インスタやTwitterなどで誰かがアップした風景写真を見て、「景色が良いね」とコメントしたいときは多々ありますよね。
そんな「景色」を英語でどのように表すか、実はわからないという方も多いのではないでしょうか?
英語学習をしている人であれば「view」は思いつくかもしれませんが、実は似たような意味を持つ英単語はまだまだあります。
そこで今回は、「景色」に関する英語表現を紹介していきます。例文も載せているので、ぜひ参考にしてください!
「景色」の英語表現
「景色」を意味する代表的な英語表現は以下の6つ。
・view
・scenery
・sight
・landscape
・outlook
・panorama
それぞれ意味の違いや使い分け方を詳しく見ていきましょう。
view
「view」は「眺め」という日本語に一番近い単語。
日本語でもオーシャンビューやマウンテンビュー、といった表現を使うことがあるように、特定の場所からの眺めを意味するのが一般的です。
丘の頂上からの眺めはとても美しかったです。
滞在したホテルの部屋からのオーシャンビューを楽しみました。
scenery
「scenery」は、「自然の美しさ」という意味での景色。
単純に眺めを意味する「view」とは異なり、「scenery」は「自然」と「美しい」を兼ね備えています。「光景」を意味する「scene」と似ているので、混同しないように注意しましょう。
山の頂上から見た景色は、今までに見たことのないものでした。
私が行った田舎で、森と草原の美しい風景を目にしました。
sight
「sight」は「視界」というイメージがあり、誰かの視界の中に入っている何か、という景色を意味します。
また、「sightseeing(観光)」や「eyesight(視力)」、といった単語にも使われているので、一緒に覚えておきましょう。
公園でのピクニックの間、私たちはカラフルな花々の景色を楽しみました。
私は窓の外を見て、青い空に飛ぶ鳥の美しい景色を見ました。
landscape
「landscape」は、日本語だと「風景」という言葉に近い単語です。田舎の田園地帯のような、自然溢れる景色を表すのに使われます。
「scenery」に似ていますが、「landscape」のほうがより広大な景色をイメージさせます。
ハイキングに行った時に、森の美しい景色に驚かされました。
田舎での旅行中に見た村々の景色は素晴らしかったです。
outlook
「outlook」は、特定の位置から見える景色を意味する単語。「view」に似ていますが、見晴らしの良さもニュアンス的に含まれています。
また起こりうる将来の状況という、「見通し」の意味でも使われるので、覚えておきましょう。
丘の頂上からは、下に広がる市街地を一望することができます。
バルコニーからのビーチと海の素晴らしい景色を楽しみました。
panorama
「panorama」は、周りに邪魔になるようなものがなく、見晴らしの良い景色を意味します。
どの方向から見ても遠く見渡せるような、広範囲の風景のことを指すのが一般的です。また、ワイドに写した写真のことを意味することもあります。
山の頂上からは、谷全体の美しい風景を見れます。
その橋からの島々の風景は信じられないくらい美しかったです。
「景色」に対する英語表現
次に、素晴らしい景色を見たときに、なんとも言えない驚きを表せる表現をいくつか紹介します。
・breathtaking
・take my breath away
・stunning
・magnificent
・indescribable
breathtaking
「breathtaking」は、「はっと息を飲むような」という意味の形容詞。非常に美しいものや、驚くようなものを見聞きしたときに使う表現です。
「breath(呼吸)」を「taking(取ること)」の2単語の意味を考えると、どのような感じかをイメージしやすくなります。
キャンプ場からの眺めは、はっと息を飲むような素晴らしいものでした。
海の向こうの夕焼けは、はっと息を飲むほどの素晴らしさです。
take my breath away
「take my breath away」は、「はっと息を飲む」という意味の表現。
美しいものや驚くようなものを見聞きしたときに使う表現で、「breathtaking」の動詞バージョンと考えてOKです。
きらきら光る花火に息を飲みました。
ビーチで見た美しい日の出は息を飲むほどでした。
stunning
「stunning」は、「驚くような」という意味の形容詞。
衝撃や印象がとても強く、「suprising」よりもガツンと来るような、ショックの強い驚きを表現できます。
コテージからの景色は驚くようなものでした。
湖の素晴らしい景色は私の予想を超えていました。
magnificent
「magnificent」は、「壮大な」という意味の形容詞。
景色を見たときに、目の前に広がる景色が雄大であれば、まさにそれは「magnificent」という言葉が当てはまります。
より強い壮大感を表現したい場合は、力を込めてゆっくり発音し、特に「ni」の部分をグィッと上に持ち上げるように強調しましょう。
先週末にスノーボードに行きました。その雪景色は本当に壮大でした。
壮大な夕日が空をオレンジ色に染めたとき、なぜだか少し懐かしい気持ちになりました。
indescribable
「indescribable」は、「表すことができないくらいの」という意味の形容詞。「in(ではない)」+「describe(描く)」+「able(できる)」を組み合わせた表現です。
良し悪しという言葉では、説明するのが不可能なものに対して使います。
星で満ちた夜空は、単純に表現できないほどでした。
山の頂上に立って、息を飲むような景色を見たときの気分は、言葉では言い表せないほどでした。
まとめ
今回は「景色」に関する英語表現を複数紹介していきました。バリエーションが多く、それぞれ細かいニュアンスの違いがあるので、整理しながら覚えてください。
また覚えた表現は実際の英会話で積極的に使っていきましょう。レッスン回数無制限のオンライン英会話「ネイティブキャンプ」には、7日間の無料トライアルもあるので、ぜひ試してみてください!

◇経歴
・コールセンターでの日英バイリンガルオペレーター(3年)
・外資系企業(製薬業界)でのテクニカルサポート(2年)
・副業でオンライン英会話の講師(2年)
・東京にて通学型の英会話スクール経営(4年)
・英会話スクールをオンラインに切り替えて運営(現在で約4年)
・英会話講師歴は合計で10年
◇資格
・英検1級
・TOEIC990点
◇海外渡航経験
・イギリス(3ヶ月、短期留学)
・タイ(6ヶ月)、マレーシア(3ヶ月)、台湾(3ヶ月)の滞在歴あり(海外ノマド)
・海外旅行:韓国、マルタ、ベトナム、インドネシア、アメリカ
◇自己紹介
バイリンガル英会話コーチのBobです!ほぼ日本国内で英語を習得してバイリンガルになりました。たまたま始めたオンライン英会話講師の仕事が天職だと悟り、自らの英会話スクールを開校。これまでに200人以上の英語学習者に教えてきました。多くの人たちに英語を好きになってもらい、思いっきり英会話を楽しんでもらえるよう日々活動しています!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.