「臆病な性格です」って英語でなんと言う?自分の性格を説明する英語表現

臆病な性格、イラスト、人

あまり親しくない人や初対面の相手と話をしていて、どんな性格ですか?と聞かれたら、なんと答えますか?

日本人同士の会話では、 “People tell me that I am bright and cheerful person, but actually I am not.
I am shy, timid, and I feel uncomfortable around someone I don’t know very well”

「明るいって言われるのですが、実は小心者で、よく知らない人といるのは苦手なんです」

こんな風に、ポジティブな表現は「人から言われた」と説明してマイルドにし、ネガティブな性格を付け加える人が多いと思います。

しかし日本のように「察する」「謙虚になる」ことを良いことと考えない文化の国も多いようですので、やりすぎには注意しましょう。

今回は自分の性格を英語で説明するシリーズ第二弾!
「臆病」をテーマに英語表現をご紹介します!


第一弾「英語で性格を説明したい~!怖がり・泣き虫・心配性に恐妻家も?!」も要チェックです!


どんな性格?と聞かれたら・・・。

早速、冒頭で紹介した英文について見ていきましょう。

“People tell me that I am bright and cheerful person, but actually I am not.
I am shy, timid, and I feel uncomfortable around someone I don’t know very well”

「明るいって言われるのですが、実は小心者で、よく知らない人といるのは苦手なんです」

「人から言われた」と説明してマイルドに説明するときに便利なのが「People tell me」です。

“People tell me”
“My friends tell me”
“My BF tells me”
“My parents always told me”

上から直訳すると”人々は言う”ですが、誰が言ったのか明確にしたくないときにPeopleを主語にすると便利です。
「友達に言われる」「彼に言われる」最後は、「親にいつも言われる」です。

Alwaysをつけると、「いつも言われすぎていてちょっとうんざり」というニュアンスがあります。
一方で、「今は近くにはいない親を思い出して懐かしい気持ち」などのニュアンスもつけることができます。

I am told that~と受け身の形にしても大丈夫です。

“but actually……”

これは、口語で頻繁に使われる、とても便利なフレーズなので是非使いこなせるようにしてください。「実はね」「本当はね」と言う意味です。

「本当はね」の英訳として to tell the truthもありますが、こちらは重い表現です。

どんな告白が飛び出すのだろう?という雰囲気になるので、気軽な会話の場合は、but actually を使いましょう。

恥ずかしがり屋・小心者・気が小さい・臆病の言い方

Shy 恥ずかしがり屋
Timid 気が小さい
Coward 臆病者

恥ずかしがり屋はShyです。日本語だと、「シャイな大人」には特にネガティブなイメージはありませんが、きちんと「自己主張できるのがきちんとした大人」と思われる国では、大人なのにシャイというのは子供っぽいと思われることもあります。

また、shy, timid, cowardの三つとも、人に言われてうれしい言葉ではないので、他人を表す言葉として使わないようにしましょう。
特に男性相手に”You are a coward“などというと喧嘩になります。

ちなみに「子供っぽい」は英語でchildishと言いますが、これは性格が成熟していない、大人になりきれていないというネガティブなイメージの言葉です。

例えば「子供のように無邪気に遊んだ」などのポジティブなイメージで使う場合は、childlikeまたはlike a childを使いましょう。

childishの類義語にimmature があります。Mature (成熟)をimで否定している言葉なので、「未熟な」という意味になります。

I feel uncomfortable with~

~といると落ち着かない、居心地が悪いというときに便利な言い回しです。

逆に、~といると落ち着く、居心地が良い場合は I feel comfortable with~ と言います。

英語で自己紹介をするときはポジティブに!

海外で自己紹介をするときは、ポジティブな表現を心がけましょう。

例えば

I am a positive, open-minded person. I am curious to learn something new.
My foreign friends told me that I am punctual and methodical.
But it’s not just me. I think it’s a characteristic of Japanese people.

「私はオープンで、積極的で、新しいことに対する好奇心が旺盛です。外国人の友達には、几帳面で、清潔好き、時間に正確だと言われますが、これは私に限ったことではなく日本人全体の特徴だと思います」

日本のように「察する」「謙虚になる」ことを良いことと考えない文化の国も多いので、自分の長所をまず説明したほうがいいです。

日本人の特徴を英語で表すと・・・

ちなみに、海外で日本人の特徴だと思われている性格は Clean (清潔好き)
Kind (親切)
Polite (礼儀正しい)
Shy (恥ずかしがり屋)
Punctual (時間に正確である)
Intelligent (頭が良い) この辺りはよく言われますが、 have no idea what is in their mind. (何を考えているかわからない) Not logical (論理的ではない)
Not honest (正直ではない)
Not open (オープンではない)
Japanese people don’t have their own opinions. (日本人は自分の意見がない。) この辺りも、よく聞きます。

日本人同士であれば、察し合って理解し合えることも、外国人相手では、きちんと説明しないと分かってもらえません。

オープンになんでも話さない→隠し事がある→正直ではない→何を考えているかわからない

こんな風に思われたら嫌ですね。

英語で話す時は、なんでも説明する習慣をつけましょう。

例えば、
I think it is a very stereotypical Japanese image.
(それはとてもステレオタイプな日本人のイメージだと思う。)

Japanese understand each other without speaking.
It’s not cool to explain everything in our culture.

