「社交的」の英語表現について!性格の特徴について表現してみよう

社交的、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

今回は、「社交的」の英語表現を解説していきます。

その他にも、性格にまつわる英単語をたくさんご紹介していくので、自己紹介のときに使えるように準備してみましょう。

また、他人の性格を知りたいとき、相手から性格に関する単語が出てくることがあるので、リスニングで聞き取れるようにもしておきましょう。

「社交的」を英語でなんという?

「社交的」という表現を伝える英語はいくつかありますが、英語の中で「社交的」という日本語に最も近いのはgregariousです。

gregariousは、日本語ではそのまま「社交的」と訳すとぴったりです。

他にも、社交的な人に共通している性格の傾向があるので、それらの単語を代わりとして使うのも良いでしょう。

では、以下で「社交的」という英語表現について解説していくので、語彙力を底上げしていきましょう!

gregarious

gregariousは、「社交的」という日本語に最も適切な単語のひとつです。

英語学習者であり、上級レベルに達していてもあまり見かけない単語です。そのため、少し覚えにくさを感じるかもしれませんが、使い方は簡単なので何度も書いて、聞いてしっかり覚えていきましょう。

人の性格を表すので、主語のあとにbe動詞を入れ、その直後にgregariousを入れれば正しい文章が完成します。形容詞のシンプルな使い方ですね。

I like Shinji because he is very gregarious.
信二はとても社交的だから好きなんだよね

cheerful

cheerfulは、「明るい」「朗らか」という意味です。

明るい性格の人、陽気な人、そんな人を形容するのにぴったりです。こちらは中学英語なので、覚えていた方も多いのではないでしょうか。

ただ、やはり使わないと忘れてしまうので社会人になってから覚え直す場合は時間をとって暗記する必要があるでしょう。

I hope our new boss is cheerful.
私たちの新しい上司は明るい人だといいんだけど

reliable

「信頼できる」「頼もしい」という英単語はreliableです。

社交的な人は、特に会社の中では人脈のある頼もしい存在になるので、reliableを使ってもよいでしょう。

reliableには「可能」を表す-ableがついていますが、これは「頼ることができる」という意味です。

I want to choose some reliable men.
何人か信頼できる人を選びたいわね

independent

「自立した」と言うのであれば、independentを使いましょう。

independentは聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。英語学習者の中にはアメリカに興味を持っている方も多いと思いますが、そのアメリカの独立記念日のことをindependent dayと言います。イギリスから独立した日で、国中がお祝いムードに包まれます。

independentには、否定の意味を持つin-が使われています。

ちなみに、pendentは「ぶらさがっている」というような意味合いがあり、ペンダントを思い浮かべてもらうと覚えやすいと思います。これを意訳すると「ぶらさがっている」が「依存している」となります。

Emily thinks that she wants to be independent all the time.
エミリーは、常に自立していたいと思っている

calm

「温厚」「穏やか」と言いたいのであれば、calmを使いましょう。

感情を爆発させることがない、怒るところを見たことがない、柔らかな言い回しを使う、そんな人を表すのに適しています。

英会話の中では、Calm down.「落ち着いて」というフレーズがよく出てきます。周りを明るく照らしてくれる太陽のような人もいいですが、常に穏やかで、月のような存在感を持っている人もいいですよね。

I love my boyfriend, he is such a calm person.
彼氏のことが好きなのは、彼がとても穏やかな人だからよ

その他の性格を表す英語表現

ここからは、その他の性格を表す表現をさらにご紹介していきます。

人や動物の性格は多種多様ですから、たくさんの言い回しがあって当然です。

そのためたくさんの英単語を覚えなければならないのですが、中にはすでに学生時代に覚えた単語もあるはずです。思い出せたらあとは早いので、以下の単語のうちどこまで知っているかチェックしてみてください。

