韓国語学習の情報を得る場合の注意点と正しい情報を得る方法

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K-POPや韓国ドラマなどエンタメや韓国旅行に行ったことがきっかけで韓国語に興味を持ち学んでいる韓国語学習者が今ではとても多いです。

韓国語は日本語と似ている言語で学びやすい言語であることから独学で学ぶ人も多いです。

ですが、独学ではなかなか学ぶことが難しい人に対し対面授業を提供する韓国語学校やオンラインで個人レッスンを提供している講師も増えています。

また、このような韓国語を教えるレッスンだけではなく、学習者向けにSNSやブログ、YouTubeなどを通し文法や単語などのテキストで説明されている学習内容を教えるコンテンツや勉強に役立つ情報も数え切れないほどあります。

韓国語を学ぶ学習者にとっては、それらの情報は手軽に無料で得ることができるため便利である反面、情報によっては間違っている、信頼性に欠ける、情報提供者側の意図が学習者の意図と異なるために学習者にとっては有益な情報ではないこともあります。

また、あまりにも多くの情報が溢れているため、学習者の中にはどこからどんな情報を得れば良いのか、自分に必要な情報は何なのか分からないまま多くの情報に振り回されている人も少なからずいるはずです。

その結果、自分の韓国語学習に役立つ情報を得られない、間違った情報や自分に必要のない情報を得たことにより混乱してしまい学習効果を得られない、場合によっては挫折してしまうということもあります。

今回の記事では、韓国語学習の情報を得る場合の注意点と正しい情報を得る方法について説明します。

 

韓国語学習の情報を得る場合の注意点

 

まずは、多くの韓国語学習の情報から情報を得る際の注意点について説明します。

 

情報提供者が信用に値する人か?

 

YouTube、各種SNS、ブログ等のオンライン上で提供されている情報は情報提供者がどういう人なのかがはっきりしない場合もあります。

韓国語学習に関する情報提供をする場合であれば、当然のことながら韓国語単語や文法等学習内容を理解していることはもちろんであり、その他の関連情報についても知識があります。

ですが、実際には韓国語を学習したことがないハングルすら分からない人や情報提供できるほどの知識や経験がない人でも他から情報を取って来て情報提供することはできます。このような情報提供者の情報は信用できる情報とは言い難いです。

 

一次情報を基にした情報を提供しているか?

 

一次情報とは、人から見聞きした情報ではなく、自分自身が実際に体験や行動をしたことによって得た情報のことです。言い換えると、自分オリジナルの情報ということです。

提供される情報が一次情報でない場合、ありきたりな情報になったり、他人から聞いた情報を提供することになるので信頼性や信憑性が下がります。

例えば、オススメの学校の紹介であれば一時情報でない場合、「講師が日本語の話せる韓国人」、「講師のクオリティが高い」などどこの学校にでも当てはまるようなありきたりな情報提供になりがちです。

 

教材や講座などのセールス目的の情報提供ではないか?

 

韓国語学習に関する情報提供に限らずですが、オンライン上で提供される情報はその本来の目的が閲覧者への有益な情報提供ではない場合もあります。

例えば、ブログでオススメの韓国語学習の教材の記事がある場合を例に出します。こういった記事は、一見するとどの教材を使えば良いのか迷っている人に対し、オススメの教材を紹介することで有益な情報を提供しているように見えます。

ですが実際は、自分が使ったことがない教材なのにオススメとして紹介して購入を促し、購入されることで手数料を得ることが目的であるといったこともあります。

また、インフルエンサーのようにある程度の知名度がある人であれば、企業からの依頼で商品のプロモーション目的で情報提供をする場合もあります。

 

手軽さや簡単さを謳っていないか?

 

情報の中には、「楽して、すぐに、簡単に、誰でも、~だけで」といった耳障りの良い言葉で韓国語習得が、さも手軽に簡単にできるような印象を与えるものがあります。

ですが、これらの耳障りの良いことを言っている情報は、ほとんどの場合事実とは異なります。

これはダイエットで考えると分かりやすいです。「楽して、すぐに、簡単に、誰でも、これを飲むだけで1週間で10キロ痩せる」と見ると信じてしまいますが、実際にはそんな簡単に痩せられないことと同じです。

 

韓国語学習の正しい情報を得る方法

 

ここからは、溢れる情報の中から正しい情報を得る方法について説明します。

 

自分の学習目的と目標を設定する

 

まずは、自分自身の韓国語学習の目的と目標を設定することが必要です。

その理由は、これらが決まっていないと自分に必要な情報が分からないために、自分に必要のない無駄な情報まで集めることになってしまうからです。

韓国語学習と言っても、会話ができるようになりたいのか、ハングル能力検定試験や韓国語能力試験などの試験に合格したいのかなどの学習目的があり、そのために必要な目標も変わります。

