冬の定番、「ニット」「セーター」を英語で表現できますか?意味の違いやカーディガンなどの英語表現もご紹介します!

ニット, オンライン英会話, ネイティブキャンプ

冬の定番、「ニット」「セーター」を英語で表現できますか?意味の違いやカーディガンなどの英語表現もご紹介します!

寒さも本格化してくる今日このごろ。衣替えをしたり、買い物に行ったりして、「ニット」や「セーター」など温かい服を準備しているという方も多いのではないでしょうか?ちなみに、筆者はイギリスに住んでいますが、イギリスも冬はかなり冷え込むため、厚手の服は重宝します。

そんな寒い冬に欠かせない「ニット」や「セーター」。それぞれ英語ではどのように表現するか知っていますか?カタカナだから、そのまま英語でも通じるんじゃないの?と思う方も多いかもしれません。

そこで、今回の記事では、冬の定番である「ニット」や「セーター」を意味する英語表現をご紹介します。そもそも「ニット」と「セーター」の違いはなんなのか、また、関連して「パーカー」や「カーディガン」などこの機会に一緒に覚えておきたい英語表現もご紹介します。

それぞれ、例文とともに詳しく解説していきますので、ぜひその例文を何度も口に出して練習してみてくださいね。

ニットとセーターの違いは?

そもそも、みなさんはニットとセーターの違いを知っていますか?なんとなく深く考えずに使ってしまっているという方も多いのではないでしょうか?

実は、ニットは生地のひとつで、セーターは衣類のひとつです。

ニットはループを作りながら編んでいく生地のことを指します。伸び縮みしやすく、畳んで置いていてもシワになりにくいのが特徴です。セーターはニット生地で作られたトップスです。ニットはセーター以外にもワンピースや帽子、マフラーなどにもなります。

ニットの英語表現

ここからは、「ニット」の英語表現として、「knit」をご紹介します。

knit

「Knit」は同じスペルで動詞と名詞の意味を持ちます。動詞「to knit」「編む・編んで作る・束ねる・つなぎ合わせる・寄せ集めてシワまたは折りたたみにする」という意味があります。名詞「knit」「ニット・ニット製品」という意味になります。

例文

I wear knits almost every day in winter.

(私は、冬はほぼ毎日ニットを着ています。)

Knit dresses are warm.

(ニットのワンピースは温かいです。)

※上記例文のように「ニットの○○」というときには、knitted(ニットでできた)という形容詞を使うことも多いです。

※ワンピースは英語でdressといいます。dressというと華やかなドレスをイメージするかと思いますが、カジュアルなワンピースもdressで表現できます。

That knit hat really suits your daughter.

(そのニット帽は本当にあなたの娘さんに似合いますね。)

I like knit clothes.

(私はニットの服が好きです。)

I bought knit clothes for my baby.

(私は自分の赤ちゃんのためにニットの服を買いました。)

おまけ 「編む」の英語表現

先ほどご紹介したとおり、「to knit」「編む・編み物をする」という意味になります。編み棒または機械で編むことを指します。

他にも、かぎ針編みやレース編みのことは「crochet(フランス語が語源で、発音はクロシェです)」、藤や竹などを編むことは「weave(発音:ウィーヴ)」、髪・縄などを編むことは「braid(発音:ブレイド)」といいます。このように、何を編むのかによって使う単語が細かく異なりますので、ぜひこの機会にセットで覚えてみてくださいね。

例文

My grandmother knitted a scarf out of woolen yarn for me.

(私のおばあちゃんは私に毛糸でマフラーを編んでくれました。)

scarf:マフラー

My younger sister knitted a blanket for my baby.

(私の妹は私の赤ちゃんのためにブランケットを編んでくれました。)

My mom used to crochet.

(私の母はかつてかぎ針編みをしていました。)

You can learn how to crochet in this video.

(かぎ針編みの仕方はこのビデオで学ぶことができますよ。)

They weave baskets from bamboo.

(彼らは竹でバスケットを編みます。)

Can you teach me how to weave baskets?

(バスケットの編み方を教えてくれますか?)

She braids her daughter’s hair every morning.

