- ニュースでよく聞く「環境問題」って具体的になに?
- 環境問題 Environmental issues の種類の単語
- エネルギーに関する単語
- まとめ〜環境問題に関する英単語を踏まえて、日本語だけでなく英語圏の最新のニュースに触れよう〜
英語学習者のみなさん、こんにちは!今回のネイティブキャンプのコラムでは、今や世界の誰もが真剣に取り組むべき「環境問題」に関連した話題や英語表現について特集していきたいと思います。
現在世界中で地球温暖化によるさまざまな災害が次々と起こっています。オーストラリアの山火事では数多くのコアラをはじめとした野生動物、住民の住居、美しい自然が焼け焦げてしまったのが印象的です。また、2023年9月直近では、ハワイのオアフ島やカナダの山火事で多くの犠牲者を出しました。
地球温暖化は気温の上昇だけでなく、豪雨や台風などの異常気象による洪水、川の氾濫なども引き起こします。この地球温暖化を止めるためには、いますぐに世界一丸となって取り組むべき課題が山積みなのです。
そのためには、世界中の人たちと「環境問題」について世界共通語である英語を用いて議論したり意見を伝えあったり、具体的な解決策を導き出すことが必要になります。これから先、環境問題の解決のために積極的に取り組む活動や支援を行う学校や企業も増えていくことでしょう。
そこで今回は、「環境問題」に関連する英単語、英語表現を一通り紹介していきたいと思います!単語を知り、実際の会話の中でどのように使用するのかも学べるように英語例文とその日本語訳も用意しました。環境問題について英語で議論やプレゼンテーション、ディベートができるよう、準備をしておきましょう!
ニュースでよく聞く「環境問題」って具体的になに?
とはいっても、これまで環境問題について詳しく学習した経験のない方や普段は気にしないで生活してしまっている...という方もいらっしゃいますよね。これから積極的に環境問題のことを考えながら生活を送るためにも、まずは環境問題とは具体的にどんな問題のことを指すのかを知っておきましょう。
環境問題とは、「私たち人類の活動を大半の要因として生じるマイナスな環境の変化」と定義されています。
この「マイナスな環境の変化」には例えば、地球温暖化、水質汚染、大気汚染、森林破壊などが挙げられます。場合によっては、宇宙の環境のマイナスな変化について言及する場合もあります。
参考資料:
地球環境を脅かす「5大環境問題」と、解決のために今私たちに出来ること | 最安値発掘隊コラム
環境問題 Environmental issues の種類の単語
ここからは具体的に、上記で紹介した環境問題に関する英単語や英語フレーズなどを紹介していきます。例文を確認して、会話や文中ではどのように使用するのかを学習していきましょう。
地球温暖化 Global Warming
環境問題について英語で会話をするとき、「地球温暖化」という単語はまず最初に覚えておきたいですね。英語では「Global Warming」と言います。「Global」は「地球規模の」「世界の」という意味があり、「Warming」には「温まること」という意味があります。
例文:
We need to take action on Global Warming right away.
私たちは今すぐに地球温暖化に対して動き出さなければいけません。
大気汚染 Air Pollution
続いては、大量のゴミ処理や山火事、交通機関の使用によってCO2が大量に排出されることにより起こる「大気汚染」です。「大気汚染」は「Air Pollution」 と言います。「Pollution」は「汚染」という意味のある英単語。
例文:
The biggest threat to health from air pollution comes from fine particles.
大気汚染による人体への最も恐ろしいものはその微粒子です。
One important issue that was not considered in this study concerns indoor air pollution.
この研究で検討されていない重要な事項は、室内の大気汚染についてです。
参考資料:
air pollution in a sentence | Sentence examples by Cambridge Dictionary
https://dictionary.cambridge.org/example/english/air-pollution
水質汚染 Water Pollution
工場などで発生した使用水や化学物質、廃プラスチックの海洋放出や人間たちが道端に捨てたゴミが海へと運ばれて起こる「海洋汚染」も環境問題を語る上で重要な項目です。「海洋汚染」は「Water Pollution」と呼ばれます。
例文:
Water pollution is growing daily around the world, but so are water solutions.
