何かに立候補したり、何かに熱意を持って取り組んだりするときに「やる気があります!」と言うことがありますよね。
それでは、みなさんは、そんな自分の熱意を伝える英語にはどのようなものがあるかご存知でしょうか?いざそう聞かれてみると、なかなかすぐに思いつかない……という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、自分の熱意がしっかりと伝わるような「やる気があります!」を表現する英語フレーズをいくつかご紹介します。
それぞれ、例文とともに詳しく解説していきますので、ぜひ例文を何度も口に出して練習してみてくださいね!
やる気があるの英語表現について
ビジネスシーンや勉強などの日常会話でもよく使われる「やる気がある」という表現。
今回はそんな自分の熱意が伝わるような英語表現を6つ(「motivated」「enthusiastic」「driven」「determined」「energized」「pumped up」)ご紹介します。
いずれも自分の強い思いを伝えられる単語・フレーズですが、少しずつニュアンスや相手に与える印象などが異なります。ひとつずつチェックしていきましょう!
motivated
まずは、「やる気があります!」という気持ちを伝えるのに最もよく使われる「motivated」。
名詞の「motivation(やる気)」は日本語でも「モチベーション」という言葉で広く使われていますよね。
「motivated」は形容詞で、「やる気がある状態」を示します。何かをするにあたって、「それをやろうとする気持ちが強い」というニュアンスがあります。ビジネスシーンを含め、さまざまなシチュエーションで使える単語です。
なお、「やる気がある」は「be motivated」で、「やる気になった」は「get motivated」で表します。
また、何をすることにおいてやる気があるのかを示したいときには、「be motivated to 動詞の原形」で表します。
名詞の「motive(動機)」、動詞の「motivate(動機付ける)」などの関連語・派生語も一緒に覚えておくと便利ですよ。
この学校の生徒はみんな、やる気があります。
彼女は大学で新しい言語を学ぶことに意欲的です(やる気があります)。
私はすでにやる気のある人たちと一緒に仕事をしたいです。
新入社員はとてもやる気があると聞いています。
エイミーは高得点を出すことに意欲的です。
enthusiastic
「enthusiastic」もやる気があることを伝えられる代表的な表現です。
「motivated」は主にその「意欲」に焦点が当てられていますが、「enthusiastic」は「何かに対して熱心に取り組む情熱」を表します。
また、「motivated」以上に強いやる気を示す単語のため、特に情熱をもって取り組んでいるときなどに適しています。何に対してやる気があるのか、その対象を示す際には「about」を使い「enthusiastic about~」と言います。
また、「やる気」だけでなく「熱狂」という意味もあるため仕事や勉強だけでなく情熱を持っている趣味などに対しても使うことができます。
さらに、名詞「enthusiasm(熱意、熱狂)」の形で使われることもありますので、合わせて覚えてみてくださいね。
トミーは新しいプロジェクトにとても意欲的です。彼と会うと彼はいつもその話をします。
彼女は日本のポップミュージックに熱中しています。
彼らは党の熱心な支持者でした。
彼女の熱のこもったスピーチは、会場に火をつけました。
私の娘は歌にとても熱中しています。
driven
「driven(発音:ドリブン ※ドライブンではないので注意してください)」も「やる気がある」ということを表すことができます。
「~に突き動かされた」という意味の言葉です。心から湧き上がってくる気持ちを表します。
なお、ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情に対しても「駆り立てられる」「追い込まれる」といったニュアンスで使われます。
彼女はやる気があります。
彼は過大な野心に駆られています。
それらの犯罪はすべてお金に駆り立てられたものでした。
当時の私は、個人的な栄光への渇望に駆られていました。
これにより、消費者主導の医療が整います。
determined
何かを強く決心しているときなどに最適な表現が「determined」です。
動詞の「determine」は「決心する、決定する」といった意味があります。断固たる思いや決意を固めたといったニュアンスがあります。
こちらも、名詞の「determination(決心)」も一緒に覚えておきましょう!
彼はとても強い意志の持ち主なので、きっと望む仕事を得られると思いますよ。
ジェニーはすぐにでも行くことを決意しました。
私の決意は固いです。
彼らは、真実を突き止めようと決意しています。
ケイティはとても意志の強い女性です。
energized
「energized」は「エネルギーが湧いている」という意味です。もととなる動詞は「energize」で、「エネルギーを与える・活気づける」といった意味があります。
朝、ヨガのレッスンを受けると、元気が出てきて、幸せな気持ちになり、今日も一日頑張ろうという気持ちになります。
展示会での大成功で、私たちのチームはエネルギーが湧いています。
彼は元気が出てきて、やる気が出てきました。
ちょっと運動しただけで元気が出てくるでしょう。
pumped up
「pumped up」は、普段なかなか聞きなれない表現かもしれません。こちらはカジュアルな表現で、「気合が入っている」「やる気満々」というニュアンスを表します。
「~に向けて気合が入っている・やる気がある」というときには、「be pumped up for~」となります。
今週末のレースに向けて、彼は本当に気合いが入っています。
私は気合が入っています(やる気満々です)。
彼らは明日の公演に向けて気合が入っています。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「やる気があります!」という自分の熱意や強い気持ちを伝えるための英語表現について、さまざまな単語・フレーズを例文とともにご紹介しました。
日本語でも「やる気があります!」というのはあらゆる場面で日常的に使う言葉だと思います。それは英語でも同じであり、今回ご紹介したフレーズを自然に使えるようになれば、より英語でのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。
ぜひ、この記事でご紹介した例文を何度も口に出して練習し、覚えて使ってみてくださいね。
今回ご紹介した英語表現をそれぞれ適切なシーンで使い分けることができれば、より自分の英語での表現の幅が広がりますし、ネイティブからも「お!この人はいろんな単語やフレーズを知っているんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。
また、今回学んだ「やる気があります!」の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「ネイティブの感覚を聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!
レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「やる気があります!」の英語表現をさらに練習しても良いですし、ほかにも1つの日本語に対して複数の英語が使われる例があるかどうかを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。よろしくお願いします!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.