現代の海外旅行で欠かすことができないのが「映え写真」です。インスタグラムなどのSNSに、日本では撮れないフォトジェニックな写真をアップすることを楽しむ人も少なくないでしょう。
そして、数ある海外の観光スポットの中でもインスタ映えスポットが多い場所が、フィリピンのセブ島です。
セブ島には、言わずもがな美しいビーチがありますし、オシャレなカフェや古めかしい建造物、現地感たっぷりの料理などの写真も撮ることができます。その上、日本からも近く旅費もリーズナブルです。
今回の記事では、そんなセブ島のおすすめインスタ映えスポットを紹介していきます。映え写真をたくさん撮りたい人は、ぜひブックマークなどをして、旅行の準備や旅行中の参考にできるようにしてみてください。
セブ島で定番のインスタ映えスポット
まずは、誰もが押さえておくべき、セブ島の定番インスタ映えスポットを見ていきましょう。
サントニーニョ教会
サントニーニョ教会は、「セブ島でもっとも価値のある建造物」と言われている建物です。キリスト教が国教であるフィリピンでは、国内のいたるところに教会が建てられており、週末には礼拝をするために人々が集まります。
サントニーニョ教会はその中でももっとも有名と言ってもいい教会で、セブ島に住む人なら知らない人はいません。キリスト教信者でなくても中に入ることができ、写真撮影も可能です。
荘厳なステンドグラスや祭壇、イエス・キリスト像など、日本では滅多に見ることができないものばかりです。ただ、テーマパークや商業施設ではないので、周りの迷惑になるような撮影の仕方はしないように注意しましょう。
マゼランクロス
マゼランクロスとは「十字架」です。サントニーニョ教会のすぐ隣に飾られています。タクシーの運転手に、「マゼランクロスまで」と伝えるだけで行くことができるほど有名な観光地で、多くの人がその十字架を見るために訪れます。
なぜこの十字架が有名なのかと言うと、フィリピンにキリスト教を普及させた冒険家フェルディナンド・マゼランが建てたものだからです。マゼランは1521年にセブ島を訪れ、当時の王と王女に洗礼を授け、フィリピンで最初のキリスト教徒を誕生させました。
それをきっかけにキリスト教が広まり、今ではフィリピン人の大半がキリスト教信者となっています。そのため、このマゼランクロスはフィリピンでは特別な存在なのです。
オスロブでジンベエザメとツーショット
セブ島といえば、海のアクティビティが有名です。水上スキーやスノーケリングなどは、SNSでよく見かけますね。その中でも、セブ島でしか体験できない海のアクティビティが、ジンベエザメウォッチングです。
セブ島のオスロブという地域は、「世界で唯一ジンベエザメの餌付けに成功した場所」として知られています。有名なだけあって、ジンベエザメとの遭遇率はなんと90%を超えています。
よほどの悪天候でなければオスロブまでたどり着くことができ、必ずジンベエザメと泳ぐことができます。ここでは、ほとんどの確率でインスタ映え写真を手に入れることができるでしょう。初めての人は、ジンベエザメツアーがいくつかあるので利用することをお勧めします。
シラオガーデン
海に囲まれているセブ島では、マリンスポーツが盛んですが、陸上にもインスタ映えスポットがたくさんあります。セブシティーから車で1時間弱のシラオにあるのが、お花の楽園「シラオガーデン」です。
シラオガーデンでは、広大な自然の中に様々な花や草木が植えられています。植物に合わせて、オシャレな建物やオブジェなどが設置されており、インスタ映えのために作られた施設といっても過言ではないでしょう。
売店も園内にあるので、お菓子と飲み物を買って一休みもできます。入場料も130円くらいなので、気軽に立ち寄ることができます。
シマラ教会
ビジュアルの映えと、文化的な体験をどちらも楽しみたいのなら、シマラ教会まで行ってみましょう。シマラ教会は、カトリックのキリスト教の教会です。キリスト教が主のフィリピンでなぜこのシマラ教会が有名なのかと言うと、それはその見た目です。
シマラ教会はまるで、西洋の映画に出てくるお城のような見た目をしており、キリスト教信者でない人も観光に来る場所なのです。