(日本人は、言葉に出さずに伝え合う。日本の文化では、全て説明するのはクールじゃない。)

性格を表す英単語

最後に、性格を表す単語の一覧です。

うまく組み合わせて、自分を説明してみてください。

単語の後につけている(+)はポジティブなイメージ、(-)はネガティブなイメージです。どちらとも言えないものには印はつけていません。

Aggressive(-) 攻撃的な、好戦的な
Ambitious(+) 野心的な、意欲的な
Arrogant(-) 尊大な、偉そうな

Bold(+) 大胆な、勇敢な
Brutal(-) 乱暴な、冷酷な、残酷な

Cheerful(+) 明るい、楽しい、朗らかな
Childish(-) 子供っぽい、大人になりきれていない
Childlike(+) 子供のような、無邪気な
Cleanly(+) きれいずきな、こざっぱりした
Clever(+) あたまが良い、賢い
Conservative 保守的な、伝統的な、古臭い
Cool 冷たい、格好良い
Cooperative(+) 協力的な、協調性のある
Courageous(+) 勇気のある、度胸のある
Cowardly(-) 臆病な、小心者の、怖がりな
Cruel(-) 残酷な
Curious(+) 好奇心がある
Cynical(-) シニカルな、皮肉な、冷笑的な

Decent(+) ちゃんとした、きちんとした、礼儀正しい
Delicate(+) デリケートな、繊細な
Desirable(+) 魅力的な、好ましい
Devoted(+) 熱心な、献身的な
Difficult(-) 難しい、気難しい
Dishonest(-) 正直ではない、嘘つきの

Eager(+) 熱心な
Easygoing(+) 気楽な
Egoistic(-) 自己中心的な、エゴイスティックな

Feminine(+) 女性的な
Flexible(+) フレキシブルな
Foolish(-) 馬鹿馬鹿しい、愚かな
Forgetful(-) 忘れっぽい
Formal(+) フォーマルな
Frank(+) フランクな、気楽な
Friendly(+) 友好的な、フレンドリーな

Generous(+) 心が広い、気前が良い
Genius(+) あたまが良い
Gentle(+) やさしい
Greedy(-) 欲深い

Honest(+) 正直な
Humble 控えめな、卑しい

Ignorant(-) 無知の、知識がない
Imaginative(+) 想像力豊富な
Immature(-) 未熟な、大人になりきれていない
Impatient(-) 忍耐強くない
Innocent(+) 無垢な
Insensitive(-) 感受性のない
Intelligent(+) インテリジェント、かしこい
Irresponsible(-) 無責任な

Jealous(-) 嫉妬深い

Kind(+) 親切な
Knowledgeable(+) 知識が豊富な

Liar(-) 嘘つきの
Loose(-) だらしのない

Masculine男性的な
Mature(+) 成熟した
Mean(-) 意地の悪い
Merciless(-) 容赦ない、無慈悲な
Modest(+) 謙虚な、慎み深い、控えめな

Naive(-) 生まれつきの
Narrow(-) minded(-) 心が狭い
Nasty(-) 汚い
Naughtyいたずらな
Needy(-) 貧しい、飢えた
Nervous(-) ナーバスな

Outstanding(+) 際立って目立つ

Passionate(+) 情熱的な
Patient(+) 忍耐強い、我慢強い
Popular(+) 人気がある
Professional(+) プロフェッショナルな、仕事の
Prudent(+) 用心深い、慎重な、分別のある
Punctual(+) 時間に正確な

Rude(-) 失礼な

Selfish(-) 自己中心的な、わがままな
Sensible(+) 気の利いた、賢明な
Sensitive 敏感な
Sentimental センチメンタルな
Shameless(-) 恥知らず
Shy(-) 恥ずかしがり屋の
Strict(+) 厳しい、厳格な
Strong(+) 強い
Sympathetic(+) 同情的な、思いやりのある、同情して

Timid(-) 臆病な
Tolerant(+) 寛容な

Unpopular(-) 人気がない

Violent(-) 乱暴な

Weak(-) 弱い
Weird(-) 変な
Well(-) known(+) よく知られている、有名な
Wise(+) かしこい、頭の良い

「あなたは****(な性格)だね」と言いたい時は、 You are ****(性格を表す形容詞) と言えばいいので言い回し自体は簡単ですが、性格を表す形容詞がもつニュアンスは、日本語と異なることも多いので、知らない単語を使う時は慎重に!

英会話レッスンなどで練習してから使ったほうがいいかもしれません。