
地中海の中心に位置し、美しい海と歴史的な建造物で知られるマルタ共和国。そんな魅力的なマルタには、独自の文化が息づくカフェやスイーツのお店が数多く点在しています。
観光地として人気のマルタでは、カフェでリラックスしながら存分にその魅力を堪能することができることも楽しみの一つです。
本記事では、マルタならではのカフェ文化や留学・旅行中に訪れるべき注目のお店についてご紹介します。
マルタ島とは?
マルタ島は地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ共和国を構成する主要な島の一つです。
美しい海と歴史的な建築物が融合したこの地は、ヨーロッパはもちろん世界中から多くの観光客を惹きつけています。
その独自の文化と景観に加え、リゾート地としても大変人気があり、地中海の穏やかな風を感じながら、夏季のシーズン中はのんびりとした時間を過ごす人々でいっぱいになります。
マルタ島は、古代から地中海交易の要所として多くの文明が行き交い、豊かな歴史遺産を有しています。ユネスコの世界遺産にも登録されている首都バレッタには、中世の騎士団が築いた壮大な街並みや要塞が存在し、旅行者の心を掴んで離しません。
また、リゾート気分を満喫できるビーチや澄み切った青い海でのアクティビティも充実しています。
マルタ留学が人気の理由
マルタ共和国での留学は、近年ますます人気が高まってきています。その理由の一つに、地中海の美しい自然環境と世界中から多くの人々が集まることによる、異文化交流の楽しさが挙げられます。
マルタは小さな島国ですが、英語が公用語の一つとして広く使われており、語学学習を目的とした留学生にとって最適な環境だと言えます。
また、マルタは他のEU圏諸国と比べて、物価がまだ安い方であり、カフェでのコーヒー一杯も日本と比べてリーズナブル、もしくは同等の価格設定です。
学生にとって経済的にも優しい環境が整っており、語学力を高めるだけでなく、歴史的建造物やリゾート気分を満喫できるビーチ巡りなど、充実した生活を送ることができます。
このように、マルタでの留学は学びとリラックスの両立ができるだけでなく、異文化体験や観光も存分に楽しめるため、多くの人々に留学先として選ばれているのです。
マルタのおすすめカフェ10選!
観光地として注目を集めるマルタでは、個性豊かなカフェが点在し、リラックスできる空間が旅人や地元の人々を魅了しています。
歴史的な側面を見ると、マルタのカフェ文化は長い年月をかけて形成されており、ヨーロッパ諸国の影響を色濃く受けています。
また、イタリアのシチリア島の文化が反映されたスイーツやコーヒーも特徴的です。内装や外観にも細やかな心遣いがあり、アートな雰囲気を楽しみながら、地元の素材を活かした味わいを堪能できます。
また、マルタのカフェは観光客だけでなく、地元の人々の日常生活にも深く根付いています。地元の人々は朝にカフェでエスプレッソを楽しんだり、仕事終わりに友達や家族とゆったりとした時間を過ごすために訪れることが多いです。
スイーツや軽食としては、マルタ特有のパスティッチやカンノーレが特に人気で、地元の味を求めて訪れる人が絶えません。
また、カフェはただの休息の場ではなく、コミュニケーションの場としても利用されます。こうした背景から、地元の人々が足しげく通う隠れ家のようなカフェも数多く見られます。
そのため、マルタを訪れる観光客にとって、カフェ巡りは旅行プランに欠かせない楽しみのひとつです。ここでは、旅の途中でぜひ立ち寄りたい、特におすすめのカフェ10選をご紹介します。
Caffe Cordina
マルタ共和国の首都バレッタに位置する「カフェ・コルディナ」は、1837年創業の歴史ある老舗カフェです。店内の美しいアーチ型の窓やクラシックな内装は、訪れる人々をタイムスリップさせるような独特の魅力があります。
ここでは伝統的な地元スイーツや、観光の合間にぴったりのコーヒーを楽しむことができます。広い座席数を誇り、屋内外どちらでもリラックスして過ごせるため、地元の人々から観光客まで幅広い層に愛されているカフェです。
Museum Cafe