無料で中に入ることができ、撮影も自由です。ドレスコードがあったり、行列ができたりと注意するべき点はいくつかありますが、インスタ映えには持ってこいのスポットです。
写真映えするセブ島の絶景ビーチ
セブ島旅行で絶対に撮りたいのがビーチの写真ですよね。ビーチは至る所にありますが、その中でも特におすすめのスポットを紹介します。
モアルボアルの「ホワイト・ビーチ」
見た目の美しさで言えば、モアルボアルのホワイト・ビーチがトップクラスでしょう。名前の通り、砂浜が真っ白なのです。海は鮮やかなブルーで、青と白のコントラストは絶景といえます。
誰がどう撮影しても、絶対に映え写真が撮れること間違いなしです。
また、ビーチを離れて島内を少し歩くと、田舎特有の手つかずの木々や川、滝などを見ることもできます。トレッキングが楽しめるツアープランもあるので、自然の美しさを楽しみたいという人はモアルボアルのホワイト・ビーチを訪れてみてください。
インスタ映えするカフェ
あまり知られていませんが、セブ島は「カフェ巡りの聖地」としても知られています。海外移住者や旅行客が世界中から集まっているため、様々なスタイルのカフェが密集しているのです。
セブ島も決して大きな島ではないので、容易に動き回ることができてカフェをはしごするにはうってつけの場所なのです。ここでは、特にインスタ映えに特化したカフェを紹介していきます。
ラ・ヴィ・パリジェンヌ
ラ・ヴィ・パリジェンヌは、ワインバーを兼ねたカフェです。サンドイッチや総菜パンなどを中心としたメニューがあり、ちょっとしたお茶やしっかり食べたいランチにも最適です。
こちらのインスタ映えスポットは、お店に併設されているそのお庭です。お庭のイルミネーションで飾られたオブジェが置かれており、その中で食事をすることができるのです。カラフルに光る椅子やカウンターは、とても幻想的です。
ディナーメニューも充実しているので、映え写真を狙うなら夜に訪れると良いでしょう。
カラフルカフェ
「ザ・インスタ映え」が撮れるカフェなら、「カラフルカフェ」がおすすめです。その名の通り、様々な色のドリンクがたくさん揃えてあるカフェで、赤、青、緑、ピンク、黄色など、普通のお店では見られないようなビジュアルのドリンクが飲めます。
タピオカを追加でトッピングすることができたり甘さを調整できたりと、見た目だけでなく味も楽しむことができるのも嬉しいですね。
また、フードメニューも充実しています。ご飯の上に味付けされた豚肉が乗った、日本の丼ぶりのような料理が人気で、ちょっと小腹が空いたときにも立ち寄れる場所です。
マクタン島も外せない
セブ島に行くのであれば、ぜひマクタン島にも行ってみてください。マクタン島は、セブシティーの南東に位置する小さな島です。セブ本島とは海で隔てられていますが、セブ島の一部として扱われます。
セブ島本島とは、少し雰囲気が違うスポットを紹介します。
10000 Roses Cafe & More
10000 Roses Cafe & Moreは、マクタン島の海沿いにあるカフェです。セブ島本島の都会にあるカフェとは打って変わって、地元の人たちも集まるローカル感あふれる雰囲気を感じることができます。
もちろん目の前に広がる水平線も見どころですが、10000 Roses Cafe & Moreのインスタ映えポイントは、無数のLEDのバラ畑です。LEDランプで出来たバラが、テラス一帯に飾られており、夜には幻想的な景色が広がります。
メニューは「王道のカフェ」という感じで、ホット/アイスコーヒー、フラペチーノ、紅茶など、一般的なカフェメニューを網羅しています。注意点は、カフェなのに入場料がかかるということ。50円くらいですが、知らないとビックリしてしまいますね。
ランラウ・フローティング・ネイティブ・レストラン
ランラウ・フローティング・ネイティブ・レストランは、「水上レストラン」の別名を持つレストランで、地元民にも愛されているスポットです。旅行者や留学生にはあまり知られていない場所なので、現地の空気を味わうことができるでしょう。
竹や木材で作られた店内は、RPGゲームに出てくる酒場を思わせます。
そして最大のインスタ映えスポットは、海越しに見えるセブシティーの夜景です。水平線に浮かぶ宝石のようで、その幻想的な光景はまさに映えです。
