ワーホリでおすすめの都市は?英語圏で主要な人気都市を紹介

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今日はワーキングホリデーについてご紹介します。コロナもだいぶおさまり、海外へ行く人も増えてきました。海外に少しでも、興味のある皆さんなら一度は海外留学について考えたこともあるのではないでしょうか。

今日は、留学の中でもよく選ばれるワーキングホリデー(以下ワーホリ)について紹介していきます。この記事では、ワーホリでおすすめな都市、特に英語圏で人気な都市について話していきます。少しでもワーホリに興味のある人、これからワーホリを考えている人、いずれ行こうと考えている人、ぜひ参考にしてみてください。

ワーキングホリデーとは?

そもそも、「ワーホリって聞いたことあるけど実際はどんなシステム?」という人もいるのではないでしょうか。

ワーホリとは、ワーキングホリデーという言葉の通り、海外で仕事をしながら休日を楽しむといった留学の仕方です。一般的に、ワーホリビザというものが発行され、約1年間(国によってはそれ以上)滞在することができます。しかし、このワーホリビザは、18歳以上30歳までしか発行されないという条件があるので注意しましょう。

学生で留学に行く選択肢の一つとして、ワーホリを選ぶ人もいますし、仕事を何年かしてから、ワーホリで行く人など様々です。ワーホリビザでは、その国で仕事をする権利があります。

しかし、滞在の仕方は基本的に、自由でお金があるのであれば仕事をしなくても住むこともできます。また、ワーホリ中に、語学学校に通うこともでき、人によって形態は様々です。

住む場所に迷ったらここ!国別おすすめの都市

現在、日本から行けるワーホリは、20ヵ国以上あります。しかし、やはり英語を勉強したい、英語力を伸ばしたいという方には、英語圏がおすすめです!この記事では、日本人にも人気の英語圏であるオーストラリア、カナダ、ニュージーランドを紹介します。

オーストラリア

日本から飛行機で約10時間離れた、オーストラリア。

しかし、時差は日本と1時間しかありません。日本から一番近い英語圏と言えるでしょう。南半球のため、日本とは季節が真逆です。ワーホリの場所としてとても人気で、連日日本のメディアでも取り上げられています。物価が高い分、収入も多くもらうことができます。

また、日本語の勉強をしているオーストラリア人が多いなど、親日な一面もあります。日本からの距離が近い分、ワーホリで来る日本人も多いようです。日本全体のワーホリ利用者の半分以上がオーストラリアを目的地にするとも言われています。ワーホリ大国のため様々な国の人がやってくるのも魅力の一つです。

また、通常のワーホリは1年間ですが、オーストラリアは季節労働をすることで2回目のワーホリ申請を出すことも可能です。そのため長く海外にいたいという方におすすめです。今回は、オーストラリアでおすすめの都市を5つ紹介します。

シドニー

シドニーは、オーストラリア最大の都市です。有名なオペラハウスやハーバーブリッジなどの観光名所があります。公共交通機関が発達しているので移動で困ることはありません。

年間を通じて過ごしやすい気候で、治安も良いです。最大の都市というだけあり、仕事が豊富なのもワーホリの場所として人気の理由の一つです。日本からアクセスが良い分、特に日本人が多い印象です。人口は、500万人程います。

ブリスベン

ブリスベンは、シドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市です。シドニーやメルボルンに比べて物価が安いため家賃も安いのが特徴です。

人口は他の都市に比べて少ないため、街の雰囲気は落ち着いています。シドニーと同様、過ごしやすい気候で快適に過ごせるのも魅力です。公共交通機関も良く、どこに行くにもアクセスが良好です。

ブリスベンのワーホリでは、レストランやファーム(農場)、ハウスキーパーなどとして、働くことができます。

メルボルン

メルボルンは、第二の都市と言われています。国際色豊かなので、日本人でも気にせず暮らしやすいです。

また、国際色豊かと言うことは、多国籍料理が豊富にあるということでもあります。日本料理がすぐ食べれるのは寂しくありませんし、いろいろな料理を楽しむことができるので良いですね。

