英会話を録音するメリットとは?英会話力を高めよう

英会話を録音して英会話力を高めよう!

英語を勉強するうえで、ハードルが高いと言われるのが発音です。日本人の私たちからすれば、英語は外国語。第2の言語を話すとなれば、発音もしっかりと勉強しておかなければなりません。

そんな時に、1つの方法としてご紹介するのが英会話を録音するという学習方法です。

なぜこの学習方法が良いのか、どんな効果が期待されるのか.……気になるところが多いかと思います。今回は、そんな英会話を録音するという方法を詳しくご紹介していきます。

英会話を録音するメリット!

英会話を録音するという方法は、割とメジャーな学習方法と言えると思います。

録音することで、自分の発音を確認したりネイティブスピーカーとの会話を聞くことで自分の英会話力を知ることができます。

別の観点から言えば、ネイティブスピーカーの発音をじっくり繰り返し聞いたりオンライン英会話のレッスンを録音して繰り返し、学習教材として英語学習に役立てることができるということ。録音するという方法は、語学学習でメリットの多い方法の1つです。

では、英会話を録音するとどういったメリットがあるのかご紹介します。

・自分の英語力を客観的に認識できる
・自分の弱点・強みを知ることができる
・繰り返し聞くことができ、耳を慣らす・復習と学習に活用できる

おおきく分けてこの3つがメリットとして挙げられます。

まず、1の自分の英語力を客観的に認識できるという点です。

皆さんが英語学習をしている間、自分がどんな風に英会話を喋っていて聞き取れているかという自分の現時点でのレベルを認識しているでしょうか?語学に限らず、何事も自分はできていると思っていても他人からすればそれほどでも‥なんていう認識のずれが怒ることがあります。

英語学習でも同じで、自分では英語を正しく発音している・流ちょうに喋っていると思っていても実は自分の思っている以上にできていない・・なんてこともよくあります。そこで、自分のレベルを再認識するのに使えるのがこの英会話を録音するという方法です。

間違ったまま発音していないか?会話の中で、正しく文法が使えているか?文法が間違っていても、どれだけのスピーキング力があるか・・など注目すべきポイントが繰り返し聞くことで見えてきます。

自分の英語力を知るいいチャンスなので、ぜひ活用してみてください。

次に、自分の弱点・強みを知ることができるという点ですがメリットの1と少々被るところもありますが、ここで筆者が言いたいのは強みも知ることができるという点です。

自分の英語力レベルを知ると、ネガティブなところばかり気になってしまうと思います。

何事でもそうですが、人は何かを振り返るとなれば「あー、ここできてないな・・」「会話全然できていない」など、マイナスな方面を気にしがちですよね。

しかし、皆さんにメリットとして知ってもらいたいのは弱点も知ることができると同時に自分の得意なところである強みを知ることができるということなのです。ある1つの単語がとても発音がきれいだとか、英会話が途切れなかっただとか、そんな些細なことでいいのです。

「あ、ここは自分すごくできてる!」という箇所を見つけることが大事なのです。例えば、会話の中で過去形をしっかり使えたとか、経験を話すときに使うべき単語を文章に入れられた‥など小さな発見を積み重ねることが大切。

その小さな発見を見つけることができるのが録音するという方法なのです。

最後に3の繰り返し聞くことができ、耳を慣らす・復習と学習に活用できるという点。

もしあなたが受けているオンライン英会話を録音することができるのであれば、ぜひ録音してみましょう。
※録音するときは、あくまで個人で利用するという条件のもと行いましょう。さらに、相手側に録音して良いものかを事前に確認すること。

実際の授業では、聞き取れなかった英単語や英会話を聞き直すことで聞き取れる耳を養うことができたり、授業をまるっと復習できるという利点があります。授業を受けている人であれば、分かるかもしれないですが当日って緊張したりしますよね。

そのせいで、上手く喋ることが出来なかったり聞き取れないけれど何度も質問することが出来なかったり‥そういった時は、その場で根気よく質問を繰り返す・喋ることが大切ですが人には人のペースがあります。

あとでゆっくり復習できるのもこの方法の特徴です。

録音するときの注意点と質問するフレーズ

先ほども少し記載しましたが、最大限の配慮を行う必要があります。

オンライン英会話を録音・録画するときは講師の方や運営側に必ず、事前に許可をとりましょう。あくまでも、個人的な学習の復習に使うために利用しましょう。SNSやインターネット上に後悔するのもNGです。

そして、お友達との英会話を録音する時も相手に伺うようにしましょう。これもインターネット上の公開はNGです。

オンライン英会話を録音・録画する時に聞くフレーズを少しご紹介しておきます。

このレッスンを録音してもいいですか?
Can I record this lesson?
Is it okay if I record this lesson?