自分が得る情報は自分に必要なものだけ得ればよく、関係のない情報は必要がないのはもちろんのこと余計な情報を得るために使う時間と労力が無駄になります。

このようなことを避けるためにも、自分の学習目的と目標を設定して自分に必要な情報をしっかりと把握するようにしてください。

 

韓国語教育の知識と指導実績のある人の情報を得る

 

提供される情報の中で、教材をベースにした学習内容に関するものは、綴りのミスや軽微な間違い程度で、多くの場合どれであっても大幅に間違った情報が提供されていることはありません。

ですが、注意すべきは勉強法や練習法など学習法に関するものです。情報提供者の中には、その時点で韓国語をまだ勉強中の人もいます。

それらの情報は必ずしも良くないとは言えませんが、基本的には韓国語教育の知識と指導実績のある人の情報を得る方が無難です。

その理由は、学習中の人は自分自身でもまだ試している段階で、それが本当に正しい方法であるかの確証がないからです。そして、その方法はその人のレベルや状態に合っているだけで、他の学習者にも再現性がある方法かどうかは分からないからです。

一方で、韓国語教育の知識や指導実績のある講師が提供する情報は、複数名を指導した実績を基に提供している情報であるためより信頼性があると言えます。

さらに、学習法に関しては、韓国語習得の経験のある日本人で信頼できる人の情報を得ることを個人的にはおすすめします。

なぜなら、韓国人講師の場合、韓国語を学んだ実体験がないため、韓国語を外国語として学ぶ私たちとは事情が違うからです。

 

情報提供者の実体験が基になっている情報を得る

 

既に触れた通りですが、実体験を基にしていない情報は当たり障りのない情報になったり、他人から聞いた情報が基になるため一次情報より信頼性や信憑性が下がります。

例えば、韓国語学校を紹介する目的で情報を提供するのであれば、実際に自分がその学校に通って習ってみた経験を基にした一次情報の方が人から聞いた情報よりも参考になると感じるのではないでしょうか。

確かに、一次情報は個人の主観が入った情報になる部分はあるものの、情報提供者が実際に体験した上でのオリジナルの情報であるため有益な情報です。

 

提供されている情報の真の目的を見極める

 

提供されている情報は必ずしも閲覧者に対し有益な情報を提供することだけが目的ではありません。

もちろんこれらの情報でも部分的には閲覧者の参考になる情報があります。そのため必ずしも悪いとは言えません。ですが、オススメの教材や講座が本当に自分にとって必要なのか、役立つものなのかの見極めは自分でしっかりとする必要があります。

そして、提供されている情報は全てが純粋に有益な情報提供が目的ではない可能性があるということは知っておくべきです。

 

耳障りの良い情報は全て無視する

 

韓国語習得はスキルの習得であり「楽して、すぐに、簡単に、誰でも、~だけで」でできるものでは決してありません。

こういった耳障りの良い言葉を並べた情報、そしてそれらの情報提供をもとに教材や講座などの購入を促す情報には特に注意が必要です。

私たち人間は楽な方法やすぐに結果が出る方法などを探してしまいますが、何事もそんな都合の良い話はありません。このような情報は嘘だと思ってすべて無視するマインドセットを持つことが非常に重要です。

 

提供されている情報を鵜呑みにしない

 

根本的な話になりますが、提供されている情報を鵜呑みにせずに、少しでも疑わしいと思ったり疑問を持ったら自分で調べてみる姿勢を持つことも大事です。

例えば、他の情報で同じ情報について調べてみたり、詳しい人に訊いてみるといった方法で提供されている情報が信頼できるものなのかを判断することです。

多くの情報は、正確性や信憑性に配慮した良心的な情報ですが、中にはそうではない情報もあります。また、情報そのものには間違いはなかったり信頼性がないわけではなくても、その情報が自分にとって必要ではなかったり有益ではない場合もあります。

そういった面も含め提供されている情報を鵜吞みにせず自分でしっかり見極められるようになることも大事です。

 

まとめ

 

ここまで韓国語学習の情報を得る場合の注意点正しい情報を得る方法について説明してきました。

インターネットの普及によって、それ以前には本や雑誌、またテレビなど限られた方法でしか得ることができなかった情報が今では簡単に、そして多くの情報は無料で得ることができるようになりました。

この点は大きなメリットですが、溢れる情報の中で本当に自分に必要な情報を得られない、誤った情報や自分に必要がない無駄な情報まで取り入れてしまうデメリットもあります。今回の記事を参考に、自分に本当に必要な信頼できる情報のみ取り入れるようにしてください。

 

 

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