【条件or範囲】「as long as」と「as far as」の使い分け!

【条件or範囲】「as long as」と「as far as」の使い分け!

実は英語には、似たような意味を持つ表現がたくさん存在しています。

例えば、今回この記事で紹介していく「as long as」と「as far as」。みなさん、この2つの表現の意味の違い、使用する際に気を付けなければならない違いを説明できますか?

では英語学習者のみなさん、突然ですがここでクイズです!以下の日本語の文章はを英語に訳す際、「as long as」と「as far as」のどちらを用いると思いますか?

問「私が知る限り、彼の出身地はアメリカのアラスカ州だ。」

①as long as
②as far as

問題の答えは.....。②の「as far as」です。

「as long as」も「as far as」もどちらも、「〜する限りは」と訳されると覚えている方が多いかと思いますが、実は、訳す際と書いたり話したりするアウトプットの際に役出つ、明確な違いがあるんです。

この違いを知っておくと、英語ネイティブスピーカーのように使い分けができるようになります。

この問題に正解できた方も、間違えてしまった方も、一度「as long as」と「as far as」の明確な区別の仕方を見ていきましょう。なんとなく区別して使っていたと言う方も、きっとスッキリと違いが分かりますよ。

「as long as」と「as far as」の違いとは

まずは難しい英文法説明を避けて、簡単に「as long as」と「as far as」のどちらを使えばいいのか見分ける方法をお伝えしましょう!

「as long as」と訳し用いる場合、条件の意味を表す「〜という条件では」と言い換えることが可能です。

反対に、「as far as」と訳し、用いる場合は自分自身や誰かの知見、記憶、思いに関してのみ、「〜限りでは」「〜の範囲では」と言い換えることが可能になります。

As long as she is here, I can't focus on my task.
彼女がここにいる限り(条件)、私は仕事に集中できない。

As far as I know, her daughter is a doctor.
私が知る限りでは(知見・記憶)彼女の娘は医者である。

特に、「as far as」を用いる際は、Iを主語にして「私が知る範囲では」「私が覚えている限りでは」「私の思う限りは」などという「知見や記憶、思い」に関する使い方が多く用いられます。

もうちょっと詳しく文法的に説明して欲しいよという方のために、ここから少し「as long as」と「as far as」の違いについて説明していきます。

上記で説明した簡単な見分け方だけで十分だよ、という方は、次の章に具体的な例文とともに「as long as」と「as far as」の使い分けの方法が詳しく載せてありますのでご覧ください。

もう少し詳しく知りたい!「as long as」と「as far as」の違い

「as long as」と「as far as」はどちらも、英語の機能としては「接続詞」的な役割を果たします。

接続詞とは、文章①と文章②を接続して繋いでくれる役割を果たします。

ちなみに、「文章」というのは守護から始まって動詞があり、必要によっては目的五を補ったもののことです。「S+V」なんかでも表すことができます。

主語+動詞+(目的語)接続詞主語+動詞+(目的語)

赤い部分が文章①と②です。そのあいだの青い部分が、接続詞です。文章①と②を繋いでいますね。

もちろん、文章の構造上必ずしも「as long as」と「as far as」が文章①と②の真ん中に来るとは限りませんが、どちらも今から説明する訳し方、使い方になります。

「as long as」と「unless」の違いと使い分け

「as long as」の機能

「as long as」は以下の2つのように訳し、用いられます。

● 「〜する間は(時間の制限)」

You can stay at this party as long as you want.
好きなだけ(自分がいたいなと思う時間まで)このパーティにいていいですよ。

As long as my dad is here, I can't talk to my boyfriend.
お父さんがここにいる限り(お父さんがここにいる間は)、彼氏と話すことができない。

一つ目は「〜する間は」や「〜だけずっと」などのように訳すことができる「時間の制限」の機能です。時間や期間の制限に関することをいうのであれば、「as long as」を用います。

● 「〜さえすれば(条件)」

I will let you get a new puppy as long as you promise me to take care of it.
面倒を見るのなら、新しい子犬をもらってもいいわよ。

