英語で「資格を取る」ってなんて言う?おすすめの英語資格も紹介!

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「資格を取る」と英語で伝えたい時、どのように表現するか知っていますか?

「転職のために専門的な資格を取る」「資格を取るために勉強中」など、「資格を取る」というフレーズは日常会話でもビジネスシーンでもよく使われますよね。

今回の記事では、そんな「資格」に関する英語表現を紹介していきます。例文とあわせて詳しく解説していくので、ぜひ英語学習の参考にしてみてくださいね。

資格の英語表現

早速、「資格」と言いたい時に使える英単語を紹介していきます。

各単語の持つニュアンスや使い方などを詳しく解説していくので、ぜひそれぞれの使い分け方を意識して覚えてみましょう。

certification

「certification」は「証明・検定・認可」を表す名詞で、スキルや知識を証明する資格を指します。

試験に合格して得た資格や学習を修了して得た資格など「公式に認証されている資格」を表すのが特徴で、医者や公認会計士など専門性を証明する資格や、TOEFLなどの英語資格、大学の卒業証明など、資格全般に幅広く使われます。

certificationは不可算名詞なので複数形にはなりません。資格を表す際は必ず単数形で使います。

She has a yoga instructor certification.
彼女はヨガインストラクターの資格を持っている。
She earned a certification in digital marketing.
彼女はデジタルマーケティングの資格を取得しました。
The job requires a CPR certification.
その仕事にはCPRの資格が必要です。
The TOEFL is a certification exam that verifies English language proficiency.
TOEFLは英語力を証明する資格試験です。
Her nursing certification allowed her to work in various healthcare settings.
彼女の看護資格証は、彼女がさまざまな医療施設で働くことを可能にした。
I obtained a lawyer's certification.
弁護士資格を取得した。

qualification

「qualification」は、「資格・能力・技術・知識」を意味する名詞です。

前項で解説した「certification」と似た意味を持つ単語で、学位や専門的な資格などがあり、仕事に必要な能力があるというニュアンスを含みます。

「certification」が具体的なスキルや能力の取得を示す証明であることに対し、「qualification」はある条件や要件を満たすことによる資格を指します。

The job requires specific technical qualifications.
その仕事には特定の技術的資格が必要です。
She gained qualifications in computer programming recently.
彼女は最近コンピュータプログラミングの資格を取得しました。
He lacked the necessary qualifications for admission.
彼は入学に必要な資格を持っていませんでした。
I am studying to obtain a qualification.
資格を取るために勉強する。
You need a qualification to become a pharmacist.
薬剤師になるには資格が必要です。
He is studying to acquire numerous qualifications.
彼はたくさんの資格をとるために勉強している。

license

「license」は「免許・認可」を意味する単語です。

driver’s license(運転免許)やprofessional license(職業免許)など、特定の権限や許可を持つことが合法的に認められている免許や資格を表します。

She obtained a driver's license last week.
彼女は先週、運転免許を取得しました。
He has a pilot's license for small aircraft.
彼は小型航空機のパイロット免許を持っています。
I need to renew my driver's license before it expires.
有効期限が切れる前に、私は運転免許証を更新する必要があります。
I have a teacher's license.
私は教員免許を持っています。
He acquired a license to practice law.
彼は弁護士資格を取得した。

entitle

「entitle」は、「〜に権利を与える」や「〜に資格を持たせる」という意味で使われる動詞です。

受け身形の「be動詞+entitled」で「資格(権利)が与えられる」という意味になります。運転免許や語学資格のような試験に合格して得られるような資格ではなく、「発言する資格」や「サービスを受ける資格」など権利を指す際に使われる動詞です。

I am entitled to know the truth.
私には真実を知る資格があります。
He is entitled to disagree.
彼には反論する資格がある。
Your membership card entitles you to discounts at participating stores.
会員カードを持っていると、参加店舗で割引を受ける権利があります。
You are entitled to use all of the facilities available at the gym.
このジムで利用可能なすべての設備を使用する資格があります。

おすすめの英語関連の資格

最後に、おすすめの英語関連の資格をいくつか紹介していきます。

英語関連の資格取得を検討している方や英語学習の目標として受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

英検

「英検(英語能力試験)」は日本国内で実施されている英語資格試験です。

5級から1級まで7段階のレベルがあり、自分の英語力に合わせて受験できるのが特徴で、子供から社会人まで幅広い年齢層が受験しています。年間の受験者数は400万人以上にのぼり、毎年多くの英語学習者が受験している知名度の高い試験です。

試験はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4セクションから構成されており、英語の総合力を測ることができます。

英検を持っていることで高校や大学進学の際に内申点として加点されたり、就職・転職の際に英語力のアピールとして使えたりと、幅広いシーンで役立てられる資格です。

TOEIC

「TOEIC」も英検同様に日本での知名度が高い英語資格試験で、日常生活やビジネスシーンでの英語力を測ることができます。

リスニング力とリーディング力を測る「TOEIC Listening & Reading Test」とライティング力とスピーキング力を測る「TOEIC® Speaking & Writing Tests」、スピーキング力のみを測る「TOEIC Speaking Testの3種類があります。

結果は合否ではなくスコアで判定され、TOEIC Listening & Reading Testの場合は10〜990点で評価されるのが特徴です。

企業によっては応募条件や昇給条件に「TOEIC◯点以上」と設定している場合もあり、社会人の受験者が多い試験です。ハイスコアを取得することで就職や転職、昇給などのキャリアアップに役立てることができます。

TOEFL

「TOEFL」はアメリカ発の英語資格試験です。

世界各国で実施されており、日本以外にも多くの国で受験されている国際的な英語試験です。毎年全世界で約70万人程度の英語学習者が受験しており、日本国内では8万人程の受験者数を誇ります。

アカデミックな内容が出題されるのが特徴で、ハイスコアをとるためには英語力の他に国際教養も必要です。

英語圏の大学や大学院への進学する際の入学条件として設定されていることが多く、「大学レベルの教育を受けられる英語力がある」という証明として広く使用されています。また進学だけでなく海外移住の際のビザ申請時などにも役立つ資格です。

日商英語ビジネス検定

「日商英語ビジネス検定」とは、ビジネスシーンでの英語コミュニケーション能力を測るための試験です。

リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各セクションから構成されており、スキルごとに選択問題、記述問題、会話対応、プレゼンテーションなどが含まれます。

ビジネス文書の読解・電話対応・会話のスピーキング・ビジネスメールの作成など、ビジネスシーンで必要な英語力が問われる内容が出題されるため、「ビジネス英語に特化して学びたい」という方におすすめな英語資格です。

まとめ

今回の記事では「資格」に関する英語表現について解説しました。

どれも「資格」を意味する単語ですが、どのような資格かによって使い分けが可能です。ニュアンスの違いもあわせて覚えておくことで、実践的な英会話の場でスムーズに使えるようになります。ぜひ今回紹介した例文とあわせて覚えて、表現力アップに役立ててみてくださいね。

また、記事の後半ではおすすめの英語資格をご紹介しました。どれも英語力を測る試験ですが、試験内容や目的が異なります。受験を希望する方はぜひ自分の目標や学習目的に合わせて最適なものを選んでみてくださいね。

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