オーストラリアの免許事情!旅行・留学・ワーホリで役立つ情報をおとどけ!

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ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!今回もネイティブキャンプのこのコラムでは、海外生活や海外留学、海外ボランティアやインターンなどを通して国際交流や異文化理解を深めたいと考えている方、そして英語をはじめとした外国語を習得したいと思っている方に向けた有益な情報をたくさんお届けしていきます!

 ズバリ、今回特集していくのは「オーストラリアの運転免許」についてです!
普段日本で車を運転している人でも、海外で運転をしたことのある人はあまり多くないのではないでしょうか?実は、日本の運転免許証があれば、海外の道路でも運転をすることができるのをご存知ですか?

 オーストラリアは日本よりも遥かに面積が広く、車があるのと無いのとでは生活の行動範囲が異なり、便利さも遥かに違ってきます。

 そこでこのコラムでは、オーストラリアで運転をするために必要なオーストラリアの運転に関する基本情報と、国際免許の取得方法をお伝えします。

 免許書き換えの方法には複数あり、その中でもクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の免許書き換えの方法の違いについてお伝えします。また、オーストラリアで免許を取得する際にかかる費用や相場、その際の注意点についてもお伝えしていきます。

オーストラリアで運転するには?免許の基本情報

早速ですが、まずはオーストラリアの運転免許証に関する基本情報から確認していきましょう。

 実はオーストラリアの国内でも州によって車の免許の取得方法や許可条件、交通ルールが異なります。基本的にはどの州でもオーストラリアで運転免許証を取得するためには州内に居住をし始めてから6ヶ月経たないといけません。

 また、満16歳以上であることと、最低36時間の運転経験、4つの試験に合格することが条件となっています。

オーストラリアで免許を取得するための手順

 まず一つ目の関門は学科試験と呼ばれる交通法規に関する知識を問われるテストに合格することです。オーストラリアの交通法規の解説書は日本語版をRoads and Maritime Services (RMS)の公式ホームページからダウンロードすることが可能です。

 事前に日本語で解説書を読んで学習しておき、オーストラリアで学科試験に合格すると仮免許が交付されます。

 この時にかかる受験料は$45です。試験の申し込みには身分証の提示が必要です。また、オーストラリアに滞在してから1年以上が経過している場合は知り合ってから1年以上経っている免許保持者1人による署名が必要となります。

 二つ目の関門は、視力検査です。これは、日本で免許を取る際にも行われますね。裸眼視力でもメガネやコンタクトの矯正視力でも両眼で規定以上の視力を越していれば問題ないです。

 視力検査をクリアすると、仮免許(Learner’s Licence)が5年間交付されます。この期間中に出してもいい速度は90kmで、車の前後にLのマークをつけて運転する決まりがあります。この時期はまだレンタカーを借りることは不可能です。

 仮免許の発行には$24の手数料がかかります。

その後、実技試験が行われます。こちらは州によって受けることのできる時期や費用が異なります。例えばNEW(ニューサウスウェールズ州)では、24歳以下の場合仮免許を取得してから12ヶ月後に実技試験を受けることが可能です。25歳以上の場合は運転実習は必要ではありません。

 実技試験の費用は約$56です。試験官が同乗しつつ、実技試験は進みます。受験に使う車は持ち込みが可能なので、自分が乗り慣れた車を使うといいでしょう。

 オーストラリアの交通規則や標識などを理解し、正しく判断して運転ができているかをみられています。無事合格がもらえると、赤色の初心者免許(P1)が交付されます。このP1は18ヶ月有効で、まだレンタカーは借りられません。

 一つ上のレベルのP2でも、まだ不可能です。P2を経て、DQTと呼ばれる資格試験を受けてこの試験に合格すると晴れて正規の免許証が交付されます。レンタカーが借りられるようになるのはこの正規免許(Unristricted License)をもらえてからになります。

参考資料:
オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと | JAMS.TVオーストラリア生活情報ウェブサイト
https://www.jams.tv/vehicle/109661#id1

日本の免許で運転できる?国際免許の取得方法

 オーストラリアを含む多くの国では、日本の運転免許書を保持している方が国際運転免許証を取得することで現地でわざわざ免許を取得しなくても運転をすることが可能です。

 運転時には、以下の書類を必ず保持している必要があります。

国際運転免許証
日本の有効な運転免許証
パスポート
有効ばビザのコピー

国際免許状の取得手順

※東京都の場合

手続きの場所:
住所所のある土地の公安委員会が管轄する運転免許試験場(運転免許センター)
受付時間:
申請する場所により異なる
運転免許センターの場合月〜金の午前・午後
住所地を管轄する警察署の場合月〜金の午前・午後
必要書類:
国外運転免許証交付申請書
運転免許証
パスポート
写真一枚
印鑑
手数料(2350円)
有効期限:
発給日から1年間
返納義務:
有効期限が満了した時
国内の免許証が失効・取り消された時
参考資料:
国際運転免許証の取得 - オーストラリア留学ならAIC
https://www.aicjapan.jp/manual/国際免許証の取得/

免許の書き換え方法!クイーンズランド・NSWの違い

 オーストラリア国内で日本の運転免許証を書き換えるという方法もあります。こちらは、州によって交通ルールが異なるため、自分bんが渡航する州の免許状書き換え方法をしっかりと確認しましょう。今回はクイーンズランド州とNSW( ニューサウスウェールズ州)のやり方を紹介します。

