「頑張る」の英語表現総まとめ!誰かに頑張ると英語で伝えてみよう!

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英語学習をしているとき、意外と知らない、言えないという表現に出会うことはありませんか?そのひとつが、「頑張る」です。

自分が何か目標を決めて頑張るというとき、英語ではどう伝えればいいのでしょう。

簡単なようでスッと出てこない英語表現なので、ここでしっかり覚えていきましょう。日常生活でもよく使う表現なので、学んでおいて損はありません。

頑張るの英語表現

頑張るの英語表現はたくさんあります。

ニュアンスこそ違うものの、意味合いはどれも同じで自分が今からやることに対してやる気があると示せます。

以下のように、使える表現は多いので一つひとつチェックしていきますね。

  • I'll try my best. / I’ll do my best.
  • I'll give it my best shot. / I'll give it a shot.
  • I'll go for it
  • I’ll give it everything I’ve got

こうしてみると、あまり難しい単語は使われていないことがわかります。見たら意味がわかる場合もありますかね。

I'll try my best. / I’ll do my best.

今から頑張ることを伝えるのに最もシンプルな言い回しはこちら。2通りありますが、どちらもほぼ同じ意味です。

「try(do)one's best」は、bestの意味を和訳すると「最善を尽くす」とか、「できることをすべてやる」という意味になります。つまりは、頑張るということですよね。

「I'll do my best.」「I'll try my best.」、どちらも訳すなら「頑張る」「ベストを尽くす」で良いのですが、多少ニュアンスに違いがあります。この意味の違いを理解できたらネイティブレベルですよ!

「I'll do my best.」は、既に頑張ることを固く決心しているというイメージがありますね。

そして「I'll try my best.」は、「try」(やってみる)という言葉を使っていることからもわかるとおり、「とりあえずやってみる」というニュアンスがあります。

The important exam is coming…I'll try my best!

もうすぐ大事な試験だ…頑張るぞ!

I’ll do my best because my girlfriend is gonna come to watch the game!

彼女が試合を見に来るから頑張る!

試験を頑張ることにしている最初の例文は、動詞にdoを使っているので、以前から試験に向けて頑張っている強い意志が込められています。

そして動詞にtryを使っている2番目の例文は、彼女の前で良いところを見せられるようにとりあえず全力を出し切るぞと思っているニュアンスですね。

ちょっとした違いではありますが、知っていると説明されなくても意味合いがわかるのが外国語を学ぶ醍醐味でもあります。

I'll give it my best shot. / I'll give it a shot.

「I'll give it my best shot.」は、直訳すると「(それを)一所懸命やります」です。

日本語でも、「ベストショット」と言えば自分が持ちうる限りの一番良い結果という意味になりますからね。

もうひとつ、似た表現には「give it a shot」があります。こちらはほぼ熟語のようになっていて、「挑戦してみる」という意味です。

頑張ることを相手に伝えたいのなら、頑張る張本人は自分ですので、主語をIにし、これから頑張るので時制は未来形にして文を完成させます。

A: Hey Jane, we have a big project now and I want you to be a leader. Are you interested?

B: Oh, I'll give it a shot.

A: ねえジェーン、今私たちはビッグプロジェクトを抱えてるんだけど、あなたにそのリーダーになってもらいたいの。興味ある?

B: えっ、挑戦してみます

こうして例文を見てみると、ビジネスシーンでも十分使える表現であることがわかりましたよね。

ちょっと無理なお願いでも、頑張ってベストショットを打てるようにやってみますと言えば、上司の自分に対する心象も良くなるかも…?

I'll go for it

「I'll go for it.」は、英語でもよく使われる頑張るという表現です。

もしかしたら、英語を学んでいる場合「go for it」という「頑張れ」の意味で知っている方がいるかもしれませんね。

その「go for it」に主語を付け、未来形で語れば頑張るという意味にもなります。

シンプルに両方使って同時に2つの意味を覚えるなら、

A: Go for it!

