「こあら式英語」とは? イラストで英語のニュアンスが学べる学習本

「こあら式英語」とは? イラストで英語のニュアンスが学べる学習本

「パッと見ただけで理解できる!」「可愛いコアラの絵が記憶に残る」と話題になり、今現在も英語学習者の間で人気の英語学習本「読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑」(発売日:2020年11月4日 出版:KADOKAWA)。

著者のこあらの学校校長こあたんさんはTwitterで33万人以上のフォロワー(2021年11月現在)を持つインフルエンサーでもあり、Instagramや動画サイトYoutubeなどで日々英語学習に役立つ情報を公開しています。

今回はそんな『こあら式英語のニュアンス図鑑』についてご紹介し、英語学習者がどう活用していけば良いかを考えていきたいと思います!

視覚でより感覚的に英語を理解できる「こあら式英語」

英語を勉強すればするほど、「前置詞、助動詞の使い分けが分かったようでわからない…」「theとaの使い分けがはっきりしなくて…」など、参考書を読んでも日本人の頭では理解しにくい英語に出会ったり、一度理解してもすぐ頭から抜けていってしまったりでつまずく瞬間ってありませんか?

また、しっかり理解できていないのに関わらず、自分の感覚で英語を話していたら外国人の友人との間に誤解が生まれたり、仕事の場面では少しトラブルが起こってしまうかもしれません。

そんな自分を含め、英語を現在進行形で勉強されているみなさんにお勧めしたいのが、今回取り上げる『こあら式英語のニュアンス図鑑』

著者はユニークなこあらのイラストで知っているようで知らないややこしい英語をわかりやすくまとめているSNSで数々のバズりを起こしている、こあらの学校校長のこあたんさんです。

こあたんさんは今もオーストラリア在住だそうで、元々英語が苦手だったそう。

同じく苦手意識を持つ英語学習者向けに、難しい文章で説明するのではなく視覚的に理解できる英語の投稿を始めたようです。

そのため、この『こあら式英語のニュアンス図鑑』もSNSの投稿同様、読まなくとも一目でニュアンスを理解できることが最大の特徴。

解説には難しい文章ではなく、図やイラストがメインに使われていて、楽しく英語を学ぶことができます。

『こあら式英語のニュアンス図鑑』は、「名詞」「動詞」「助動詞」「形容詞」「副詞」「前置詞・接続詞」の全6章構成となっています。それぞれの章には、知ってそうで知らなかった役立つポイントが解説されています。

「shop/storeの違い」「select/choose/pickの違い」など知っているけど使い分けが曖昧な英語のニュアンスの違いをトピックにしたものや、「often/sometimes/always」などの単語が表す頻度や「guess/suppose/believe」など確信度を表す表現についての説明が書かれています。

勉強するというよりもイラストを見てパッと理解できるため、気になってしまいどんどん読んでしまう、という感覚が味わえます。

また、イメージで覚えることができるので、「英語が好きだが覚えるのが苦手」「長い文章を読むのが苦手」という方にはとても相性の良い本です。

<読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑(電子書籍有り)>

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404604568X/alcownedmedia-22/

視覚で理解できるって、どんなの?<役立つコンテンツ紹介>

ここでは、SNSでこあらの学校さんがアップしている英語の役立つ投稿をご紹介したいと思います。

本でもこのようなイメージの可愛いイラストが使われていますよ!

こあたんこあらの学校

疲労感で使い分ける「疲れた」の英語表現

数ある「疲れた」の英語を、疲労レベルに合わせてコアラの表情とHPで表現しています。

疲労感で使い分ける「疲れた」の英語表現

前置詞のイメージ

違う方が作られた画像が元ネタになっているようですが、可愛いこあらのイラストでリメイクされています!

