留学費用が高いと感じたら?費用を安く抑えるためのコツを紹介

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今回は、留学に興味はあるけれどどうしてもお金の問題が気になるという方に、具体的な金額と節約のコツをご紹介します!

何かしようと思ったら費用がかかるので、金銭問題というハードルを超えないことには身動きが取れませんよね。

しかし、本当に留学に対して本気ならどうにかなるのも事実です。国別で留学にかかる費用を知り、対策を考えていきましょう!

留学費用って全部で何が必要になるの?

留学には漠然とお金がかかると思っている方も多いのですが、具体的な金額を知ると意外と何とかなる場合もあります。

筆者も、長期留学のための資金は大学3年生の9月にイギリスに行くまでにすべて自分で貯めました。時給800円で週2、3のアルバイトというゆるい形でも貯まったため、お金がないことを理由に留学を諦める人は本来いないはずなのです。

留学に必要な基本経費

留学に必要な費用を調べてみると、様々なところにお金がかかってくることがわかります。

学費

まずは、学校授業料やプログラム参加費用は必須です。いわゆる学費ですから、これがなければ留学は不可能です。入学金や出願費用、教材費なども考慮しておく必要があるでしょう。もし語学力などに自信がない場合は、現地でのサポート料金なども考えておくべきです。

航空券代

留学場所によりますが、英語圏は日本から遠いところが多いため航空券代はかなりかかります。往復チケットを買って、長期留学期間中に帰りのチケットを保管しておく手もあります。

海外留学生保険

保険もかなり高いです。もちろん保険内容にもよりますが、海外で何かあったら大変だからと考えると、安いものでは不安という方も多いです。

パスポートやビザ申請料金

パスポートの他、留学ではビザの申請料金が必要になる場合もあります。短期留学なら要らない場合もありますが、長期留学の場合は学生ビザなどの取得が必要になります。

ビザの申請には健康診断費や貯蓄があることを証明する書類など、病院や銀行で手続きをし書類作成料金も支払わなければなりません。日本語の書類の他、英語の書類が必要になる場合もあります。

滞在費と生活費

留学するなら、寮であれホームステイであれアパート暮らしであれ、滞在費も必ずかかります。食費や交通費、通信費もかかりますし、せっかく留学するのですからお小遣いや交際費も視野に入れたいところです。

国別の費用概算

では、留学先によって費用がどれくらい変わるのか、概算をご紹介しましょう!

短期留学

為替レートで料金は変わりますしあくまで目安ですが、短期留学で1か月滞在した場合の費用を国別にまとめると以下のようになります。

アメリカ 80万円
オーストラリア 55万円
ニュージーランド 65万円
カナダ 60万円
イギリス 75万円

日本で人気の英語圏をざっくりと見比べてみると、多少なりとも差が生まれていることがわかりますね。短期留学なので、全体の費用に占める割合は航空券など、留学の準備にかかるものが高くなります。

その代わり、短い期間であることからホームステイを選択しやすくなり、その分食費を浮かせることが可能です。

長期留学

では、長期留学で1年留学した場合の概算も見てみましょう。

アメリカ 590万円
オーストラリア 250万円
ニュージーランド 270万円
カナダ 330万円
イギリス 450万円

長く滞在することになると、費用の割合のうち大きくなるのは学費です。

また、その時の物価の影響を受けやすくなるので、留学に行く時期によっても違いが出てくるでしょう。お金がないから行きたい国を諦めて妥協した国へ行く方もいますが、それで本当に後悔しないのかしっかりと自問自答しないといけません。

費用を抑えるためのコツ

では、留学費用を少しでも抑えるためにはどうすればいいのでしょうか。

費用を削減する具体的なテクニックと、予算オーバーを避けるためのアドバイスをご紹介します!

費用を削減する具体的なテクニック

お金を稼ぐのではなく費用を削減するために使えるテクニックなら、学生でも使えますよね。以下を参考にしてみてください。

航空券は計画的に購入

航空券もかなり高いものですが、留学を決めてから実際に現地へ行くまでに時間があるのなら、もしかしたら数万円節約できるかもしれません。

航空会社は時々キャンペーンを行っていることがあるのですが、時間があるなら次のキャンペーンまで待つことができます。早く売り切れてしまう人気の安いチケットも、早めに買っておけば同じ進路でもお得です。

