フィリピンには多くの語学学校があり、英語初心者から中上級者、学生、社会人など色々な方のニーズに対応したカリキュラムが提供されています。
フィリピン留学を検討している方は「どんな語学学校を選べばいいんだろう?」「おすすめの語学学校はあるの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
今回は、フィリピン留学でおすすめの語学学校や人気の学校について、一気にご紹介していきます。
フィリピン留学が人気の理由
フィリピンは日本から直行便で4〜5時間と近い距離にあり、時差も1時間と日本とほとんど変わりません。海外旅行や留学が初めてという方や、短期間で留学したい学生や社会人の方には留学しやすい条件が揃っている国と言えます。
またフィリピンは英語が公用語の一つとなっており、多くの語学学校が世界中からの英語を学びたい留学生を受け入れています。特に首都マニラやリゾートエリアのセブは、日本人留学生も数多く訪れる留学先として人気があります。
フィリピン留学には次のような特徴があります。
・一日に受講できるコマ数が多い
・マンツーマンレッスンが多い
・南国リゾートの雰囲気を楽しみながら留学ができる
・欧米よりも安い費用で留学できる
欧米での留学よりもコスパよく英語力アップできることが、近年のフィリピン留学の人気上昇の理由となっています。
フィリピンでオススメの語学学校を紹介!
フィリピンには魅力的で特色のある語学学校がたくさんあります。ここからは各語学学校について、ご紹介していきます。
EV Academy
EV Academy(イーヴィーアカデミー)は、セブエリアで初めてスパルタ式のカリキュラムを採用した語学学校です。平日外出禁止、毎日の単語テスト、学習スケジュールの徹底管理といったスパルタ校の特色を持ちながら、「SCHOOL and RESORT」というコンセプトを掲げ、リゾート校としての魅力も楽しめるのが特徴です。
2017年に新キャンパスへ移転したタイミングで「セミスパルタ」か「スパルタ」を選択できるようになり、勉強とプライベートのバランスを取りたい方も入学しやすくなりました。
学校の敷地内にはプールやシネマなどもあり、設備が整ったホテル滞在のような環境で留学生活を送ることが出来ます。
CIA マクタン校
CIA(シーアイエー)は2003年に開校した歴史ある老舗の語学学校で、長年の経営で培った確かな運営やカリキュラム、また優秀な講師陣が強みです。
CIA マクタン校のキャンパスはマクタン島の新興開発エリア近くに位置しており、ショッピングモールや飲食店、リゾートエリアへのアクセスも良好です。
授業カリキュラムはセミスパルタ方式で、集中的な英語学習とプライベートの楽しみを両立できます。日本語対応できるスタッフが在籍しており、留学初心者の方も安心です。
CPI
CPI(シーピーアイ)はセブ島エリアに位置するセミスパルタ方式の人気校です。リゾートホテルのような生活環境をコンセプトとしており、校内にはカフェ、ダイニング、プールやフィットネスジムなど、適度にリフレッシュしながら勉学に取り組める環境が整っています。
CPIには1週間や2週間の短期留学向けコースが設定されており、月曜日から授業を開始できるほか、祝日の授業保証もあり、短い留学期間で効果的に英語力を上げたい方におすすめです。
中長期の方向けの一般コースはスピーキング重視のカリキュラムとなっており、英会話力を伸ばしたい方に特におすすめです。
I.Breeze
I.Breeze(アイブリーズ)は、2012年から語学学校を運営していたBest Of Cebu(BOC)が2018年にキャンパスを移転することで新たに開校した英語語学学校です。
新校舎は「新しい風を吹き込む」をコンセプトとする最新鋭のモダンスタイルで、セブシティの中心部に位置し、大型ショッピングモールまで車で5分程という立地の良さも兼ね備えています。
一番人気のスタンダードコースはマンツーマン授業を中心に構成されており、英語初心者の方はもちろん、スピーキングをしっかり伸ばしたい方にもおすすめです。特に初級レベルの生徒へのサポートには力を入れており、ミーティングやフィードバックの対応が徹底されています。
Philinter
Philinter(フィリンター)はセブエリアで初めてセミスパルタ式を導入した語学学校です。「最高峰の教育機関となる」をビジョンに掲げており、教育に対する熱心さは数あるフィリピンの語学学校の中でも突出しています。
生徒が多国籍であることが特徴で、タイ、台湾、ベトナム、中国、モンゴルなどアジア各国から学生が集まっており、色々な国の文化を知る機会が多いことも魅力のひとつです。
English Fella 2
English Fella 2(イングリッシュフェラツー)は、セブエリアで一番の敷地面積を誇るリゾート型の語学学校です。
語学学校では珍しい室内体育館を設置しており、バトミントンやバレーボールでリフレッシュしながら留学生活を送る事ができます。また24時間利用可能な自習室も完備しており、座席は一人にひとつ割り当てられるため、英語の自習も集中して行うことができます。
English Fella 2では自由な留学生活を送れるClassic規則、日本人向けのスパルタ規則ほど厳しくないJスパルタ規則など、自分にあった留学スタイルを選ぶことができるのも特徴です。
3D Academy
3D Academy(スリーディーアカデミー)はセブのJYスクエアと呼ばれるショッピングモールに隣接する日系の語学学校で、その立地の良さとリーズナブルな価格に定評があります。
セブ最速レベルの高速インターネットを実現しているほか、日本人スタッフが常駐しており、日本人留学生にとって生活しやすい環境が整っています。
カリキュラムはノンスパルタで、各種の郊外学習やボランティア活動でセブの文化に触れる機会が多いことも、この学校の魅力のひとつです。
E-Room
