恋愛の相手が外国人という経験はありますか?
英語を学習している皆さんならそういう経験があったり、または望んでいる方がいるかもしれませんね。
日本に限らず、世界中の人にとっても人生で不可欠な要素のひとつが恋愛です。
そして、人それぞれなのが「恋愛観」。
ましてや、外国人とくれば私たちが考えてもみない恋愛観を持っているかもしれません。
皆さん、価値観の違う海外の人たちの「恋愛観」、気になりませんか?
そこで今回の記事では「海外の恋愛観」と題し、外国人の恋愛観について語ってみましょう。
読んでいただくとお国柄がわかったり、もっと恋愛を楽しんじゃおうという気持ちになるかもしれません♡
- 恋愛観ってどんな意味?
- マッチングアプリの出会いも後ろめたくない
- デートは割り勘
- 浮気なんて論外!
- ほど良い距離なんてあり得ない恋愛
- 幾つになっても恋愛♡
- 恋愛のジェンダーレス化もオープン
- 海外の恋愛観を知れば、外国人との恋愛も怖くない?
恋愛観ってどんな意味?
自由奔放な恋愛がしたい、恋愛したら結婚につながるべき、など恋愛について思うことはありませんか?告白はもちろん、デートの計画は相手にリードしてもらいたい。
デートは割り勘がモットー。対等な関係のカップルでいたい。
結婚なんて考えない。今を楽しむだけ!
付き合う相手はやっぱり見た目が肝心だよ。
いくら格好良くてもね、交際する人は性格が大切。
ちょっと無理かなと思う人でも、こっちを向かせるのが好き。
このようにいくらでも出てきますが、恋愛についての考えのことを「恋愛観」と言います。
出会い方についても、「出会いは自然なものでないとね~」と思う人がいる反面、マッチングアプリを使って積極的に恋人を探す人もいます。
恋愛という一大事にはその人の考えが「恋愛観」という形であるがままに表われるんですね。
恋人になりそうな人や交際している人が自分とまったく違う価値観を持っていたら…
ここからは外国人が持つ恋愛観を紹介しますので、ぜひイメージしてくださいね。なお、国民性とは言えどあくまでも個人差があるということをご了承ください。
マッチングアプリの出会いも後ろめたくない
出会いも婚活もマッチングアプリを利用する人が増えました。しかし、日本人のなかにはアプリを使うことへの抵抗感、または出会ったきっかけがマッチングアプリだと家族や友達に言うことについて多少、後ろめたい感覚を持つことが依然あるようです。
外国ではマッチングアプリはDating appと呼ばれ、人気のアプリにはBumble, Hinge, Tinder, Match.com, Grindrなどが挙げられます。Tinderは約200ヵ国で利用されていますが、日本でも人気ですね。
世間体を意識しがちな日本人と違い、外国人はマッチングアプリで出会ったとしても堂々としています。
アプリを利用する5大理由としては、トップから「Curiosity 好奇心」「Convenience 便利さ・好都合」「Boredom 退屈」「Loneliness 孤独感」「Hope 希望」の順です。
これらの理由は誰にも共通することではないでしょうか?そうだとしたら、アプリを利用してでも誰かに出会いたいという気持ちを即、行動につなげていくのです。
デートは割り勘
完璧な装いでワクワクと出かけるデート。
無料スポットに出かけることもできますが、飲食などやはりデートにはお金がかかります。
ここで「デートは男性が払うべき?」論争が起こります笑
そしてこれは、日本だけでなく海外も同じです。
海外では基本、デートでは割り勘です。女性の声をいくつか紹介しましょう。
「初デートでは完璧に割り勘にすべき。いつでも割り勘にしようと言うし、そうならなかったらイラつくの。」(25歳)
「割り勘よ。そうすればイヤなときはそう言えるし、立ち去ることもできるじゃない。」(56歳)
「レストランでも割り勘だし、バーで男性が飲み物を買ってくれたら、私は次で2杯分おごるわ。」(22歳)
割り勘といえば、オランダ人にスポットが当たります。
等しくお金を負担するという考えを持つオランダ人(Dutch)から、割り勘は「Dutch treat」や「Go Dutch」と表現されます。
オランダでは男女平等が徹底する文化がしっかり根付いています。故に、女性というだけでご馳走してもらえることは期待できないのです。
最近、日本では元首相の男女平等に反する発言が大問題となっていますが、オランダを含む世界の常識ではあり得ないものであり、今後の進退が注目されています。
割り勘は他にも”100% split”や”pay for mine”などで表現できます。また、「私が払う・私のおごり」という場合には”It’s on me.”でオファーしましょう。
ちなみに、アジアの国の割り勘事情についても触れておきましょう。
お隣の国・韓国ではどうなっているの?
韓国人男性はとっても積極的に女性を誘います。
声をかけた人が払うという韓国文化から、誘った女性には割り勘してもらう感覚はないようです。それが一種の愛情表現になっています。
それでも、食事代は男性が出し、お茶代は女性が出すという暗黙のルールもあるということです。
女性と男性は対等であるべき?
か弱い女性とそれを守る男性。または、母親のような優しさがある女性を求める男性。こんなカップル像が浮かぶのは日本でしょうか?
外国では、恋愛する男女は対等であることがいたって普通です。
例えば、イタリアでは我が儘というくらい自己主張する人が好まれたり、レディファーストの文化があるフランスでは気が強く主張のある女性が多くいます。
女性は可愛ければ良いという関係でなく、お互いが尊重しあえるような対等な関係を築き、一緒に成長できる仲。
口論もしますし、女性の前で男性がときには泣いたりと、弱い自分をさらけだすこともあります。
自分を正直に出してもお互いに受け止め合える関係は一方的なものと比べても良い関係と言えるでしょう。
ここで少し余談!