クイーンズランド州

必要な書類:
有効な国際運転免許証
有効な日本の運転免許証
パスポート
ビザのコピー
手順:
 上記の書類を持ってDepartment if Transport and Main Roads customer service centerへいきましょう。書類を提出すると、顔写真を撮影されます。その後、費用を支払うと正式な免許状が届くまで有効となる神の免許証が発行されます。免許証が届くまで大切に保管して運転の際には持ち歩きましょう。

 入国から3ヶ月が経てば、クイーンズランド州の免許への切り替えが可能になります。こちらはIDとしても活用できるので、身分証の代わりになります。

参考資料:
QLD運転時に必要なもの & 免許切り替え方法 | オーストラリア学なび
https://australia-ryugaku.com.au/local/qld-driverslicensejptoaus/

NSW州

必要な書類:
パスポート
現住所を証明する書類(NSWの居住地が示されている公式書類)
日本の免許証の翻訳(国際免許証でも可)
 
 まず初めに、日本の免許証の翻訳されたものを持っていない方はService NSWというサイトで日本の免許証を持って翻訳申し込み書類を記載して申し込みを済ませます。普通郵便または速達郵便で自宅のポストに翻訳された免許証が届きます。PayPalまたはクレジットカードで支払いましょう。
 
 Service NSWにそろった必要書類を持って行き、提出します。その後そのばで顔写真の撮影をし、申し込みは終了です。10営業日以内に住んでいる自分の住所に免許証が郵送されるのを待ちましょう。

参考資料:
日本の免許証をオーストラリアの免許証に書き換え(NSW州)2023年版 |シドニー在住フットサル選手
https://note.com/liki_h/n/n65005faf9128

ワーホリや留学生向け!運転免許の切り替えガイド

 ワーキングホリデービザでオーストラリアに1年間滞在している日本人の方が車を運転したいタイミングって多いですよね。そんなワーホリ中の方達向けにおすすめの運転免許の切り替え方法をお伝えします。

 先ほどからお伝えしている通り、まずは日本の運転免許証の保持が必須です。日本で免許を持っていない方は日本で免許を取得しましょう。

 その後、最寄の免許センターや警察署で国際免許証の発行手続きを行いましょう。

<方法1> オーストラリアで日本の免許証をその州の免許証に切り替える

 なんと、日本を含んだ特定の国に対しては、オーストラリアの筆記試験や路上運転の試験を受けなくても視力検査のみでオーストラリアの免許証に切り替えられることができます!日本に生まれたことがラッキーだと思いますね。

 切り替えに必要な書類は、日本の運転免許証、公共料金請求書などオーストラリアでの住居の住所が確認できるもの、パスポート、手数料です。

オーストラリアで運転免許試験を受けて取得する

 オーストラリア国民と同じように新規で運転免許を取得してしまうという方法もありますよ。

 正規免許取得までには3つのステップがあります。

Learner License
Provisional License
Full License

 最初のLearner Licenseは学科試験を受けてパスするともらえるものです。オーストラリアのFull Licenseを所持している人が助手席に同乗した時だけ運転が可能というルールのもと運転ができます。

 Provisional Licenseは、Learner License を取得後
6ヶ月が経つとステップアップします。路上で実地試験に受かるか、認定教官による教習で合格することが条件です。運転中車にはPプレートというものをつけます。

 Full Licenseは正規免許です。Provisional Licenseを取得してから3年が過ぎるとFull Licenseとなります。

参考資料:
オーストラリアワーホリで運転免許を取得する方法とオススメルート!
https://www.ryugaku-johokan.com/blog/australia-working-holiday-drivers-license#outline__1_1

免許取得の費用は?オーストラリアの相場と注意点

 最後に、免許取得にかかるおおよその費用について解説していきます。ちなみにですが、運転免許証取得にかかる総額も州によって異なるため、自分が居住する州の公式サイトなどをしっかりと確認することをお勧めします。今回はクイーンズランド州の運転免許取得にかかる費用を紹介します。

 クイーンズランド州では免許証の有効期限を自分で選ぶことが可能です。有効期限によって値段が変わります。自分が滞在する期間と照らし合わせて最適な有効期限を選択しましょう。

1年間:$85,65
2年間:$119,40
3年間:$147, 70
4年間:$170,90
5年間:$191,80
参考資料:
【2023年版】オーストラリアの運転免許を取得する方法 - オーストラリア留学.net
https://ryugaku-au.net/information/drivers-licence-au/

まとめ

 このコラムではここまで、オーストラリアに居住している人やオーストラリアにワーキングホリデーなどで滞在している人が現地で運転免許を取得して運転する方法を詳しく紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

 基本的に、オーストラリアはアメリカと同じように州ごとに様々な法律が異なります。交通ルールや運転免許証の交付に関するルールも州ごとに異なります。ですので、自分が居住する予定の州の交通ルールと免許証交付に必要な条件や書類をしっかりと事前に確認して足りなかった!ということがないように準備をしておきましょう。

 豊かな自然と広大な面積を持つオーストラリアで運転ができたら、皆さんのオーストラリア生活がもっと楽しくなること間違いなしですよ!

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