英語で共感したいときに使えるフレーズ

sympathize

話し手は、聞き手に共感してもらえると嬉しいと感じます。英会話でも上手く共感を伝えることができたら、会話がスムーズに流れるようになるでしょう。

そこで今回は、相手に共感を示すことができるフレーズを紹介したいと思います。

「共感する」って英語で?

「共感する」の英語を辞書で調べると sympathize
empathize が見つかります。

この二つの単語は少しニュアンスが違うのですが、日本語では両方とも 「共感する」 という意味になっています。

ところで日本語で「共感する」の意味は、他人の感情や経験を自分のことのように考えて理解することですが、感情移入したり同情したりする心の動きも含んでいます。

empathizeとsympathizeの違いは?

empathize は自分も同じような経験をしたので、相手の気持ちがわかり、相手と同じような気持ちになれるような状況で使われます。

一方 sympathize は相手の感情や経験に対して、哀れみや同情を感じるときに使われます。

自分が同じような経験をしたかどうかではなく、相手の気持ちを想像して気の毒に思ったりかわいそうと思ったりするような状況で使う言葉です。

この他empathizeはポジティブ・ネガティブ両方の状況で使えますが、sympathizeはネガティブな状況で使われるという違いがあります。

例文で見るempathizeとsympathizeの違い

empathizeとsympathize を使った例文を見てみると、違いがより分かりやすくなると思います。

I empathize with her feeling of loss because I have the experience of losing my loving cat.

(私は愛する猫を亡くした経験があるので、彼女の喪失感に共感します。)

自分にも同じか、または似たような経験があるために、相手の気持ちがよく理解できる場合にempathizeを使って共感を示すことができます。

この場合の共感は、相手の身になって自分も同じような感情を抱くことができるという意味です。

I sympathize with children who can't spend enough time with their parents who are busy with work.

(仕事で忙しい両親と、十分な時間を過ごせない子どもたちがかわいそうだ。)

この例では、自分には経験がなくてもその状況に置かれた子どもたちの気持ちを想像して共感を示しています。

別の表現をすれば同情や哀れみということになります。

Empathizeとsympathizeの違いは分かっていただけたでしょうか。

Empathizeは相手と自分の気持ちが同じような経験を通して分かり合える意味合いを含むのに対して、
Sympathizeは自分なりに相手の気持ちを想像して同情を示す意味合いがあります。

どちらも「共感」ですが、微妙にニュアンスが違いますね。難しく感じたら、empathizeとsympathizeの違いは少し置いておき、共感を示せる簡単な相槌から会話で使ってみると良いでしょう。

英会話で共感が示せる相槌は?

まずは簡単に共感が示せる相槌をいくつか紹介します。

●That’s true 「たしかに」

話し手の内容に納得して、同意・共感を示すときに使えるフレーズです。

A: She is often absent-minded. I think she has some problems at work.

(彼女はよくぼんやりしています。仕事で何か問題があるのだと思います。)

B: That’s true.

(たしかに。)

●Same here 「同じく」

話し手の言うことに対して、自分も全く同じ考えであることを示すときに使えるフレーズです。

「Me, too.」と同じような状況で使えますが、否定文のときには「Me, neither.」になるのに対し、「Same here.」は肯定文のときでも否定文のときでも使えます。

I was wondering about the reason why he acted like that.

(私は彼がなぜあんな風にふるまったのか、その理由を考えていました。)

Same here.

(私もです。)

●So do I 「私も」

話し手が言ったことに対して、自分も同じであることを表現するときに使えるフレーズです。Same here.と同じ状況で使えますが、「Me, too」と同じく否定形のときには「Neither do I.」になります。

また、元の文章によって「So do I」ではなく「So can I.」「So would I.」のように変化するので、難易度が少し上がります。

I get lots of junk mails these days.

(最近、迷惑メールがたくさん来てね。)

So do I.

(私も。)

I can cancel the meeting from 1 pm.

(1時からの会議はキャンセルできます。)

So can I.

(私もです。)

I would do anything for her.

(私は彼女のために何でもします。)

So would I.

(私もです。)

●Sounds good / nice / great 「いいですね」

話し手の言うことに対して、同意・賛成するときに使えるフレーズです。

I need to take a vacation because I've been working so hard for several months.

(数か月間一生懸命働いてきたので、休暇を取らなくちゃ。)

Sounds nice.

(いいね。)

●That’s …「それは・・・だね」

相手が話す内容に対して、共感を表すときの表現です。

同じ相槌の繰り返しを避けることができ、また相手の話を聞いてちゃんと理解していることも示せるので、話し手には自分の話に興味を持ってくれていると感じてもらえるでしょう。

At last, I passed the exam.

(ついに試験に合格しました。)

That’s awesome.