下記記事では、話題沸騰中の言語交換アプリ『HelloTalk』のおススメの使い方についてご紹介しています!この記事を参考にぜひ皆さんの英語学習に活かしてください♪♪
浮気なんて論外!
恋愛に浮気は付きものとまでは言わないまでも、多くのカップルが浮気が原因で喧嘩になったり別れることになったりします。さて、浮気なんてとんでもないと思う国民性を持つ国をみると、日本は第3位です。
浮気をしない国ランキングのトップはインドネシア。イスラム教ということ、支配欲が強いことが理由に挙げられます。
そして、意外にもフランス人が第2位です。
これはカップルや夫婦が一緒に過ごす時間が多く、浮気をする機会が少なくなること、女性側は女性としての魅力を失わない努力をするため男性がロマンティックな気持ちを持ち続けられるということがあるそうです。
ちなみに浮気性の人が多いのは、タイ、デンマーク、イタリアと続きます。筆者の住むイギリスは、10位内に位置しています。そう言えば、ここ数年で旦那さん(イギリス人)の浮気が原因で離婚をした友人は4名ほどいます汗
もちろん、誠実なイギリス人もそれ以上にたくさんいます。
ほど良い距離なんてあり得ない恋愛
いくら恋愛中と言っても、友達と出かける楽しみも止められませんね。友達と恋人のことについてお喋りをするのはすごく楽しいことです。ところが、国民性によってはそんなバランスは消え、嫉妬の嵐が吹きまくることも!
インド人は一般的に、ヤキモチ焼きと言われています。ITに強いというイメージのインド人ですが、カップルになるとラブコールが日に何度もきたり、情熱的な愛情表現をします。
また、家族の絆が強く、インド人男性は自分の親の意見に従う傾向があります。そんなインド人とは、合えば極楽、合わなければ地獄という将来が待っているのかもしれませんね。
驚きの連続という一途な恋愛をしたい場合はおすすめの国となります。
幾つになっても恋愛♡
年齢をとても気にする国があれば、年なんてナンバーだけのものと考える国もあります。イギリスは断然後者です。前者は往々にして、この年になったら○○をするのはおかしい、という考え方になりがちなところがあります。
60歳70歳またはそれ以上の人が恋愛するなんてと思ってしまうのは、人生少しもったいないかもしれません。父や母というイメージがいつの間にか先行してしまっているせいかもしれませんね。
「幾つになっても恋愛したい」という気持ちはあるものの、行動が結びついていない場合もあります。
ところが、海外では何歳でもときめく恋愛をする、それがノーマルな国があります。別にセレブでなくても一般の人が着飾って夜に出かけ、好きな人との食事や演劇を楽しむのです。
歳を重ねたからこその経験が、大切な人と過ごす時間を若い人たちとはまた違った、素敵なものにできたりします。恋愛は若い人だけのものではない、子どもがいたとしても優先順位は一つだけに限らず、何かがあるから何かを失うという考えがありません。
恋愛のジェンダーレス化もオープン
ジェンダーとは社会的・文化的な性、ジェンダーレスとは、男女または中性や両性などジェンダーギャップのない、またはジェンダーギャップを無くそうとする考え方のことを指します。ジェンダーレスの大きな特徴はファッションですが、恋愛においてもその傾向が見られます。
男らしさ、女らしさを押しつけられることなく、または恋愛対象も自由だったりします。
そして、英語圏の国々では”恋愛感情を抱くものの、性的感情は抱かない”ロマンティック・アセクシュアルという傾向もあります。
注目すべきは、このような恋愛がとてもオープンで、人々が受け入れていることです。
ヨーロッパで生まれた「LGBT」(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)という用語が今や世界中で使われていることも流れを押していると言えるでしょう。
ここでまた少し余談!
下記記事では、英単語アプリ「mikan」を使った学習方法についてご紹介しています!ぜひ皆さんの英語学習に役立ててみて下さい♪♪
海外の恋愛観を知れば、外国人との恋愛も怖くない?
海外の恋愛観のほんの一部をご紹介しました。他にも、フィジカルコンタクトがとても多い、日本のように正式に告白をしてから付き合うことがないなど多々ありますが、逆に外国人にとっては逆に驚きの恋愛観になったりします。
そんな違いが面白いと言えるうちは外国人との恋愛がうまくいくのかもしれません。そこからはやはりコミュニケーション力が必須です。
オンライン英会話には様々な国出身の講師が揃っています。都度、講師たちに聞いてみれば、この記事以上の恋愛観の発見があるかもしれませんね!

イギリスであっという間に17年目、毎日英語を使って生活中。 外資系製薬会社勤務や各国への旅行で英語を使ってきたものの、南ロンドンでの生活は人生にもコミュニケーション力アップにも貴重な経験に。暮らしの英語はもちろん、イギリス人夫と運営する剣道道場のメンバー達とのやりとりをメインに、息子のUK大学受験サポート、日本文化を紹介する地元グループ代表として行政とのやりとりなど幅広く活動しています。言いたいことは表現すべきとする文化は性に合っているようでイギリス生活をハッピーにアクティブに送っています。英国代表ジュニアとして剣道をする息子の応援にヨーロッパ各国に飛ぶこともある、口だけ八段の道場おかみの夢は日本・イギリス完全2拠点生活。