「独り言」は英語を習得するための早道?!

I speak to myself.

英語を習得する(=話せるようになる)
ためには、どうすれば良いのか?

・中学レベルの英単語と英文法を徹底的にマスターすること!

・文法は後からついてくるから、とにかく話して話して話すこと!

・英語を話せるようになるには、まずはリスニングが出来なければ話にならない!

等々、言語学者や大学教授、或いは既に英語を習得しているバイリンガルの日本人の方などが、書籍やブログ、YouTubeなどでいろんな情報を発信していますよね。

どの情報も間違ってはいないのでしょうが、多くの日本人が英語の学習を続けているにもかかわらず、英語が自由に話せるようになったという人はほんの一部の人たちだけですよね?

一般的な日本人の場合、ほとんどの人が中学校及び高校で6年間も英語を学んでいるので、英語に関しては、基本的な文法や語彙力は既に備わっているはずです。

それなのにほとんどの日本人が簡単な日常会話でさえ英語で話すことが出来ません!

それはなぜか?

日本人の場合は、そもそも話すための訓練が全く足りていないんです!

野球でヒットを打つための理論を完璧に理解出来たとしても、実際にバットを振ってボールを打つ練習をしていなければ、バットをボールにあてる事さえできないでしょう。

それと同じように、英語に関して大学卒業レベルの英単語や文法の知識があったとしても、実際に話すための訓練をしていなければ、アメリカ人の小学生くらいの子供であっても英語で対等に話すことは難しいと思います。

そこで今回は、英語を話せるようになる為の訓練の一つとして「独り言」についてご紹介してみたいと思います。

「独り言」って英語で何と言う?

英語を話せるようになる為の「独り言」の練習をする前に、まずは「独り言」に関する英語のフレーズを見ておきたいと思います。

・独り言をいう

 I speak to myself. 又は I say to myself.

・独り言をつぶやく

 I mutter to myself.

「つぶやく」という意味では「mutter」の他に「murmur」もありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

・mutter

不満やいらだちの中で、低い声またはほとんど聞こえない声で何かを言う。

・murmur

低い声、柔らかい声、または不明瞭な声で何かを言う。

ちなみに「ただの独り言です。」と言いたい時は、

「It's just a word.」

と言いましょう。

なぜ「独り言」が英語を話せるようになるための訓練になるのか?

この記事を読んでいる人は、何かしら英語に関わっているか、英語で話す必要のある人だと思います。

外資系の会社に勤めていて毎日英語を話している人や、妻や夫が外国人で日常的に英語を使っている。

という人は別にして、多くの人は仕事上どうしても英語を話さなければならない時があったり、海外旅行先で英語で話す機会があったり、外国人の友達を作って英語で話したいといったような人たちではないでしょうか?

そんな時のために英会話スクールへ通ったり、オンライン英会話でレッスンを受けている人も多いと思います。

例えばオンライン英会話の無料体験レッスンを予約して、フリートークで話をすると仮定してみましょう。

いざレッスンがスタートすると、お決まりの My Name is ・・・.
Please call me ・・・.
I live in ・・・.
My hobby is ・・・.

を言ってはみたものの、その後が続かない!

あとは講師が話すことを聞いたり、あまり理解出来ない質問に適当に答えたり・・・、そうこうしているうちに25分間のレッスン終了! といった経験をした人も多いのではないでしょうか?

英会話スクールの場合は、こちらがお客様の立場ですから何も言えなくても易しく対応してもらえますが、これがビジネスの場であった場合はどうでしょうか?

専門性の高い技術的な話や取引額の大きな交渉事であれば、当然適切な通訳を雇って行われると思います。

しかしいくらビジネスの場であったとしても、常に通訳が付くような身分の人は少ないでしょうから、多くのビジネスマンは自分の英会話レベルで身振り手振りも使いつつ話をするしかありませんよね?

このような場合でも「独り言」の訓練が威力を発揮するんです!

英語学習を始めたばかりの方に多いのが、事前の練習なしでいきなり外国人と話をしてしまい、多くの人が話せなくて落ち込んでしまうという。という状況。

実際に外国の人と話す前に、前もって口に出す練習をしておくと、実際に話すときに言葉が出やすくなるというのは当然の事であると言えるでしょう。

そのための練習法の一つが「独り言」による練習法という訳です。

「独り言」の具体的な練習方法!

それでは、「独り言」による練習法を行うには具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?

「独り言」による練習法でよく紹介されているのが、朝起きてから寝るまでの自分の身の回りの出来事を英語で言う(独り言をいう)というものです。

例えば、

朝起きて顔を洗っている時に、

I'm washing my face.

歯を磨いている時に、

I'm brushing my teeth.

掃除をしている時は、

I’m cleaning the house.

通勤電車に乗っている時は、

I'm on the train.

といった具合に、自分の行動についてどんどん英語で言ってみるというやり方です。

上のような練習方法でも、必要な時に英語が口から出やすくはなると思いますが、私の場合は、もっと実践的(と言えるかどうか分かりませんが)な方法を取り入れています。

具体的に説明すると、例えば 「日本に留学しているアメリカ人の友人と、今日会ってニューヨークについて話しをする。(質問をする。)」 と仮定します。

そこで前準備として、ニューヨークについて話しをする中で、聞いてみたい事などを日本語で作文します。

(例)

・ニューヨークの人口はどれくらいですか?

