難しいけど効果は抜群!シャドーイングをはじめよう

シャドーイングの勉強法、シャドーイングって効果あるの?、ネイティブキャンプ

みなさんは「シャドーイング」という英語学習法をご存知でしょうか?

シャドーイングとは、聞こえてきた英語を少し遅れて声に出していく学習法です。

ネイティブの発音を真似することにより、生の英語のスピード感や発音を身に着けることが出来る、ということで非常に効果的だとされています。

ところがこのシャドーイング、やってみると非常に難しいことが分かります。

自分の声でネイティブの音声がかき消されてしまうため、集中して聞きながら同時に口に出さなければなりませんし、ネイティブのスピードについていくのも一苦労です。

そこで今回は、難しいけど効果は抜群!なシャドーイングにどのように取り掛かっていけばよいか、そしてシャドーイングがどうしても苦手な方にどう学習していけばいいか、攻略法を解説させていただきたいと思います。

シャドーイングが難しい!まずやるべきこととは

いきなり 「シャドーイングをやってみよう!」 と意気込んでも、ほとんどの方が難しくてリタイアしてしまうと思います。

シャドーイングは1回1回のトレーニングで精度を追求することがとても大切ですので、なんとなくできた気になって先に進んでしまっても効果はありません。

そこで、シャドーイングの効果を最大限にするために、以下の手順で進めていきましょう!

①内容理解
→シャドーイングする英文に登場する単語と文法を理解して、訳せるようになる。

どういうことを言っている文章なのかもわからずに何となく口に出すのはNGです。

まずは訳が出来るように単語・文法を調べます。

➁聞く
→お手本となるネイティブ音声をしっかり聞こう。

発音を真似するためには、お手本をよく聞いてどのように発音されているかを知る必要があります。

このとき、強く発音されているところはどこか、つなげて発音される単語はどれかに気を付けて聞くようにしましょう。

もしも音声のスピードを変えられる場合は、スピードを落として聞くと良いでしょう。

③音読
→英文を音読する。

いよいよ声に出して読んでみましょう。
滑らかにいえるようになるまで、お手本を何度も聞いて真似します。

④音読2
→お手本と一緒に音読しよう!

お手本の音声に重ねるようにして、一緒に音読してみましょう。

少し遅れて読むシャドーイングとは違い、うまくいけばお手本とぴったり声が重なるはずです。

「どうも違うな?」と感じたら③の音読に戻って、もう一度発音を確かめましょう。

⑤シャドーイング
→英文を見ながらシャドーイングする。

さあ、いよいよシャドーイングに挑戦です。

文章の意味を意識する必要はありませんので、ひたすら音に集中して、そっくりそのまま発音をすることだけに集中してみましょう。

音声の速度が変えられる場合は遅めからスタートし、中上級者の方ならできるようになったと思えたタイミングで速くしていくと良いでしょう。

なお、シャドーイングをするときは「音声よりも遅れて発音しなくちゃ!」と考えながらやるのではなく「聞いた音声を真似するから、結果的に音声より少し遅れる」という状態をキープします。

形ばっかりになってしまわないように、トレーニングの意味を理解してトライするようにしましょう。

⑥シャドーイング2
→英文を見ずにシャドーイングする。

今度は、英文を見ずにシャドーイングしてみましょう。

お手本の音を聞いて頭の中で英文を書き起こしながら口に出していきます。

英文を覚えることに意味があるわけではありませんので、暗唱することに重きを置くのではなく、聞いた発音を忠実に再現するつもりで取り組みましょう。

⑦シャドーイング3
→英文を見ずに内容をイメージしながらシャドーイングする。

シャドーイングの最終段階です。

ここまでできるようになる頃には、英会話もずいぶん楽にできるようになっているはず。

英会話をするときは、相手の言うことを聞いて意味を理解しながら、次に自分が発話する内容を英語で考え、さらに口に出していかなければなりませんから、このシャドーイングは英会話の習得に最も適した学習法、ということになります。


シャドーイングの効果的なやり方をもっと詳しく検証したブログで、もっとシャドーイングについて詳しくなりましょう!

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超初心者にとってシャドーイングは意味があるのか?

シャドーイングは、ただでさえ難しいトレーニングですから、 「自分は超初心者だし、もっと簡単なトレーニングから取り組むべきなのでは・・・」 とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

結論から言うと、シャドーイングは超初心者の方でも非常に効果のあるトレーニングです。

先ほどご紹介したシャドーイングの手順をご覧いただくと分かるように、シャドーイングをするときは意味と文法をあらかじめ調べてから取り組んでいくため、「単語や文法を知らなければ意味がない」ということはありません。

最初に確認をして、シャドーイングしながら記憶に焼き付けていけばいいのです。

また、英文の意味に着目するのは本当に最終段階であり、基本的には音を忠実に再現することに重きが置かれたトレーニングですから、もともと持っている知識はそこまで関係ありません。

そのため、英語が大の苦手でも、小さい頃から音楽をやっていたような方だと、びっくりするほどシャドーイングがうまい場合もあります。

英語学習歴などとは関係なく、英語の「音」からアプローチできるのが、シャドーイングというトレーニングなんですね!


