バレンタインデーで渡したい「チョコ」の英語表現!チョコの食感や味の表現も

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今回の記事は、子どもも大人も食べる「チョコレート」の英語です!来るバレンタインデーに向けて外国人にチョコを渡すとき、クリーミーなど味の英語表現はできますか?

外国人も大好き!チョコレートについて、様々な英語のフレーズで話せるようにしていきましょう。

チョコは英語、その由来は?

さっそくですが、チョコの英語は「chocolate」というスペルです。皆さんも辞書でchocolateを調べてみてください。日本人が言う、焙煎したカカオの豆を挽いてバターなどを加えて作るいわゆるチョコの意味があることが分かります。

さらに、chocolateと言えばhot chocolateなど飲み物としてのチョコレートやココア、チョコレート色である茶色も表す言葉になります。

このchocolateからチョコまたはチョコレートが日本語でも使われているんですね。というわけで、海外でもチョコレートはchocolateと呼ばれています。

chocolateと呼ばれる由来

普段、私たちが自然に使うchocolateですが、その由来を簡単に紹介しましょう。

その由来には諸説がありますが、アステカ語の”xocoatl(ショコアトル)”に遡ります。カカオは神の食べ物を意味しており、メソアメリカの文化ではカカオ豆を使い、苦い飲み物が作られていたそうです。その後、アステカを滅ぼしたスペイン人が砂糖を加えたことによって甘いチョコレートができ、ヨーロッパにそのチョコレートが広まったということです。

ちなみに、スペイン語でチョコレートはchocolate(チョコラテ)、美味しいものがたくさんあるフランスではchocolat(ショコラ)です。チョコを使ってこれらの似た表現も覚えてみてはいかがでしょう?

筆者の住むイギリスを含め、ヨーロッパの人たちは本当にチョコが大好きです。とても有名なCharlie and the Chocolate Factory(チャーリーとチョコレート工場)という映画もあります。オリジナルは”夢のチョコレート工場”として1971年に、2023年には”ウォンカとチョコレート工場”とリメイクされています。チョコ好きで英語を勉強している方はぜひ!

chocolate / chocの種類別表現

バレンタインの話になりますが、日本ほどあらゆるタイプに分けたチョコを贈る文化がある国は世界にもないかもしれません。

本命チョコ、義理チョコや自分へのお褒美チョコは以前からありますが、現在では友チョコ、そしてお世話になった人にお礼の意味を込めて贈る世話チョコなど、どんどん種類が増えています。

日本にしっかりと定着しているイベント文化として、この辺も外国人に英語で説明できるようになると面白いコミュニケーションになるでしょう。

ホワイトチョコ?板チョコ?それぞれのchocolate英語

ここからは、chocolateの英語を英会話に使えるよう、まずはチョコの種類別表現を紹介します。

基本のチョコレート:

・milk chocolate ミルクチョコレート
・white chocolate ホワイトチョコレート
・dark chocolate ダークチョコレート

特にダークチョコはビターチョコレートとも呼ばれ、カカオが30%~90%まで異なるタイプもありますね。

チョコレートのなかに何か入っているもの:

・chocolate with nuts ナッツ入りチョコレート
・chocolate with dry fruits ドライフルーツ入りチョコレート
・chocolate toffee トフィ(キャラメル)入りチョコレート

イギリスで人気のナッツはヘーゼルナッツ、最後のトフィチョコも人気です。

他のチョコレートの言い方:

・板チョコ chocolate bar/a bar of chocolate
・チョコチップ chocolate chip

日本の板チョコと違って、イギリスのチョコレートバーは1本の太めのチョコというイメージです。

chocolateを略するとchoc

Chocolateに略した言い方の表現があります。それが「choc」で、chocolate=choc、short for chocolateになります。Chocはチョクのように発音します。日本語でチョコレートをチョコと言うのに近いですね。

Most of my colleagues eat a choc bar for their lunch every day.
私の同僚のほとんどは、毎日のランチにチョコレートバーを食べていますよ。

イギリス人のランチお弁当は本当に簡単です。大きめの容器にサラダを持っていくような人がいますが、サンドウィッチに果物、クリスプスの小さなパケット(小袋)そしてチョコレートバーのパターンをよく見ます。イギリスあるあるです!

