「Footprint」の意味とは?ビジネスや環境問題で使われる意味もご紹介!

footprint, ビジネス英語, ネイティブキャンプ

英語の中には、複数の意味を持つ単語がありますよね。同じ単語なのに異なる意味で用いられると、文章の意味が掴めず、理解が及ばないかもしれません。ですから、英単語を覚えるときには他にも意味がないかをチェックすることはとても大切です。

今回ご紹介するfootprintも、よく知られる基本的な意味の他にも別の意味で使われる英単語のひとつ。

この記事では、そんなfootprintの基本的な意味をご紹介しつつ、どんな場面で他の意味になるのかを解説していきます。特にビジネスやIT関連の話題ではよく出てくる英単語ですから、この記事を参考に意味を覚えておくと役立つはずですよ。

「Footprint」の基本的な意味とは?

もしかすると既に知っている人も多いかもしれませんが、「footprint」の基本的な意味は「足跡」です。

この足跡とは本当に日本語と同じ「足跡」のことを指し、靴の形や動物の肉球の跡なんかが残っていれば、そのことを「footprint」と言います。

また、footprintは足跡以外にも何かの面積を言い表すときにも使います。例えば、「何かの設置面積」「土地の占有面積」などがそれに当たります。「足跡」と比べるとあまりとピンとこないかもしれませんが、そういった面積も「footprint」の基本的な意味のひとつになります。

ちなみにケンブリッジ英英辞典では、footprintを以下のように定義しています。

the mark made by a person's or animal's foot(人または動物の足によって付けられた跡)

the amount of space on a surface that something needs(あるものが必要とする表面上のスペースの量=面積)

(引用元:Cambridge Dictionary https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/footprint

「足跡」として使われるfootprintの使い方に悩むことはないかもしれませんが、面積を表すfootprintは、具体的にどう使われているかわからない人もいるかもしれませんね。そこでシンプルな例文をご紹介しておきます。

例文:

The footprint of this building is only 30 square meters.

(この建物の敷地面積はわずか30平方メートルです)

このように、何かの広さについて語られている場合の「footprint」は面積について話している、と判断すると良いでしょう。

「Footprint」の他の意味を分野別にご紹介

ここまではfootprintの基本的な意味、英和辞典に掲載されている意味をご紹介しました。しかし、実は上記でご紹介した意味を把握しておくだけでは、さまざまな場面で出てくる「footprint」の意味を捉えることができないかもしれません。なぜなら、「footprint」は単に「足跡」「面積」といった意味だけではなく、他の意味を持つこともあるからです。

ここからは、footprintのさまざまな意味を、分野別にご紹介していきます。どれも各分野ではよく使われる頻出単語ですから、ぜひ覚えておいてくださいね。

ビジネスで使う「footprint」

ビジネスの場面で、さまざまな企業が「footprint」という言葉を使うようになってきているのですが、これを「足跡」や「面積」と捉えると、意味を誤解してしまうでしょう。それなのに、文章によっては「足跡」「面積」という意味で捉えても、意味が通じてしまうことがあるのです。

ビジネスでよく使われるようになったfootprintは、一体どういう意味なのでしょうか?

これは「拠点」と訳します。この「拠点」という意味は、未だに辞書には載っていなかったりします。特に英和辞典だと載っていないことの方が多いでしょう。そのため、「拠点」の意味で使われるfootprint「足跡」の意味で捉えてしまう人もいるのです。

例文と日本語訳を見れば、その意味がわかるかもしれません。

例文:

We would like to expand our footprint worldwide.

(私たちは世界中に拠点を広げていきたい)

最近のビジネスシーンで企業がこういった使い方でfootprintと言った場合は、ほとんどが「拠点」を意味します。しかし、文脈によっては本当に「(例えばその会社の)足跡(そくせき)・軌跡」の話をしている場合もあるため、少し注意が必要です。

IT関連用語として出てくる「footprint」

次にご紹介するのは、IT関連用語として出てくる「footprint」です。

「面積」を意味する「footprint」もビジネスシーンではしばしば見られますが、ITの世界では「digital footprint」という言葉が使われています。日本語でも「デジタルフットプリント」という用語が使われることがありますから、ITに詳しい人なら意味を知っているかもしれませんね。

英語も日本語も意味は同じで、「digital footprint」とはインターネット上に残されるオンライン活動の情報やデータのことを言います。具体的には、SNS上での投稿、アップした写真や動画、閲覧履歴、cookieに残ったデータなどが「digital footprint(デジタルフットプリント)」にあたります。

従来のSNSの中には閲覧すると「あしあと」が残るものがありますが、デジタルフットプリントはユーザー同士が確認できる「あしあと」とは違い、残そうと思っていなくても勝手に痕跡が残っているものです。

ちなみに、デジタルフットプリントを残さないような行動や設定をしていなければ、オンライン上での活動のほとんどはネット上に残っており、あまり多くのデジタルフットプリントを残しすぎると、ハッキングなどの標的にされやすいとされています。

環境問題で出てくる「footprint」

最後にご紹介するのは、環境問題で出てくるfootprint「carbon footprint」です。

日本語でも「カーボンフットプリント」という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。しかしカーボンフットプリントが具体的に何を意味するのか、よくわからない人もいるかもしれません。カーボンフットプリントとは二酸化炭素排出量のことで、「reducing carbon footprint」と言うと、「二酸化炭素排出削減」という意味になります。

この使い方が転じて、環境問題で「ecological footprint(エコロジカル・フットプリント)」という言葉もよく見られるようになっています。こちらもそのままカタカナにして日本語でも使われていますが、「環境負荷」という言葉で表されることもあります。

エコロジカル・フットプリントもカーボンフットプリントとあわせて覚えておけば、さらに環境問題に関する話題が理解しやすくなるでしょう。

まとめ

footprint足跡を意味するということは、ほとんどの人が知っていたかもしれませんね。ですが、「面積」という意味で使われていることや、ビジネス、IT、環境問題の分野では違った意味で使われていることを知らなかった人は多いでしょう。

どの分野のどの意味においても「footprint」はよく使われる頻出単語のひとつですから、覚えておいて損はないはず。特に英語のレベルが上がってきて、少し難しい話題にも挑戦してみたい人は、ぜひデジタルフットプリントやカーボンフットプリントをテーマに、ディスカッションをしてみてはいかがでしょうか。

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