水質汚染は毎日のように世界中で広がりつつありますが、その解決方法も同じように広まっています。
参考資料:
Examples of "Water-pollution" in a sentence | YourDictionary.com
https://sentence.yourdictionary.com/water-pollution
森林破壊 Deforestation
森林伐採や山火事、都市開発などによる森林破壊も進んでいます。「森林破壊」は英語で「Deforestation」と言います。
例文:
Another big problem with conventional coffee farming is that it encourages deforestation.
伝統的なコーヒー農園の懸念点は、森林破壊を促すことです。
参考資料:
Examples of "Deforestation" in a sentence | YourDictionary.com
https://sentence.yourdictionary.com/deforestation
エネルギーに関する単語
ここからはエネルギーやエネルギー開発に関連する英単語を代表的な3つに絞って紹介していきたいと思います。
化石燃料 fossil fuel
化石燃料とは燃料として使用される動物性の化石のことです。主に石炭、石油、天然ガスがそれにあたります。英語では「fossil fuel」と言います。
例文:
Coal is the most abundant fossil fuel today.
石炭は今日最も豊富とされる化石燃料です。
参考資料:
化石燃料とは?意味や種類を解説!環境問題や今後の課題についても紹介 - Green & Circular 脱炭素ソリューション | 三井物産
https://www.mitsui.com/solution/contents/solutions/re/58
Examples of "Fossil fuel" in a sentence | YourDictionary.com
https://sentence.yourdictionary.com/fossil-fuel
火力発電 thermal power generation
続いては「火力発電」についてです。「火力発電」は英語で「thermal power generation」と言います。上記で紹介した化石燃料を燃やして水を熱し、その時に発生する高圧の蒸気でタービンを回して発電機を動かすことで電気を作るという仕組みだそうです。
例文:
It is diversifying into wind and thermal power generation.
風力や火力発電などの多様化が進んでいます。
参考資料:
火力発電 - 発電のしくみ | 中部電力
https://www.chuden.co.jp/energy/ene_about/electric/kids_denki/tsukuru/tsu_thermal/
Examples of "thermal power" in a sentence | Collins English Sentences
https://www.collinsdictionary.com/sentences/english/thermal-power#google_vignette
原子力発電 nuclear power generation
日本が頼っている発電方式が「原子力発電」です。英語では「nuculear power generation」と言います。
例文:
Nuclear power is power released in nuclear reactions that can be converted to electric power.
原子力発電とは、核反応で放出された電力を電力に変換できるものです。
参考資料:
Examples of "nuclear power" in a sentence | Collins English Sentences
https://www.collinsdictionary.com/sentences/english/nuclear-power
まとめ〜環境問題に関する英単語を踏まえて、日本語だけでなく英語圏の最新のニュースに触れよう〜
このコラムではここまで、環境問題について英語で話す際に最低限必要な知識としてさまざまな英単語や表現を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?海外の大学や職場では積極的に環境問題についてディベートしたりディスカッションする機会も多く、日本国民よりも地球への関心が高いことがわかる機会がたくさんあります。ぜひ、この機会に環境問題について英語で考えてみてもいいかもしれませんね。

出身地は静岡県の下田市です。実家の目の前にはエメラルドグリーンのビーチがひろがっています。小さい頃からスキンダイビングやボディーボードをして育ちました! フェリス女学院大学の英文科在学中にニュージーランドへ留学。そこで国際教育の重要さに気づき、横浜国立大学大学院教育学研究科へ進学。小学生の外国語教育の研究に携わる傍ら、アメリカからの留学生のチューター業務も経験。 修士課程修了後は、都内のインターナショナルプリスクールで5歳児クラスの担任を経験。外国人と日本人バイリンガルの2人体制でこどもたちと英語で探究学習を行う。日本語の授業も担当し、母語の大切さも伝えた。 現在は前職を退職し、英語を教えるだけでなく、国際交流•異文化交流の大切さをそだてるニュータイプのオンライン英会話をネイティブ講師とともに小学生に教えている。 ④ 趣味は洋楽をギターやピアノでカバーすること、ビーチでヨガ、サイクリング、ピアノ耳コピ、ダンス、犬と散歩。 夢は、英語をツールにして音楽やダンスや絵、スポーツなどの自分の得意なことを使って自分自身について表現し、世界の人と交流することを楽しいと思ってくれる子供達が増えるような「先生」そして「表現者」になること。 そしてもう一度大好きなニュージーランドにステキな家族、友人達と長期ステイすること!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.