また、カフェがとても多い街として有名です。コーヒー好きの人には向いているかもしれません。市内のみならず、郊外にもアクセスしやすいのも特徴です。メルボルンのワーホリでは、ジャパニーズレストラン、カフェバリスタ、リゾートホテルでのバイトなどをすることができます。

ゴールドコースト

今まで上げてきた、3つの都市に比べてこちらは知名度が比較的低いですが、オーストラリアにはまだまだ魅力的な地域があります。

その一つがゴールドコーストです。海を楽しむならゴールドコーストがおすすめです。ビーチでサーフィンやスキューバ―ダイビングなどを楽しむこともできます。海が近いため、夏場は観光客向けのサービス求人が豊富で仕事につきやすいです。また、自然豊かで、多くの国立自然公園もあります。

家賃はシドニーやメルボルンに比べて半分ほどで生活ができるので、長期滞在に便利な場所です。ビーチ付近のレストラン、サーフショップの店員、観光客向けのガイドなどのお仕事があります。

パース

パースは、「世界で一番美しい」「世界で一番住みやすい」と言われている素晴らしい都市です。日本から直行便がないためか、他の都市に比べて日本人は少ないでしょう。

紫外線が日本より強かったり、昼間と夜の気温差が激しかったりと少し対策が必要です。

最近は、イギリスからの移住者が増えているので英語の環境がより充実しそうです。人口は、約200万人とシドニーに比べて少ないのがわかります。

カナダ

次に紹介するのは、カナダです。飛行機でバンクーバーまでは約9時間、トロントでは約12時間と少し距離はありますがワーホリの場所として人気です。アメリカととても近いですが、アメリカより治安もよく、物価が安いイメージがあります。また、国民性も日本と少し似ている部分を感じるのでワーホリとしておすすめの点です。

移民が多く、ウクライナ、ドイツ、台湾、香港、カンボジアなど様々なルーツを持つ人と出会うことができます。移民系のカナダ人と一緒に仕事もできますし、同じようにワーホリで海外から来て仕事をする人も多い印象です。

そのため、仕事はしやすい環境と言えます。カナダでワーホリするのにおすすめの都市5つを紹介します。カナダは、他の英語圏と比べて、発音がとてもきれいです。英語を勉強するのには最適な場所と言えるでしょう。

トロント

カナダでワーホリと言えば、多くの日本人が、トロントかバンクーバーを選びます。トロントはカナダでも最大の都市で、バンクーバーに比べれば日本人は少ないです。

治安が良く、夜でも日本のように歩けてしまいます。最低賃金はカナダ全土でも高い方でチップ社会のため、お店によってはチップをもらうことで賃金はさらに上がります。ホテルフロントマン、レストラン店員、カフェ店員などのお仕事があります。

バンクーバー

トロントより日本へのアクセスが良いです。最近ではLCCなどでバンクーバーに行くこともできるようになりました。費用をおさえて行くことができるのは魅力的です。

人気な都市なので、日本人は比較的多いと言えます。日本人が多いということは、日本人の受け入れ体制が充実しているので他の都市より困ることは少ないでしょう。求人もカナダ国内でトップクラスといわれています。

ビクトリア

バンクーバー島最大の都市です。日本人が少ない環境で英語力を磨くことができます。元イギリス植民地のため建物などがヨーロッパ的でとてもお洒落です。

都市部にはアクセスが可能なため、平日はのどかなビクトリアで過ごして休日にバンクーバーに遊びに行く生活を送ることができます。ホテルのハウスキーパー、カフェやレストランのウェイター、日本食レストランなどの求人があります。

オタワ

カナダは、フランス語圏と英語圏に分かれています。オタワは、フランス語圏に近くフランスの文化にもふれられます。モントリオールとトロントの中間地点にあります。

飲食店のウェイター、日本語学校の教師、倉庫での軽作業などの仕事があります。

モントリオール

モントリオールは、カナダ第二の都市です。フランス語圏のため、街にはフランス語が飛び交っています。ヨーロッパの雰囲気も楽しめるのでヨーロッパ好きにはおすすめの地域です。

