海外の危険な国を知り、旅先で危険を最大限避ける方法

海外、危険、留学、生活

InstagramやPinterestなどのSNSに載る旅行記で、海外の街や絶景が気軽に見れるようになりました。

日本人がまだあまり行っていない国に行きたいなぁ
サプライズ感のある旅がしたいなぁ
あの世界遺産を絶対観たい!

旅行先を決めるときは、これから観る光景や出会いなど、限りない可能性に心がウキウキしますね。

旅行の目的は人それぞれですが、どんな行き先を選ぶにしてもするべき事のひとつに共通点があります。

それは、目的地の治安を調べるということです。

実際に世界には危険な国があり、旅行先で人気な都市でも厳重な注意が必要な地域があるのも事実です。

今回は、海外へいく際に参考にしていただけるよう、危険な滞在先を知るとともに、海外で気をつけるべき行動について解説します。

行くべきでない国・地域リスト

旅の滞在先として、選ぶべきではない危険な国・地域があります。

ここでは、外務省・海外安全ホームページからの情報をもとにみていきます。

危険レベルを警戒レベル1~レベル4に分け、海外の安全情報を確認することができます。

レベル1 十分注意する必要がある
レベル2 不要不急の渡航を避ける
レベル3 渡航を避ける
レベル4 退避の必要がある

なお、情報は情勢次第で常に変わりますので最新のものを入手してください。

海外の危険とは?

海外で起こりうる危険には、以下が考えられます。

過激派組織によるテロ
政府間による紛争
殺人事件
武装強盗
銃撃事件
暴力事件
感染症
自然災害
強盗
スリ
性犯罪、など

これらの危険を念頭において、レベル4とレベル3の国について確認します。

安全が確保されない、警戒レベル4とレベル3の国

外務省・海外安全ホームページから渡航の中止勧告や退避勧告があり、安全確保のできない国は以下です。

シリア
イラク
イエメン
シリア国境地帯のトルコ
アフガニスタン国境付近のイラン
アフガニスタン
パキスタン
ロシア側のウクライナ
ジョージアやアゼルバイジャンの一部
キルギス
タジキスタン
リビア
アルジェリア
西サハラ地域
モーリタニア
マリ
ニジェール
ナイジェリア
チャド
ソマリア
スーダン西南部
南スーダン
ナイジェリア北部
中央アフリカ共和国
エチオピア東部
ケニア東部
ガンビア
コンゴ民主共和国
アンゴラ
マレーシア一部
フィリピン一部
ベネズエラ
コロンビア
エクアドル一部
ペルー一部

特に中東・アフリカ・中央アジアは、ISIS(イスラム過激派組織)やアルカイダなどの過激派組織によるテロ、反政府勢力による事件による危険が考えられます。

上述の”海外で起こりうる危険”のなかでも最も危険ですので、単なる興味本位で絶対渡航するべきではない地域です。

渡航情報・安全情報の確認を必要とすることもなく、目的地から避けるべき国と言えるでしょう。

次に、レベル2についても確認します。

不要不急の渡航、避けるべき警戒レベル2の国

不要不急とは言葉の通り、渡航が重要でも急ぎでもないことです。

特別に行く理由がなければ、以下の国は渡航先リストから外したほうが無難でしょう。

エジプト(リビア側)
スーダン
エチオピア一部
ナイジェリア
モーリタニア西部
ケニア北部
コンゴ民主共和国(中央部以外)
アンゴラ
パキスタン
インド一部
バングラデシュ一部
ミャンマー一部
ラオス一部
フィリピン一部
インドネシア一部
メキシコ一部
ハイチ
ホンジュラス一部
ベネズエラ一部
コロンビア一部
ペルー一部