バレッタのアートと歴史を感じることのできる「ミュージアムカフェ」では、マルタの定番スナックである「パスティッチ」をぜひ味わってみてください。
パスティッチはサクサクのパイ生地の中にリコッタチーズや豆のペーストが詰まった一品で、地元の伝統的な軽食として広く親しまれています。
また、カフェ自体がおしゃれで落ち着いた空間を提供しており、観光中のひと休みにぴったりな場所です。
Kyoto Japanese Bakery
スリーマ地区にある「キョウト・ジャパニーズ・ベーカリー」では、和菓子も洋菓子も揃ったベーカリーカフェです。
サクサクのメロンパンや抹茶あんぱん、抹茶ラテなど馴染みのあるものを楽しむことができるため、留学中に日本の味が恋しくなったら気軽に立ち寄ることができます。
LOT 61 Coffee Roasters
数多くあるマルタのカフェの中でも、本格派の味を提供する「ロット・シックスティーワン・コーヒー・ロースターズ」は、バレッタを代表する人気店のひとつです。
ここでは、マルタ産をはじめ世界各地の厳選豆を自家焙煎し、オリジナルブレンドを提供しいます。
ミニマルな店内でバリスタが丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーは、多くのコーヒー愛好家に支持されていて、コーヒー好きの方にはぜひ試してほしいカフェです。
Busy Bee Cafe
「ビジー・ビー・カフェ」は、マルタで地元住民からも観光客からも絶大な支持を受ける老舗カフェです。
特に自家製のカンノーレは、クリーミーなリコッタチーズのフィリングとサクサクの生地が絶妙なバランスで、多くの人々が何度もリピートしています。
このカフェはスリーマとセントジュリアンのエリアに店舗を構えており、観光の合間に立ち寄りやすいのも大きな魅力です。
Coffee Circus
「コーヒー・サーカス」は、一歩足を踏み入れるとアートギャラリーのようなユニークなインテリアが訪問者を出迎えてくれる、おしゃれなカフェです。
マルタのカフェ文化をさらに深く体験したい方にぜひ訪れていただきたいスポットで、落ち着いた空間で一息つきながら、地元産の食材を使用したスイーツも味わえます。
GIO Café
セントジュリアンには、さまざまな文化の影響が融合したユニークなカフェが点在しています。
その中でも特に注目したいのが、多国籍なメニューや居心地の良い空間が広がる「ジオ・カフェ 」です。
このカフェでは、美しいプレゼンテーションのデザートや彩り豊かな食事を楽しみながら、地元の人々の日常の暮らしに触れることができます。
La Crema
スリーマとセントジュリアンエリアでは、美しい海辺の景色を楽しみながら過ごせるテラス席があるカフェも多いです。
特に晴れた日の朝や夕暮れ時には、地中海の心地よい潮風を感じながら、コーヒーやスイーツを堪能することができます。「ラ・クレマ」はその一つで、焼き立てのクロワッサンや多種多様なスイーツが評判です。
Bella Sicilia
「ベッラ・シシリア」はその名の通り、シチリアの伝統菓子を楽しむことができる隠れ家的なカフェです。
カンノーレやカッサータといったイタリアのスイーツが豊富に揃っており、マルタでシチリアの味を堪能できると評判です。カジュアルな店内はローカル感に溢れており、地元の人々との触れ合いも楽しめます。
Palazzo Parisio
ナッザール地区にある、18世紀に使用されていた邸宅を改装した「パラッツォ・パリソ」は、美しい庭園と噴水が広がるティーガーデンです。
季節のパティスリーやアフタヌーンティーを、優雅な邸宅空間で楽しむことができます。込み合わないリラックスしたひと時を過ごしたい方におすすめです。
マルタにある日本でもおなじみのカフェチェーン
日本でもおなじみのカフェチェーンが進出し、現地の人々や観光客の間で利用されています。
旅行中に馴染みのある味を楽しめるのは安心感がありますよね。以下では、マルタにある代表的なカフェチェーンについてご紹介します。
まず、日本でも大人気のスターバックスコーヒーは、マルタでも数店舗を展開しています。観光地でよく見かけるため、どこにいても気軽に立ち寄ることができます。