easy-going

「のんき」「のんびり」「気まま」、そんな人を表すのであれば、easy-goingを使いましょう。

単語の中にハイフンがあるのでなんだか変な感じがするかもしれませんが、意外とよく使われる表現です。

We really enjoyed our trip to New Zealand. Helen’s friend was easy-going.
ニュージーランドへの旅行はすごく楽しかったよ。ヘレンの友達が気ままな人だった

introverted

introvertedは、「内気」「引っ込み思案」という意味です。

こちらは中学英語ではないので、英語を趣味で勉強し続けた人しか知らないかもしれませんね。

語彙の中でも上級者レベルになりますが、内気な人はたくさんいるので使う頻度が極端に低いというわけではありません。

He is very introverted, so you shouldn’t invite him to the party.
彼はとても引っ込み思案だから、パーティーに誘うのはやめた方がいいよ

two-faced

two-facedは少し面白い表現で、「裏表がある」「偽善的」という意味があります。

単語からわかるように、2つの顔を持っていることを表します。どんな人でも少なからず裏表はありますが、信頼している人の二面性が見えると疑ってかかってしまうこともあるかもしれませんね。

Professor Mcgonagal is a bit two-faced.
マクゴナガル先生はちょっと裏表がある

serious

「真面目」と言うのであればseriousが適切です。

シリアスというと、日本語では映画の中などの重苦しいシーンを思い浮かべるかもしれませんね。英語では、seriousは人の性格を表します。

ただし、真面目といっても冗談すら通じない堅物というネガティブなイメージがある単語なので、誉め言葉として使わないように注意しましょう。

She is unbelievably serious.
彼女は信じられないくらい堅物なんだ

active

「実行力がある」と言いたいときにはactiveを使います。

半分日本語にもなっていますね。また、SNSが普及しているのでアクティブというと人がオンラインになっていることを思い浮かべることもあるかもしれません。

自分の性格を相手に伝えるとき、ポジティブな意味を断言して伝えることに抵抗がある場合は、People tell me that I am~.を使うと良いでしょう。

I am~.と言うよりも少しやんわりとなり、人からどのように評価されているか伝えることができます。

People tell me that I am often active.
人には行動力があると言われます

mannish

mannishは「男っぽい」という意味です。manが「男」という意味なので、知らなくても文脈から意味を予想できる単語です。

「~な性格です」と言うときには、I think of myself having a 形容詞 personality.というフレーズを覚えておくと便利です。

personalityは「性格」という意味です。上記のフレーズの「形容詞」というところには、今までご紹介してきた性格を入れればOKです。

I think of myself as having a mannish personality.
私は自分でも男っぽいと思う

面接などでは、自分の性格を自分で伝えなければなりません。英語で面接をする機会は実際にはないかもしれませんが、英会話の中ではシチュエーションとして出てくることもあります。

今までの性格を表す英単語を知っていれば答えは完璧ですが、面接官からはどう聞かれるのでしょうか。そのひとつがこちらです。

How would you describe your personality?
あなたは自分の性格をどのように説明しますか?

もう少し自然な日本語にすると、「あなたの性格を教えてください」になりますかね。このように聞かれたあとに、性格を説明します。

ただ、なんと質問されたのかわからなくては答えも言えないので、質問の仕方と答え方は常にセットで覚えておくことをおすすめします。

How would you describe your personality?の中にあるdescribeは「説明する」という動詞です。そして、先ほど解説しましたがpersonalityは「性格」という意味なので、この2つの単語さえ聞き取れれば的外れな答えは回避できるでしょう。

まとめ

「社交的」と言いたいときは、gregariousさえ覚えておけば大丈夫です。性格を表す例文をチェックし、どのような言い方ができるか覚えておきましょう。

微妙なニュアンスの違いを理解すればネイティブスピーカーの感覚もわかるようになり、自然な会話ができます。

自己紹介で使うフレーズをいくつか使い、英語で面接を受けられるレベルにまで英語力を引き上げてみてはいかがでしょうか。

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