「間違いを認める」を英語で言うと?日常でもビジネスシーンでも使える英語表現4選

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日常生活の中でも、仕事をするときでも、何かを間違えてしまったら自分のミスや誤りを認めなければならない場面があるでしょう。そんな「間違いを認める」「誤りを認める」というフレーズを英語で言うことはでますか?

なんとなく “mistake”という言葉が浮かんだ人もいるでしょう。「間違いを認める」の英語表現には、確かにmistakeも使えますが、実はmistakeを全く使わない表現もあります。

そこで今回の記事では、「間違いを認める」にあたる英語表現を4つに絞ってご紹介していきます。特に日常やビジネスシーンで使える表現について、さまざまな例文もご紹介しますので、ぜひ今後の英会話学習に役立ててみてくださいね。

 

Admit + mistake

 

まずご紹介するのは、「間違いを認める」という表現として使いやすく、覚えやすくもある “admit” “mistake” を使った表現です。この2つをくっつける場合、”admit a mistake” もしくは “admit one’s mistake” という形になります。どちらにしても、「間違いを認める」をほぼ直訳した形となります。ですので、ニュアンスや使い方で悩むことはないでしょう。

ちなみに単語レベルで分解すると、 ”admit” が「認める」という意味で、”mistake” が「間違い」「ミス」「誤り」「失敗」などの意味となります。日常会話の中でも使えますし、ビジネスシーンで使っても特に問題のない表現で汎用性が高いので、こちらはぜひ覚えておきましょう。

では、例文をいくつかご紹介します。

例文1:

He finally admitted his mistake after arguing with me for hours.

(彼は私と何時間も口論した後、ようやく自分の過ちを認めた。)

例文2:

We have to learn to admit our mistakes.

(私たちは間違いを認めることを学ばなければならない。)

例文3:

I admire that she has the courage to admit her mistakes, however, the only problem here is that she easily makes mistakes.

(彼女が自分のミスを認める勇気を持っていることは称賛に値するが、唯一の問題は、彼女がミスをしやすいということだ。)

どうでしょうか。“admit a mistake” や “admit one’s mistake” という表現は、使い方自体はとてもシンプルですよね。「間違いを認める」は確かに “admit” と “mistake” を使った表現で言い表すことができるのですが、“admit” の後ろに別の単語を置くと、別の形の自分や人の間違いを認めるという意味のフレーズを作ることができます。

ここからは、そんな “admit” を使った、間違いを認めるフレーズもいくつかご紹介しておきます。

 

Admit + error

 

「間違い」は上記でご紹介した “mistake” のほかにも、”error” で言い表すことができます。つまり、”admit one’s error” とすれば、「間違いを認める」というフレーズになるのです。ただし、“error” “mistake” よりももっと重たい過ちを意味し、うっかりミスやちょっとした間違い・誤解などには使えません。何か重大な過ちを犯してしまった場合などに使えるものだと、覚えておきましょう。

例文:

I had to admit my error in judgment.

(私は自分の判断ミスを認めざるを得なかった。)

この例文だと、会社などで自分の判断ミスによって責任を感じている、もしくは責任を負うことになるような場合が想定されます。errormistakeよりもフォーマル寄りの表現ですから、日常会話の中ではあまり使うことはないかもしれません。

 

Admit + one is wrong

 

次にご紹介するのは、”admit” “wrong” を使った表現です。ただし、“wrong” mistakeやerrorと違って名詞ではなく形容詞のため、I amやHe isなどの主語が必要です。割とカジュアルな表現なので、友人や家族同士の会話で使えます。

例文:

My boyfriend admitted (that) he was wrong.

(私の彼は自分が間違っていたことを認めた。)

といった感じですね。こちらはシンプルなので覚えやすいでしょう。

 

Acknowledge + mistake

 

次にご紹介する “acknowledge” を使った表現は、上記の “admit” を使った表現と文法的には同じ使い方をします。意味も「認める」となりますから、admitとあまり変わりません。ただし、”acknowledge” という単語は堅い印象のため、日常会話よりもビジネスシーン向け、そして話し言葉よりも書き言葉向けの表現です。そのため、実際に英語を使って仕事をしていないのであれば、あまり使う機会はないかもしれません。

例文1:

Acknowledging mistakes as soon as possible is very important in business.

(間違いをできるだけ早く認めることは、ビジネスにおいて非常に重要です。)

例文2:

Mary acknowledged that she had made a mistake.

(メアリーは自分が過ちを犯したことを認めた。)

例文3:

They have been refusing to acknowledge their mistake.

(彼らは自分たちの過ちを認めようとしない。)

文法的にはadmitと同じということがお分かりいただけると思います。また、acknowledgeという単語自体が長くて難しいため、少し堅い感じもしますね。日常会話レベルなら知らなくても良い単語ではありますが、acknowledge自体はちょっとした正式な文書に触れたり、仕事をする中で目にする単語ですので、覚えておくことをおすすめします。

 

Stand corrected

 

上記までに出てきた “mistake” などの「間違い」「誤り」という意味の直訳の単語からは離れますが、「間違いを認める」にはこの “stand corrected” も使えます。”stand” は「立つ」という動詞、”corrected” “correct”(正す)という単語から来ています。

例文1:

I stand corrected. I’m sorry about that.

(私の誤りを認めます。申し訳ない。)

例文2:

He stood corrected about the payment.

(彼は支払いについて誤りを認めました。)

英語に慣れている人でなければこの表現には出会わないかもしれませんが、まずはこういう表現があるということを覚えておくといいでしょう。英語のレベルが中上級〜上級になってくると、周囲の人々がこの表現を使う可能性があります。

 

Eat crow

 

最後にご紹介するこの “eat crow” という表現はアメリカのスラングです。「間違いを認める」という表現の中でも、特に嫌々間違いを認めているとき、意に反して認めざるを得ないときなどに使われます。“eat crow” には、他にも「屈辱を味わう」という意味がありますが、そこからもなんとなくニュアンスが感じ取れるでしょう。

例文1:

I know you’ll be eating crow if we find out who is right.

(誰が正しいのか分かったら、あなたは嫌でも間違いを認めざるを得ないでしょう。)

例文2:

I’m not ready to eat the crow yet.</p>

(私はまだ自分の過ちを認める覚悟ができていません。)

“eat crow” は直訳すると「カラスを食べる」なので、もし会話に出てきたら理解できないかもしれませんが、こういうスラングがあると知っておけば安心ですね。

 

まとめ

 

間違いを認めるのは時に難しいことですよね。英語でも間違いの認め方や、間違いを認めることについて会話できる表現力があれば、間違いが発生したときに慌てなくてすみます。ぜひ今回ご紹介した表現を覚えて、万が一のときには使えるようにしておきましょう。

 

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