魅力たっぷり!セブ留学の費用や学校選びのポイントを解説します

セブ留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

セブ島留学の特徴

「留学」と聞くと、大学への留学で数年や英語を英語学校で学ぶ場合でも1年以上のように留学期間が長いと思っている人がいるかもしれません。

また、留学先はイギリス、アメリカ、オーストラリアやニュージーランドなど英語を母語とする国を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そして、私自身は留学とは海外に勉強しに行くことなので、学生が行くものだと当たり前に思っていました。また、留学費用も多額でお金に余裕がある人以外はできないものという認識でした。

これらの日本で当たり前のように考えられていた留学の常識を覆したのがフィリピン留学です。その中でも特に人気の都市がセブです。

私自身もセブ島留学をし、その後、現地就職をしてセブシティに5年半住んでいました。セブはフィリピンのリゾート地として日本人に良く知られていますが、マクタンセブ国際空港のあるマクタン島とすぐ隣にあるセブ島のセブシティに数多くの英語学校があります。

セブ島留学の特徴は次の通りです。

1.短期で留学している社会人も多い

セブ留学は、学生はもちろん、数日から1週間程度の短期で留学している社会人も多いです。社会人の多くは短い休みを利用して留学します。

また、社会人が多いことから、シニアでもセブに留学している人がいます。私自身も30代半ば、中には40代や50代の人もいました。

2.留学費用が他国に比べ圧倒的に安い

欧米やオセアニアに留学する場合、特にここ数年は物価が急激に上昇していることから留学費用もかなりな金額になります。

友人の子供が去年アメリカに1カ月語学留学した時には約100万円かかったそうです。一方で、セブ留学はそれらの国に比べると圧倒的に安い費用で留学が可能です。

昨今の円安の影響とフィリピンも物価上昇しているため、少し高くなってはいるものの、他国に比べればまだまだ安いです。

3.レッスンは基本マンツーマン

セブ留学のみならずフィリピンでは、授業は基本マンツーマンであることも特徴です。他国でも教師の自宅にホームステイしながらマンツーマンで学ぶコースがありますが、学校で学ぶ場合グループレッスンが一般的です。

4.キャンパスを選べる

学校によってはセブ島とマクタン島の両方にキャンパスを持っている学校があります。その場合、シティライフを楽しみたい場合はセブシティ、リゾートや海に近い方が良い場合はマクタン島というふうに自分に合った環境で英語を学ぶことができます。

セブ島留学のメリット

ここからはセブ島留学のメリットをご紹介します。

1.マンツーマンで多くのレッスンを受けられる

先の項目でも書いた通り、レッスンは講師と生徒のマンツーマン授業が基本です。グループレッスンが入ることもありますが、学校やコースなどにより多少の違いがあります。

マンツーマンレッスンのメリットは、自分の希望や英語力に合ったレッスンを受けられる点です。英語学習と言っても、試験対策もあれば会話力をつけたいなど目的は個々に違います。グループの場合、個々に違った目的に対応ができませんがマンツーマンであれば可能です。

また、英語力もグループレッスンの場合は同じレベルの生徒をグループにしますが、バラつきがどうしてもあります。そのため、学習効率が下がってしまうデメリットがありますが、マンツーマンであればその心配はありません。

2.寮完備で滞在先を探す必要がない

セブ島留学では、多くの学校が寮を完備しているか外部のホテルやコンドミニアムを寮として使っているため、別途滞在先を探す必要がありません。他国で一般的なホームステイだと、通学の手間やホストファミリーが良くなかったり相性が悪いとトラブルになったりと余計なストレスになることがあります。

一方、寮であれば、学校と同じ敷地内や近くにあるため多くの場合は通学に時間や手間がさほどかかりません。寮の部屋も個室と相部屋があり、空き状況にもよりますが選ぶことができます。

3.スパルタで集中して学べる

セブ島留学では通常よりも数多くのレッスン数を提供し、英語以外使用禁止、外出制限があるなどより厳しい環境で英語を学べるスパルタ校やスパルタコースがあります。

スパルタを選択するとかなり厳しい環境で、英語学習に本気で取り組むことができるため大きな成果も期待できます。

4.日本から近く留学費用が安い

セブ島へは日本から直行便で約5時間半で行くことができ、LCCのセブパシフィック航空なら航空券も安いです。また、セブの物価が上昇してはいるものの、日本や欧米に比べればまだまだ安く、滞在費も安く抑えることができます。

セブ島留学のデメリット

次にセブ島留学のデメリットを挙げますが、デメリットと受け取るかは個々に差があるため一概にデメリットとも言えない場合もあります。

1.講師が英語のネイティブスピーカーではない

フィリピンでは英語が公用語として特にビジネスでは一般的に使われていますが、フィリピン人は英語のネイティブスピーカーではありません。

セブ島留学を検討する場合に、このことを気にする人がいるのではないかと思います。ですが、どうしても英語のネイティブスピーカーに習いたいというこだわりがある人以外はあまり心配がないと個人的には思います。

