「冬休みいつから?」
「早く冬休みにならないかな~」
「今年の冬休みはスキーに行こう!」
クリスマスやお正月など楽しいイベントが盛りだくさんの冬休みを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。海外でも冬休みはクリスマスを含む特別な休暇です。
そんな「冬休み」を英語でどういうのか知っていますか?
この記事では「冬休み」に関する英語表現をたくさん集めました。休みについて話すとき、使い分けに悩む「holiday」「vacation」「break」の違いについても解説します。
ぜひ英語学習にお役立てください!
「冬休み」の英語表現
まず「冬休み」の英語表現について見ていきましょう。冬休みは大きくわけて次の2つの呼び方があります。
Christmas holiday
現在は「winter holiday」が最も一般的な言い方と認識されていますが、なぜだか知っていますか?
2つの違いについて次項で詳しく解説していきます!
Christmas holiday
「Christmas holiday」は、クリスマスを含む休みを指すときに使われる表現です。冬休み全般を指すというよりは、クリスマスを祝う予定のある休みやクリスマスを重要視している場合に使われます。欧米では、クリスマスは最も盛大に祝われるイベントの1つです。そのため、多くの人が家族や友人と楽しく過ごす休暇として大切にしています。
こういった背景から冬休みを「Christmas holiday」と呼ぶことがあります。
ただし近年は、宗教的にクリスマスを祝わない国民も一定数いることから「christmas holiday」よりも「winter holiday」が一般的な呼び方となっていますよ。「Winter holiday」については次項で詳しく解説します。
そんな「christmas holiday」の英語例文は次の通りです。
(クリスマスの予定はなに?)
(おばあちゃんの家で親戚と過ごす予定だよ。)
(クリスマス休暇中、東京はイルミネーションや装飾で美しく彩られています。)
(クリスマス休暇が大好きです!プレゼントを交換したり美味しい食事を食べたりします。)
Winter holiday
最も一般的な「冬休み」の英語表現は、「Winter holiday」(ウィンタ ホリデイ)です。「Winter holiday」は冬休み全般を指す言い方で、宗教的な意味合いを持たないことが特徴です。信仰を問わずどのような相手にも使える表現なので、覚えておきたいフレーズですね。また、イギリスでは「Winter holiday」が一般的ですが、アメリカでは「Winter vacation」を好んで使う傾向があることもポイントです。
そんな「Winter holiday」を使った英語例文は次の通りです。
(冬休みは新潟でスキーや雪を楽しむ予定です。)
(多くの人々が冬休みに友人や家族を訪れるために旅行します。)
(冬休みの予定は?)
I’m planning a winter holiday to Hawaii for some sun and relaxation.
(冬休みはハワイに行って太陽とリラクゼーションを楽しむ予定だよ。)
Wow!
(わぉ!)
Holiday・Vacation・Breakの違いって?
続いて、「Holiday」「Vacation」「Break」の違いについて解説します。どれも休みや休暇、休暇期間を意味する単語のため、明確に使い分けなければならないわけではありません。
ただし、3つの単語にはそれぞれ次のような微妙なニュアンスの違いや特徴があります。
<Holiday>
「Holiday」(ホリデイ)は、一般的に国民的な祝日(公式の休日)を指すときによく使われる単語です。例えば、クリスマスや感謝祭(Thanksgiving)、独立記念日(Independence day)などですね。「Holiday」は多くの場合、仕事や学業を休むための日として正式に設定されていることが特徴です。またイギリスでは祝日関係なく、長期休みを「holiday」と呼ぶことが一般的です。
英語例文は次の通りです。
(店舗はホリデーシーズンのため休業となります。)
(親戚に会えるチャンスなので、休暇を楽しみにしています。)
<Vacation>
「Vacation」(ヴェイケイション)は、一般的に長期の休暇期間のことを指します。学校や仕事から離れてリラックスしたり、旅行をして休暇を楽しむようなイメージです。例えば、夏休みや年次有給休暇などが含まれます。「Vacation」はアメリカで一般的に使われる単語です。
英語例文は次の通りです。
(今年の夏休みは京都に旅行に行く予定です。)
(わたしは8月に3週間の休暇を取り、別の市に住む家族を訪ねる予定です。)
<Break>
「Break」(ブレイク)は、通常、短い休暇期間のことを指します。具体的な期間の定義はありませんが、日中のちょっとした休憩から1週間ほどの休暇までを指すことが一般的です。英語例文は次の通りです。
(わたしはリラックスするための短い休憩が必要です。)
関連表現
ここからは冬休みの関連表現を2つ紹介します。どちらも冬になるとよく登場する表現のため、覚えておくと便利でしょう。それぞれ例文とともに紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
真冬
1つ目は「真冬」の英語表現です。1年で最も寒く日が短い時期を表す「真冬」の言葉ですが、英語ではどう言うのでしょうか。真冬は、英語で次のように表現できます。
deep winter/deep of winter:厳冬(げんとう)・冬の寒さが厳しい時期
ちなみに北半球(アメリカ・イギリス・日本など)の真冬は12月から2月頃までのことを指し、南半球(オーストラリア・ニュージーランドなど)の真冬は6月から8月に当たりますよ。
地域によって「真冬」の月は異なります。併せて覚えておきましょう!
例文は以下を参考にしてください。
(真冬にはこの地域では大雪が降ります。)
(真冬は冬のスポーツを楽しむ絶好の時期です。)
冬本番
2つ目は「冬本番」の英語表現です。寒さが最も厳しい時期に差し掛かることを、冬本番と言いますよね。そんな「冬本番」は次のように表現することができます。
Winter is here:冬が来た
例文は以下を参考にしてください。
(空気の冷たさを感じます。冬本番ですね。)
(冬本番だね!暖炉のそばでホットココアを飲みながら映画を楽しむ季節がきたね。)
(初雪は冬本番のサインだね。)
まとめ
この記事では「冬休み」の英語表現について解説しました。冬休みは「Christmas holiday」と「winter holiday」の2通りの言い方があります。クリスマスを重要視している場合は「Christmas holiday」を使い、冬休み全般について話す場合は「winter holiday」を使うと良いでしょう。
また、イギリスでは「holiday」、アメリカでは「vacation」を使う傾向が強いことも併せて覚えておきましょう!
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.