(彼女は娘の髪の毛を毎朝編んでいます。)

セーターの英語表現

続いて、「セーター」の英語表現を2つ(「sweater」「jumper」)ご紹介します。

sweater

日本語と同じように、英語でもセーター「sweater」といいます。ただし、発音には少し注意が必要で、スウェターのようになります。ちなみに、「sweater」には「汗をかく人、汗をかかせるもの・仕事」という意味もあります。「Sweat(汗)」からイメージするとわかりやすいですね。

例文

I bought a sweater in soft angora. It’s very comfortable.

(柔らかなアンゴラ毛のセーターを飼いました。とっても心地いいです。)

It will be cold today, so you should wear a thick sweater.

(今日は寒くなるから、厚手のセーターを着たほうがいいよ。)

My grandmother knitted a sweater for me.

(私のおばあちゃんはセーターを編んでくれました。)

I like wearing a sweater of my own knitting. It feels so special.

(自分で編んだセーターを着るのが好きです。とても特別に感じるんです。)

She always wears a baggy sweater, doesn’t she?

(彼女、いつもダボダボのセーターを着てない?)

jumper

イギリスでは、「セーター(特にニット系のもの)」のことを「jumper(ジャンパー)」といいます。日本語で「ジャンパー」というとファスナーのついた上着・ジャケットのようなものをイメージするかと思いますので、混乱しやすいですよね。

ちなみに、日本語の「ジャンパー」はイギリスでは「jacket」という単語を使います。他にも「anorak」「raincoat」といった単語も使われますが、最も近いものは「jacket」です。

例文

He wore a blue jumper and black jeans yesterday.

(彼は昨日、青いセーターと黒のジーンズを着ていました。)

I should buy a jumper.

(セーターを買った方がいいですね。)

Is it okay to wear a jumper when I go there? Please tell me if it’s not appropriate.

(セーターを着てそこに行っても大丈夫ですか?不適切だったら教えてください。)

She has on a simple jumper and skirt.

(彼女はシンプルなセーターとスカートを着ています。)

You look nice in the jumper.

(セーターが似合っていますね。)

I’m thinking about buying a cashmere jumper for my husband.

(夫にカシミアのセーターを買おうと思っているんです。)

おまけ 「パーカー」や「カーディガン」の英語表現

最後におまけとして、 「パーカー」や「カーディガン」の英語表現をご紹介します。

「パーカー」はhoodie(フーディ)というのが一般的です。正式な言い方はhooded sweatshirtですが、日常会話ではhoodieがよく使われます。

「カーディガン」は英語でもそのままcardiganといいます。

例文

The witness said that the man was wearing a black hoodie.

(目撃者によると、男は黒いパーカーを着ていたといいます。)

I bought a hoodie.

(パーカーを買いました。)

I work from home, so I usually wear a hoodie.

(私は在宅勤務なので、普段はパーカーを着ています。)

I should wear my cardigan, it’s getting cold.

(寒くなってきたから、カーディガンを着よう。)

My mum knitted a red cardigan for my baby.

(私の母は私の赤ちゃんのために赤いカーディガンを編んでくれました。)

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、冬の定番の服装である「ニット」や「セーター」を意味する英語表現や、おまけとして「パーカー」や「カーディガン」などの関連表現を例文とともにご紹介しました。「ニット」や「セーター」はカタカナであり、英語でもそのまま通じるのでは?と思っていた方も、新たな発見があったのではないでしょうか。「ニット」や「セーター」という単語は特に冬の会話で登場しますよね。だからこそ、いざというときにパッと適切な表現が口から出たら助かりますよね。

今回ご紹介した単語やフレーズを自然に使えるようになれば、より英語でのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。ぜひ、この記事でご紹介した例文を何度も口に出して練習し、覚えて使ってみてくださいね。

今回ご紹介したフレーズをそれぞれ適切なシーンで使うことができれば、より自分の英語での表現の幅が広がりますし、ネイティブスピーカーからも「お!この人はいろんな単語やフレーズを知っているんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

また、今回学んだ「ニット」や「セーター」の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「ネイティブスピーカーの感覚を聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブスピーカーの講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「ニット」や「セーター」に関する英語表現をさらに練習しても良いですし、他の服はどのように英語で表現するのか、服装に関する和製英語にはどのようなものがあるかなどをディスカッションするのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

nativecamp.net

nativecamp.net