オーストラリアのワーホリにはどれくらい費用がかかる?期間別に詳しく解説します

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 ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!
今回のこのコラムでは、海外に長期滞在をしてみたいという方の憧れを叶える方法の一つであるワーキングホリデーについて特集していきます。

 ワーキングホリデーとは、日本とワーキングホリデー協定を結んだ国の間とで行うことのできる留学の一種で、滞在していい期間や申請するための年齢制限などは国によって異なります。

しかし、滞在中は語学学校やその他の専門学校に通ってもよし、観光を楽しんでもよし、修行してもよし(国によって異なる規則あり)、なのがワーキングホリデーという留学の特徴です。

 さらに、今回のコラムでは日本人の選択肢として特に人気の高いオーストラリアのワーキングホリデーについて深掘りしていきたいと思います。

まずは、オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用を初期費用と現地でかかる費用に分けて解説し、その後現地に滞在する期間ごとにかかる費用を解説していきます。

オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用

 それでは早速、オーストラリアでのワーキングホリデーに必要な経費を確認していきましょう。ワーキングホリデーでは、現地に出発する前と現地でかかるお金の準備が必要になります。

必要になる費用の種類は以下になります。(留学エージェントを利用し、なおかつ語学学校に通う場合) 語学学校に通わない場合は語学学校関連の費用は抜いて考えてください。

語学学校入学金

教材費
学費
留学エージェント渡航前手続きサポート費用
留学エージェント海外生活サポート費用
航空券代金(片道)
海外留学生保険
ワーキングホリデービザ申請代
滞在費(家賃・光熱費・通信費・交通費)
娯楽費・交際費・旅行費

 現地で必要なお金のことだけ考えていて、出発前準備にかかる分の貯蓄を忘れていたというケースも少なくないため、注意が必要です!まずは、現地に出発する前の初期費用から見ていきましょう。

参考資料:
オーストラリアワーキングホリデー費用は全部でいくら?節約方法は?【2024年版】

初期費用(ビザ申請など)

 ワーキングホリデーの初期費用の内訳は、以下の通りです。
・語学学校費用 (入学金、授業料、空港出迎え料)
・ホームステイ代
・ビザ申請料
・海外旅行保険
・航空券

 語学学校費用を詳しく見ていきましょう。まず、オーストラリアの語学学校の授業料は学校によって異なりますが、1ヶ月でおおよそ19万円〜22万円が相場と言われています。

また、オーストラリアのワーホリビザの場合語学学校に通えるのは4ヶ月間という規則があります。

 入学金は、選択する学校により異なりますので興味のある学校の資料やパンフレット、ウェブサイトの入学手続きのページを参考にしていくらかかるのかをチェックしてみましょう。

 ホームステイ代は、基本的には語学学校が提携しているホームステイ先に通学期間分の滞在費を支払います。この部分に、到着した空港からホームステイ先まで連れて行ってもらうための空港出迎え料が含まれています。

 オーストラリアのホームステイでは基本的に、土日以外のランチを除く、1日2食付きで1ヶ月約20万円前後が費用の目安です。

語学学校に通っている間はホームステイという滞在方法を選び、学校を無事に修了し、就業し始めるとシェアハウスに引っ越す人が多いです。

 ビザ申請料も初期費用に含まれます。オーストラリアではワーホリビザを申請するためには$650 (約66000円)かかります。

また、渡航前に健康診断を受ける必要がある場合もあります。その場合はプラス2~4万円ほどの費用が嵩みます。

 注意したいのが、ビザの条件や申請料は一年の中でも変更が起こる可能性があることです。こまめにオーストラリア移民局の公式サイトをチェックして最新情報をゲットしておきましょう。

 ワーキングホリデーに行く場合、行き先がどの国でも海外保険に入るのはマストです。

クレジットカードに付帯しているタイプの海外保険だと保証期間や保障内容に不足があるため、1年間のワーホリ期間を予定している人は特に、ワーホリ向けの海外保険に加入しましょう。

 ワーホリに向かう人は、出発の時点では具体的な帰国日はいつになるか不明なため片道ぶんの航空券を購入する人がほとんどです。オーストラリア行きの航空券は時期によって数万円の違いが出ることも。

 特に、観光客の多い年末年始や留学生の多い3〜4月は航空券が高い傾向にありますので、安いタイミングを見て購入するのをお勧めします。

現地でかかる費用

 ここからは、現地についてからかかる費用を解説していきます。現地でかかる費用の内訳は主に以下の通りです。

・家賃
・交通費
・食費
・娯楽、旅行、交際費

 ワーキングホリデー中、語学学校を終えた後はシェアハウスを探してルームシェアで滞在をする人が多いです。これは、ホームステイよりも家賃が安いためです。

滞在先の都市や部屋の大きさ、シェアする人数により1ヶ月の家賃は異なります。多くの場合1ヶ月に約8〜10万円の家に住むのが妥当だと言われています。

 また、家賃の中に光熱費が含まれている場合とそうでない場合があるため、部屋探しの時に不動産屋さんにどちらのタイプなのかをしっかり確認しましょう。

 交通費としては、通信費、交際費に使うお金を含めて意ヶ月で約4〜5万円が相場です。

 オーストラリアで外食を続けると、1ヶ月にかかる費用がとても高くなってしまいます。オーストラリアは日本ほど外食にかかる値段が安くありません。なので、できるだけ自炊をしている人が多いです。