以上の国々は不要不急の渡航を避けるべき国・地域だということを改めて考えてください。

そして、皆さんが旅行先に選ぶこともあるかもしれないのが、次に挙げるレベル1の国かもしれません。

十分注意するべき警戒レベル1の国

警戒レベル1の国は、以下になります。

ロシア
ウクライナ
カザフスタン
ウズベキスタン
トルクメニスタン
ジョージア
アゼルバイジャン
トルコ東部
モロッコ
アルジェリア北部
チュニジア一部
セネガル
ギニア
シエアレオネ
リベリア
コートジボワール
ガーナ
ベナン
カメルーン
コンゴ
ガボン
エチオピア
ウガンダ
ザンビア
ジンバブエ
アンゴラ西部
マダガスカル
イラン
サウジアラビア
エジプト東部
インド
スリランカ
ネパール
ミャンマー
ラオス
カンボジア
香港(中国特別行政区)
フィリピン
インドネシア
パプアニューギニア
メキシコ一部
ドミニカ共和国
ニカラグア
ガイアナ

ここまで警戒レベル別にみてきました。

やはり、中東・アフリカ・南西アジア・中国以西の東アジアには厳重な注意が必要ということが分かります。

ここからは、警戒レベル1の国のなかで旅行先に挙がる国や地域を取り上げ、詳しくみていきます。

警戒レベル1の国の状況を把握する

警戒すべきレベルが1でも、海外旅行先として人気の都市を持つ国々があります。
人気のモロッコ、カンボジアそして香港について詳しくみてみましょう。

モロッコ

北アフリカ西部に位置するモロッコは、異国情緒たっぷりで人気の国です。

マラケシュはモロッコを代表する人気都市であり、スーク(市場)の喧騒を楽しみ、屋台でモロッコ料理をつまみ、迷宮都市フェズへ足を伸ばすといったプランが魅力的です。

しかし、モロッコは国全体がレベル1で十分警戒すべきレベルとなっています。全土にテロの脅威があり、観光客が集まる場所や宗教施設などへの立ち寄りは注意が必要です。

日本人観光客も増加の傾向がありますが、観光客を標的としたスリなどの犯罪も比例して増えています。

また、一部のモロッコ人客引きが勧誘を断ったアジア人へひどいセリフを言うこともあるようです。

こういったシーンでは相手に問題があると割り切り、気持ちを切り替えて旅を続けましょう。

カンボジア

カンボジアといえば東南アジアでも人気の国ですね。

巨大遺跡群アンコールワット、王宮巡り、湖上生活をする人々など、同じアジアでも日本とは全く違う文化が魅力です。

しかし、カンボジアも全土で警戒レベル1です。

プノンペンやシェムリアップを中心にひったくりや凶器を使用した強盗事件に日本人旅行者が巻き込まれる事件も発生しました。

SNSや掲示板で、海外で短期間に高収入が得られるといった誘い文句をみた日本人が安易にカンボジアへ渡航し、意図せずに犯罪の加害者になってしまう事件も発生しています。

香港

日本から比較的近く、美味しいものとエネルギッシュな雰囲気の香港。

2019年7月、「逃亡犯条例」の改正案に反対するデモが始まって以来、”雨傘運動”などその講義デモは長引いています。

このような香港の混乱から、現在ランタオ島などを含め全土がレベル1になっています。

万が一、デモに遭遇した場合でも、抗議活動の様子などをスマホで撮影したりせず速やかに離れることが重要です。

この他にも、日本人にとって親しみのあるタイ、フィリピン、エジプトなども治安の確認をするとともに、近づくべきでないエリアの把握、そして旅行者が集まるエリアでの行動に十分注意することが必要です。