(それはすごいね。)

That’sの後には、話の内容によっていろんな言葉を入れることができます。

下に例としていくつか紹介します。

Wonderful, amazing, すごい、素晴らしい

Funny, hilarious, 面白い

Odd, weird, 不思議な、変な

Unfortunate, ついてない(不運)

●That must be …「それはきっと・・・だね」

これも話し手の語る内容に対して理解と共感を示し、話し手に寄り添うような言葉をかけたいときに使えるフレーズです。

That must beの後に、話し手の気持ちをおもんぱかった言葉を入れることで共感を表します。

That’s …That must beの違いは、前者に比べて後者のほうが主観的な思いは強く、「きっと~に違いない」というニュアンスになります。

I had an argument with my wife three days ago. Since then, she
doesn't try to talk to me a single word.

(3日前に妻と言い争いをしました。 それ以来、彼女は私に一言も話そうとしません。)

That must be tough.

(それは大変だね。)

tough以外にも、話の内容によって次のような言葉を使って共感を示すことが可能です。

Fun, interesting おもしろい

good, wonderful 良い、素晴らしい

awful ひどい

painful つらい

sad 悲しい


海外に行くのであればこれは知っておいた方がいいという英語表現はたくさんあります。「体調不良」になってしまった時の英語表現もそのひとつです!下記記事でご紹介しています♪♪

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共感を伝えるときに使えるフレーズ

英会話で相手の話に共感したとしても、相槌を打つばかりでは話に興味がないと思われてしまう可能性があります。

共感を示す相槌の他に、あなたが共感したことを表現して相手に伝える必要があります。

そこで共感したことを伝えたいときに使えるフレーズを紹介します。たくさん知っておくと、相手にも気持ちが伝わりやすくなりますので、会話に取り入れられそうなものから実際に使ってみましょう。

●I know what you mean 「言ってることわかる」

相手の話していることに共感していることを伝えるときに使えるフレーズです。この後に自分の考えを述べると、相手にあなたの気持ちをより強く伝えることができます。

A: I'm scared to go to the dentist.

(歯医者に行くのは怖いよ。)

B: I know what you mean. Nobody likes the dentist but the sooner you treat it, the better.

(言ってることはわかるよ。歯医者が好きな人はいないからね。でも治療は早い方が良いよ。)

相手の気持ちに対して共感したいときには、次のように言うこともできます。

A: I can't stand that kind of behavior any longer.

(あのような態度を、もうこれ以上我慢することはできません。)

B: I know how you feel. You've endured such behavior for a long time. You're awesome.

(あなたの気持ちはわかります。長い間ずっと耐えてきましたものね。あなたはすごいですよ。)

●I feel the same way 「私も同じきもちです」

相手が話す内容を聞いて話し手の気持ちに共感し、自分が同じ立場に立ったら同じように感じるだろうと思った時に使えるフレーズです。

A: I hope my sister will get well soon.

(妹が早く良くなることを願っているわ。)

B: I feel the same way. I believe that the medicine works well and she'll fully recover.

(私も同じ気持ちです。お薬が良く効いて、回復すると信じています。)

同じ気持ちであることを強調したいときには 「I feel exactly the same way.」(私も全く同じ気持ちよ。) と言うこともできます。

●I’ve been there 「私もそうだったからわかる」

自分も経験したことがあって、話し手の気持ちがよくわかるというときに使えるフレーズです。

A: It's tough to change my career. I have a lot of things to do.

(職業を変えるって大変だわ。たくさんすることがあるの。)

B: I’ve been there. I needed to learn a bunch of new things.

(私もそうだったからわかるよ。新しいことを山のように学ばなくちゃいけなかったわ。)

●It happens 「そういうことってあるね」

話し手の言う内容はよくあることだから、共感できると言いたいときに使えるフレーズです。

I forgot to bring my wristwatch for the test.

(試験に腕時計を持っていくのを忘れました。)

It happens. Everyone freaks out in the situation.

(そういうことってあるね。その状況だと誰でもパニくるわ。)


日本語だと日常的にサラッと使っているような表現でも、英語になると分からなくなる言葉がたくさんあります。下記記事では「そもそも」という英語表現をご紹介しています♪♪

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共感を求める際に使える表現やフレーズの紹介

次は話し手が聞き手に対して、共感を求めるときのフレーズを紹介します。

●Right? 「でしょ?」

最後にright?とつけると「・・・でしょ?」となり、聞き手に共感を求める表現になります。

This cake is good, right?

(このケーキ、おいしいよね?)

●You know what I mean? 「私が言うことわかる?」

自分が話した内容を理解して、共感してくれているかを確認したいときに使えるフレーズです。

I think he is a good person, but...

You know what I mean?

(彼は良い人だと思うけど・・・。言ってることわかるよね?)

●Don’t you think …? 「・・・だと思わない?」

自分が思うように相手も思ってくれているかを確認するときに使えるフレーズです。

Don't you think something is wrong?

(何かおかしいと思いませんか?)

●Has it ever happened to you? 「今までにそういうことあった?」

自分が話す内容を、聞き手が経験したことあるかどうかをたずねたいときに使えるフレーズです。

I just wanted to cry for no reason. Has it ever happened to you? 

(理由もなく、ただ泣きたかったのよ。あなたは今までにそういうこと、あった?)

気持ちの良い会話のために

会話は一方通行では面白くありません。

共感が伝えられるようになると、英会話はもっと楽しくなるでしょう。ここで紹介したフレーズが皆さんの会話に役立ちますように。

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