「靴」といえば、「shoes」ですが、種類別に英語で表現できますか?

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この記事を読むと、「靴」を種類別に英語で表現できるようになります。

また、靴に関連するスラング、日本の伝統的な履物の英語表現をご紹介します!

身近な「靴」の種類の英語表現を学んで、語彙力をアップさせましょう!!

この記事が、みなさんの英語学習の参考になると嬉しいです。

靴 shoes

「靴」は英語で、「shoe」です。「shoe」は単数形で、「shoes」が複数形です。

靴は左右で1足なので、基本的に複数形の「shoes」が使われます。

I’d like to get a new pair of shoes.

(新しい靴が買いたいな。)

Where’s my doll’s other shoe? She’s missing a shoe!

(私のお人形のもう片方の靴はどこなの?片方なくしちゃった!)

We’re running out of time! Put your shoes on, my dear!

(時間がないよ!靴履いて、お嬢さん!)

We’re home now. Take off your shoes!

(お家に着いたよ。靴を脱いでね!)

「靴を履く」という表現には、「to put on shoes」「to wear shoes」

「靴を脱ぐ」という表現には、「to take off shoes」が使われます。

また、さまざまな種類の靴の総称として「footwear」「footgear」が使われます。ショッピングモールなどで靴を探すときの目印として覚えておきましょう!

A: Excuse me, where can I find shoes?

(A:すみません、靴を探しているのですが。)

B: It’s in the footwear section, please come this way.

(B:履物コーナーにありますよ。こちらへどうぞ。)

履物はsがつく

靴は左右で1足なので、数え方は「a pair of shoes」です。

○足の靴と言いたい場合は、「○ pairs of shoes」となります。「pair」の部分に複数形の「s」がつくので注意しましょう!

靴下・ズボン・メガネなど、左右1組もしくは上下1組のものは、同じような数え方になります。

・靴下 a pair of socks

・ズボン a pair of pants/trousers(イギリス英語)

・パジャマ a pair of pyjamas

・メガネ a pair of glasses

靴 一覧

ここからは、靴の種類を英語でみていきましょう!

すでに日本語のように使われているものから、初耳なものまでたくさんありますね。

定番のものしか言えない…という状況を脱却しましょう!

また、日本の伝統的な履物を英語で表現できるようにしましょう!

スニーカー sneakers

「スニーカー」の定義は、

a type of light comfortable shoe that is suitable for playing sports

軽量でスポーツ向けの靴です。スポーツだけでなく、毎日のコーディネートにも欠かせない靴ですよね。

日本語としても定着している「スニーカー」ですが、アメリカ英語です!

イギリス英語では、「trainers」もしくは「training shoes」といいます。

では、トップスとして着る「トレーナー」は何ていうの?となりますよね。

実はこれ、和製英語なんです!英語では、「sweatshirt」「sweat top」。もしくは「sweater」という場合もあります。ちなみにイギリス英語で「セーター」は、「jumper」といいます…!混乱しちゃいますね!

パンプス pumps

「パンプス」の定義は、

a light soft shoe that you wear for dancing or exercise

足の甲の部分が広く開いているデザインの靴です。元々はダンスや運動用の靴として使われていました。現在ではファッション性と快適性を備えた靴として人気があり、シーンを問わず幅広く使われています。

ローファー loafers

「ローファー」の定義は、

a flat leather shoe that you can put on your foot without fastening it

紐のない革靴です。紐がないため、手を使わずにスポッ!と履くことができます。忙しい日本の学生の味方ですね。最近では秋冬ファッションの定番として取り上げられることも多く、ファッションアイテムとしての地位も築いています。

ハイヒール high-heeled shoes

「ハイヒール」の定義は、

shoes that have very high heels, usually worn by women

主に女性向けの高いヒールがついた靴です。

ハイヒールはフランスで生まれたといわれていますが、その誕生秘話は意外なものです。当時のフランスでは、下水排水設備が整っていなかったため、道が非常に汚かったそうです。汚物を踏んだり、ドレスが汚れたりするのを避けるために、ハイヒールが考えられたというわけです。

また、当時の女性はウエストが細ければ細いほど美しいとされ、ドレスのウエストを締め上げ過ぎてクラクラっと倒れてしまうのも可愛らしいと考えられていたとか…

「high-heeled shoes」high-heeledは、名詞を修飾する形容詞です。真ん中のハイフンを忘れずに!

革靴 leather shoes

(material made by removing the hair or fur from animal skins and preserving the skins using special processes)で作られた靴の総称です。boots(ブーツ), brogues(ブローグ:つま先に穴飾りのついた短い靴), lace-up shoes(レースアップシューズ:編上げ靴)などたくさんの種類があります。「革の」という素材を強調したい場合は、「a pair of leather boots」というように、「leather」を足していいましょう。

革は丈夫で長持ちする素材として、昔から服飾品に使われてきました。しかし、最近では動物愛護の観点から、動物の皮を使わずにフェイクレザーやフェイクファーを取り入れる動きが高まっています。

ブーツ boots

「ブーツ」の定義は、

a strong shoe that covers the foot and ankle and often the lower part of the leg

足首や足の下の部分を覆う丈夫な靴です。前述した「leather boots」や「rain boots」など用途に合わせたさまざまな種類があります。

安全靴 steel-toe boots

「steel-toe boots」は、つま先にスチールが入っている靴です。

「safety boots」「safety toe shoes」とも呼ばれ、工事現場などで働く人々に使われています。

長靴 rubber boots/plastic boots

「長靴」の定義は、

one of a pair of long rubber boots, usually reaching almost up to the knee, that you wear to stop your feet getting wet

足が濡れるのを防ぐために履く、膝下まであるゴム製の靴です。最近ではファッション性の高い雨靴が増えたので、雨靴=長靴ではなくなってきていますね。

この「rubber boots」「plastic boots」は、主にアメリカで使われている表現です。イギリスでは、「wellington boots」、略して「wellies」ということもあります。

ちょっと休憩…「Royal Warrant」ってなぁに??