シェアハウスの検討

短期留学ならホームステイでも良いのですが、長期留学となると滞在費がバカになりません。学生寮も同じく高いので、抵抗がなければシェアハウスを検討してみてください。

家賃を少しでも浮かせることができれば、長期になるとかなり大きな差になってきます。自炊は大変かもしれませんが、シェアハウスのいいところは住人と家事を分担できることです。自炊なら食費も浮くため費用の節約に一役買ってくれるでしょう。

無料のエージェントを利用

留学に関する手続き等をサポートしてくれるエージェントは心強いものですが、有料のものだと10万円ほどしてしまうためかなり痛いです。無料のところを探したり、自分で手続きをすればこの10万円も現地でのお小遣いとして使えます。

予算オーバーを避けるためのアドバイス

次に、予算オーバーにならないようにするためのポイントをいくつかご紹介しましょう!

留学生保険の比較

航空チケットと並んで高いのが留学生保険や海外旅行保険です。いろいろなサービスがあるので迷ってしまいますが、自分に合う適切なプランを見つければ予算内に納めることができます。

保険会社によって費用が異なるのはもちろんのこと、プラン内容でも違いが出るので調べる時間を設けましょう。保険料金の比較サイトを利用することをおすすめします。

地域の選択

行きたい国は譲れなくても、都会ではなく郊外や田舎を選択することで滞在費を抑えることもできます。

世界的な大都市であるニューヨークやロンドンなどは物価も家賃も高いことで知られていますが、例えばロンドンまで車で1時間の範囲にあるオックスフォードではもう少し生活費を安くできます。都会にこだわりがそこまでなければ、その国の中でも地方を選んでみてください。

語学学校のキャンペーンの利用

留学にも種類がありますが、語学学校で現地の言葉を習いたいのであれば、学校のキャンペーン情報はしっかり入手しておきましょう。中には、早期申し込み割引や入学金免除といったキャンペーンがあります。

授業料が全体的に格安の語学学校もありますが、授業の質が悪かったり、安ければいいという考えのやる気のない生徒が集まるなど悪い評判も立つので注意が必要です。語学学校がどんなキャンペーンを行っているか調べるには、その学校の公式サイトや留学エージェントの公式サイトを利用してください。

ちなみに…

筆者は高校生の時にはオックスフォードの語学学校へ短期留学、大学生の時にはエディンバラ大学に長期で交換留学しましたが、どちらがお得だったかと言うと後者です。

長期留学の方がもちろん全体的にはお金がかかったのですが、当時の為替レートを考えると高校時代は非常にポンドが高かったため損をしました。また、大学時代の交換留学は大学がサポートしてくれたため、エージェントに頼らずに済みました。

その代わり、やはりビザの申請やその申請に必要な書類の準備にかかるお金は高かったですし、大阪まで行って手続きをしなければならなかったのでその交通費もかかりました。

留学費用を抑えるために本気を出すなら情報戦となります。留学先の学校のホームページは現地の言葉で書かれているので、留学前からある程度の語学力は必要です。

自動翻訳された文章では、概要はわかりますが細かいところがわからないことも多々あるため非常に不利です。その学校独自のキャンペーンの名前が変に訳されていることもあるため、やはり現地の言葉ができると費用面でも大きなアドバンテージになると言えるでしょう。

おまけ フィリピン留学について

もし、英語圏に留学したい方のうち、訛っていてもいいし、行きたい国を妥協してもいいというのであれば、フィリピン留学がおすすめです。

フィリピン人は英会話スクールの講師として雇われていることが非常に多く、イギリスやアメリカの講師と比べると割安です。留学もフィリピンの方が他の英語圏よりも安く済むため、とにかく安く留学したい方は検討してみてください。

1ヶ月の費用例では、全体として340,000円ほどの費用で足ります。以下はあくまで目安ですが、参考にしてみてください。

入学金15,000円
学費 + 寮費200,000円
光熱費・管理費13,000円
教材費2,000円
SSP費用15,000円
航空券80,000円
海外旅行保険15,000円

合計340,000円

引用先:https://www.ryugaku-onebridge.com/d/planb

まとめ

留学費用が高いのは皆さんご存じだと思いますが、実はお金がないことを理由に留学を諦める必要はありません。

バイトで費用は貯められるほどなのですから、お金がないのではなくそこまで本気でないから留学しない人の方がよっぽど多いです。

それをお金がないという言い訳で隠している人が非常に多いなと感じるので、本気であればお金の問題は乗り越えられます。今は留学費用がなくても、どのように費用を工面するかコツを知り、情報を得る能力を身に付ければ留学が現実になりますよ!

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