気温は英語でなんて言う?その他の暑さを表す英語表現なども紹介します!

気温、temperature、ネイティブキャンプ

「日本の夏ってどれぐらい暑いの?」

英語を話す、ということは主に外国の人と話すことにもなると思うのですが、四季の変化が著しい日本の気候について聞かれることも多いかもしれません。

そこで今回は「気温」に関する英語表現をご紹介していきます!

気温は英語でなんて言う?

さて、さっそくですが気温は英語でなんと言うでしょうか?

辞書で調べればすぐに出てくるかもしれませんが、正解は’temperature’ですね!

今日の気温は・・・

では、会話の中で「今日の気温は・・・」と言いたい時にはどのように使うのでしょうか。例文で使い方を見てみましょう。

Temperatures today will reach about 40 degrees.

今日の気温は40度にまで達するでしょう。

「今日の気温」という表現については、以下のような言い方もできます。

The temperature today

The temperature for today

Today’s temperature

また、例文の通り「40度」の「度」は英語で’degrees’と言い、英語でも’℃’で表します。

気温に関する基本的な英語表現

さて、この章では実際に日常では使うことが少ないかもしれないけれども、ニュースなどで目にする気温に関する基本的な英語表現をいくつかご紹介いたします。

摂氏と華氏

まずは「摂氏」と「華氏」です。

Celsius

摂氏(℃)

Fahrenheit

華氏(°F)

摂氏と華氏は、どちらも温度の単位です。長さの単位であるメートルとインチのような関係と言ったら分かりやすいでしょうか。

先ほど、「度」は英語でも℃で表すと説明しましたが、華氏の場合は’°F’で表します。華氏は主にアメリカ合衆国で使われており、その他のほとんどの国は摂氏を使っています。

したがって、アメリカ人の方や華氏になじみがある人と気温について話している時は華氏温度で伝えられればよいのですが、変換の式が少し複雑なので次のようにdegreesの後に’Celsius”を付けて伝える方法もあります。

The temperature here today is about 25 degrees Celsius.

こっちの今日の気温はだいたい摂氏25度ぐらいだね。

例文のように常に大文字のCから始めて’Celsius’と書きます。

マイナス

次に紹介するのは「マイナス◯℃」と言う時の「マイナス」です。マイナスは英語でも’minus’と言います。

Minus ten degrees

マイナス10度

日本語と同じようにメールやチャットなど、文字で書く時は’-10℃’でも構いません。他にも言い方がいくつかあるので「マイナス10度」を例にして見てみましょう。

Negative ten degrees

ten degrees below

How’s the weather over there today?

今日、そっちの天気はどんな感じ?

It is very cold. It’s about minus ten (degrees) / negative ten (degrees) / ten (degrees) below!

今日は凄く寒いよ。(気温は)マイナス10度ぐらいだよ!

上の例文のように気温の話をしているのが明らかな場合は’degrees’を省略しても大丈夫です。

氷点下

上では「マイナス◯℃」の英語表現を見ましたが、自分の国で気温がマイナスになることがないような人にはマイナス5℃やマイナス20℃と言われてもあまりピンと来ないかもしれません。

そのような場合には以下のような表現を使って、「氷点下」つまり0℃より下だということを伝えましょう!

Below zero

Below freezing

Sub-zero

It’s below zero / below freezing / sub-zero in Tokyo right now.

今、東京は氷点下(気温がマイナス以下)だよ。

体温

最後に「体温」の英語表現について少しだけ解説いたします。

はじめに、「気温」は英語で’temperature’とお話したのですが、厳密には「温度」という方がふさわしいかもしれません。

気温は正確には’air temperature’、そして体温’body temperature’と言います。

ただし、気温についても体温についても、普通は会話の流れでどちらについて話しているかが分かるので、airやbodyを省略して、単にtemperatureと言います。

最高気温と最低気温

「気温」を英語でなんと言うかは上に見た通りですが、天気予報や実際の会話では「今日の最高気温は〜」のように使うことが少なくありません。

そこでこの章では、「最高気温」と「最低気温」の英語表現をご紹介いたします。

最高気温

最高と聞いて最初に思い浮かべる英単語はなんでしょうか?

Highest?

正解です!

The highest temperature today will be 36℃.

今日の最高気温は36度です。

「最高気温」を英語で言うには、他にも次のような言い方があります。

The high temperature

The maximum temperature

The hottest temperaturev

The high temperature will be 36 degrees today.

今日の最高気温は36度です。

日常会話では「気温」のことを話している時には’degrees’を省略して、’Thirty-six’と言うだけでも構いません。

The summer has come, right?

もう夏って感じだね。

The high for today is going up to 36.

今日、最高気温36度だって。

No way!

マジかー。

‘The maximum temperature’は若干フォーマルな言い方で、特に文字媒体の天気予報などで使われます。

Monthly maximum air temperature in the United Kingdom (UK) from 2014 to 2022.

2014年から2022年におけるイギリスの月間最高気温。

(引用:statista.com)

また、’The hottest temperature’は天気の統計データなど、学術的な文章でよく使われます。

The hottest temperature ever recorded in the UK was on 25 July 2019 when Cambridge University Botanic Garden recorded a sweltering 38.7 °C.

イギリスにおける史上最高気温は、2019年7月25日、ケンブリッジ大学植物園において記録された38.7℃の猛暑である。

(引用:metoffice.gov.uk)

最低気温

「最低気温」は簡単に言うと、(当たり前ですが)「最高気温」の反対です!

The lowest temperature

The low temperature

The minimum temperature

The coldest temperature

The low was minus three degrees in Tokyo yesterday.