平日は自炊、休日はたまに外食をするような生活で大体1ヶ月に4万円〜5万円で食費を抑えられるでしょう。

 娯楽、旅行、交際費は人それぞれなので一概に〇〇円と言い切ることができません。ワーホリ中にさまざまな場所へ観光に行って体験を積みたい人はその分お金はかかるでしょうし、貯蓄に回したい人は1ヶ月に数万円ずつ貯めていくこともできるでしょう。

参考資料:
【2024年最新】オーストラリアワーホリ1年間の費用は最低でも102万?!半年間も解説!【成功する留学】
https://www.studyabroad.co.jp/working_holiday/australia/charge.html

期間別のかかる費用の目安

 さて、ここからはオーストラリアに滞在する期間ごとにかかる費用を紹介していきたいと思います。必要になる費用と滞在したい期間を掛け合わせ、最も適切なワーホリの方法を選択してみてくださいね。今回は、オーストラリアの中で最も物価が高いとされるシドニーを例にしてみました。

3ヶ月

 まずは3ヶ月間オーストラリアにワーホリ滞在したい方向けの費用です。

<初期費用>
ワーキングホリデービザ申請料:$650 (約66000円)
航空券費用 (格安航空会社利用):2〜8万円
海外留学保険:約6万円
語学学校入学金:100〜250ドル
〃授業料:1200〜1600ドル
教材費:40〜60ドル
ホームステイ代:約60万円
合計:約14〜20万円
<現地での費用>
シェアハウス家賃:2600ドル(週200ドル×13週)
食費:1200ドル (月400ドル×3ヶ月)
交通費:351〜650 ドル (週27〜50ドル×13週)
合計:約5491〜6360ドル (約52〜60万)
<収入>※最低賃金23.23ドルで週38時間、8週間働いた場合
7062ドル (約67万円)

上記はオーストラリアで3ヶ月ワーホリで渡航する場合の一例です。支出と収入のバランスを見てみると、3ヶ月ではほとんど貯蓄は難しいと言えるでしょう。元々貯蓄に余裕があって渡航する人にはお勧めです。

半年

 続いて半年間オーストラリアでワーキングホリデーを行う場合の支出と収入を見ていきましょう。

<初期費用>
ワーキングホリデービザ申請料:$650 (約66000万円)
航空券費用 (格安航空会社利用):2〜8万円
海外留学保険:約. 10万円
語学学校入学金:100〜250ドル
〃授業料:2400〜3200ドル
教材費:80〜120ドル
ホームステイ代:約120万円
<現地での費用>
シェアハウス家賃:5200ドル(週200ドル×26週)
食費:2400ドル (月400ドル×6ヶ月)
交通費:702〜1300 ドル (週27〜50ドル×26週)
<収入>※最低賃金23.23ドルで週38時間、17週間働いた場合
15006ドル (約142万円)

 半年間の間、オーストラリアで語学学校にも通い、就業も経験すると数万円〜20万円程度の貯蓄ができそうですね。

1年

 最後に、1年間オーストラリアでワーキングホリデーをした場合の費用を見ていきましょう。

<初期費用>
ワーキングホリデービザ申請料:$650 (約66000円)
航空券費用 (格安航空会社利用):2〜8万円
海外留学保険:約20万円
語学学校入学金:100〜250ドル
〃授業料:3600〜4800ドル
教材費:120〜180ドル
ホームステイ代:約240万円
<現地での費用>
シェアハウス家賃:5200ドル(週200ドル×26週)
食費:2400ドル (月400ドル×6ヶ月)
交通費:702〜1300 ドル (週27〜50ドル×26週)
<収入>※最低賃金23.23ドルで週38時間、39週間働いた場合
34426ドル (約327万円)

1年間オーストラリアでワーキングホリデーをすれば、初期費用や現地でかかったお金よりも収入の方が上回り、結果数十万円〜100万円ほど貯蓄をできるお金を貯めることができそうです。

参考資料:
オーストラリアのワーホリにかかる最低費用を期間別に紹介!各項目を安く抑えるコツも解説 - オーストラリアの留学エージェントならタビケン

まとめ

 このコラムではここまで、オーストラリアへのワーキングホリデーにかかる費用について詳しく特集してきました。いかがでしたでしょうか?

 まずは、滞在する期間に関わらず必ず必要な費用を、初期費用と現地で必要な費用に分けて解説しました。

その後、滞在期間ごとにかかる費用の合計と、就業した場合の収入のバランス、そしてどのくらい貯蓄に回せるかなどの細かい情報を解説しました。

 今後オーストラリアへのワーキングホリデーを考えている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

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