英語で「考えておくよ」のフレーズ集!検討したい時に使ってみよう!

考えておく、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

日常生活でもビジネスシーンでも、何かを検討したいときやすぐに回答できない/したくないときなどに「考えておくよ」と言う機会は多いのではないでしょうか。

回答を一旦持ち帰りたい場合にも便利な「考えておくよ」という表現。みなさんは、英語でどのように言うか知っていますか?

そこで、今回の記事では、英語で「考えておくよ」と言いたいときに使える便利なフレーズ・表現をご紹介していきます。

実際にネイティブスピーカーがよく使う表現をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。また、それぞれ豊富な例文とともに解説していますので、文章を何度も口に出して練習してみてください!

「考えておく」は英語で何という?

英語で「考えておく」というのは、さまざまな言い方ができます。

今回の記事では、6つの表現

・Think about
・I'll let you know
・Give something some thought
・Think something through
・Sleep on it
・I’ll look into it

を例文とともにご紹介していきます。

似ている表現や同じ単語が使われている表現もありますが、それぞれ少しずつ違ったニュアンスを持ちます。以下でひとつひとつ確認していきましょう!

Think about

相手から何かを提案されたり、勧められたときに「考えておくよ」「考えておきます」と言いたい場合の定番の表現です。

「とりあえず」考えてみるというニュアンスもあり、気軽に使える表現でもあります。

実際に時間をかけて考えたい場合だけでなく、はっきりと「No」と言いたくない場合や相手の気持ちを傷つけたくない場合にも使える便利な表現です。

ちなみに、前向きに検討する意志があることを伝えたい場合には、「○曜日/〇日までに返事をします」のように具体的に結論を出す曜日や日付を言うと良いでしょう。

日常生活でよく使われる表現ですが、ビジネスシーンで使われることもあります。

ちなみに、ビジネスシーンでよく使われる「consider(検討する・考える)」という単語は「think about」に比べ、より深く考える・真剣に検討するという意味がありフォーマルな印象を与えます。

また、「about」ではなく「over」を使い「think over」とすると、「熟考する・吟味する」という意味になります。

A:Would you like to come to the party at Tom’s house next week?
B:Sounds fun! I’ll think about it.

A:来週、トムの家で行われるパーティに来ませんか?
B:楽しそうですね!考えておきます。
Thank you, I will think about it.
ありがとうございます、考えてみます。
I'll think about it and get back to you on Friday.
ちょっと考えさせてください。金曜日にお返事します

I'll let you know

「I'll let you know」は「(後で)お知らせします」という意味ですが、こちらも「今すぐには答えられないから、後で返事をします」といったように「考えておく」というニュアンスを相手に伝えることができます。

「後で知らせる」と言っているので、この一言で事を終わらせず、後からきちんと返事をすることが大切です。あいまいな言い方であるため、返事がないと相手も困ってしまうためです。

「I'll let you know later.」や「I’ll have to let you know.」、「I’ll get back to you.」などと言うこともできます。

Mmm. I'll let you know.
うーん。考えておきます。
Oh, that’s a bit sudden. I'll let you know later.
あ、それはちょっと急な話ですね。考えてみます。

Give something some thought

ここまでご紹介した2つの表現に比べて、あまり聞きなじみのないフレーズかもしれません。

「Give something some thought」は「〜についてよく考える」という意味があります。「thought」は単数形ですので、注意が必要です。

「think about」よりも慎重に/真面目に/本気で検討する・考えるというニュアンスがあります。また、より大きな、より大事な決断をする際に使われます。

日常生活でもビジネスシーンでも使われる表現です。「Give something some thought」のほか、「Let me give it some thought」と言うこともできます。

I can’t answer right now, but I'll give it some thought.
今すぐには答えられませんが、考えてみましょう。
A:Are you still thinking about going to the UK to study?
B:Yes. I've been giving it some thought.

A:イギリスへの留学はまだ考えていますか?
B:はい。ちょっと考えています。
I'll give what he said some thought and get back to him.
彼の言ったことを少し考えて、また連絡します。
She should give it some thought.
彼女は少し考えてみるべきでしょう。

Think something through

「Think something through」は、「~をじっくり考える」「とことん考え抜く」「熟考する」という意味を持つ表現です。

1つ前にご紹介した「Give something some thought」よりもじっくり考えるニュアンスがあります。何かの判断をするにあたり良い点や悪い点を洗い出して考えるようなイメージです。

I don't want to decide now. I need some time to think it through.
今すぐには決めたくありません。じっくり考える時間が必要です。
We still have some time left. Let’s think through all possibilities.
まだ時間はあります。あらゆる可能性をしっかり考えましょう。
Can I have some time? I would like to think this matter through.
少し時間をいただけますか?この件についてよく考えたいのですが。
It sounds like a nice opportunity, but I need to think it through.
いい機会だと思うのですが、よく考えないといけないですね。

Sleep on it

「Sleep on it」は、「~について回答を一晩遅らせる」「一晩よく考える」「時間をおいて考える」といった意味があります。

日本語でも、すぐに決断を出さずに「一晩考えさせてください」と言う場面は意外と多いのではないでしょうか。

なかなかアイデアがまとまらない、結論が出なかった会議を切り上げる際などにも使われる表現です。

Thank you for your offer. I will sleep on it.
オファーありがとうございます。少し考えます。
Could I sleep on it and let you know tomorrow?
一晩考えて、明日お知らせしても良いですか?
We discussed a lot today. Let's sleep on it and try again tomorrow.
今日はたくさん話し合いました。一晩考えて、また明日試してみましょう。
Have a sleep on it, Tom, before you decide.
トム、決める前に時間をおいて考えてみなさい。

I’ll look into it

「look into」は「詳しく調べる」「調査する」という意味があり、「I’ll look into it」で「検討します」という意味になります。

日常生活でもビジネスシーンでもよく使われる表現です。何かを決める前に、「詳しく調べて検討する」というニュアンスがあります。

It seems like a great opportunity for our company. I’ll look into it.
当社にとって大きなチャンスになりそうですね。(調べて)検討してみます。
We are looking into the possibility of merging two companies.
私たちは2社合併の可能性を検討しています。

まとめ

いかがでしたか?今回は、「考えておくよ」ということを意味する英語表現について、さまざまなフレーズを例文とともにご紹介しました。

日本語でも「考えておくよ」というのは日常会話でもビジネスシーンでも意外によく使う言葉ではないでしょうか。

それは英語でも同じであり、今回ご紹介したフレーズを自然に使えるようになれば、より英語でのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。ぜひ、この記事でご紹介した例文を何度も口に出して練習し、覚えて使ってみてくださいね。

今回ご紹介した英語表現をそれぞれ適切なシーンで使い分けることができれば、より自分の英語での表現の幅が広がりますし、ネイティブからも「お!この人はいろんな単語やフレーズを知っているんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

また、今回学んだ「考えておくよ」の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「ネイティブの感覚を聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!

レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「考えておくよ」の英語表現をさらに練習しても良いですし、ほかにも1つの日本語に対して複数の英語が使われる例があるかどうかを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

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