昨日の東京の最低気温はマイナス3度でした。

例文の’The low’は上に紹介した、’The lowest temperature’や’The low temperature’でも構いません。

‘The minimum temperature’と’The coldest temperature’は最高気温のthe maximum temperatureとthe hottest temperatureの時と同様に、他の言い方よりもフォーマルな場面で使用される傾向が高いです。

(気温が)上がる、下がる

気温について話す時、「上がる」、もしくは「下がる」という表現は切っても切り離せないのではないでしょうか。

この章では「(気温が)上がる」と「(気温が)下がる」という英語での表現を例文を交えていっきにご紹介いたします。

上がる

日本語でも「上昇する」、「上回る」などの似たような表現があるように、英語でも「(気温が)上がる」を意味する表現はいくつかあります。

ここでは3つの英語表現について解説いたします。

go up

The temperature today will go up to 36 degrees.

今日の気温は36度まで上がるでしょう。

「気温が上がる」を表現する最も一般的で簡単な表現と言えます。

rise

‘Rise’は’to’や’above’のような前置詞と一緒に使います。

The temperature in Hamamatsu rose to 40 degrees yesterday.

昨日、浜松の気温は40度まで上昇した。

Temperatures today are going to rise above 30 degrees nationwide.

今日の気温は全国的に30度を上回るでしょう。

*nationwide: 全国的に(副詞)

気温が◯℃を「上回る」と言う時、‘rise above’がよく使われます。

increase

‘increase’は上の2つの表現よりも若干学術的で、「上がる」よりも「上昇する」という訳が当てはまることが多いかもしれません。

The global temperature has been increasing since the Industrial Revolution.

地球の気温は産業革命以降、上昇し続けている。

*the Industrial Revolution: 産業革命

下がる

「上がる」と同様、「(気温が)下がる」と言う時も、「下回る」や「落ちる」のような表現があります。

go down

The temperature is going down as time passes by.

時間が経つにつれて気温が下がってきた。

fall

The low temperature fell below zero yesterday.

昨日の最低気温は氷点下(0℃)を下回った。

‘Fall’は’to’や’below’、’by’などの前置詞とともに使います。

drop

The low air pressure will cause the temperature to drop sharply overnight.

低気圧の影響で気温は一晩で急激に落ち込むでしょう。

*the low / high (air) pressure: 低気圧 / 高気圧

*sharply: 急激に

*overnight: 一晩で

‘Drop’は財布などの物を落とした時にも使われ、fallよりも「急に」「落ちる」というイメージが強いです。

dip

The temperature dipped by nearly 10 degrees as it got dark.

気温は夜になって10度ほど落ちた。

*it gets dark: 暗くなる(=夜になる)

‘Dip’の使い方は、fall同様に前置詞をともないます。‘dip by ◯ ℃’で「◯℃下がる、落ちる」を表します。

また、dipの意味はdropと似ており「突然」というニュアンスがあるため、日本語では「ガクッと下がった」というイメージに近いです。

【応用編】reach

‘Reach’は気温について述べる表現としてよく出てくるのでこちらでご紹介いたします。

先ほどの‘Rise’の項目で出てきた例文をreachで表してみましょう。

The temperature in Hamamatsu reached the lower 40s degrees yesterday.

昨日、浜松の気温は40度台前半にまで達した。

*the lower ◯s / the upper ◯s: ◯度台前半 / 後半

riseとは異なり’to’は不要です。また、「達する」という意味を表すので最低気温や気温が低下した場合にも使うことができます。

The lowest temperature today is expected to reach minus eight degrees.

今日の最低気温はマイナス8度まで達する見込みです。

暑い、寒いを表す英語表現

気温について話す時はたいてい暑いか寒いかについても話すことが多いのではないでしょうか。

また、暑くも寒くもない、日本語で言うところの「過ごしやすい」という表現もあります。

今回の記事ではそれぞれ簡単ですが表にまとめてご紹介いたします。

暑い

暖かい warm
暑い so hot
(暑くて)溶けそう melting
猛暑の中で in the scorching heat / in the sweltering heat
蒸し暑い muggy
ベトベトする sticky

‘so hot’のように’hot’の前に副詞を置いて「〜〜暑い」のような言い方もたくさんあります。

以下は一例です。

extremely hot

boiling hot(沸騰するほど)

baking hot(焼けるほど)

上で紹介した’melting’や’scorching’、’sweltering’もhotの前に置いて使うことができます。

’Hot / Cold’の使い方について

天気などについて話す時は、’It’s so hot / cold!’’so’をつけるのが一般的です。

また「(みんなは寒くないみたいだけど)私は寒いの!」と主観的な寒さを訴える場合には、’I’m cold!’と言う事ができます。

寒い

表の下に行くほど、寒さがより厳しくなります。

寒い (so) cold
涼しい cool
肌寒い chilly
震えるほど寒い shivering
凍える freezing
極寒の frigid

過ごしやすい

快適な pleasant
心地よい comfortable
いい感じの nice
穏やかな mild
(気候が)快適な(フォーマル) agreeable

英語では’It’s warm and pleasant.’や’The weather is cool and comfortable.’のように「暖かくて過ごしやすい」や「涼しくて快適だ」のように使うこともよくあります。

まとめ

今回は「気温」をキーワードに様々な英語表現をご紹介いたしました。

ニュースなどでも目にすることは多いかと思いますし、日常の会話でも天気や気候についてはスモールトークとして話す機会が多いと思うので、ぜひ実際に使ってみて下さい!

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