K-POP、popcornなどなど一体「POP」ってなに?popの意味やスラングを例文を交えながらご紹介します!

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popの意味

英語の「POP」には多様な意味があり、知っていると日常生活の様々なシーンで活用できます。

日本でも「K-POP」や「ポップアップストア」といった言葉がよく使われますが、実はこれらのワード以外にも「POP」にはたくさんの使い方があるんです。

今回の記事では、そんな「pop」の意味と使い方をまとめてご紹介していきます。日常で気軽に使えるとても便利な単語なので、ぜひこの機会に使い方をマスターしてみてくださいね!

動詞

まず最初に、「pop」の動詞としての使い方を紹介していきます。

動詞「pop」には以下のような意味があります。

・飛び出す・はじける

・入れる・入る

・ポンと鳴る・ポンと破裂する

・突然現れる

一つずつ例文と一緒に解説していきますね。

飛び出す・はじける

英語では、「ポンッ」とはじけたり飛び出したりする動きを「pop」と表現します。

シャツのボタンがはじけたり、コルクがワインボトルから飛び出したりと、何かが突然外に出るような動作を指します。

The button on the shirt popped.

(シャツのボタンがはじけた。)

When I opened the can of soda, the bubbles popped out.

(ソーダの缶を開けたとき、泡が飛び出しました。)

I was so surprised that my eyes popped out.

(びっくりして目が飛び出たよ。)

I can hear the sound of popcorn popping.

(ポップコーンがはじける音が聞こえる。)

The slices pop up when the toaster finishes toasting the bread.

(トースターがパンを焼きあげると、スライスが飛び出します。)

入れる・入る

「口に何かを入れる」という意味で「pop」を使うこともできます。

薬やガム、飴などを「ポンっと口に入れる」というニュアンスがあり、「I popped a candy into my mouth(飴を口に入れた)」のように表現します。

She grabbed a mint from the bowl and popped it into her mouth.

(彼女はボウルからミントを取り、それを口に入れた。)

I have a headache, so I'm going to pop a painkiller.

(頭痛がするので、鎮痛剤を服用しようと思っている。)

He popped a piece of gum into his mouth as he walked to the meeting.

(彼は会議に向かう途中、ガムを口に入れた。)

ポンと鳴る・ポンと破裂する

最初に解説した「飛び出す・はじける」と似ていますが、「pop」には「ポンと鳴る・ポンと破裂する」という意味もあります。

シャンパンのコルクを抜いた時に「ポンッ」と音が鳴ったり、風船が「ポンッ」と破裂したりといった状況で使います。

The wine cork popped.

(ワインのコルク栓がポンッと抜けた。)

The balloon popped when I touched it.

(バルーンに触れるとポンッと破裂した。)

I accidentally stepped on the bubble wrap, and it popped.

(うっかりバブルラップに踏んでしまい、プチプチッと音を立てて破裂した。)

突然現れる

「Pop」には、「突然現れる・思い浮かぶ」という意味もあります。

物や人が予想しないタイミングで現れたり、アイデアが急に思い浮かんだりといった状況で使えます。

日本語でも突然現れることを「ぽっと出」と言ったり、アイデアが急に思い浮かぶことを「パッと思いつく」と言ったりしますが、そうしたニュアンスに近い表現です。

The new app popped up and gained thousands of downloads in hours.

(新しいアプリが登場し、数時間で何千ものダウンロードを獲得しました。)

A new issue popped up just before the project deadline.

(プロジェクトの締め切り直前に新たな問題が発生しました。)

An interesting idea popped into her mind while she was taking a shower.

(シャワーを浴びている最中、彼女の頭に面白いアイデアが突然浮かんできた。)

名詞

次に、「pop」を名詞として使う時の意味を見ていきましょう。

名詞の「pop」には、以下のような意味があります。

・父ちゃん・パパ

・ソーダ・ラムネ

・ポップ(鋭い爆発音)

・ポップス

父ちゃん・パパ

英語圏では父親のことを「pops」と呼ぶことがあります。

日本語の「父ちゃん」や「パパ」に似たニュアンスで、「お父さん」よりも親しみを込めた呼び方です。

直接父親に声をかける時に使われる呼び方で、「My pops is 〜(うちの父ちゃんは〜)」など他の人と話す時には使いません。

Pops, can you help me with my homework?