ニュージーランド

最後に紹介するのは、オーストラリアのお隣の国ニュージーランドです。比較的物価が安く、ワーホリとしても人気の場所です。マルチカルチャーのため、電車に乗っていても、みんな違う国の出身かなと思うくらい、たくさんの人種で溢れています。

自然豊かで、星空や風の音、虫の音などを楽しみながら過ごすことができます。ステイ先によっては、ファームを持っていたり、牛や羊、犬、猫などと共存して生きるなんてこともあるかもしれません。ニュージーランドのワーホリ都市でおすすめの4つを紹介していきます。

オークランド

ニュージーランド最大の経済都市と言われています。ニュージーランドの人口の3分の1がこのオークランドで生活をしています。アジア系を中心に様々な人種がいるのも特徴です。

都市でありながら、人口は他の国より比べて多い訳ではないので都市の人混みなどが嫌いな人でも、快適に暮らせる都市です。都市なので、物価はやや高めですが、生活に困ることはなさそうです。語学研修しながら接客サービスなどを学ぶことができます。

ウェリントン

政治の中心都市と言われています。コンパクトな街で、どこに行くにもアクセスが良いです。

中心地から山や海など自然な場所にもアクセスが良いのは魅力の一つです。家賃や物価はオークランドよりも安いので費用を抑えたい方にはおすすめです。

クライストチャーチ

オークランドやウェリントンに比べて、有名ではありませんが、ニュージーランドには大自然を生かして他にもたくさんワーホリのおすすめの地域があります。クライストチャーチは、酪農、畜産、農業が盛んでガーデンシティと呼ばれています。

ヨーロッパの街並みが残る街なので、ヨーロッパが好きな方は気にいるでしょう。郊外なので、スローライフを楽しむことができます。フルーツピッキング(農場スタッフ)などの仕事が中心です。

クイーンズタウン

ニュージーランドで最後に紹介するのがクイーンズタウンです。世界的なリゾート地として有名です。バンジージャンプやジェットボード、スキーフィッシングなどの様々なアクティビティが年間を通して楽しめます。リゾート地のため、小規模な街のわりに求人が多いです。

サービス業(ホテルやレストランなど)の仕事が中心で、地元の新聞や掲示板などに求人が張り出されます。

おまけ ワーホリで英語は上達する?

結論から言うと、それはあなた次第です。しかし、努力すれば英語が上達することは間違いありません。

例えば、できるだけ日本人に頼らない環境を作ることや、ジャパニーズレストランで働くのではなく、海外の企業で働くなど工夫をするのも1つの手です。

また、TOEICなどの試験の点数を上げたい場合には、海外に行くだけでは点数は伸びません。やはり、机の上で勉強する対策も必要です。海外にいる間は、モチベーションも高い上に、時間も日本にいる時より多くあるように感じる人が多いです。空いている時間などを使って勉強するのもいいと思います。

まとめ

以上、ワーホリの都市でおすすめな場所についてご紹介しました。気になった都市はありましたか?日本人が多い地域が良いのか、都市か田舎どちらが自分には向いているのか、ご自分にあったワーホリができると良いですね。

ワーホリを考えている皆さんは、多くの場合英語力向上を目指していると思います。しかし、ワーホリの良いところはそれだけではありません。ワーホリ先で会う現地の人や日本では絶対出会わないであろう同じワーホリできた日本人から学ぶこともあるでしょう。

また、最近ではコロナあけで、たくさんの人がワーホリにいったり、求人がまだ少なかったりして仕事が見つからないという話を耳にします。

しかし、仕事がもらえなかったとしても交渉するスキルや、自分から動く行動力など全てが財産になります。日本でワーホリに行きたいなと悩んでいる皆さん。ぜひ行動を起こしてみてください。素敵な冒険が待っているかもしれません。

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