汚れって英語でなんていう?スラングや掃除関連の用語についてもご紹介します!

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「シャツに汚れがついてしまった」「しつこい汚れは落とすのが大変だ」「汚れていて不潔だ」など、どのような人であっても生活していると「汚れ」と無関係ではいられないのではないでしょうか。

では、みなさんは「汚れ」を英語でどのように言うか知っていますか?日本語でもさまざまな種類の「汚れ」があるように、英語でも「汚れ」の種類や特徴によって別の単語を使い分けています。

そこで今回の記事では、そんなさまざまな「汚れ」を意味する英語表現をご紹介していきます。また、スラング的な表現や掃除関連の英語もあわせてご紹介します。それぞれ、例文とともに詳しく解説していきますので、ぜひその例文を何度も口に出して練習してみてくださいね。

汚れ

まずは、「汚れ」を意味する英語表現をご紹介します。ここでは大きく5つの英単語「dirt」「stain」「uncleanness」「disgrace」「filth」をご紹介します。なじみのある単語、初めて目にする単語などがあると思いますが、一つ一つチェックしていきましょう。

dirt

「汚れ」と聞いて、多くの方がまず思い浮かべる単語が「dirt」ではないでしょうか。「dirt(発音:ダート)」は幅広い「汚れ」一般に使えます。「泥、ちり、ほこり、ごみ、排せつ物」などの意味があります。ちなみに、「汚れ」のなかでもそれほどしつこいものではなく、洗えば落ちるものを指すのが一般的です。

形容詞の「dirty(汚い、不潔な、汚れた)」もあわせて覚えてみてください。

例文

The child was covered with dirt.

(その子どもは泥だらけでした。)

He has dirt under his fingernails.

(彼の指の爪のあいだに汚れがあります。)

I need to scrub off the dirt.

(私は汚れを落とす必要があります。)

The front door was encrusted with dirt.

(玄関のドアは泥で汚れていました。)

These books and magazines were covered with dirt.

(それらの本と雑誌は泥だらけでした。)

stain

「stain」は日本語でも「ステイン」という言葉があるため、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。「stain」は汚れのなかでも「シミ汚れ」のように、簡単に取り除くことができない汚れ、洗っても簡単に落とせないような染み付いてしまった汚れを表します。また、実際に目に見える汚れだけでなく、人の評判に対する汚点・傷、といった意味もあります。

「grease stain(油汚れ)」や「yellow stain(黄ばみ)」などの決まった表現があります。

なお、stainは名詞だけでなく、同じスペルで動詞にもなります。その場合、「~にシミを付ける、汚す、(評判などを)傷つける」といった意味になります。

例文

There is a big stain on my daughter’s white shirt from the orange juice she spilled.

(私の娘の白いシャツに、彼女がこぼしたオレンジジュースの大きなシミがあります。)

I need to remove stains by using bleach.

(私は漂白剤を使ってシミを落とす必要があります。)

The scandal stained the Prime Minister’s reputation.

(スキャンダルが首相の評判を傷つけました。)

Please be careful not to spill wine on the carpet. It will definitely leave a stain.

(カーペットにワインをこぼさないように注意してください。必ずシミが残ります。)

He scrubbed the stain on the floor.

(彼は床のシミをこすりました。)

uncleanness

「uncleanness」は汚れのなかでも「不潔な汚れ」「非衛生的なもの」を指します。また、外見の汚れだけでなく、人の内面の汚れに対しても使われる単語です。後者の場合、道徳的・宗教的にあまり良くない、というニュアンスを出すことができます。

例文

The bathroom and kitchen were filled with uncleanness.

(バスルームとキッチンは不潔な汚れでいっぱいでした。)

The hotel gave me an impression of uncleanness.

(そのホテルは非衛生的な印象を私に与えました。)

The uncleanness of the old houses is a major concern for the city council.

