「ちょうどいい」って英語で言いたい!会話の場面でフレーズを使い分け!

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皆さん、こんにちは。今日、ご紹介するフレーズは「ちょうどいい。」です。

普段、気にせず使っている方も多いと思います。例えば、ショッピングの際、洋服のサイズで、「ちょうどいいサイズだね。」と、言うことはありませんか。はたまた、何かデリバリーをした際に、友達が来たと同時にお届け物も来て「ちょうどいいタイミング!」などと、使うかもしれません。

今日は、その「ちょうどいい」を英語で使うことに慣れていきましょう。また、「ちょうどいい」を英語でビジネスの際、使うにはどのフレーズが最適か?といった悩みにもお答えしていきます。

「ちょうどいい」の英語表現

「ちょうどいい」の英語表現は、いくつかあります。今日は、全部で5つの「丁度いい」を英語で学びます。

a perfect timing

it was just right

ideal timing

Just right

Perfect

では、1つずつ、場面と状況に応じた使い方も交えながら紹介します。

a perfect timing

「丁度いい」を英語の意味として使える1つ目がこの「a perfect timing」です。

「Perfect」は形容詞で「非の打ち所がない」、「完全な」、「申し分ない」などと訳すことができます。「timing」は、カタカナでも「タイミング」と普段から耳にすることも多いのではないでしょうか。「時間」などと訳すことができます。

似た表現に「good timing」もあります。これも「ちょうどいい」として使うことができます。「A perfect timing」は、「good timing 」よりも、これ以上ないパーフェクトなタイミングというニュアンスで使用できます。

Your telephone call came at perfect timing.

あなたの電話は、ちょうどいいタイミングでした。

You have perfect timing! I just fried some chicken. Shall we eat at my house?

ちょうどいいタイミング!今、チキンをあげたところよ。うちで食べて行かない?

このように、「a perfect timing」は、時間などが「ちょうどいい」時に使うことができます。

it was just right

「A perfect timing」と同じように、「ちょうどいい」と表せるのが、「It was just right」です。しかし、これは正確にいうと「ちょうどいい」ではありません。皆さん気づきましたか?

動詞が、「was」と過去形になっています。これは、「ちょうどよかった」と訳すことができます。「Just」は、「ちょうど」、「ぴったり」、「まさに」という時に使える言葉です。まさに「ちょうどいい」と使う時にピッタリな表現ですね。

「Right」は、「右」や「正しい」という意味もありますが、ここでは「(状況)が望ましい」、「都合がいい」と訳すことができます。英語は、モノやコトを話す際に、そのモノをいうのではなく、「it」と省略できます。

モノやコトに置き換えて話していると考えて話を進めていきましょう。最初に何か話していて、それに対して「It was just right 」ということが多いです。

もし、「ちょうどよかった」と過去形ではなく、現在形で使用したい場合には、「was」を「is」に変えて「It’s just right」と使うことも可能です。

I'm looking for a pair of shoes, but my feet are a little difficult to find for.

This brand is just right for you.

私の足に合うシューズを探しているのですが、私の足は少々難しいんです。

このブランドなら、あなたにちょうどいいのがあると思います。

This steak was just right to cook, not too medium and not too rare.

このステーキは、ミディアムすぎず、レアすぎず、ちょうどよかった。

このように、「It was just right」の表現は、食べ物、温度、タイミング、サイズ、量と様々な場面で「ちょうどいい」として使用することが可能です。

ideal timing

もう1つ、「ちょうどいい」として紹介できるフレーズを紹介します。それは、「ideal timing」です。形容詞の「ideal」を使って表すことができます。「Ideal」という単語は「理想的な」や「最良の」、「申し分のない」などの意味があります。

「A perfect timing」と使い方は、ほぼ変わりありません。形容詞を変えただけです。

「A perfect timing」との違いとして、この表現は、何かが成功するための最適な時期や状況で使うことが多いです。旅行計画や会社のミーティングなど時間調整などの際によく使うことができます。

His decision to change his course major came at the ideal timing.

彼の専攻を変えるという決断は、ちょうどいいタイミングでした。

The company’s decision to open the new branch was at the ideal timing, and it became a huge success.