タイであればパタヤ、フィリピンなら特に南部やミンダナオ島、エジプトならシナイ県やリビアとの国境地帯などは危険なエリアと言えます。

海外で危険を避けるためにすべきこと

とうとう実現する憧れの国への旅、計画を始めた時から待ちに待った滞在先での特別な時間。

旅は非日常の最たるもの、開放感に包まれるのは当然です。

そして、ここで気が緩んでしまうのも現実ではないでしょうか。

しかし、日本にいる感覚でいると痛い目にあってしまうこともあります。

事前に治安の確認をして安心するのではなく、しっかりと安全対策をしましょう。

旅を素晴らしい時間として完結するためにも、海外では危険を避けるためにすべきことがあります。

たびレジの登録

海外旅行に行くときは「たびレジ」にぜひ登録しましょう。

渡航先の大使館・総領事館から最新の安全情報がメールで届いたり、緊急時にあなたの安否を確認してくれます。

たびレジ登録↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf

大使館・領事館の確認

渡航先の大使館・領事館を確認しましょう。パスポート紛失などの際に必要です。

万が一の紛失や盗難のときのため、パスポートはコピー控えを取り、別にキープします。

日本人のパスポートは世界でも一番高く売れると言われ、盗難には十分に気をつけなければなりません。

同行者とパスポートコピーや写メを交換し、どちらかが緊急の事態になっても控えがあるようにするのもおすすめです。

日本旅行業協会ガイドラインの確認

旅行業界は観光庁指導のもと、旅行安全マネジメントを推進しています。

海外旅行の安心安全の実施のために、以下からガイドラインを確認してください。

日本旅行業協会ガイドライン:
http://www.jata-net.or.jp/membership/info-overseas/pdf/150805_mofanzn.pdf


困った時に使える!英会話の表現集はこちらから

nativecamp.net


自分の身を自分で守る行動

・危険な場所には近づかない
・多額の現金・貴重品は持ち歩かない
・見知らぬ人を信用しない
・ホテルのなかでも安心せず注意する
・もし犯罪にあったら抵抗しない
・現地の観光施設やイベント会場など不特定多数の人が集まる場所の滞在はできるだけ短くする

また、海外旅行保険に加入し、事故や紛失のための補償をしておくことも大切です。

これらはいつの時代にも言われることですが、やはり気持ちを「海外モード」に切り替え、旅行中は安全面を常に意識します。

女性旅や1人旅でも自分の身は自分でしか守れないことをしっかりと考え、一時の誘惑に負けることのない行動をすることが重要です。

また、イスラム教の国では肌を露出した服装はさけるなど、訪れる国の文化を尊重した行動をしましょう。

SNSにも危険がひそんでいるかもしれない現実

インターネット普及のおかげで、これほどSNSが盛んな時代もありませんね。

旅は人との出会いも楽しみの一つですが、ここでぜひ気をつけていただきたいことがあります。

見知らぬ人といつでも繋がれる時代、英語を勉強している皆さんが旅行先で現地の人と会ってみたいと思われることもあるのではないでしょうか?

行く先で地元の人に現地案内をしてもらいたいと考え、SNSでローカルな人を探すパターンです。

事前にやり取りをするなかで相手を信用し、現地で実際に会えば盛り上がるのは自然です。

しかし、相手は身も知らぬ他人、運が悪ければ犯罪に巻き込まれる可能性さえあることを考えるべきです。

すべてに対して懐疑的になる必要はありませんが、開放感100%で行動する危険は知っておかなければなりません。

十分な準備そして確かな行動の上で、楽しい旅が実現されると言えるのです。

海外の危険な国を知る・まとめ

日本は世界のなかでもやはり安全だと言える国です。

旅の醍醐味のひとつは、日本とは違う文化を発見することでもありますが、海外の国々を考えるときは治安を含め、その国の文化と言えるのではないでしょうか?

それぞれの国の状況は日々変化しています。

安全に関しても最新情報を入手する必要があります。

この記事を執筆中、まさにイギリス内務省がイギリス国内のテロ脅威レベルを「severe」(深刻)から「substantial」(実在する)に格下げしました。

イギリスは警戒レベルはいまだ1以下ですが、テロに対する特別な警戒が必要とされているのと、昨今の刃物を使用した犯罪の急増には注目せざるをえません。

私もイギリスで暮らし、大使館から在英邦人が被害にあったケースや宗教行事に対する注意喚起などのメールが届きます。

普段はあまり危険を感じていなくても、このようなお知らせがくると気持ちが引き締まります。

たびレジにはぜひ登録する。危険を避ける行動を心がける。などして、安全で素晴らしい旅にしてくださいね。

※本記事の情報は、2019年11月時点のものになります。

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