E-Room(イールーム)はバコロド市という大きな港湾都市にある語学学校です。フィリピンの首都マニラからバコロド=シライ国際空港までは飛行機で約45分、セブからは約30分と、いわゆるフィリピン留学の定番であるエリアからは離れたエリアにありますが、その分自由でゆったりとした留学生活を送れるノンスパルタの学校となっています。
ホテルの一部を学校として利用しているため設備が充実しており、校舎の隣にはセブンイレブン、向かい側には警察署があるなど、治安もよく買い物にも便利です。
授業カリキュラムは個々の生徒に合わせて柔軟に変更できるオーダーメイド制で、セブやマニラとは一味違う留学生活を自分流に楽しみたいという方におすすめです。
Baguio JIC プレミアム
Baguio JIC プレミアム(バギオジェイアイシープレミアム)は、バギオ郊外にある自然豊かなキャンパスが特徴的な語学学校です。
敷地内にはカフェやスーパーマーケット、学生ラウンジ、ビジネスラウンジ、コワーキングスペース、ジム、スパ、ゴルフ練習場を完備しており、2023年には学生寮がフルリノベーションされて設備環境がさらにグレードアップしました。
アート、医療、旅行など興味のあるテーマを選んで学習できる「TEP ESL」、スピーキングの集中特訓ができる「スピーキングマスター」、ビジネス英語に特化した「ビジネスマスター」など、他校にはないユニークなプログラムを提供していることも特徴で、学生から社会人、シニアの方まで幅広い年齢やニーズに対応できる学校です。
BECI スパルタ校
BECI スパルタ校(ベシスパルタ校)は2022年にバギオにオープンした語学学校で、近年のフィリピン留学では減りつつある「夜間義務自習」「平日外出禁止」「母国語禁止」といった、スパルタ規定をあえて厳しく残していることが大きな特徴となっています。
3人の生徒と1人の講師が一緒に生活する部屋も特徴的で、生徒は同じ国籍に偏らないよう配慮されており、先生と共同生活することで常に英語を使う環境に身を置くことができます。
毎日2時間のTOEIC模擬テストが実施されるなど、TOEIC対策プログラムが充実していることも特徴で、厳しい環境で集中的に英語学習をしたいという方におすすめです。
CG ESL スパルタ校
CG ESL スパルタ校(シージーイーエスエルスパルタ校)はセブ島郊外にある伝統的なスパルタの語学学校です。
校舎はセブ市内から1時間ほどの距離にあり、平日は外出禁止であるため、英語学習に集中しやすい環境にあります。
紫のスクールカラーに基づいたヨーロッパ風のキャンパスが特徴で、敷地内にはプール、バスケットボール、卓球場などのスポーツ施設を完備しており、郊外への外出が禁止されていても勉強の合間にリフレッシュできる設備が整っています。
PINES IELTS校
PINES(パインズ)はフィリピンの語学学校の中でも特に長い実績を持つスパルタ校で、その第二キャンパスであるPINES IELTS校は、IELTSの試験対策に特化した専門キャンパスとなっています。
IELTS点数保証コースでは、マンツーマンレッスン講師が全員IELTSスコア7.0以上を保持しており、フィリピンでもトップクラスのレベルの高さを誇ります。
IELTSのスコアアップに本気で取り組みたい方におすすめの学校です。
SMEAG キャピタル
SMEAGキャピタル(エスエムイーエージーキャピタル)は、SMEAGグループの3つ目のキャンパスとして2012年にオープンした、セブエリアの語学学校です。
SMEAGキャピタルはセブの中でも数少ないTOEIC・TOEFLの公式試験会場となっており、TOEIC・TOEFLの公式試験を校内で受験できます。
First English
First English(ファーストイングリッシュ)は日本で学習塾を運営している会社が経営しており、日本の教育システムに合わせたカリキュラムを受講できるのが特徴の語学学校です。
日本人スタッフによる手厚いサポートがあり、ベビーシッターサービスやキッズルームといったサポートも受けられるため、親子留学を希望する方には特におすすめです。
小学生が単身で参加する「夏休みジュニアキャンプ」も開催しており、ジュニア留学先を探している方にもおすすめです。
Curious World
Curious World(キュリアスワールド)は、オンライン英会話の会社が設立した語学学校です。オンライン英会話がベースになっていることから、教材は欧米圏の語学学校と同じ国際基準(CEFR準拠)のものを採用しているのが特徴です。
日本人がキャンパスを監修しており、フィリピンでは珍しいウォシュレットが完備されています。トイレットペーパーも水に流せるなど、快適な生活環境で留学生活を送ることができます。
まとめ
フィリピン留学でおすすめの語学学校や人気の学校についてご紹介してきました。
スパルタ、セミスパルタ、ノンスパルタといったカリキュラムの違いはもちろん、ショッピングセンターに近かったり、自然が豊かだったりと、語学学校にはそれぞれの特徴があります。
留学の目的や目指す英語スキルに応じて、自分にぴったりの語学学校を探してみてくださいね!
◇経歴(英語を使用した経歴)
高校時代にイギリスへ短期留学。
大学院進学の傍ら、TOEICスコアアップや海外留学、海外旅行を経験。
社会人生活を経て、現在は英語に関するWEBコラム記事を執筆中。
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC900
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
留学:イギリス、ハワイ、スペイン
旅行:イタリア、チェコ、アメリカ、メキシコ、韓国、モロッコ、フランス、デンマーク、フィンランド、スイス、ハンガリー、ベルギー、オーストリア
◇自己紹介
ラジオ基礎英語をきっかけに英語の世界へ。理系専攻ながら英語を磨き、留学や旅行で色々な国を訪れた。結婚を機にWEBライティングを始め、現在は二児と共に英語ライフを楽しんでいる。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.