“But not”との意味とは?その意味と使い方をご紹介!

But not

英文を読んでいると、”but not”という並びを目にしたことがないでしょうか。文章単位なら、なんとなく文脈から意味がわかるかもしれません。

しかし、”but not”だけをピックアップすると、どういう意味なのか、日本語に翻訳するときには何と言えばいいのかわからないという人もいるでしょう。

そこで今回は、”but not”がどのように使われているのか、その意味と使い方をご説明していきます。

”but not”という表現が出て来ると、いまいち意味がわからないという人は、これを参考に”but not”に慣れるようにしてみましょう。

”but”の基本的な用法

まずは”but not”のメインとなる、”but”についておさらいしておきましょう。”but”はみなさんもご存知のとおり、「しかし」という意味の接続詞です。例えばこのように使います。

I called my mother but she didn’t answer.

私は母を呼びましたが、彼女は応えませんでした。

これは、 ”I called my mother.”
”She didn’t answer.” の2つの文章、2つの出来事を”but”で繋げた表現です。

この文章の場合は、”but”「しかし」とそのまま訳しても問題ありませんが、一文となっているので「しかし」と同じ意味の「〇〇が」と翻訳します。

“but not”の場合も、そうした”but”「しかし」という意味を引き継ぎます。ですが日本語に訳するときには、「しかし」とは訳せないため、混乱する人もいるのかもしれません。

“but not”の意味とは?

では”but””not”がくっついて、”but not”となったときは、どういう意味なのでしょうか。ここからは”but not”について深く解説していきます。

“but not”を使った英文は、このような並びとなっています。

A but not B.

Aの部分には文章が入ることもありますが、Bの方は単語だけだったりすることもあります。

辞書を見ると、「BではなくAは」「~は除いて」と記載があるのですが、これだとちょっと情報が少なすぎて意味がわかりませんよね。

では1つ文章でみてみましょう

1) I bought chocolates but not biscuits.
私はビスケットではなくチョコレートを買いました。

2) The product was correct but not the invoice.
請求書は間違っていましたが、商品は合っていました。

この2つの和訳を見てもわかるとおり、辞書では「BではなくAは」と記載があるものの、”but not”は文脈によっては、「BではなくAは」という意味に当てはまらないこともあるんです。

この2つの文章を別の書き方で表してみましょう

1’) I bought chocolates but I didn’t buy biscuits.
チョコレートを買いましたが、ビスケットは買いませんでした。

2’) The product was correct but the invoice wasn’t correct.
商品は合っていましたが、請求書は合っていませんでした。=間違っていました。

日本語でもちょっと口説いですが、”but not”を使ったフレーズには、実はこれだけの情報が隠れています。

つまり”but not”のあとがその前よりも短い文章というのは、実は省略形のような形となっているのです。

“but not”の前の文章を否定形にした事柄が、”but not”の後ろでは起こっているんですね。

「BではなくAは」と覚えるよりも、こうして解体したフレーズを見れば、”but not”の意味が見えて来るのではないでしょうか。


こういったよく使われる表現を覚えておくと便利ですよね♪♪ネイティブの会話だと口癖のような表現も沢山使われます。ついでにそちらの表現もマスターしましょう!

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“but not”の例文を見てみよう

さて、前項で少しだけ”but not”を使った例文をご紹介しましたが、これだけではちょっとよく理解できないという人もいるでしょう。

そういう人には、前述の解説を踏まえた上で、たくさんの例文に触れ、その意味を理解することをおすすめします。

ではここからは”but not”を使った例文を和訳とともにもう少しご紹介していきます。

3) It hurts but not too much.
痛いけど、それほどではありません。

4) I invited Jenny but not Mary.
私はジェニーを招待しましたが、メアリーは招待しませんでした。

5) Sports including, but not limited to, baseball, football, and volleyball are very popular.
野球やサッカー、バレーボールといったスポーツが非常に人気があります。

この中でみなさんの頭を悩ませてしまうのが、

5)で使った、”including, but not limited to”

という表現ですが、よく契約書で使われる表現で、口語ではさほど使われません。

しかしこちらの”but not”も同じ使い方がされています。

“including”の元となる”include”「~を含める」という意味です。”limited”「限定される」ですね。

つまりこれは、 「〇〇を含めるが、〇〇だけに限定はしない」 という意味の表現です。

この例文の場合は日常生活で出て来るような出来事について言及しているので、それほど堅く考える必要はなく、「~などの」といった捉え方で問題はありません。

また契約書にもしこのフレーズが出た場合も「~などの」と理解してしまって問題ないでしょう。

Not A but Bとはどう違う?

“but”が絡む表現には他にも種類があるのですが、その中の1つに、”Not A but B”が挙げられるでしょう。

”but not”とはそれぞれの単語の位置が逆転していますが、この表現の場合はどのような意味になるのでしょうか。

A) I didn’t buy biscuits but chocolate.
ビスケットではなく、チョコレートを買いました。

B) The invoice wasn’t correct but the product.
請求書は間違っていましたが、商品は合っていました。

C) It doesn’t hurt too much but a little bit.
それはあまり痛くありませんが、少しは痛いです。

D) I didn’t invite Mary but Jenny.
メアリーは招待しませんでしたが、ジェニーを招待しました。

どうでしょうか。同じ状況を説明しているのがわかるでしょうか。

「Not A but B」「A but not B」は、どちらが先になっているかが違うだけで、状況的には同じことを説明できるのです。

頭がこんがらがってきたかもしれませんが、つまりこういうことです。

「A but not B」=肯定文+しかし+否定文

「Not A but B」=否定文+しかし+肯定文

このようにただどちらが肯定形になるのか、否定形になるのかが逆転しているだけなのです。

これを見れば、”but not”なのか”not A but B”なのかでさほど意味が変わらない理由がわかるでしょう。


言葉だけでなく、会話の中で効果音なども付け加えられるとさらに会話が盛り上がります!ぜひそういった面白表現もマスターしてみてください♪♪

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まとめ

今回は”but not”という表現を使ったフレーズについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

あまり説明すると複雑になってしまうのですが、感覚でわかるようになれば、どれも”but”が使われているだけだということがわかるようになるはずです。

あまり複雑に考えずに、”but”を使った表現に慣れていってくださいね。

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