「隕石落下!」って英語でなんて言う?隕石に関する英語表現を紹介!

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今回は、英語で「隕石」はなんと言うのか解説していきます!

隕石は宇宙からやってくるものなので、同じく宇宙に見える流れ星や惑星を表す英単語についてもご紹介します。聞きなれた単語もあると思うので、スペルを見ながら暗記してみてくださいね。

「隕石」の英語表現

英語で「隕石」はmeteorまたはmeteoriteと言います。

ゲームをやっている方だと、「メテオ」という技に覚えがあるのではないでしょうか。なんとなく隕石が降ってきたような攻撃だなとわかれば覚えやすいですね。

実際には隕石とは異なるのですが、日常会話ではmeteorやmeteoriteよりもshooting star「流れ星」という単語を使うことが多いです。隕石も遠くに見えれば流れ星と変わらないように見えるからです。

What happens if a meteorite explosion occurred?
もし隕石の爆発が起きたらどうなるの?

日常的に「隕石」という言葉を使うことはあまりありませんが、実は地球規模で見ると隕石は時々地球に落ちてきています。ロシアでは、最近落ちてきた隕石の影響で突然建物の窓が衝撃によりすべて吹き飛びました。この映像は衝撃映像として日本のテレビでも流れています。

そう何度も頻繁に落ちてくるものではありませんが、世界規模で見たら外国のどこかに落ちていても不思議ではありません。数百年後にはさらに多くの隕石が地球に落ちている可能性があるかもしれませんね。

隕石の関連表現

では、ここからは隕石に関する表現をご紹介していきます!

英語で宇宙のことについて論じられるようになればかっこいいですし、プラネタリウムに行っても解説が聞き取れるようになりますね。

隕石落下

「隕石落下」は、meteorite fallと言います。fallは「落下」という意味なので、結構そのままです。

ちなみに、ここで使われているfallは名詞ですが、動詞も同じスペルで「落ちる」という意味です。

Did you see a meteorite fall last night? I saw it when I was taking a walk!
昨日の夜、隕石が落ちたの見た?私は散歩してる時にみたよ!

普通は宇宙で動いているものはすべて流れ星に見えるので、隕石が落下したと判断できるほどであればよほど地球に近づいていたものとわかります。明るいうちはなかなか見られないので、夜に起きたことを翌朝テレビのニュースで知るパターンが多いですね。

隕石の衝突

「隕石の衝突」はmeteorite impactと言います。アニメのエヴァンゲリオンでは、使途がやってくる時に「ファースト・インパクト」、「セカンド・インパクト」などと言っています。なんだか宇宙に関することはゲームやアニメで覚えられそうですね。

I don’t hope I can see any meteorite impact while I am alive.
僕が生きているうちに隕石の衝突が起こらないよう祈るよ

こちらの例文は、直訳すると「僕が生きている間に、僕が隕石の衝突を見られることを望まない」です。ちょっと違和感のある日本語訳になってしまうので意訳しました。

英語では、否定文を作る時に文の最初に否定するルールがあります。絶対ではありませんが、例えば上記の例文が以下のようだったらネイティブスピーカー的には少し違和感を感じます。

I hope I can’t see any meteorite impact while I am alive.

日本語的にはこちらの方が訳しやすく、「僕が生きているうちに、隕石の衝突が見られないことを望む」となります。

日本語は文の途中で否定し、最後は肯定で終わる文章が珍しくありません。しかし、英語の場合は重要なことから先に言います。否定文ならそれを文の最初の方で明らかにすることを覚えておきましょう。

ちなみに、隕石が地球に衝突するということは、それすなわち隕石が地球の大気圏に突入したことを示しますよね。実はこの時、爆発が起こります。ですから、隕石の衝突を見たということは、同時に爆発もあったことを示すのです。

「隕石の爆発」は、meteorite explosionといいます。explosionは「爆発」という意味なので、meteoriteの意味も知っていれば完璧に訳せますね。

爆発は名詞ならexplosionでも良いのですが、隕石がぶつかったことを示すなら以下のような言い方もできます。

A meteorite hit the earth.

hitは「当たる」という意味で、野球でも使いますよね。現在形も過去形も形は変わらずhitなので、時制がどうなっているかは文脈で判断する必要があります。

A meteorite crashed.

