英文法を学習するならこれ!おすすめ参考書をご紹介します!

英文法学習にお勧め参考書、レベル別英文法参考書、ネイティブキャンプ

全般的な英語力を身に付けたいと思うなら、英文法の学習は避けて通れません。コミュニケーション能力に特化したい人でも、最低限の文法知識は必要です。

また中学生・高校生だと、高校・大学受験のために英文法の勉強が必要になることもあるでしょう。

そんな英文法を学ぶのに役立つのが、参考書や問題集。

英文法の勉強が必要な人は、英文法関連の参考書・問題集を探してみたことがあるのではないでしょうか。

しかし文法関連に関わらず、膨大な数ある英語の参考書。どれを選べば良いかわからない人もいるでしょう。

そこで今回は、私が実際に使ってみてよかったものも含め、英文法を学ぶときにおすすめの参考書をご紹介していきます。

おすすめのレベルも併せてご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.「English Grammar in Use」ー英語で文法を学びたい人に

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

おすすめ英語レベル:初級以上
難易度:各レベルに合わせた難易度
問題量:多め

みなさんご存知ケンブリッジから発行されている、英文法の参考書。

レベル別にわかれており、 「Essential Grammar in Use(初級)」
「English Grammar in Use(中級)」
「Advanced Grammar in Use(上級)」
という構成になっています。

私の一番最初の英文法参考書は、この中級レベル向けの「English Grammar in Use」。

イギリスで購入したので、英語版でしたが、初級用と中級用は「マーフィーのケンブリッジ英文法」というタイトルで和訳版も出ています。

中級レベルくらいまでは、文法を日本語で理解した方が簡単なので、解説などが和訳されている和訳バーションが良い人もいるでしょう。

上級には和訳版がないので、必然的にオリジナルの英語版になりますが、上級レベルなら英語で英語を学習した方が、レベルアップしやすいです。

ケンブリッジが出版しているため、英語はイギリス英語ですが、イギリス英語もアメリカ英語も文法の違いは小さいものですから、アメリカ英語を学びたい人がこれを使っても問題ありません。

例文が自然なことや、各セクションごとに問題があるのもおすすめポイントです。

これに最初の方からじっくり取り組むもよし、苦手に感じているセクションから手をつけるもよし、さまざまな使い方ができます。

これ1冊あれば、英文法はマスターできるのではないかというほどの良書です。

ケンブリッジの参考書は本当に質が高く取り組みやすくなっているので、英文法以外のものも興味があれば見てみましょう。

ちなみにアメリカ英語版もあります。

こちらは 「Basic Grammar in Use(初級)」
「Grammar in Use Intermediate(中級)」
の2レベルのみとなっています。

2.「英語のしくみ」ー全レベル対応!読書好きにおすすめ

英語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

英語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

おすすめ英語レベル:全レベル
難易度:低
問題量:無

私が今でも愛用している文法書は「言葉のしくみ」という人気シリーズの1つである「英語のしくみ」です。

本を読むような感じで英語という言語のしくみが学べます。発音のしくみなどについても解説がありますが、本文の大半は文法関連で構成されています。

入門者から上級者まで、幅広いレベルの人に読んでみて欲しい1冊。
「英語という言語はこういう言語なのか」と納得しながら読み進められます。

文法に関しての説明もとても丁寧。私も今でも「あれってどうだったかな?」と思ったときに、この本を開きます。

私は10年以上前に発行されていたものと、現行版どちらも持っているのですが、2つを比べると、新版は文法以外の説明が多くなったと感じます。また知りたいことをもくじから引くことができなくなってしまい、とても残念です。