レッスン後、復習をしたいのでこのレッスンを録音してもいいですか?
After the lesson, can I record this lesson for review?

録音する理由を文章に取り入れて伺うといいですね。そうすれば相手も不安にならない配慮ができます。

PC・スマホで録画・録音するアプリケーション

PCで録画・録音する方法はいくつかあります。Windows編とMac編と分けて無料でできる録音ソフトを紹介します。

正しく作動するかは、予め試してみてから実践するようにしてみてくださいね。

Windows編

Windowsでは、Windows10で新しく機能として使いされた「ゲームバー」という機能を使うことで、画面をキャプチャ(録画・録音)することができます。

Windowsボタン+Gボタン で機動します。

※これは筆者の画面を切り取ったものですので、各PCによって多少の違いがあると思います。詳しい使い方は、ぜひ検索してみてくださいね!

映像が不要で、録音のみという場合はWindowsに標準搭載されている「ボイスレコーダー」を使うことで可能です。

Mac編

Macには、Quick Time Playerが標準で入っていると思います。

そのアプリケーションの中に、録音・録画ツールがあるので、それを使えば録画と同時に録音ができます。詳細は、アップル内にあるQuick Time Playerユーザーガイドをご覧ください。

https://support.apple.com/ja-jp/guide/quicktime-player/qtp97b08e666/mac
引用元ーアップル

iPhone編

続いては、出先などでiPhoneを使って授業を受ける・通話する時に録画する方法です。多くのiPhoneユーザーであれば、知っている方も多い「画面収録」という方法を利用します。

これでiPhoneの画面に写っている映像を音声と共に録音・録画することが可能です。保存先は、写真のビデオの中に保存されます。コントロールセンターに登録しておくと、素早く起動させることができるのでおすすめです。

Android編

Androidは、AZスクリーンレコーダーというアプリを使うことで、録音・録画する事が可能になります。

こちらもクイック設定パネルに、このアプリケーションを登録しておけば素早く起動させることができるので、是非登録しておきましょう。

録音した音声の活用例

録音する理由やそれをどう活かすかは、あなた次第。

1つの学習方法としてご紹介してきましたが、この教材をどう活かして自分の英語力を向上させるか・・腕の見せ所ではないでしょうか。

少し、活用例を挙げてみますので活用してみ下さいね。

・気付いた点をひたすら書き出す(打ち出す)、分析する
・講師の会話(相手の会話)を聞き取り、英語で書く
・一部を繰り返し聞く
・倍速を上げて聞く

活用例を4点ほど書き出してみました。

気付いた点を書き出し、分析するというのはメリットの1で挙げた客観的視点で自分のレベルを認識することですね。

2つ目は、リスニング力とライティング力の向上に使えます。メリット3で挙げた耳を慣らすという点も含まれていて、英語で聞いたものを聞き取りながら英単語で書き出すという同時に2つの能力をアップする効率の良い方法です。

3つ目は、1部分を複数個に分けて毎日繰り返し聞くという学習方法です。30分や1時間のレッスンで3~5のパートに分けて1パートずつ集中して復習する方法なので、メリット3で挙げた復習という点が含まれます。

4つ目は、録音した音声を倍速にして聞くという活用法です。英語が自分の耳に慣れてくると、今まで聞いていた英語が少し遅く感じることがあります。これは筆者の経験なので、必ずという訳ではありません。

そこで気づくのが、どれだけ講師や相手の方がゆっくり丁寧に喋ていてくれていたかというところです。相手が自分に合わせていてくれたことに感謝しつつ、自分の英語力が上がっているという1つの証拠なのです。

倍速で聞くと、その早さが実はネイティブスピーカーの早さだったということも。
耳を慣らすにはこの倍速で聞くということもとても大切な方法です。

録音した音声をフル活用して英語力をアップしよう!

今回は英会話やオンライン英会話を録音・録画することで得られるメリットや、相手に伺う時のフレーズも織り込んでご紹介しました。

音声を使うことで得られる効果は、自分がどれだけその音声を活用しているかで大きく変わってきます。貴重な学習教材なので、録るだけ録って後で聞くから・・と放置はNG!

その時に教わったことは、その日に復習または翌日に復習するなどあまり期間を開けないように心がけましょう。なぜなら、新鮮なうちが身につきますしやる気もあるはず。

今の時代は、オンラインの教材・レッスンが主流になってきていています。
おうち時間を充実させるいい機会を無駄にしないよう、今回ご紹介した内容を参考にフル活用してみてくださいね!


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