようなシチュエーションでは、以下のようなフレーズが便利です。

It’s been a while. / It’s been a long time.
久しぶりだね。

How have you been?
元気でしたか?

Nice to talk to you again.
また連絡がとれて嬉しいです。

Sorry for not keeping in touch.
連絡してなくてごめんね。

コメントする時に使えるフレーズ

続いて、SNSで誰かの投稿にコメントしたい時に使えるフレーズを、コメントのカテゴリーごとに紹介していきます。

「いいね」と伝えたい時

I love it. / I like it.
イイね。

Awesome!
最高!

Amazing!
素晴らしい!

これらはどれも「いいね」と伝えたい時に使えるフレーズです。これらの他にも”Nice"や”Great"なども頻繁に使われます。

写真を褒めたい時

Instagramなどで、誰かが投稿した写真を褒めたい時は以下のようなフレーズがおすすめです。

You take really cool photos.
すごくかっこいい写真だね。

”cool"の部分は”nice"や”great"、”beautiful”など写真に合わせて形容詞を変えることで、「すごく〜な写真だね」と表現することができます。

What a beautiful photo!
なんて美しい写真なの!

”What a 〜”の後に名詞を置くことで、「なんと〜なんだ!」という感嘆文をつくることができます。”What a cute dog! (なんてかわいい犬!)”のようにポジティブな感情を表す他に、”What a shame.(なんて残念なんだ。)”と、ネガティブなシチュエーションにも使うことができます。

Such a beautiful place.
なんて美しい場所

”Such“を使うことでも、名詞や形容詞を強調して表現することができます。

Breathtaking view.
息をのむような美しい景色

「息をのむような◯◯」と言いたい時にぴったりな表現が”Breathtaking”という形容詞です。景色やアート、ショーなど息をのむほど美しいものに対して使える他にも、”Breathtaking race(息をのむようなレース)”など、スリルがあってハラハラするような場面でも使えます。

「〜に見える」と伝えたい時

「おいしそう」や「楽しそう」とコメントしたい時は、“Look 〜”や”Seems 〜"を使って「〜に見える(〜そう)」と表現することができます。

Looks delicious!
美味しそう!

I saw your post. Looked so fun!
投稿見たよ。楽しそうだった!

Looks like a great time!
楽しそう!

Seems like you are having a great time!
楽しい時間を過ごしたんだね!

イイね/フォローしてね等を伝えるフレーズ

続いて、SNSの機能「イイね/フォロー」にまつわる英語フレーズを紹介していきます。

Please give me a thumbs up!
いいねしてね!

英語では親指を上げるジェスチャーを”Thumbs up”と言い、「イイね」を表します。

Please like my post.
いいねお願いします。

Feel free to follow me.
気軽にフォローしてくださいね。

“Feel free to〜”で「遠慮なく...する」と表現することができます。“to”の後には動詞が続き、”follow“の他にも”Feel free to comment.(遠慮なくコメントしてね。)”や”Feel free to ask me.(遠慮なく聞いてね。)”のように使える便利なフレーズです。

Check my Instagram!
私のインスタグラムをチェックしてね!

Please share if you like it.
気に入ったらシェアをお願いします。

SNSで頻繁に使用されるスラング

SNSでは様々なスラング表現が使用されており、なかでも”abbreviation”と呼ばれる英単語の頭文字をとった略語がよく使われます。

実際に”LOL”や”OMG”といった略語のスラング表現を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな略語系スラングの中からSNSで特にネイティブスピーカーがよく使用するものをピックアップして解説していきます。

LOL:大爆笑

(I’m) laughing out loud.の略。

「大声で笑っている」という意味の”laughing out loud”の頭文字をとって、面白いことや笑えることに対して”lol”と表現することができます。

日本語の「笑」に似ており、”lol”だけでコメントすることもできますし、文末につけることも多いスラングです。特に面白い時には”lolololo”などと続けて表現することもあります。

That video is so funny. lol
(この動画めっちゃおもしろい。笑)

I overslept.lol
(寝坊した。笑)

TYVM:どうもありがとう

Thank you very much. の略

これもネイティブスピーカーがよく使う略語スラングの1つです。<”TY(Thank you)”や”TYSM(Thank you so much)"、”thx(Thanks)”と表現することもあります。また、”Thank you for 〜”の”for"を数字の”4”と略すこともあります。

TYVM! I'll upload more photos.
ありがとう!これからもたくさん写真投稿するね!

TYSM 4 the support.
サポートありがとう。

TFTF:フォローありがとう

Thanks for the follow. の略

主にTwitterで使われるスラングの1つで、フォローしてくれた相手「フォローありがとう」と伝えたい時に使えるのが”TFTF”です。

TFTF! I’ll follow back.
(フォローありがとう!フォロバするね。)

K:オッケー、了解

OK. の略

OKを略して”K”のみで表現するスラングです。単語を1文字に略すスラングには他にも「U(you)」「R(are)」「B(be)」などがあります。

A:I’ll share more details about the event on Facebook, please check it!
B:K!

A:詳しいイベント情報はFacebookでシェアするからチェックしてね!
B:オッケー!

LMK:私に教えてね

Let me know. の略

ネイティブスピーカーがよく使う表現”Let me know. (私に教えてね)”の略語表現です。”Let you know(あなたに教えるね)”と言いたいときは”LYK"と表現することができます。

Which do you prefer? LMK.
どっちが好き?教えてね!
A:LMK when you find out your schedule.
B:Okay, I’ll LYK.

A:スケジュールがわかったら教えてね。
B:オッケー、知らせるね。

DYK:〜って知ってる?

Did you know…? の略

誰かに「〜って知ってる?/〜って知ってた?」と自分が知っていて相手が知らないであろうことを伝える時に使えるのが”DYK(Did you know..?)"です。雑学やトリビアをシェアする時にハッシュタグ”#DYK”をつけて投稿することがよくあります。

DYK? A bear has 42 teeth.
知ってた?クマって歯が42本あるんだよ。

また、知らない場合は”IDK(I don’t know)”と略語で表現することができます。

IMO:私の考えでは

In my opinion の略

自分の意見を主張したい時に使える表現です。より謙虚な表現をしたい場合は、”In my humble opinion.(私の控えめな意見としては)”を略した”IMHO”を使うこともできます。

IMO, Sapporo is an easier place to live than Tokyo.
私の意見としては、札幌は東京より住みやすいです。

IMHO, you should do it.
私の控えめな意見としては、あなたはそれをするべきです。

今回紹介した表現以外にも、SNSで使用されるカジュアルな英語スラングはたくさん存在します。

SNSやメールで使える英語のスラング表現についてもっと知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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SNSに関する英語表現を覚え、活用に一工夫を

いかがでしたか?今回はSNSで使える英語表現をご紹介しました。

世界中の人と英語で気軽コミュニケーションがとれるSNS。

気に入ったポストに英語でコメントをしたり、自分から英語で投稿してみるなど、SNSを「英語のアウトプットの場」として活用することで、英語力を効果的に伸ばすことができます。

ぜひ今回紹介したフレーズを覚えて、SNSで使ってみてくださいね!
TYSM 4 reading. HAGD! ( Thank you so much for reading. Have a great day!)


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