「Royal Warrant(ロイヤル・ワラント)」とは、英国王室御用達認定証のことです。

英国王室に品質やサービスを認められたメーカーや小売店に与えられる栄誉です。

日本で有名な品物を挙げると、「HUNTER」のレインブーツや、「HEINZ」のケチャップなどがあります。イギリス旅行では「Royal Warrant」の紋章がついたものに注目してみましょう!

サンダル sandals

「サンダル」の定義は、

a type of light open shoe that is worn in warm weather. The top part consists of leather bands that attach the sole to your foot

暖かい気候のときに履く、軽量のオープンシューズです。足の甲の部分に革バンドが付いています。

元々は革素材を使っていましたが、現在ではゴム製のものなどがあります。

フィギュアスケート靴 figure skates

フィギュアスケート(figure-skating is a type of ice skating in which you cut patterns in the ice and do jumps and spins)用の靴です。

「a pair of figure skates」で「フィギュアスケート靴」を表すことができます。

アイススケート靴 ice skates

アイススケート(ice-skate to skate on ice)用の靴です。

「フィギュアスケート靴」と同様に「a pair of ice skates」で「アイススケート靴」を表すことができます。

スリッパ・下駄 slippers・clogs

「スリッパ」の定義は、

a loose soft shoe that you wear in the house

柔らかい素材でできた室内用の履物です。

「クロッグ」の定義は

a shoe that is completely made of wood or one that has a thick wooden sole and a leather top

木製の靴底と革製の足の甲を覆う部分でできた履物です。

足袋(たび) Japanese socks・tabis

Tabi are traditional Japanese-style socks worn with thonged footwear such as zori, geta. Tabi have separated toes, the big toe and the rest of the toes.

足袋は日本の伝統的な靴下で、草履や下駄などの留め紐がついた履物と一緒に履きます。旅のつま先は親指と親指以外の指に分かれています。

最近では、足袋の形をした靴下や靴などがあり、洋服にも合わせられるアイテムとなっています。

SOU・SOU

https://www.sousou.co.jp/?no=0&mode=cate&cbid=122459&csid=0

草履 Japanese sandals・zoris

Zori are similar to flip-flops or sandals. They consist of a flat sole, which is made of rice straw, lacquered wood or leather, with Y-shaped thongs.

草履は、ビーチサンダルやサンダルに似た履物です。藁や漆塗りの木、皮で作られた平らな靴底とY字型の鼻緒がついています。

靴 スラング

kicks

「kicks」「shoes」の口語表現です。「shoes」と同様に複数形で使うようにしましょう。とてもカジュアルな表現なので、使う相手は友人や家族などの親しい間柄の人だけにしましょう!

A: I like your new kicks! Where did you get them?

(A:新しい靴かっこいいね!どこで買ったの?)

B: My parents gave them to me as a birthday present!

(B:親が誕生日プレゼントでくれたんだ!)

put oneself in(into) somebody’s shoes

「put oneself in(into) somebody’s shoes」の意味は、「人の身のなって考える」です。

直訳すると「○○の靴に足を入れる」となり、そこから「相手の立場になって考える」という意味になりました。

A: I can’t come up with new ideas. The proposal must be submitted by tomorrow afternoon.

(A:新しいアイディアが思い浮かばないな。明日の昼までに企画書出さないといけないのにさ。)

B: Put yourself into consumers’ shoes! For example, what’s in among the young generation?

(B:消費者の立場になって考えてみたら?若者の間では何が流行ってるか、とかさ。)

if I were in your shoes

「if I were in your shoes」の意味は、「もし私があなたの立場なら」です。

前述した「put oneself in(into) somebody’s shoes」と同じ意味です。「もし私があなたの立場なら」と言いたいときに使える便利なフレーズなので、このまま覚えてしまいましょう!

A: Should I break up with him? He’s being kind but sometimes you know…

(A:彼と別れた方がいいかなぁ。彼って基本的には優しいけど、ほら…ねぇ)

B: If I were in your shoes, I would dump him. I can’t stand that he’s cheating on you!!

(B:私があなたの立場なら、彼のこと振っちゃうけどね。浮気するなんて許せない!!)

step into somebody’s shoes

「step into somebody’s shoes」の意味は、「○○の後釜になる」です。

「step into」は「踏み入れる」。「〇〇の靴に足を踏み入れる」から派生して、「後釜になる」「後を継ぐ」という意味で使われます。

A: I’d like to introduce the new head of our department to you. He is taking over Bob’s position.

(A:我々の部署の新しいリーダーをご紹介したいと思います。彼はボブのポジションを引き継いでくれます。)

B: Hello everyone. My name is Thomas Smith. You guys can call me Tom. I’ve just transferred from ABC branch and I am stepping into Bob’s shoes.

(B:みなさん、こんにちは。私はトーマス・スミスといいます。トムと呼んでください。A B C支社から転勤になり、ボブの役職につきます。)

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、「靴」の種類別の英語表現をご紹介しました。

「靴」と一言で言っても、たくさん種類がありますね。

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参考文献:

Cambridge Advanced Learner’s Dictionary  CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS

英語で日本のすべてを紹介する辞典 日本文芸社

るるぶ イギリス JTBパブリッシング

nativecamp.net

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