チョコレートの数え方

さて、チョコレートはどのように数えるのでしょう?それには、チョコが可算名詞なのか不可算名詞かを理解することが役立ちます。

chocolateは可算名詞と不可算名詞

チョコレートはひとつ二つと数えるから当然可算名詞じゃない?と考える人が多いかもしれません。ところが結論から言えば、chocolate可算名詞不可算名詞両方を持つ名詞です。

では、どのように使い分けをすればよいのでしょうか?可算名詞は、チョコレートのお菓子a box of chocolates(chocolatesと”-s”がつく)、またはチョコレートトリュフのように一つひとつになっているチョコone choc/two chocs/10 chocsのように数えます。

一方不可算名詞は、通常板チョコなどブロックの形で販売されたり、チョコレートドリンクなど飲料の場合になります。

ここで、chocolateを使い、様々な例文をみてみましょう。どのように使うか、どんなことを言いたいか、または可算名詞と不可算名詞など、考えながら見てくださいね。

I’ve used a bar of chocolate to make a chocolate cake.
板チョコを使ってチョコレートケーキを作りました。
I bought dark chocolate from the supermarket.
スーパーでダークチョコレートを買いました。
My mother’s favorite chocolate is white chocolate.
母が好きなチョコはホワイトチョコレートだよ。
We had a box of chocolates to share after dinner.
夕食後、箱入りのチョコレートをシェアしました。

A box of chocolatesはチョコが箱に入っている状態を表し、この場合は可算名詞です。ですので後ろに”-s”がついています。

ちなみに、色々なチョコの味が詰め合わせになったものを”assorted chocolates box”のように表します。Assortedは、あるカテゴリーのなかで”種類を取り揃えた、盛り合わせの”といった意味を持つ形容詞です。

イギリス人がお呼ばれしたときに持っていく人気のひとつがassorted chocolates boxです。

チョコレートの味や食感

日本のバレンタイン商戦は毎年新しい海外ブランドが紹介されたりと、かなり活気がありますね。そんななかでもベルギーのNeuhausGodiva、スイスのLindtなどは定番でしょう。

ブランドもそうですが、その食べた感覚にも種類があります。それらの英語表現を紹介します。

creamy

生チョコに代表されるクリーミィなチョコ。生クリームやクリームチーズなどを材料にすることで作るクリーミィな食感は英語もそのまま“creamy”になります。

This milk chocolate is creamy and melts in my mouth.
このミルクチョコレート、クリーミィで口のなかで溶ける~

Creamyなチョコについて話すときには、動詞melt(溶ける、次第に無くなる、徐々に消える)もぜひ一緒に覚えましょう。

rich

この味、濃厚だ、と言うチョコもありますね。濃厚の英語はrichを使いましょう。日本語でもリッチな味わいのように表現します。

The salted caramel chocolate tastes very rich.
塩キャラメルチョコレートはとっても濃厚な味わいだ。

Tasteは馴染みのある単語ですね。少しだけ食べる、飲む、味わうや、味見する、味がするといった意味を持つ動詞です。

smooth

なめらかなチョコは最高ですね。なめらかと言いたいときには単語smooth(滑らかな、口当たりの良い)を使って表現しましょう。

I love any chocolate that has a smooth texture.
なめらかな食感のチョコが大好き。

Smooth texture”なめらかな食感”です。Textureには手触りや触感だけでなく、食感の意味があることも覚えておくと味の表現に役立ちます。食感としてのtexture例にはcrunchy/tender/stickyなどがあります。

チョコレート菓子の英語

チョコレートはそのまま食べるのも美味しいですし、さまざまなお菓子に使ってチョコフレーバーとして楽しむこともできます。日本だけでなく英語圏でも大変人気です。

チョコレートのお菓子と英語表現

ここでチョコレートのお菓子、chocolate dessertsの英語フレーズを紹介しましょう。

chocolate cake チョコレートケーキ
chocolate mousse チョコレートムース
chocolate cookie チョコレートクッキー
chocolate chip cookie チョコレートチップクッキー
chocolate brownie チョコレートブラウニー
fondant au chocolat フォンダンショコラ
opera cake オペラケーキ

海外へ行ってその国の代表的なデザートをいただくのも楽しいですね。皆さんはどのchocolate dessertsを食べたことがありますか?

チョコホリックとは?

最後に、チョコレートが何よりも好き、ときには病的すぎるほど好む人”チョコホリック”について紹介します。

チョコホリックはchocoholic

Chocoholicと呼ばれる人たちがいます。チョコを渇望したり、衝動的に食べる人を指します。

Chocoholicはチョコとアルコールを組み合わせた造語で、1968年に初めて使われたそうです。チョコ中毒のように言われることもあります。

He might be a chocoholic, he always wants to eat any type of chocolate at any time.
彼ってチョコホリックかも、いつでもどんな種類のチョコでも食べたがるね。

チョコには精神を安定させリラックスする効果が期待できる、カカオにはポリフェノールが多く含まれているなどメリットを聞くことがよくあります。食べ過ぎに注意し、上手に楽しみたいですね。

「チョコ」の英語表現まとめ

本記事では美味しいチョコレートchocolateを取り上げ、様々なフレーズからチョコホリックまで紹介しました。

英語圏でもチョコ大好きな人がたくさんいます。ぜひ、ご自分の好きなチョコのタイプを英語で話せるようにしましょう!

 

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