(父ちゃん、宿題を手伝ってくれない?)

Thanks, pops, for always being there for me.

(いつもそばにいてくれてありがとう、パパ。)

Hey, pops! What are you doing?

(ちょっとパパ!何してるの?)

ソーダ・ラムネ

「Pop」は、ソーダやラムネ、コーラなどの炭酸飲料のことを指す時にも使われます。

炭酸飲料の呼び方には英語圏でも違いがあり、イギリスでは「fizzy drink」、ニューヨークなどアメリカ北東部では「soda」、アメリカ南部では「coke」と呼ばれたりします。

「Pop」は主にミシガン州などアメリカ中西部やカナダで使われる表現です。

I'll have a burger with a pop.

(バーガーとソーダをお願いします。)

Would you like some chips to go with your pop?

(ソーダと一緒にチップスはいかがですか?)

The kids enjoyed their pizza and pop at the party.

(子供たちはパーティーでピザとソーダを堪能した。)

ポップ(鋭い爆発音)

「ポンッ」と突然何かがはじけるような音や、鋭い爆発音「pop」と表現します。

I heard a loud pop when the balloon burst.

(バルーンが破裂するとき、大きな「ポンッ」という音が聞こえました。)

The champagne bottle made a pop sound when I opened it.

(シャンパンボトルを開けると、「ポンッ」という音がしました。)

ポップス

「J-POP」や「K-POP」は、「Japanese Pop」「Korean Pop」の略称で、ポップ音楽ジャンルを指す言葉です。

ポップ音楽ジャンルに明確な定義はありませんが、軽快なリズムやキャッチーなメロディで幅広い層に親しまれる音楽を指します。

I love listening to J-POP.

(私はJ-POPを聴くのが大好きです。)

K-POP has taken the world by storm.

(K-POPは世界中で大ブレイクしています。)

形容詞

「Pop」は形容詞として使うこともできます。

形容詞として使う時は、「新しく一般受けする」という意味になります。

例文と一緒に使い方を確認していきましょう。

新しく一般受けする

新しく登場した一般受けするもの、大衆向けのものを「pop ◯◯」と呼ぶことがあります。

主に音楽やアートに対して使われることが多く、「pop music」「pop culture」のように使われることが多いです。

We went to the concert of a famous pop singer last night.

(私たちは昨晩有名なポップシンガーのコンサートに行きました。)

The new pop song by that young artist is climbing the charts rapidly, and it's already a favorite on the radio.

(その新人アーティストの新しいポップソングは人気チャートで急上昇し、ラジオでも既に大人気です。)

Pop culture has a significant impact on the way we dress, the movies we watch, and even the slang we use in our daily lives.

(ポップカルチャーは、私たちの服装や観る映画、さらには日常生活で使う俚語にまで大きな影響を与えています。)

ちょっと行く、立ち寄るというニュアンス

最後に紹介するのが、「立ち寄る」という意味の使い方です。

「Pop」の後ろに「over / into / in」といった前置詞をつけて、「ちょっと行く・気軽に立ち寄る」というニュアンスで使えます。

どこかに「行く」と言うと、「go」や「come」が思い浮かびますが、これらの表現よりも気軽さが増すのが「pop」の特徴です。

「ちょっとコンビニに行ってくる」「ちょっとカフェに寄ろうかな」といった、ふらっと立ち寄るニュアンスがあります。

日常生活で気軽に使える便利な表現なので、ぜひ覚えて使ってみてください。

I decided to pop into the bookstore while I was in town.

(街にいたので、本屋に立ち寄ることにしました。)

She popped into the office to drop off some paperwork.

(彼女は書類を持ってオフィスに立ち寄りました。)

I'll pop over to the store and grab some groceries before we start cooking.

(料理を始める前に、店にちょっと寄って食材を買ってきます。)

Let’s pop over to the cafe.

(ちょっとカフェに寄ろうよ。)

まとめ

今回の記事では、幅広く使える「pop」の用法について詳しく解説しました。

「pop」には「ポンッとはじける」という意味があり、そこから派生して「口に入れる」「突然現れる」など多様な使い方ができます。

日常会話で気軽に使える便利な表現なので、ぜひニュアンスとあわせて覚えてみてくださいね。

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