B: I'll go for it.

A: 頑張れ!

B: 頑張ります

この繰り返しで覚えればいいでしょう。

他にも、以下のような例文を作ってみるなど、自分のオリジナル英文を作って英作文力を上げてみてください。

A: You got the best score in maths! You did well!

B: Thank you, mum! I did my best.

A: But…how about your Japanese? You’ve got C.

B: …um, I'll go for it.

A: 数学で今までで一番いい点数出したんだね!よくやったよ!

B: ありがとうママ!頑張ったんだ

A: でも…日本語はどう?Cって評価だけど

B: …えっと、頑張るよ

日常生活にまつわる事柄で、よく使われるであろうシチュエーションを思い浮かべると英会話の練習にもなります。

ライティングだけでなく、とっさに言えるアドリブ力を付けるためにも身近な会話から英文を作ってみてくださいね。それこそ、努力して勉強を頑張ることが英語習得のための一番の近道です。

I’ll give it everything I’ve got.

こちらの表現は、「私の持っているものすべて出し切って頑張ります」のようなニュアンスがあります。

ちょっと長い表現ですが、I’ll do my best.のように、「最善を尽くします」と訳しても問題ありません。ネイティブスピーカーがよく使う表現なので、言えるようになるとカッコいいですよ!

A: We need to finish the work, so let’s start now.
B: OK, I’ll give it everything I’ve got.

A: この仕事を終わらせなきゃいけないから今から始めよう

B: 了解、頑張ります

流れるように言えるようになるには、丸っと暗記してしまった方が早いかもしれません。そのためには、音をきちんと把握するためリスニングで正しい発音をつかむ必要があります。

その後、真似をしてネイティブスピーカーらしく言えるようになったら使いこなせていると言えるでしょう。

継続して頑張るといいたいとき

同じ頑張るという意味でも、実は継続して頑張るといいたいときに使える表現があります。

今までご紹介した表現は、あまり継続するかどうかを問わないものでした。そこに、これから持続的に頑張るという意味を含めた表現があります。

I'm going to keep studying hard.
I'm not going to give up.

これらの2つは、これから持続的に頑張るよと伝えるときに使えます。今までに習った頑張るという英語表現とどう違うのかわかりますか?以下で詳しくみていきましょう!

I'm going to keep studying hard.
I'm not going to give up.

「I'm going to keep studying hard.」も「I'm not going to give up.」も、どちらにも共通しているのはI’m going toという未来を表す時制が入っていることですね。

今までご紹介したものには同じ未来形でもwillが使われていたので要注意です。

「I'm going to keep studying hard.」の方は、直訳すると「私は一生懸命勉強し続けます」になります。そして「I'm not going to give up.」の方は、「私はあきらめないつもりです」です。

どちらも意訳すれば頑張るという意味になり、それを継続する意思を示しています。

I’m not sure if I could pass the entrance exam, but I'm going to keep studying hard.

入試に合格できるかわからないけど、これから一生懸命頑張る

I'm not going to give up studying abroad! I wanna be a bagpiper!

留学することあきらめないよ!バグパイパーになりたいもん!

自力ではなかなか頑張れなかったり、ある種の強制力が働かないとサボってしまったりするならば、誰かに頑張ることを伝えてみてはいかがでしょうか。

具体的に何をどう頑張るのかを言えば、少しはモチベーションアップになるかもしれませんね。

まとめ

頑張ると英語で言うといろいろな表現があります。短く言いたいなら「I’ll try.」だけでも良いですし、中学英語の「I’ll try my best.」「I’ll do my best.」でも良いでしょう。

他にも、「I’ll give it a try.」「I’ll give it a shot.」「I’ll give it everything I’ve got.」などがあるので、細かなニュアンスを意識して使い分けてみてください。

日常生活でもよく使う言葉なので、言いながら覚えて、どの表現でもわかるようにしましょう!

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