講師の英語の発音は確かに個人差がありますが、ネイティブスピーカー並みの講師もいます。また、語彙力や文法力などは日本人よりもかなり高く、よほどハイレベルな英語力がある人以外、そういう面では問題ないです。

2.寮の環境や設備には差がある

先に触れた通りセブ島留学では多くの場合、学校の寮や外部の提携ホテルやコンドミニアムでの滞在になります。寮の環境や設備は学校や料金、滞在先の種類によって差があります。

一般的には、寮の設備は必要最低限のものだけで質素です。相部屋で人数が多い部屋が費用は一番手頃ですが、プライベートな空間が確保できなかったり、部屋の中のバスルームを自分が使いたい時に使えないなどの不便を感じることもあります。

長期で留学する場合、相部屋はストレスになることもあるので、個室にするかホテルやコンドミニアム滞在にする方が環境は良いです。

3.食事のクオリティがあまり良くない

フィリピンの食事は野菜が極端に少なく油っぽい料理が多く、外食で気軽に食べられる料理はファストフードを中心に西洋的な料理がほとんどです。

和食を好む人や健康志向の人、また食事制限がある人の場合、食事に不便を感じる可能性があります。また、寮での食事も学校によりメニューやクオリティには差があります。

4.治安が日本より悪い

セブ島はマニラより治安が良いと言われていますが、日本よりは悪いです。ホールドアップと言って、お金を出すように脅されるという犯罪は知り合いでも被害に遭った人がいたり割とよく耳にする話です。

セブのような開放的な土地に来ると気が緩む人がいますが、日本では問題のない夜の一人歩きや夜遅くまで繁華街に出歩くことやローカルエリアにむやみに行くことは避ける方が無難です。

セブ島留学の費用目安

セブ島の留学費用ですが、英語圏国に比べると総体的に安いです。ただ、留学費用は選ぶ学校やコース、滞在先の種類、滞在中の生活により変わるため以下はあくまでも目安です。

1.学費

通常コース:1ヶ月あたり約15万~25万円。
スパルタコース:1ヶ月あたり約20万~30万円。

※学費には通常、寮費や食事代を含む。
※学校寮:部屋タイプにより価格が変動。

2. 渡航費

往復航空券:LCC利用で約5万~8万円、フルキャリアで約8万~10万円。
※片道航空券では入国不可のため、往復を購入する必要あり。

3. 現地での費用

ビザ関連:観光ビザ(初回59日間無料延長後)+ACR-Iカード:約3万円~5万円。
水道光熱費:寮の場合は通常学費に含まれるが、外部滞在の場合は月額約5,000円~2万円。
通信費:SIMカード利用で月額約1,000円~1,500円。

4. 海外旅行保険

月額約1万5,000円~2万円(半年間で約10万~15万円)。
学校により保険加入が必須のケースもあり。

5. その他費用

教材費:1ヶ月あたり約1,000円~2,000円。
娯楽費:個人差が大きいが、月額約2万~5万円が目安。

総費用の例

1ヶ月:総額約35万~45万円(航空券や保険含む)。
3ヶ月:総額約90万~120万円。
6ヶ月:総額約120万~220万円(学校や滞在先による)。

セブ島留学の学校選びのポイント

セブ島留学の学校選びのポイントは以下の観点を考慮することをおすすめします。その上で、それぞれの留学目的や予算に応じて、学校を比較検討してください。

1.コース選択

一般英語コース:日常会話や基本的なスキルを向上させたい人向け。
試験対策コース:TOEIC、IELTS、TOEFLなど資格を目指す人向け。
スパルタコース:厳しいスケジュールで集中した学習をしたい場合。
専門コース:ビジネス英語やワーホリ準備など、目的に応じたプログラムがあるか確認。

2. 立地と環境

都会型の学校:ITパークやショッピングモールに近く、便利な生活を求める人向け。
リゾート型の学校:ビーチ近くでリラックスしながら学びたい場合に最適。
スパルタ型の学校:勉強に集中しやすい郊外型キャンパス。

3. 施設・設備

新しい校舎、清潔な部屋、Wi-Fi環境などを確認。
寮や食堂、リクリエーション施設の質も重要。

4. 費用

授業料と滞在費:一般的に月額15万~30万円の予算。
部屋タイプ:1人部屋は高めだがプライバシー確保、相部屋は安価で交流の場に。

学校により教材費や空港送迎費が別途発生する場合あり。

5. サポート体制

日本人スタッフの有無:留学初心者には特に安心。
緊急時の対応:病院の手配や生活トラブルへの迅速な対応があるか。

まとめ

セブ島留学は費用を安く抑えながらもリゾート地で多くのマンツーマン授業を受けられる点が大きなメリットです。

一方、日本人にとっては食事の質や治安が日本ほど良くない点などがデメリットです。セブ島留学はメリットとデメリットを比較し、自分に合った学校や滞在先を選んで快適で有意義な留学生活を送ってください。

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