「とりあえずやってみよう!」って英語で?挑戦する時の英語フレーズ

try、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

「とりあえずやってみる」の英語表現

相手を励ましたり、自分自身を鼓舞したりしたい場面で、「とりあえずやってみよう!」と日常生活でよく使う言葉があります。

英語ではLet's try it. がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。じつは、他にも日常英会話やビジネスシーンで使われるフレーズがあります。

本記事では、ネイティブスピーカーが良く使う6つのフレーズと、例文をご紹介します。

Let's give it a try

Let’s give it a shot

Let’s give it a go

dive head (first into)

dive right in

jump right in

どの表現も「とりあえずやってみようよ」という意味ですが、ちょっとした意味や使い方の違いがあります。ぜひ最後まで読んで、参考にしてくださいね。

Let’s give it a try.

give it a try は try it と同じで、「それを試す」「やってみる」という意味で使えます。

未経験なことに対して、不安がる相手に「とりあえず、やってみなよ」と励ますときに使います。

Try it. というよりは直接的でなく、Why don’t you try it? ほど遠回しな表現ではないといったニュアンスです。

A: I don’t drink.

B: Oh! You should give it a try.

A: 私は酒は飲まないんです

B: 何だって, 試してみるべきだよ

A: I don’t think I’d be good enough.

B: You don’t know until you give it a try, do you?

A: 私にはうまくできそうにないわ

B: でもやってみないと分からないでしょう

Why don’t you と、give it a tryを一緒に使って、表現を間接的にすることもあります。

You might get through the exam―why don’t you give it a try?

ひょっとして試験に受かるかもしれないよ、 試してみれば?

また、itが指すものに置き換えて表現することもできます。

Why don’t you give it (the shoes) a try?

その靴を履いてみてはどう?

give it a tryを、give it another tryと言うことで、「再挑戦する」と表現することもできます。

A: I’ve failed the exam this year. I’ll give it another try next year.

B: Way to go!

A: 今年は受験に失敗したけれど, 来年再挑戦するよ

B: そうそう, その意気だ

Let’s give it a shot.

give it a shot は、give it a try と同じ意味・使い方ができます。違いは、give it a shot の方がよりカジュアルな印象があるという点です。

” an attempt to do or achieve something that you have not done before”

(やったことがないことを達成するため試みること)引用:Oxford Dictionary

つまり、Let’s give it a shot. は「やったことはないし、結果がどうなるかはわからないけど、とりあえずやってみよう」という意味合いで使われます。

I've never tried skiing before, but I thought I'd give it a shot.

スキーはやったことがないんだけど、とりあえずやってみるよ

I found good reviews of this book, so I decided to give it a shot.

この本の評価が良いみたいだから、とりあえず試してみるよ

Are you having trouble fixing the computer? Let me give it a shot.

パソコンの修理に困ってる?ちょっとやらせてみてよ

I’m not usually much good at this sort of game, but I’ll give it a shot.

この手のゲームはあんまり得意じゃないけど、とりあえずやってみるよ

Let’s give it a go

goと言えば「行く」という動詞が思い浮かびますが、tryと同じ「試み」という名詞の意味もあります。

give it a goは、先に説明したgive it a tryやgive it a shotと同じ使い方ができます。違いは、イギリス英語でよく使われる表現という点です。

goには「過ぎる」「始める」「行く」などの意味があることから、今までやったことのない事を始めるのにちょっと不安な気持ちのときに「今の不安を手放して、始めてしまおう」といったニュアンスがあります。

A: I wish I could play the guitar...I wonder if it is too late to start learning it...

B: Why don't you give it a go? You may find it easier than you thought!

A: ギターを始められたらいいなと思うけど、始めるにはもう遅過ぎるんじゃないかな。

B: やってみたらどう?思ってるより、簡単かもしれないよ。

I don’t know if I can fix it, but I’ll give it a go.

直せるかどうかわからないけどやってみよう

Give it a go if you think it might be up your street.

あなたの趣味に合うなら、ぜひ試してみて。

I'm not fond of dancing, but I'll give it a go.

ダンスは好きじゃないんだけど、とりあえずやってみるよ。

dive head

dive headも「やってみる」という意味で使います。

正式には、dive headfirst into⋯「〜へ頭から飛び込む」を簡略化したスラング的な表現です。

”your head goes down first, and the rest of your body follows afterward”

(頭を先に落として、体の残りの部分が後からついてくること)

”you become involved in it too quickly, without having time to think about it carefully”

(注意深く考えることなしに、あることがらにすぐに関わるようになること)

つまり「無鉄砲に」「すぐに」やってみるといった意味合いが含まれます。

You'd dive head first into a hunt for that treasure.

その宝物を求めて、狩猟場に飛び込むだろう。

I decided to just dive head-first into the job.

その仕事を思い切ってやってみることにしたよ。

You worry about life after football because you give up everything to dive head-first into the sport with no guarantee you will be fully supported.

なんの保証もなしに、フットボールをやるためにすべてを諦めるんだから、その後の人生が心配だろう。

Without overthinking your mind, I think it's good to dive head first.

あれこれ考えるんじゃなくて、まずはやってみると良いと思うよ。

dive right in

dive right inは直訳すると「頭から飛び込む」となります。dive right intoと表現されることもあります。

to start doing something with enthusiasm. (情熱を持って何かをやり始めること)

日本語で言うと、「(時間を無駄にせずに)さあ、始めましょう」というニュアンスです。

授業やセミナーの最初に ” Let’s dive (right) in” と先生が言ってから、授業が行われる場面をよく目にするでしょう。

We have a lot of things to discuss, so let's dive right in.

たくさん話し合わなくちゃいけないことがあるんだ。さぁ始めよう

Today, we're going to dive right into this topic.

今日はこの議題に取り掛かります。

Let's just dive right in because we don't have a ton of time.

さぁ、始めよう。無限に時間があるわけじゃないんだから。

Go ahead and dive right into the meal, don't be shy!

さぁ、すぐに食事を始めてください。恥ずかしがらないで!

jump right in

jump right inも、dive right inと同じように「時間を無駄にせずにやってみる」という意味です。

違いは、dive right inは「頭から飛び込む=集中して取り組む」に対してjump right inは「足から飛び込む=さっさとやってしまう」というニュアンスがある点です。

また、jump right inには、「会話を邪魔する」という意味もあります。

Feel free to jump right in and help us with the yard work.

気軽に入ってきて、庭仕事を手伝ってください

Without thinking, that man just jumped right in and helped rescue two children from the fire.

その人は思わず入ってきて、2人の子どもを火事場から助け出すのを手伝った

I need to type fast and to jump right in.

すごく早くタイプを打って、ついて行かなければならなかった

まとめ

今回は「迷ったら、やってみる」「一緒にやってみましょう」などの、ポジティブな表現をご紹介しました。

カジュアルさは、Let's give it a shot.>Let’s give it a try.

Let's give it a go. は、イギリス英語でよく使われる表現

dive headは dive first head intoのスラング表現「失敗するかもしれないけど、とにかくやってみよう」という意味

dive right in は「集中して、物事にすぐに取り掛かる」という意味

jump right in は「時間を無駄にせずに、すぐに物事に取り掛かる」という意味

「とりあえずやってみよう」と言いたいとき、Let's try it.だけでなく色々な表現を英語学習に取り入れて、英会話を楽しみましょう!

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