英語の教材はたくさんありますが、だからこそどれに絞ろうか迷ってしまうという悩みはありませんか?英語学習者ではあるあるかもしれませんね。
そんな時は自分が英語を学ぶ目的に合った教材を意識して選ぶべきです。
今回は、中でも英会話の上達を目指している人向けの教材、「起きてから寝るまで英語表現1000」をご紹介します。「いきなり英会話はちょっと…」と気後れしている方、どうやって会話練習をしたらいいかわからない方、ぜひ一度検討してみてくださいね。
「起きてから寝るまで英語表現1000」の特徴
ではまず、「起きてから寝るまで英語表現1000」がどのような教材なのかを紹介していきます!
教材によって勉強のスタイルや筆者が考える英語勉強法が異なるので、自分の考え方と合っているか確かめてみましょう。
今日したことや言ったことをすべて英語で言う学習法
この教材は、今日あったことやしたこと、言ったことなどをすべて英語で言ってみるという学習法で英会話上達を目指しています。
英会話は相手がいなければ上達しないと思っていませんか?しかし、何の準備もなしにいきなり英会話をしてもやはり上達はしません。
大事なのは、会話に行くまでに自主トレをすることです。その自主トレに最適なのが、この「起きてから寝るまで英語表現1000」なのです。
英会話初心者の場合、まだ相手に今日あったことや言ったことをどのように英語にして伝えるか、その術を知りません。会話の中で自然に覚えていくことを期待していいのか幼児期までです。
大人になると、音を習得する脳の領域は消えてしまうからです。だから赤ちゃんの間はどんな音も聞き取れるのですよ!
すごい能力ですが、それが次第に失われてしまうのは大変残念なことです。これが幼児期には外国語教育が良いと言われる由縁ですね。
大人になると、脳は理解する力を得ますよね。そして日本人は英語を文法から覚えるため、大人になってからの英会話学習はとにかく英会話本番に備えることが重要なのです。
ぶっつけ本番を重ねれば上達する年齢を過ぎたなら、「起きてから寝るまで英語表現1000」などを使って事前に英語で物事を相手に伝える練習をしなければ非効率的な学習をすることになってしまいます。
前回のものよりパワーアップした教材!
「起きてから寝るまで英語表現1000」はシリーズ化されており、今回ご紹介しているものは以前のものよりもパワーアップした教材になります。
新しくなったのはフレーズです。フレーズそのものを一新したことと、フレーズの数を多くしたことが以前の教材との大きな違いです。
SNS用語に対応できるようになった
変化したライフスタイルやSNS用語に対応できるようになりました。
昔ながらの勉強法でも良いですが、それに沿った教材の場合は内容も昔のものとなっており、表現が少々古かったりします。
時代は目まぐるしく変化し、今は多様性の時代で、SNSが私たちの生活に大きな影響を与えていますよね。そこをおざなりにせず、きちんと取り上げてくれているところが「起きてから寝るまで英語表現1000」の良いところではないでしょうか。
フレーズは前回700個だったのが、今回はタイトル通り1000個に増えました。たくさんあればあるほど覚えることは増えますが、しかし使える表現が豊かになるということは英会話においてかなり有利になるということです。
早く上達したいのであれば貪欲に知識を頭に入れて使いこなせるくらいに繰り返しましょう。
DL特典がついた
「起きてから寝るまで英語表現1000」には、以前にはなかったDL特典があります。
単語とフレーズの音声は、レベルによって聞きたいものが異なります。例えば、初心者であれば日本語から英語の方がとっつきやすいでしょう。
そして中級レベルになれば日本語から英語、そこからまた発展した英語を聞けるようになり、上級者になれば英語のみでもわかるようになります。
そして「起きてから寝るまで英語表現1000」の音声には、この3つの音声「日→英、日→英→英、英のみ」がレベルに応じて聞けるようになっているのです。
音声は無料ダウンロードができます。アルクのウェブサイトからダウンロードが可能です。
ここからスマホに同期させても良いのですが、スマホアプリの「語学のオトモALCO(アルコ)」からもダウンロードできます。これならスマホからいつでも好きな時に英語を聞く環境が整いますね。ちなみにこのアプリは無料で利用できます。
「起きてから寝るまで英語表現1000」のおすすめの使い方
「起きてから寝るまで英語表現1000」の特徴がわかったところで、次はその使い方についてご紹介しましょう。
人それぞれやりやすい方法があるかと思いますが、中にはどう勉強したらいいかイマイチわからない方、もっと効率的に学習を進めたい方もいるでしょうから、こちらでご紹介します。
フレーズを自分でアレンジしてみよう
「起きてから寝るまで英語表現1000」にはフレーズのみが掲載されているわけではありません。
文法や語彙の解説が充実しています。ですから、フレーズをただ暗記するだけでなく、その後解説を読んで自分なりにアレンジすることが可能になっています。実際、アレンジして言ってみることが推奨されているので、英会話本番の練習にはぴったりです。
フレーズは英文の語順を覚えるためにもインプットし、アレンジして言うのがアウトプットになります。ある程度フレーズに馴染んだら、それをいかにアレンジできるか時折試してみるのも良いですね。
できるだけ早く口に出せるようにスピードを意識し、スムーズな会話ができるよう繰り返し練習してみてください。
また、アレンジした文章に数が増えれば増えるほど、それだけ表現力が増えることにもなります。そのためには語彙力が必要なので、単語も覚えつつアウトプットを頑張りましょう!
とにかく英語を聞いて音慣れしよう
「起きてから寝るまで英語表現1000」には、リスニングに最適な音声がかなり豊富に含まれています。
本文学習用音声だけでも計59トラック、約185分あるのに、特典音声はさらに計118トラック、約428分もあります。これだけのボリュームがあればリスニングの教材にも困りませんね。
追加で購入する必要もありません。たっぷり聞けばそれだけ音慣れしていくので、できれば少しでも良いので毎日英語を聞く習慣を付けましょう。
英語は単語で話すものではなく、少なくともフレーズで話します。これはほとんどの言語がそうですが、中には単語のみを聞いて満足する人もいます。
語彙力だけをアップさせたいのなら良いのですが、それで英会話ができるようにはなりません。できても非効率的なので、やはりフレーズごと耳で聞いた方が英語の習得は早いです。
1 turn dialogueでよりリアルな会話をイメージしよう
「起きてから寝るまで英語表現1000」は、「1 turn dialogue」という新コンテンツを追加しています。
これはよりリアルな会話に近づけたものです。日本人の教科書にはまだまだ違和感がある丁寧すぎる表現などがあり、それを覚えさせられてきました。
しかし、この教材ならリアルな表現が掴めるので本当にネイティブスピーカーが使っている英語を身につけることが可能です。
ニュースや人間関係へのつぶやきを取り扱った「まだまだある、言いたいこと」も新規追加のページになるので、読んだ後英語表現を真似てアウトプットしてみましょう。基本となるページをクリアしたら、追加コンテンツこそ読み込んでほしいもの。
それによってより細かな英語のニュアンスを掴むことができます。そしてインプットとアウトプットをいかに繰り返しできるかが英会話力アップに大きな影響を与えます。
まとめ
「起きてから寝るまで英語表現1000」は、前回のものよりパワーアップした教材であることがわかりましたね!
今時の表現に合わせてくれたのはとてもありがたく、より日常生活で使いやすくなりました。まさに起きてから寝るまでに使う言葉を凝縮してくれています。
しっかりとリスニングをしながらアウトプットをすることで、自分の英会話力に自信がついていきます。フレーズをアレンジして自主トレに励みましょう!
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.