バレッタやスリーマのエリアに店舗があり、観光の合間に一息つきながらコーヒーやスイーツを楽しめます。
次に紹介するのは、コスタコーヒーです。こちらも日本で馴染み深いカフェチェーンの一つで、マルタでもその名前を目にすることができます。イギリス発祥のカフェチェーンとして、特にクリーミーなラテや濃厚なケーキが人気です。
マルタにあるカフェチェーンでは、コーヒーやスイーツはもちろんのこと、地元ならではの素材を取り入れたマルタ限定メニューも楽しむことができます。
また、これらのカフェチェーンは、観光中に無料Wi-Fiを利用したいときや、ちょっとした休憩をしたいときにも便利です。日本で慣れ親しんだチェーン店を海外で利用できるのは、旅行の安心ポイントの一つですね。
マルタでカフェに行く際のマナー・注意点
マルタには、おしゃれで美味しいコーヒーやスイーツが楽しめるカフェが数多く点在しています。
ですが、観光客が多いエリアや地元の人々が集う隠れ家スポットでも、いくつかのマナーや注意点を押さえておくことで、より快適で楽しい時間が過ごせます。
まず、マルタのカフェでは週末や観光シーズンに混雑しやすいので、事前に席を予約するのがおすすめです。特にテラス席は人気が高く、天気の良い日にはすぐに満席になることが多いです。
また、カフェを訪れる時間にも注意が必要です。多くのカフェは朝から営業していますが、ランチタイムや午後の時間帯には地元の人々も集まりやすいので、できるだけ空いている時間を狙うと良いでしょう。
また、マルタのスイーツやコーヒーはそのボリュームにも定評があります。ケーキは一切れでも非常に大きいことが多いため、注文の際には食べきれる量をよく考えましょう。もし量が多すぎる場合は、友人や家族とシェアすることもおすすめします。
さらに、テラス席では心地よい海風を感じながらリラックスできる一方、日中の日差しが強い場合もあるので、帽子や日焼け止めの準備も忘れないようにしましょう。
最後に、マルタのカフェではスタッフに丁寧な態度で接することが重要です。特にチップは感謝の気持ちを伝える文化として浸透しており、会計額の5〜10%程度をチップとして残すと好印象です。
まとめ
マルタ共和国の魅力は観光スポットだけでなく、カフェ文化にも大いに息づいています。おしゃれな雰囲気で楽しめるカフェや職人技が光るスイーツ、また絶景を眺めながらコーヒーを味わえるスポットが多数存在しています。
バレッタやスリーマ、セントジュリアンといったエリアでは観光客に人気のカフェが多いですが、地元の人々が愛する隠れ家的なカフェも見逃せません。
さらに、マルタならではの歴史的背景を持つ老舗カフェや、日本でも馴染みのあるカフェチェーンがあるため、さまざまなスタイルでリラックスしたひとときを過ごすことができます。コーヒー1杯の価格も手頃で、気軽に利用できる点も魅力的です。
マルタ旅行や留学中にカフェ巡りを楽しむ際には、地元の文化やマナーにも配慮しながら、ぜひお気に入りのカフェやスイーツを見つけてみてください!
◇経歴
高校は日本国内の文部科学省グローバル教育指定校に通学。
高校卒業後、タイの国立タマサート大学に1年間正規留学。
その後、転入先であるチェコの国立マサリク大学で政治とメディア学を専攻。
イギリスの企業でマーケティングインターンを経験し、その後ジュニアマーケターとして採用され、英語での実務経験もあります。
◇資格
・TOEIC 800(高校2年次取得
・ IELTS 6.5(高校3年次取得
・ CEFR C1 (大学2年次取得)
◇留学経験
・アイルランド・ダブリンで2週間のホームステイ (高校2年次)
・タイ国立タマサート大学(1年間正規留学)
・チェコ国立マサリク大学(現在3年目で政治とメディア学専攻)
◇海外渡航経験
・25カ国訪問済み(例:ギリシャ、ベトナム、アルバニアなど)
・現地での留学やインターンシップの経験あり
・現在は30歳までに30カ国訪れることが目標
◇自己紹介
旅行が大好きで、異文化交流や新しい経験を大切にしています。これまでの経験を活かし、留学の良さを伝えていけたらと嬉しいです。