英会話の話題で頻繁に出てくるといっても過言ではない、「健康」や「食事」の話題。
日本人同士でも、よく話をする機会が多いと思います。ネイティブスピーカー達の話題も、我々と至って変わりはありません。世の誰しもが自分の健康や食事などの話で盛り上がっています。
そんな「健康」や「食事」などの話の中で、出てくるであろうキーワードとして「カロリー」という言葉があります。日本人同士でもダイエットをしている人や健康に気を付けている人だけでなくとも、「カロリー」という言葉を聞いたことがあるはずです。
特に海外留学経験者や海外旅行経験者であれば、日本との食文化の違いに驚いた経験があるはずです。1つ1つのレギュラーと言われるサイズが大きかったり、甘いものがとことん甘い味でビックリしたりしたはず。
甘いお菓子のパッケージを見てみると、驚きのカロリー表示がされていることもしばしば。筆者が留学中、大好きだったお菓子も1つで中々のカロリーと砂糖の量でしたが誘惑に負けていたなんて経験もあります。
日本に居ても、海外に居ても気になってしまう「カロリー」という単語について、英会話での話題に使えるような例文や表現をご紹介していきます。
「カロリー」は英語でcalorie
「カロリー」の英語表記は、後々詳しく紐解いていきますが見出しにあるように「calorie」と書きます。
元々の語源は「熱」を意味するラテン語から由来したと言われています。(諸説あり)
このcalorieの発音は、アメリカ英語とイギリス英語で少々変わってくる英単語の1つなのでどちらかに耳が慣れていると聞き取れない!なんて事もあり得ます。
calorie
イギリス英語発音表記:ka·luh·ree
発音表記を見るだけでも、何となく発音が違うというニュアンスは汲み取れるのでは無いでしょうか。
日本語の「カタカナ」に近いのはイギリス英語の発音です。なぜなら、イギリス英語の発音ではka【カタカナで言うならば、カ】をしっかり発音するからです。
しかし、アメリカ英語の発音はkaは【カタカナで言うならば、キャ】に近い発音です。
この違いは聞き比べないと表記だけでは読み取れないのですが、実施兄発音を聞いてみると全然違うことが分かると思いますので、これだけじゃ分からないよ!という方は、calorieで検索すると発音が聞けますので実際に調べて聞いてみましょう。
この聞こえ方の違いがあるからこそ、アメリカ英語・イギリス英語のどちらかに耳が慣れてしまっているとどちらかのcalorieが聞き取れない、または違和感を感じる場合があるのです。
複数形を表す場合は、calorieにsを付ければOK。ついつい複数形だからといって、esを付けないように気を付けましょう。
カロリーの英語表記
まずは「カロリー」の英単語を見ていきましょう。
calorie カロリー・熱量
辞典で調べてみても、カロリーまたは熱量と書かれています。
日本語のカタカナで使っている「カロリー」の語源は、英語のcalorieという訳なので私たち日本人にもとても馴染みがある言葉ですよね。
もう少し詳しく「カロリー」の説明をするならば、熱量(=エネルギー)を表す単位の一つ。そして、水を1リットルを1気圧のもとで1度上昇させるのに必要な熱量が1kcalと定義されているのです。
冒頭でもお伝えしたように、健康を気にしている・ダイエットをしている・生活習慣の見直し・食事の管理や栄養のバランスを気にしている人など、私たちが生活をしていて「カロリー」は切っても切れない関係にあるのです。
カロリーの表記について
ここで少し、豆知識をご紹介しておきます。
カロリーの表記について、Cal・cal・kcalなど様々な表記で見かけたことがあるのではないでしょうか。食品の成分表記に注目してみてみると、様々な表記を発見することができます。
もともとは、Calとcalで使い分けをされていたのですが見間違いや混乱を招くということで現在においては、1000の単位を表す【 k 】を頭に付けて1000cal=1kcalと表示されるのが一般的となっています。
お買い物をする時にでも、食品パッケージの裏側にある栄養表示にぜひとも注目してみてくださいね。
関連表現
ではここからが本題です。これまでは「カロリー」という言葉の知識を入れてきましたが、ここからは英語の知識を頭にインプットしていきましょう。
これから4つのカロリーにまつわる関連表現をご紹介していきます。その関連表現はやはり、ダイエットや健康面の会話によく出てくるフレーズですので例文もダイエットや健康面の例文を多く紹介していきます。
ダイエットや健康面などの話題は冒頭にもお伝えしたように、英語に限らず各国の母国語ででも会話として日常茶飯事の話題であるため会話を盛り上げたり、継続させたりするのにはうってつけの話題ですので、会話に困ったらぜひ使ってみてくださいね。
低カロリー
まずは、低カロリーの英語表現です。なんとなく低カロリーと聞くとホッとしてしまうのはなぜなのでしょう‥。