前置詞のイメージ

【習慣】custom と habit の違い

同じ「習慣」でもその習慣の内容によって、使い方が違うのですね。

【習慣】custom と habit の違い

ashamed と embarrassed の違い

どちらも恥ずかしいという意味ですが、”ashamed”は悪いことをしているという罪の意識があるときに使うもの、”embarrassed”は緊張するような場面や穴があれば入りたい時に使うものと解説されています。

ashamed と embarrassed の違い

「切る」を表す色々な英単語

日本では「カードを切る」「髪を切る」「電話を切る」など「切る」という1つの言葉であらゆる意味がありますが、英語ではそれぞれに違う英語表現を使います。

また、料理の切り方の英語表現についてもイラスト付きでわかりやすく表現されています。

学校の教科書や試験などではほとんど詳しくは出ない単語ですが、日常生活では使う英語ですよね。

いろいろな「切る」を表す英単語

All/Every/Eachの違い

All koalaはすべてのコアラ、Every koalaは「どのコアラも」、Each koalaは「それぞれのコアラ」という表現になるのでしょうか?

all/every/eachの違い

可能性・推量を表す助動詞

Be(100%)からnot(0%)までの可能性の度合いをコアラのぼやかしで表現したイラスト。

なんともシュールですが、言葉で説明されるよりニュアンスが頭に入ってきやすいですね。

可能性・推量を表す助動詞

日本と欧米のあいづちの違い

英語表現とは別に、日本と欧米のあいづちの文化の違いについて紹介されています。

英会話は人とのコミュニケーションなので、こうした日本以外の文化についても知れると勉強になりますね。

日本人が英語の勉強で引っかかりがちな英語のポイントをストレスなく楽しく学べる「こあら式英語」。日々SNSで投稿されている内容は、とても役立つものばかりです。

また、一年ほど前からYoutubeでも英語の学習方法などを解説する動画を投稿されているこあたんさん。

ボイス付きなので、お料理や掃除をしながら気軽に聴くことができそうです。気になる方はぜひ英語の勉強に活用してみてくださいね!

https://www.youtube.com/c/KoalaEnglish180/featured

英語のコミュニケーションでつまずいた時に使うお助け書

『こあら式英語のニュアンス図鑑』は普通の参考書とは違い、1から文法の説明があるわけではありません

ですので、本当に基礎的な段階で英語の文法書として使うのではなく、実践的な英語のコミュニケーションの中で、「あれ?これってどういうニュアンスだっけ?」とつまずいた時に、この本を開いてみるのが良いのではないかと思います。

逆に「次英語で会話をする時は、この使い分けを意識して言葉を選んでみよう。」と、本から自分の中で課題を見つけて、実践に活かしてみるのも良いですね。

実践の中で使える情報が手に入るので、小学生などこどもの英語教育にも家庭で使える教材なのではないかと思います!

書かれている内容は本当に日常で使う英語ばかりなので、今英会話力を上げていきたいと思っている人は、「本からの知識溜め⇄実践」の繰り返しでかなり力がつくはずです!

まとめ

今回は話題の『こあら式英語のニュアンス図鑑』について解説していきました。イラストや図が分かりやすいことも魅力ですが、一番はやっぱりストレスなくパラパラ楽しみながら読めることだと思います!

特に、最近英語の勉強がマンネリ化してきて続けることに疲れてきたな〜という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

著者のこあたんさんは、「あぁ、そこが分からなかったんだよね。」というような、英語学習者がつまずきやすい、なかなか理解しづらいトピックを誰でもわかるように今現在もSNSで発信されています。

またInstagramアカウントでは英語解説以外のトリビア的な投稿もアップされていて、

フィードに流れてくるとついつい読んでしまうくらい「へ〜」っと思える内容のものばかりです!

きっとこあたんさんの中の人は生粋のエンターテイナーなのではないかと思っています!

「ひろゆきの名言で学ぶ英会話」「京言葉で学ぶ英会話」など、思わずクスッと笑ってしまうような内容の投稿もあるので、英語の勉強でちょっと疲れたな〜と感じている方も、ぜひチェックしてみてくださいね!

<「こあたん こあらの学校」Instagramアカウント>

https://www.instagram.com/koalaenglish180/?hl=ja

<Twitterアカウント>

https://twitter.com/KoalaEnglish180


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