こんにちは、Mikaです。
今回の発音ブログは “B F V ”の発音です!
くちびる噛む系ですね。笑 いずれも唇と息の出し方がポイントになる発音です。
それでは3つの発音を比較してみましょう!
Bの発音
閉じた上下の唇を息の勢いで破裂させる音です。
日本語の「バビブベボ」に近く、比較的日本人も簡単に発音できる音かもしれませんね!
ポイントは唇をあまりとがらせないこと!
Fの発音
一般的なFの発音指導として「下唇を噛む」という表現が多いですが、
実際は噛むのではなく「下唇を前歯の下に付けながら、複式呼吸によってその隙間から強く息を吐き出す音」なのです。
この空気を押し出す音がポイントで、腹式呼吸なんて大げさな!と思われるかもしれませんが、口元だけの力ではなかなか綺麗な摩擦音が出ないのです。
間違った発音をすると日本語の「は行」の音に聞こえてしまい以下のような誤解を招くので注意しましょう!
Food Hood
Fold Hold
Feel Heal
Fear Hear
Vの発音
口の形はFと同じです。ただこちらは有声音なので、下唇を前歯で軽く噛んだまま「ブ」と発音してみましょう。
この時下唇に振動を感じればOK。
最近では日本でもVの音を「ヴィ」と表現するなど、文章の中でも
「B・V」の発音の差別化が見られるようになってきました。
それでは間違えやすい単語をチェックしてみましょう!
Base Vase
Boat Vote
Best Vest
Very Berry
こんな組み合わせの単語もあります!
obviously
BとVが隣り合わせで使われています!!汗
ob-viousというように分けて発音してみると上手くいきます!
Bの音の唇を合わせた状態からタイミングよくVの唇をかんだ状態にスライドするのがコツです。^^
まとめ
日本語は母音[vowel]英語は子音[consonants]を重視した言語です。
そしてその発音の仕方も異なります。
母音は声帯[vocal cord]を使う有声音「声の音」、
子音は声帯[vocal cord]を使わない無声音「息の音」ですので、
「息の音」である英語の子音を正しく発音するためには、たくさんの空気を吐くことが重要なのです!
今回ご紹介したBは破裂音、F・Vは摩擦音。子音には様々な音の出し方があります。これはまた別の機会にご紹介していきたいと思います。^^
発音を知ることはリスニングの上達にもつながります!恥ずかしがらずにどんどん練習しましょう!
それではまた!
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