シャドーイングって本当に効果があるの?と疑問に思っている方は、併せてこちらの記事も読んでみてください。

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どうしてもシャドーイングが苦手・・・そんなあなたに!

ご紹介した手順でやってみても、いまいちピンとこないという方や、「やっぱりシャドーイングは苦手!」と感じる方は、他の学習法でアプローチしてみるのもいいかもしれません。

先ほど音楽に強くてシャドーイングが得意な方がいらっしゃるとお話ししましたが、英語にはいろいろな学習法があります。

やはり自分の強みを活かせるピッタリの方法を見つけた方が、ストレスなく学習を続けていけるんですよね。

そこでここでは、どうしてもシャドーイングが苦手な方向けに、もう1つの効果的な学習法「ディクテーション」をご紹介してみたいと思います。

ディクテーションとは、聞こえた音(英文)を書き出すことで、聞き取れない音を特定して対策していく学習法です。

英語が聞き取れないと感じる原因として、日本語には無い英語特有の音が聞き取れていないことが挙げられます。

英語では、音を飲み込んだり弱く発音したり、単語と単語をつなげて発音したりと、日本語には無い音の変化が登場しますよね。

その全てが苦手な方もいらっしゃれば、特定の音の変化だけが苦手な方もいらっしゃいます。

ディクテーションでは、英文を書き取ってみることで、どの音が聞き取れていないかを洗い出し、集中的に対策することができます。

では、実際にディクテーションに取り組むときの効果的な手順について、以下でご説明してきます。

まずは音だけに集中して聞き取ってみる

音声を流して、英文を聞き取ります。聞きながら書きとるのではなく、始めは聞くことだけに集中しましょう。

覚えている単語を書きとる

覚えている単語を、ひとまず書いてみます。

基本は、もちろん英語で書きとりますが、スペルがわからなければカタカナでも大丈夫。

1度ではなかなか聞き取れないと思いますので、何度も聞いて書きとっていきましょう。

声に出す練習をする

答え合わせをしたら、今度は声に出して練習してみましょう。
特に、何度も聞き返した箇所や、答えが間違っていた箇所については重点的に行いましょう。

お手本と一緒に音読する

シャドーイングのときと同じトレーニングですね。
お手本の音声に重ねて一緒に音読していきます。
シャドーイングほど難易度が高くないので取り組みやすいはずです。

ネイティブキャンプを活用した学習法

さて、シャドーイングの効果的なやり方はご理解いただけたでしょうか?

今度は、ネイティブキャンプを活用した学習法をご紹介してみたいと思います。

ネイティブキャンプには、「シャドーイングのレッスン」というのは無いのですが、発音コースやカランメソッドを選んでレッスンを受けていただくと、シャドーイングの基礎となる音読の練習をすることができます。

発音コースのレッスンでは、始めに1つ1つの発音を確認するところからスタートし、最終的には制限時間内にパッセージを読み終えるトレーニングを行います。

ネイティブのスピード感についていくための練習をすることができますし、何と言っても発音のプロである講師達にその場で発音を矯正してもらえるので、シャドーイングの準備運動としては非常に効果的です。


カランメソッドって何?と思った方は、こちらの記事で詳しく紹介しておりますので、チェックしてみてください。

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上手にレベルを調整して、シャドーイングをはじめてみよう!

シャドーイングにどのように取り掛かっていけばいいか、そしてシャドーイングがどうしても苦手な方はどう学習していけばいいか、といったところについてご紹介させていただきました。参考になるものはあったでしょうか?

冒頭でも述べたように、シャドーイングは難しい分、効果も抜群のトレーニングです。

そもそも、英語が聞き取れない原因が 「英語特有の音についていけない」 というところにある場合、耳に入ってくる英語は脳で「認識できない雑音」として処理されてしまっています。

これではいくら単語や文法を勉強したり、やみくもに英文を何回も聞いたりしても一向にリスニング力は上がりません。

その場合はシャドーイングとディクテーションを併用しながら、自分の聞き取りにくい英語特有の音を特定して、脳が認識できるようになるまでしっかりと特訓していくことが上達への近道です。

英語スキルの基本として、発音できる音は聞き取ることもできます。

ですから、「聞く」「話す」の両方からアプローチすることで、リスニング・スピーキングを同時に鍛えることが出来るとともに、よりしっかりとしたスキル強化を図ることが出来ます。

複雑な学習法だからと敬遠することなく、正しいやり方で、少しずつステップアップしていくつもりで取り組んでみてくださいね!

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