メニューは旅行者をターゲットにしていないのでとてもリーズナブルです。しっかり食べたい人には嬉しいですね。
アイランドホッピングで行ける近場のインスタ映えスポット
セブ島といえば、いくつもの島を船で巡る「アイランドホッピング」が有名ですよね。最後に、そのアイランドホッピングで行ける、インスタ映えスポットを紹介します。
チョコレートヒルズ(ボホール島)
チョコレートヒルズは、ボホール島にあるフィリピンを代表する自然の観光スポットです。
一帯にボコッと盛り上がった丘がいくつもあり、その不思議ながらも雄大な光景は、多くの人の目を引き付けます。なぜそのような地形になったのかは解明されていませんが、一説ではマグマによる海底の隆起が原因だそうです。
また、チョコレートヒルズ周辺には、ジップラインやバギーなどのアクティビティを楽しむことができるスポットもあるので、飽きることがありません。
ナルスアン島の桟橋
SNSやテレビのCMなどで、エメラルドグリーンの海に一直線に伸びる桟橋を見たことはありませんか。ナルスアン島に行けば、それと同じものを見ることができます。ナルスアン島は、セブシティーから1時間ほどで行ける場所にある小さな島です。
桟橋はだれでも渡ることができ、写真も撮り放題です。もちろん迷惑にならない程度ですが。
世界を見ても、何もない海にポツンと桟橋がある場所はあまりないので、インスタ映え間違いなしです。入島料金はかかるので注意しましょう。
パンダノン島のビーチ
パンダノン島は「天国に一番近い島」という別名を持つ島です。
ナルスアン島と同じような桟橋、ビーチでのバーベキュー、マリンスポーツなど、様々なインスタ映えポイントがあるのですが、パンダノン島で見て欲しいのは砂浜です。
パンダノン島周辺の砂浜は遠浅になっており、潮がちょうどいい具合になると、この世のものとは思えない美しさのビーチが顔を見せるのです。これが「天国に一番近い島」と呼ばれる所以なんですね。
ちなみに、飲食物は持ち込みが禁止になっているので気を付けましょう。
まとめ
セブ島は、インスタ映えを量産できる島として知られていますが、事前に調べておくことで自分だけの映え写真が撮れるかもしれません。
また、誰にも知られていない良い写真が撮れるスポットを見つけるには、現地の人に訊くのが一番です。1年中その場にいる人たちですから、季節や時間帯によってキレイに見える場所や、ガイドブックには載っていないカフェやバーなどの情報ももらえるかもしれませんね。英語が話せる人は、インスタ映えにおいても有利な立場にいるのです。
「英語を使って情報収集をして、誰にも知られていないインスタ映えスポットを見つけたい!」という方は、ネイティブキャンプで英語を勉強することをおすすめします。
ネイティブキャンプでは、24時間365日、スマホやパソコンでマンツーマンレッスンを受けることができます。フィリピン出身の講師も多いので、英語も身に付けることができて、現地の情報も手に入れることができます。ぜひ無料体験レッスンを検討してみてはいかがでしょうか。
◇経歴
・アメリカ、オクラホマ州の四年制大学を卒業
・英語学習に関するブログを中心に、英語ライター・翻訳家として活動(現在)
◇資格
・TOEFL503点(大学入学時)
・Bachelor of Arts(文学士号)
◇海外渡航経験
・高校卒業後に、アメリカのオクラホマ州にあるNortheastern州立大学へ5年間の正規留学を経験
◇自己紹介
高校時代にアメリカの音楽文化に興味を持ち、アメリカへの大学留学を決意したことが、英語学習を本格的に始めることになったきっかけです。渡米後に3ヶ月の語学研修とTOEFL試験をクリアし、正規入学を果たしました。音楽学部にてJazz Studiesを専攻し、複数のバンドでギタリスト・ベーシストとして活動したことは一生の財産です。言葉はその人の価値観を定義付け、語学の習得は世界の見え方を変えます。自分が今も現在進行形で経験している、言語の魅力を発信するために、日々、英語・語学に関する情報発信をしています。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.