隕石がぶつかったことは、動詞のcrash「ぶつかる」を使って表すこともできます。車が事故に遭った時、「クラッシュした」と言いませんか?これと似た用語です。

惑星

隕石が宇宙のものということで、そのつながりで惑星についての英語も解説しておきましょう!

惑星は、英語でplanetと言います。

I want to live on another planet someday.
いつか違う惑星に住んでみたい

planetは番組名に入っていたりするので聞きなじみはあるかもしれませんね。ネットで検索してみるとこんな説明がありました。

「太陽など恒星の周りを回り、球状をなすほど十分に重く、その軌道の近くに、衛星でない他の天体が無い天体」

中学生の理科の授業のようになってしまいましたが、私たちが住む地球が恩恵を受けている恒星、太陽の周りを回っている惑星はこちらです。太陽系ですね。

Earth:地球
Mercury:水星
Venus:金星
Mars:火星
Jupitar:木星
Saturn:土星
Uranus:天王星
Neptune:海王星

こちらも、セーラームーンを見ていた世代の方ならもうすでに子供のころに自然に覚えてしまっていますよね。また宇宙に関することでアニメが出てきました。規模が大きいので作品作りにはもってこいなのでしょうか。

ちなみに、Plutoは「冥王星」です。

隕石群

隕石がいくつかまとまって飛んでくるとそれを隕石群と言いますが、これは英語でmeteorite groupと言います。groupはそのまま「グループ」という意味なので覚えやすいですね。

Some researchers are observing the meteorite group.
何人かの研究者はその隕石群を観察している

流れ星

厳密には隕石とは異なる流れ星ですが、こちらはshooting starと言います。聞いたことはありますか?

shoot は、もともと「力を込めて投げる」という意味で動詞として使います。

バスケットボールやサッカーでも「シュートする」と言いますよね。ただ、英語ではこの場合のシュートはshootとは言いません。shotと言います。微妙な違いですが発音もスペルも違うので注意しましょう。

shooting starのイメージは、勢い込んで星が流れている感じです。

Look! There! Shooting star! Make a wish!
見て!あそこ!流れ星!願い事しよ!

shootは名詞になると、ロケットなどの打ち上げや発射も意味しますよ。

そして流れ星には、実はもうひとつ別の言い方があります。それがmeteor showerです。ここで登場したmeteorはもう皆さんご存じの通り「隕石」ですね。正確には「流星群」と訳します。隕石がシャワーのように降り注ぐイメージを持てば暗記も楽でしょう。

My grandma said she has never seen a meteor shower.
おばあちゃんが、一度も流星群を見たことないって言ってた

隕石にまつわる覚えておきたい単語

では、最後に隕石にまつわる英単語を一気にご紹介します。余裕がある時にセットで芋ずる式にインプットしてしまいましょう!

universe:宇宙

ユニバースはもう半分日本語になっていますね。

comet:彗星

彗星も流れ星の一種ですが、厳密に違いを言うなら「コメット」です。

the Galaxy:銀河

銀河は最初を大文字にし、冠詞のtheを付けます。さすが広い宇宙。大物感がにじみ出ています。

a meteor fragment:隕石のかけら

fragmentは「かけら」という意味です。似たような意味で言い換えが可能なのがmeteorite debris「隕石の破片」です。どちらか一方だけを覚えても良いですが、自分が英語を話す時ではなく、相手が英語を話した時にどちらも知らないと聞き取れない場合があります。

meteorite inclusion:隕石包有物

inclusionは「含まれているもの」という意味です。動詞だとinclude「含む」となり、一般的に英語学習者は動詞の方を先に覚えます。形が似ているので関連語として覚えましょう。

meteoritics:隕石学

隕石を専門に学ぶ学問のことです。

まとめ

さて、隕石にまつわる英語を見てきましたが、いかがでしたか?meteoriteやmeteorという単語が出てきたらサッと宇宙からやってくるあの巨大な石のイメージを思い浮かべられるようにしておきましょう。

日常会話ではあまり使うシチュエーションがないかもしれませんが、やはり語彙力を増やすなら覚えておきたいところです。地学の難しいところまで把握しなくても良いので、すぐにイメージが出てくるようにしておきましょう。

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