ダイエットではよく、低カロリー高たんぱくというフレーズがあちこちで聞こえてきます。この低カロリーを英語で言うならどんなフレーズがいいのでしょうか?低カロリーという単語を一度分解して考えてみましょう。
低カロリーを言い換えると、カロリーが低いという表現になりますよね。他には、カロリーが軽めなんて言い換えもできます。
軽い light
「低い」と「軽い」の英単語は上記の通り。この2つをcalorieという英単語と組み合わせることで低カロリーと言い表すことができます。
単純にlow + calorieで合わせて使えるのですが熟語では無い事を理解しておかなければなりません。熟語ではないということは、この2語は1つの単語ではないため必ずしも隣同士で使えるとは限らないということです。
その点はしっかり覚えておきましょう。
体重を減らしたいのであれば、普段から低カロリー、高タンパク質の食事を心がけるべきだよ。
このプロテインバーは低カロリーで高タンパクなので重宝しているんだ。
高カロリー
続いては、低カロリーの逆である高カロリーの表現です。高カロリーと聞くだけで、おいしそうなお料理や食べ物が浮かび上がってくるのはなぜでしょうか‥ジャンクフードって美味しいですよね。
今回も低カロリーと同じく、高カロリーという言葉を分解して考えてみましょう。
高カロリーを言い換えるなら、カロリーが高い という表現と カロリーは重め なんていう言い換えもできるのではないでしょうか。
重い heavy
「高い」と「重い」のそれぞれの単語は上記の通り。それ以外にも、
豊富 rich
richも高カロリーを表現するときには使える表現の1つです。
夕食後に、その高カロリーなチョコバーを食べるつもり?
週に一度のチートデイには、あえて高カロリーの食事を摂るようにしている。
消費カロリー
続いては、消費カロリーについてです。
消費カロリーは、言い換えるとカロリーを消費するという動詞的な表現で表すことができます。
消費 burn・consumption・expenditure以上のワードが辞書を引くと出てくる「消費」の英語表現なのですが、基本的にはカロリーを燃やすという言葉の方が伝わりやすいと思いますので、おすすめはburn calorieという表現が一番使いやすく・分かりやすい表現ではないかと思います。
摂り過ぎたカロリーを消費するため、ジムに行ってくる。
夕食に訪れたレストランの料理がおいしすぎて食べ過ぎたので、明日は朝から走って今日摂取したカロリーを消費することにしよう。
カロリー制限
最後はカロリー制限という表現についてです。
この言葉を聞くと、ちょっと胸が締め付けられてしまいますね。できればカロリー制限せず美味しいものをたくさん食べたいものです。
カロリー制限を言い換えると、カロリーを制限するであったり、カロリーをカットするというような言い換えができるのではないでしょうか。
カットする cut
「制限する」と「カットする」を辞書で調べるとこの2つの英単語が出てきます。
使いやすさで言えば、カットするという表現の方が覚えやすいと思いますしネイティブスピーカーにも、きちんとニュアンスが伝わりますのでcutを使う方で覚えても問題ないと思います。
過度なカロリー制限はおすすめしません。
まとめ
今回は、「カロリー」について豆知識を含めてご紹介してきました。「カロリー」と聞くだけで、ギクッと思った人がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。この話題はいくつになっても、話題に上がるし尽きない話題ではないでしょうか。
だからこそ、英会話にはもってこいの話題なので会話に困ったら「カロリー」の話を少し出してみるといいかもしれませんね!
そこから、食文化や生活などの話題に広がって仲良くなれちゃうかもしれません。ぜひ試してみてくださいね!

◇経歴
・コールセンターでの日英バイリンガルオペレーター(3年)
・外資系企業(製薬業界)でのテクニカルサポート(2年)
・副業でオンライン英会話の講師(2年)
・東京にて通学型の英会話スクール経営(4年)
・英会話スクールをオンラインに切り替えて運営(現在で約4年)
・英会話講師歴は合計で10年
◇資格
・英検1級
・TOEIC990点
◇海外渡航経験
・イギリス(3ヶ月、短期留学)
・タイ(6ヶ月)、マレーシア(3ヶ月)、台湾(3ヶ月)の滞在歴あり(海外ノマド)
・海外旅行:韓国、マルタ、ベトナム、インドネシア、アメリカ
◇自己紹介
バイリンガル英会話コーチのBobです!ほぼ日本国内で英語を習得してバイリンガルになりました。たまたま始めたオンライン英会話講師の仕事が天職だと悟り、自らの英会話スクールを開校。これまでに200人以上の英語学習者に教えてきました。多くの人たちに英語を好きになってもらい、思いっきり英会話を楽しんでもらえるよう日々活動しています!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.