(市にとって、古い家の不潔な汚れは大きな問題です。)

disgrace

「disgrace」「不名誉」「名誉を傷つける」「恥」などの意味があります。日本語の「面目を失わせる・顔に泥を塗る」と同じようなニュアンスを持っています。尊敬をなくすときや、信用を落とすときなどに使われます。

例文

Tom's actions disgraced his family.

(トムの行動は彼の家族の名誉を傷つけました。)

It was a disgrace that they rejected me.

(彼らに拒絶されたことで、名誉を汚されました。)

Emma was in disgrace because she had lied.

(エマは嘘をついたために恥をかいた。)

Please don’t do anything to disgrace our family.

(私たち家族の名誉を傷つけるようなことはしないでください。)

They fell into disgrace and lost their business.

(彼らは名誉を傷つけられ、ビジネスを失いました。)

filth

filth(発音:フィルス)」は「とてつもない汚れ・汚物・かなり不潔な汚れ」といった意味があります。イメージとしては「dirty」よりも汚さのレベルがかなり上です。

また、見た目の汚れだけでなく、「下品な・卑猥なもの」のようなネガティブな意味もあります。かなりキツイ意味の単語ですので、使う際には気を付けてくださいね。

例文

The bathroom was covered in filth.

(バスルームはとてつもない汚れでいっぱいでした。)

Oh no. Look at the filth on the floor of the communal corridor!

(うわぁ。共同廊下の床の汚さを見て!)

I noticed that something was wrong because of the smell and the filth.

(臭いとあまりの不潔さから、何かがおかしいと気づきました。)

おまけ dust(埃)のスラング的な意味

ここからは、おまけとしてdust(埃)のスラング的な意味をご紹介します。日本語でも「ダスト」や「ダスター」などの言葉が使われていますが、dustには「つまらない人・取るに足らない人・出来事・価値のないもの」などのスラングとしての意味があります。

おまけ 掃除する

最後に、「汚れ」に関連して「掃除する」にまつわる英語表現をご紹介します。

clean

「掃除する」と聞いて、多くの方がまず思い浮かべるのが「clean」という単語かもしれません。「clean」は掃除機をかけたり、雑巾がけをしたり、掃き掃除をしたりと、徹底的に汚れを綺麗にするときに使います。

例文

I clean the bathroom every Saturday.

(私は毎週土曜日にバスルームを掃除しています。)

Can you clean the kitchen, please?

(キッチンを掃除してくれますか?)

tidy

一方、「tidy」「物を整理整頓する・片づける」「小ぎれいにする」という意味合いで使われます。

例文

I tidied the house before my parents arrived.

(私は両親が到着する前に家を片づけました。)

I always make my bed and tidy my room before I go to work.

(出勤前には必ずベッドメイキングをし、部屋を片付けます。)

I tidied my bookshelves.

(私は本棚を整理整頓しました。)

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、「汚れ」を意味するさまざまな英語表現を、例文とともにご紹介しました。また、スラング表現やその他の掃除用語についても、さまざまな英語表現を解説しました。

日常生活において、「汚れ」は誰もが経験しますよね。使う場面の多い言葉だからこそ、いざというときにパッと適切な表現が口から出たら嬉しいですよね。

今回ご紹介した単語やフレーズを自然に使えるようになれば、より英語でのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。ぜひ、この記事でご紹介した例文を何度も口に出して練習し、覚えて使ってみてくださいね。

今回ご紹介したフレーズをそれぞれ適切なシーンで使うことができれば、より自分の英語での表現の幅が広がりますし、ネイティブからも「お!この人はいろんな単語やフレーズを知っているんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

また、今回学んだ「汚れ」の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「ネイティブはどのように使い分けているのか聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「汚れ」にまつわる英語表現をさらに練習しても良いですし、日本と講師の母国での「汚れ」に関する考え方の違い、掃除の方法や頻度などについてディスカッションをするのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンをフル活用してくださいね。

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