しかし、それでも役立つ情報満載なことには変わりありません。

説明されている文法は、ごく基礎的なものではありますが、これさえあれば日本語の説明で深く文法について理解することができます。

文法の勉強をあまりせずに、コミュニケーション特化で英語力をアップしてしまった人が、文法知識をしっかりとさせるためにもおすすめ。

特に今から英検などのテストを受けるなら、正確な文法知識が必要になるので、この本を使って補強するといいでしょう。

ただし、これ1冊で英文法をマスターできるわけではありません。

時制や英語の考え方などについて深い知識を知り、使いこなすことができるようになるための本なので、これも使いつつ、他の参考書や問題集も併用するのがおすすめです。

余談ですが、私は「スペイン語のしくみ」も使ってスペイン語学習に役立てています。

その他メジャーな言語から、「日本語のしくみ」や「ラテン語のしくみ」などといったものもあり、言語マニアにはたまらないシリーズです。

3.「ゼロからスタート英文法」ーとっつきやすい文法書を探している人向き

ゼロからスタート英文法 CD付

ゼロからスタート英文法 CD付

おすすめ英語レベル:入門~中級
難易度:低
問題量:無(別冊の問題集をセット購入するのがおすすめ)

これは私が学習用に使ったわけではなく、英語を教えるときにおすすめしやすいと感じた1冊です。

「ゼロからスタート」とありますが、英文法入門のみではなく、かなり幅広い範囲にわたって非常にわかりやすい解説がなされています。

そのため後半は、中級レベルの人にもありがたい項目がちらほら現れるはず。私が読んでいても、「なるほどなー」と納得する内容も多いです。
(英文法の説明の仕方が学べるので、英語を教える仕事に就きたい人にも意外とおすすめです。)

文章量もそれほど多くなく、可愛いイラストがちょこちょこ現れるので、あまり文章を読むのが好きではない人にもおすすめ。

文法用語についてもわかりやすい説明がされています。文法用語は英語をマスターするためにはそれほど重要ではありませんが、受験英語には必須ですし、知っておくと学習がスムーズに進む場合もあります。

この本を読むだけでは、なかなか記憶を定着させるのは難しいので、別冊の「ゼロからスタート英文法 問題集」もセットで使うといいでしょう。

また5文型に関する記事を載せておきます。英文法の学習と合わせて目を通してみてください!


nativecamp.net


参考書・問題集で学んだ知識を確立するための方法

ここまでおすすめの英文法参考書をご紹介しましたが、こうした参考書はただ読んだり問題を解いたりすれば良いというわけではありません。

なぜなら私たちの記憶はどうしても時間とともに薄れていくからです。

学習した記憶を薄れさせないためには、しっかり記憶を自分の能力として確立することが大事。

そのために、学んで理解したことを誰かに説明するのがおすすめです。

とは言え、あなたの英文法知識を聞いてくれる人が周りにいる人ばかりではありませんよね。寧ろそんな人がいる人は少ないでしょう。

そういった場合は、誰かに教えている気になって文章化したり、口頭で説明してみたりしましょう。

またオンライン英会話のレッスンで、先生相手に説明してみてもいいかもしれません。

学んだ英文法を英語で説明することができれば、あなたの英語力はかなりレベルアップします。

また合わせて英文法の勉強法の記事も載せておきますので、チェックしてみてください!


nativecamp.net


まとめ

私のお気に入りの英文法参考書をご紹介しましたが、気に入るものはありそうでしょうか。

語学が好きで知識欲豊富な人なら
「英語のしくみ」は本当におすすめですが、読書嫌いで英文法に苦手意識があるなら、まずは「ゼロからスタート英文法」から始めてみるといいでしょう。

「English Grammar in Use(マーフィーのケンブリッジ英文法)」はどんな人にもおすすめです。

こうした参考書は好みもあるので、実際に手に取り相性が良さそうかどうかをチェックしてから、購入するようにしてください。

ちなみにネイティブキャンプの教材にも、英文法に関する教材があります。

こちらもレベル別になっていて、レッスン上で実際に例文を使いながら英文法を学べる仕組みになっているので、英文法の学習にぜひ役立ててみてくださいね。