旅行先としてはもちろん、留学先としても近年とても人気が高まっているのが、フィリピンのセブ島です。
そんなセブ島の空の玄関口であるのが、
マクタンセブ国際空港です。
空港のことをよく知り、スムーズに入国できることができれば、きっとその先の旅行や留学も楽しめるはず。そこで、今回の記事では、セブ島のマクタンセブ国際空港について詳しくご紹介していきたいと思います。
空港の基本的な情報から、ターミナル1、2それぞれの詳細、入国・出国の手続き、さらには時間を有効に使うためのおすすめスポットなどもご紹介します。
セブ島へ行く予定がある方、マクタンセブ国際空港を使ったことがなくて不安だ……という方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
マクタンセブ国際空港の基本情報
マクタンセブ国際空港(空港コードCEB)は、フィリピン、セブ島にある国際空港です。
フィリピンといえばマニラが有名ですが、マニラに行く予定がなく、直接セブ島に行きたい方はマクタンセブ国際空港を使うのがおすすめです。
マクタンセブ国際空港へのアクセス方法
マクタンセブ国際空港は、メトロ・セブの中心地セブシティがあるセブ島に隣接したマクタン島に位置しています。
セブ島にあるわけではないので注意してくださいね。
セブ島からは、連絡橋を使って空港まで行くことができます。
空港からセブ市内へは、到着階に乗り場がある
運転手付きレンタカー(クーポンタクシー)を使っても良いですし、
出発階にある乗り場からタクシーを使って行くこともできます。
また、Mybusという大型定期バスもあり、空港からSMシティモール方面行きのルートが運行しています。
マクタンセブ国際空港に就航している航空会社
マクタンセブ国際空港には、2024年11月時点で国内線5社、国際線18社が乗り入れています。
フィリピンの航空会社としては、 フィリピン航空やセブパシフィック航空があります。
日本の航空会社はマニラには就航していますが、マクタンセブ国際空港には就航していません。
日本からセブ・マクタン国際空港へは2024年8月時点で、成田国際空港からフィリピン航空、セブ・パシフィック航空の直行便があります。
ほかの国の航空会社としては、アメリカのユナイテッド航空や、韓国の大韓航空、台湾のエバー航空、香港のキャセイパシフィック航空、シンガポールのシンガポール航空などが就航しています。
なお、空港に就航する航空会社やフライトについては、変更の可能性がありますので、必ず航空券を予約する前に確認するようにしてくださいね。
マクタンセブ国際空港の利用者数
マクタンセブ国際空港は、多くの人が利用しています。2023年には1,000万人以上の利用旅客数を記録しています。
フィリピン国内においては、首都マニラのニノイ・アキノ国際空港の次に大きな規模の空港です。
ターミナル1について
マクタンセブ国際空港は、2018年7月1日より、セブマクタン空港はリニューアルし、新ターミナルとしてターミナル2が登場しました。それまではターミナルは1つのみでした。
ターミナル1は国内線で利用されています。
リニューアルオープンにともない、ターミナル1もきれいになりました。セブからマニラを経由して日本に帰る場合や、日本からマニラを経由してセブに来る場合などは、
ターミナル1を利用することになるでしょう。
ターミナル2について
ターミナル2は国際線で利用されています。
日本から直行便を利用してセブに来る、セブから直行便を利用して日本に帰る場合は
こちらのターミナル2を使うことになります。
また、台湾や韓国などを経由してセブに来る場合もこちらのターミナルに到着します。
新しいターミナルということで、
太陽光が入り明るくきれいです。
また、案内板や空港内の表示も増え、観光客や初めて利用する人も使いやすくなっています。
マクタンセブ国際空港の入国の流れ
ここからは、マクタンセブ国際空港の入国の流れをご紹介します。
なお、入国に関する手続きなどは頻繁に変わりますので、こちらも政府のウェブサイトや航空会社のウェブサイトを随時確認するようにしてくださいね。
事前にeTravelに登録
フィリピンでは、紙の入国カードと税関申告書が廃止されました。
現在は、「eTravel」という電子システムに事前に登録する必要があります。
こちらは、フィリピン入国時に、国籍を問わず、すべての人(例外:公用・外交パスポート、9eビザを所持している場合)の登録が必要です。
税関・入国審査
税関・入国審査の際には、登録した
eTravelのQRコードを提示する必要があります。