I have to say goodbye to you as long as you are happy.
君が幸せなら、僕は君とさよならをするよ。

「as long as」の二つ目の機能は、「〜さえすれば」や「〜する限り」「〜である限り」のように訳す、「条件」の機能です。この使い方はもっともベーシックなものになります。

「as far as」の機能

一方、「as far as」には以下のような重要な機能があります。「as long as」の機能との違いに注目しながらご覧ください。

● 知見、意見、記憶、思いに関しての「〜する限り」

As far as I remember, he proposed to her in front of this beautiful statue.
私の記憶の限りでは、彼はこの美しい像の前で彼女にプロポーズをした。

As far as I'm concerned, you should stop drinking a lot of coffee.
私の意見としては、たくさんのコーヒーを飲まない方がいいと思うよ。

そのほかにも「as far as」を用いた言い方は以下のようなものがあります。

● As far as I know (私の知る限りでは)
● As far as I can see(私のわかる限りでは)
● As far as I can tell(私のわかる限りでは)
● As far as the eye can see(見渡せる限りでは)
● As far as the eye can reach(目の行き届く限りでは)

もちろん、状況に合わせて主語を「私」から「彼女」「彼」「〇〇さん」などに変えて使うことも可能です。ぜひ、使ってみてくださいね。

上記で比較したように、「as long as」と「as far as」の明確な違いとして言えるのは、特に制限なく、さまざまなことに関して「〜する限り」と訳せるのが「as long as」で、知見や記憶、意見や思いなどに関してのみ「〜する限り」と訳せるのが「as far as」ということです。

この違いをお玉に入れておけば、「as long as」と「as far as」のどちらを使えばいいのかで悩むことがなくなりますよ。

参考資料:【完全版】「as long as」と「as far as」の違いと使い分け-二度と間違えないようにわかりやすく解説します!
https://eigobu.jp/magazine/as-long-as-as-far-as

【条件か?範囲か?】as long asとas far asの使い分け|グローバルスクエア英語教室のブログ
https://global-square.com/blog/as-long-as-as-far-as/

その他の表現と使い方

ここで少し、知っておくと得する便利な表現の紹介です。

先ほど紹介した「as far as」の機能として、「as far as I know」という言い方もできるよ、とお伝えしましたね。

この「as far as I know」という表現、実は「as far as~」という表現の中でももっとも多く頻繁に用いられるものなんです。

「as far as I know」で「私の知る限りでは」という意味のイディオムにもなっています。

誰かから何か質問をされた際、100%答えに自信がないとや特に根拠がなく自分自身の意見だよと強調したいときに、「as far as I know」を一塊の表現として、すぐに使えるようになれておくといいでしょう。

He came to school late yesterday as far as I know.
私が知っている限りでは、彼はきのう学校に遅れてきたよ。

As far as I know, she hasn't responded to her boyfriend.
私が知る限り、彼女はまだ彼氏に返答してないと思うよ。

参考資料:as far as I knowの意味 英会話 例文|アメリカ生活101
http://英会話例文.アメリカ生活.net/phrases/as_far_as_I_know.html

「as long as」と「as far as」と覚えて使いこなそう!

ここまで、使い方と訳し方が混同されやすい「as long as」と「as far as」の違いについて例文をたくさん提示しながら紹介してきました。いかがでしたでしょうか。

両者の明確な違いは、「何に関して〜する限り」と使うのかどうか、でしたね。

前者は概ねほとんどの物事に関して「〜する限り」と使えますが、後者は主語になる人の知見や記憶、意見や思いなどに関してのみ「〜する限り」と訳され、用いられるということでしたね。

一見、区別をつけるのが難しいと思われるかもしれませんが、今回紹介した例文を見返してみて、自分自身で「as long as」と「as far as」の例文を作って書いてみるのもおすすめです!

使われそうなシチュエーションを想像し、この場合は「as long as」か「as far as」のどちらを用いるべきなのか、最初は時間がかかってもいいので区別してアウトプットする練習をするのがおすすめです。

なれてきたら、各練習から言う練習に移行していくと、時間がかからずに区別して使えるようになっていくはずです。SNSを練習する場にして両者を使って投稿をしてみてもいいですね!