「やっちゃった!」regret以外にもある後悔を表す英語表現!

「あんなことをして後悔している」
「いつか後悔するよ!」
「やっちゃった!台無しだ!」

後悔を表す気持ちを英語で表現できますか。この記事では、後悔を表したい時に使える英語のフレーズを複数紹介します。

定番の”regret”から”messed up”や”screwed up”などのスラングまで、例文とともにみていきましょう!使える表現ばかりなので、ぜひ英語学習にお役立てください。

「後悔」の英語表現

「後悔」を和英で調べると以下の3つの単語が紹介されています。

regret(後悔する)
remorse(深い後悔)
repent (悔やむ)

どれも後悔を表す単語ですが、後悔の強さや使われる状況が異なります。

その時々の状況や感情に合わせて単語や表現方法を変えることで、自分の後悔している気持ちをより正確に伝えられます。

定番の“regret”だけではなく、残りの2つも関連表現として一緒に覚えておくと便利です。それでは、下記で1つずつ解説します。

regret

“regret”は後悔を表す定番の単語です。辞書で調べると以下のように書かれています。

<regretの意味>
名詞:残念、遺憾、後悔
動詞:(すでに起こったこと・過ちなどを)後悔する
(+doing)(…したことを)後悔する
(+to do)残念ながら(…)する
(+that)(…ということを)残念に思う
引用:https://ejje.weblio.jp/content/regret

“regret”には、名詞と動詞の両方の意味があります。それぞれ解説します。

名詞の”regret”

“regret”の名詞は「後悔」や「残念」と和訳します。

“The biggest regret”で「最大の後悔」、”only regret”で「唯一の後悔」となります。深い後悔を表現したいときは、これらの単語と組み合わせて使うと良いでしょう。

My biggest regret is breaking up with my girlfriend.
わたしの最大の後悔は彼女と別れたことです。
That’s my only regret.
それが唯一の後悔です。
Do not waste time with regret.
後悔して時間を無駄にしないでください。

動詞の”regret”

次に動詞の”regret”をみていきましょう。

”regret”の動詞は、そのまま使う方法と、後ろに動名詞(動詞の原型+ing)や不定詞(to+動詞の原型)を続ける方法があります。後ろに続く英語によって意味が大きく変わるため注意が必要です。

たとえば、”regret +動名詞(動詞の原型+ing)”は、「(すでに起きたことやしたことを)後悔する」の意味で使われます。

また、“regret +not+動名詞”で「〜しなかったことを後悔する」と表現することもできます。

一方で、“regret +不定詞(to+動詞の原型)”は、「残念ながら〜する」の意味になります。フォーマルな言い方のため、ビジネスシーンや改まった場面で使われる英語です。

また、”You’ll regret it.”と未来形にすることで「あとで後悔するよ」の意味になります。「もし〜したら後悔するよ」と伝えたい時は、”if〜you”ll regret it”と表現します。

regret(動詞)の例文

I regret this deeply.
私はこれをとても後悔しています。
I regret my mistake.
わたしは間違いを後悔しています。
If you do not study hard, you’ll regret it later.
もし一生懸命勉強しなかったら後で後悔するよ。

regret +動名詞(動詞の原型+ing)の例文

I regret fighting with my mother today.
今日、母と喧嘩したことを後悔しています。
I regret drinking a lot last night. I have a terrible hangover.
昨晩、お酒を飲み過ぎたことを後悔しています。ひどい二日酔いです。
I regret not having bought that dress.
あのドレスを買わなかったことを後悔しています。

<regret +不定詞(to +動詞の原型)の例文>

We regret to inform you that your ABC Bank account has been temporarily frozen.
残念ながらお客様の ABC口座が一時的に凍結されたことをお知らせいたします。
I regret to say that she is ill in bed.
残念ながら彼女は病気で寝込んでいます。
I regret to say I cannot come.
残念ながらお伺いできません。

remorse

“remorse” は”regret”よりも深刻な後悔を表す単語です。

堅い表現のため、日常会話ではあまり使われません。裁判官や警察などに対して、深い後悔を表す際に使われます。

“remorse”を辞書で調べると以下のように書かれています。

<remorseの意味>
名詞:(過ちに対する)良心の呵責、自責の念
引用:https://ejje.weblio.jp/content/remorse

日本語からも分かる通り、罪悪感を持つような後悔をイメージすると分かりやすいでしょう。

“remorse”は以下の動詞といっしょに使われることが多いです。

feel remorse :後悔する
have remorse:後悔する
show remorse:後悔している気持ちを見せる
The criminal showed no remorse for what he had done.
その犯罪者は自分のしたことへの後悔を見せなかった。
She felt remorse for not believing her best friend.
彼女は親友を信じなかったことに対して自責の念を感じた。
I was filled with remorse.
わたしは後悔の気持ちでいっぱいでした。
She was filled with remorse for not believing him.
彼女は彼を信じなかったことへの後悔の気持ちでいっぱいでした。

repent

“repent”も後悔を表す単語です。

古風な印象のある堅い英語のため、日常生活ではあまり使われません。辞書には以下のように書かれています。

<repentの意味>
後悔する、(…を)後悔する、悔しがる、残念に思う
引用:https://ejje.weblio.jp/content/repent

和訳は”regret”と同じですが、”regret”は「ただ後悔している」のに対し、”repent”は「自分の過ちを後悔し反省している気持ち」が含まれた単語です。

宗教的な場面では「懺悔する」と和訳されることもあります。

I truly repent for what I did.
わたしは自分のしたことを心から後悔しています。
He repents of his actions.
彼は自分の行いを後悔しています。
He repented for his past mistakes.
彼は過去の過ちを悔やんでいます。

messed up

“messed up”は失敗したときやしくじった時に使われるスラングです。

ネイティブスピーカーが日常で使う表現のため、自然な英語が話したい人は使ってみてください。

“mess(メス)”を辞書で調べると以下のように書かれています。

<messの意味>
名詞:混乱、めちゃくちゃ、困惑など
動詞:乱雑にする,台なしにする
引用:https://ejje.weblio.jp/content/mess

”messed up”で「しくじった」「やっちゃった」など、失敗をしてしまったことや後悔の気持ちが含まれた表現になります。

I’m really sorry. I messed up.
本当にごめんね。やらかしちゃった。
I messed up the exam. I should have studied harder.
試験に失敗しちゃった。もっと勉強すればよかった。
I messed up. I lost my wallet!
やらかした。財布を落としちゃった!

screwed up

“screwed up”も”messed up”と同じような「やっちゃった」のニュアンスを持つイディオムです。

ただし、”screwed up”はイギリスではあまり使われず、アメリカで使われる表現です。アメリカ英語を習得したい人は覚えておくと良いでしょう。

“screw(スクリュー)”を辞書で調べると以下のように書かれています。

<screwの意味>
動詞:ねじで締める
引用:https://ejje.weblio.jp/content/screw

I screwed up the presentation. I should have practiced harder.
プレゼンやらかしちゃった。もっと練習しておくべきだった。
I really screwed up this time. I can’t regret it enough.
今回はほんとうにやらかしちゃった。後悔してもし切れないよ。

まとめ

「後悔」とひとくちに言っても、後悔の深さはその時々で異なります。「後悔」の深さや状況に適した英語を使えるように、複数の表現を覚えておくと便利ですね。

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