あわてることがないよう、事前にQRコードは印刷しておくか、ダウンロード、もしくはスクリーンショットをとっておくようにしましょう。
荷物受け取り
無事に入国審査が済んだら、受託手荷物を受け取りにいきます。
中央付近に電子掲示板がありますので、そこでどのターンテーブルから出てくるのかチェックします。
荷物を受け取る際には、ほかの人のスーツケースと間違えていないかしっかり確認してくださいね。
到着口へ
荷物を受け取ったら、到着口へ進みます。
空港送迎などを頼んでいる場合は、出迎えの人が名前などが書かれたプラカードを持っています。
特に送迎を頼んでいない場合は、タクシー乗り場などへ向かいましょう。
マクタンセブ国際空港の出国の流れ
続いて、マクタンセブ国際空港の出国の流れをご紹介します。
航空会社のチェックインカウンターで出国手続き
まずは自分が乗る予定の航空会社のチェックインカウンターで出国の手続きをします。
特にLCCなどを利用する場合には、荷物の重さに注意しましょう。空港には荷物の重さを測る重量計が用意されています。
これまでは、空港使用料(ターミナルフィー)の支払いが求められていましたが、現在では航空券代に含まれています。
空港職員による悪質な現金不当請求が起きることもなくないようですので、注意しましょう。
出国検査
各国の空港によって順番はさまざまですが、マクタンセブ国際空港では、先に出国検査をします。
検査場の入り口で職員にパスポート・搭乗券を提示し、列に並びます。時間帯によっては、審査官の数が少なく、行列ができることもあります。
出国審査のカウンターでパスポートと搭乗券を提示し、出国スタンプを押してもらいます。
手荷物検査
次に、手荷物検査に進みます。パソコンやスマホなどは荷物から取り出しておきましょう。
機内に持ち込めるもの、持ち込めないものは決まっていますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
出国審査を先にするおかげで、こちらはあまり混まない傾向にあります。
マクタンセブ国際空港でおすすめの時間つぶし方法
最後に、マクタンセブ国際空港でのおすすめの時間つぶし方法をご紹介します。
混雑などによる乗り遅れを防ぐため、空港には早めに到着することが推奨されていますが、時間がかなりあまってしまうこともありますよね。そんなときはぜひこちらを参考にしてみてくださいね。
お土産購入
空港に来る前、なかなか忙しくてお土産を買えなかったという方もいるでしょう。
ゲートエリア内には免税店を含め、さまざまなお店があります。やや市内のお店よりは値段が高くなる傾向がありますが、何か買い忘れてしまったものがあれば買ってみましょう。
飲食店で食事
ターミナル1には約40店舗、ターミナル2には約10店舗のレストランがあります。
24時間営業のお店もあります。
「The Coffee Bean and Tea Leaf」のカフェと「Nippon Ramen」ラーメンは両方のターミナルにありますよ。
そのほか、韓国料理、バーガーキング、バーなどもあります。また、コンビニのようなお店で食べ物を買うこともできます。
マッサージでリラックス
両方のターミナルに、マッサージチェアが置いてあります。また、スパ施設などもありますので、フライトに備えて旅の疲れをいやしておくのも良いですね。
ラウンジでリラックス
マイレージの上級会員やプライオリティパス、クレジットカードの上級会員など、各ラウンジによって利用可能な条件は違いますが、自分があてはまる場合はラウンジ利用もおすすめです。
マイレージの上級会員やプライオリティパス、クレジットカードの上級会員など、各ラウンジによって利用可シャワー利用や食事などを楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、マクタンセブ国際空港の基本的な情報から、ターミナル1、2それぞれの詳細、入国・出国の手続き、さらには時間を有効に使うためのおすすめスポットなどについてわかりやすく解説していきました。
記事のなかでもご紹介したとおり、マクタンセブ国際空港は、留学や旅行先としても人気のあるセブ島への空の玄関口です。出国・入国をスムーズにするために、また時間があまってしまいがちな空港での時間つぶしの方法など、ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
また、ご紹介したマクタンセブ国際空港について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。
フィリピン出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!