会社が新しい支店をオープンすることは、ちょうどいいタイミングで、大きな成功をもたらしました。

以上、3つの「ちょうどいい」として使えるフレーズ「a perfect timing」「It was just right 」「ideal timing」を紹介しました。

これら紹介した3つの表現は、スラング英語ではないので、日常会話としてもビジネス会話としても使用が可能です。

Just right

次に紹介するのは、「ちょうどいい」の英語スラングです。スラングと聞くと、悪い意味で使われることがあって、あまり使わない方がいいという雰囲気を感じます。

しかし、これから紹介する、スラング英語「ちょうどいい」は、特に悪い意味はないです。文を省略した形で使えるので、覚えておくと便利です。海外のネイティブスピーカーは、たくさん使います。こちらの方がかしこまっていなくて使いやすい場合もあります。

まず紹介するのは「Just right」です。この「Just right」は、いろいろな場面で使うことができるので便利です。大抵の「ちょうどいい」は、この「Just right」で解決します。一番使われている「ちょうどいい」の英語表現と言っても過言ではありません。

また、先ほど、習った「it was just right」’it'と’was'を省略している形です。他にも、「Just about right」と表現することもできます。「Just about right」は、「ほぼ完璧」とより具体的にあらわすことができます。

The water temperature in the bathtub is just right.

バスタブのお湯の温度はちょうどいい。

The coffee is just right, not too sweet and not too bitter.

このコーヒーは、甘すぎず、苦すぎずちょうどいいよ。

このように、温度や程度の「ちょうどいい」として使うこともできます。

Perfect

「Just right」と同じように、「ちょうどいい」の英語スラングとして使われているのが、「Perfect」です。「A perfect timing」と言わず「Perfect」だけでも「ちょうどいい!」と表すことができます。ネイティブスピーカーは、よく使います。

そのほかにも「Great」も「ちょうどいい」の英語スラングとして使うことができます。

「Great」は、ネイティブスピーカーが頻繁に使う言葉です。褒める際やノリの良いテンポのある会話で、使うことができるのでとても便利です。

This suit fits perfectly, not too big and not too small.

このスーツは、完璧にあっています。大きすぎず、小さすぎません。

What nice weather! The temperature is also perfect. It is a good day for a picnic.

なんていい天気なの!気温もちょうどいいし、ピクニックに最適な日だね。

「Perfect」は、状況に対しての「ちょうどいい」や、外見や状態、行動、質に対して使うことができます。例えば、ドレスコードがある際、ぴったりといった意味の「ちょうどいい」を表したい時などに使用できる表現ですね。

おまけ

ここからは、「ちょうどいい」と同等の意味をなす類似表現を紹介します。

状況によって「ちょうどいい」を使い分けていきましょう。日本語と英語では多少ニュアンスが変わるので、その絶妙な違いにも、対応できるといいですね。

Fit

サイズの「ちょうどいい」を表す際に、「It was just right」と同様に使える表現が

「Fit」です。よく使われる単語です。

覚えておくと便利ですね。靴や洋服など、衣服のサイズだけでなく、家具の配置などでも使用できます。

The new sofa was a perfect fit for my room.

新しいソファは、私の部屋にちょうどいいサイズでした。

Suitable

形容詞で「適当な」「ふさわしい」という意味を持つ単語です。この「適当な」「ふさわしい」という意味の「ちょうどいい」で使用できます。主に2つのパターンがあります。

1つ目は、洋服の色合いや雰囲気、柄などがその着ている人にあっているという意味の「ちょうどいい」です。「Perfect」と似ていますね。

This dress is suitable for weddings.

そのドレスはウェディングに着ていくのにちょうどいい。

2つ目は、場所や時期が「ちょうどいい」という意味合いで使われます。

This park will be a suitable place for the cherry blossom season.

この公園は、お花見としてちょうどいい場所ですね。

Enough

最後に紹介するのが、少し否定的で使う意味の「ちょうどいい」です。日本人は、「ちょうどいい」を「まあ、こんなもんだろう。」というようなニュアンスで使用するときもあります。そのような時は、形容詞で「十分」の意味をなす「enough」を使いましょう。

最低限目標を達成して「まあ、ちょうどいいんではないか。」というような表現をしたい時に使用できます。

This is enough. Thank you so much.

これでちょうどいいです。どうもありがとう。

まとめ

今回、この記事では、「ちょうどいい」の英語での言い方を学習しました。丁寧な「a perfect timing」や「it was just right」のような表現から、「just right」や「perfect」などスラングなものまで全て「ちょうどいい」と表せると学習しました。

この「ちょうどいい」という表現にはそれほど場面や状況に差はありません。自分にあったもの、覚えやすいものを選んでたくさん使ってくださいね。たくさんの表現を知っていて、使う方が、「おお、コイツは英語喋れるやつだ!」と周りのみる目も変わるかもしれませんよ。

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