・ニューヨークには日本人もたくさん住んでいますが?

・ニューヨークでおすすめの場所はどこですか?

(相手に質問するだけでなく自分の事についても作文しておきます)

・私は熊本県に住んでいます。

・私の住んでいる熊本県の人口は175万人ほどです。

・熊本城や阿蘇山などの観光地が有名です。

日本語の文章が作成出来たら、今度はその文章を英語に訳します。(自分で訳せなければGoogle翻訳などを使って作成)

(例)

・What is the population of New York?

・Do many Japanese people live in New York?

・Where is the recommended place in New York?

・ I live in Kumamoto Prefecture.

・The population of Kumamoto Prefecture, where I live, is about 1.75 million.

・Sightseeing spots such as Kumamoto Castle and Mount Aso are famous.

この程度の簡単な文章でも、いざその場で言おうとしてもなかなか出てこないものです。

なお、自分で作成した英文が正しいかどうかをアメリカ人の友人や英会話スクールの講師などに確認し、正しい英文で覚えておきましょう。

私自身も時々オンライン英会話を利用していますが、例えば今日のレッスンは「フィリピンへ1ヶ月ほど旅行に行くと仮定」して、セブ島について詳しく知るための質問を英語で作文します。

そしてレッスン前に独り言での訓練を文章を見ずにスラスラと口から出てくるようになるまで繰り返し練習し、実際のレッスンでは作成した文章を一切見ないで会話をする・・・といったような形で利用しています。

私の場合は、事前に「英語の文章が間違っていたら、その都度修正してほしい」と連絡しておき、レッスンの中で修正してもらうようにしています。


今後はどんどん英語を使える方が活躍する時代になってくると思います!子供の頃から勉強しておくことにより知識の吸収もかなりいいので、お子様に、今のうちから英語に触れる機会を作るのもとてもいいと思います♪♪下記記事にて、お子様向けの英語学習法を記載しています!

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「独り言」による練習の効果は?

「独り言」を利用した練習法は、知識としては多くの英語学習者が知っていると思いますが、それを実際に実践している人はかなり少ないと言えるのではないでしょうか?

これは、独り言を利用した練習法による効果を疑問視しているというより、「独り言」自体が英語の学習ではないと考えている人が多いからかもしれませんね。

ところで、言語学者などによると英語を習得するのに必要な時間は約3,000時間以上と言われています。

例えば1回あたり1時間のレッスンを週2回(月あたり8回)受け続けたとして、3,000時間に達するまでに必要な期間は、

3,000時間÷8時間(1ヶ月あたりの時間)
=375ヵ月 → 31年3ヶ月

となってしまい、学習時間そのものが圧倒的に不足している事が分かります。

ちなみに、1回1時間のレッスンを毎日受け続けた場合は、

3,000時間÷365時間(1年あたりの時間)
=約8年

では、1年間で英語をマスターするためには、

3,000時間÷365日=約8時間

つまり毎日8時間の英語学習を1年間毎日続けなければならない事になります。

2年間で習得したい場合でも、毎日約4時間の学習が必要となる訳です。

但し、この数字はあくまでも計算上のものですので、実際には学習方法や周囲の環境、学習開始時点での英語レベルなどによって大きく変わってきます。

海外留学などを全くせずに、1~2年間程度の学習でバイリンガル並みに英語を話せるようになった人も実際にいらっしゃいますので、学習のやり方によっては短期間で習得することも可能と言えるのかもしれませんね。

また、以下の例のようなあなたが到達したい英語レベルをどこに置くかによっても、習得までの期間は大きく変わってきます。

・一人で海外旅行へ行っても困らないレベル(入出国手続き、ホテルのチェックイン、レストランでの注文などが1人で出来る)

・外国の人と簡単な日常会話が出来るレベル

・海外企業との商談が出来るレベル

・海外ドラマを字幕なしで観れるレベル

いずれにしても、1回あたり30分~1時間程度のレッスンを週に数回程度受け続けたとしても、目標のレベルに到達するまでにはかなりの時間が必要だという事が理解出来ると思います。


いろいろな英語学習方法がありますが、何と言ってもやっぱり留学はおススメです。言語学習だけでなく、異文化を体験出来たり、違った国の方の考え方を知れたり、色々な体験ができます!留学に興味のある方はこちらの記事をご覧ください♪♪

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まとめ

英語習得までの時間を短縮させてくれる練習法の一つが「独り言」を利用した練習という訳です。

考えてみると、日本語の場合でも今までにほとんど使った事のない日本語の文章を毎日使っているわけではなく、似たような表現を毎日繰り返し使っているに過ぎないのです。

英語の場合でも、最初はシチュエーションを想定して、そこで使われるようなセンテンスや単語を事前に調べて「独り言練習法」で練習し、英会話レッスンの中で実際に使ってみると、その効果が実感できると思います。

毎回異なる講師を予約して、同じ内容の会話を何度も繰り返す練習をすると、いつの間にか英語の表現が自分の口から自然に出てくるようになっていることに気づくはずです。

ある程度同じシチュエーションでの会話が出来るようになったら、また別のシチュエーションを想定して同じ方法で練習し、英語で話せる領域を広げていきましょう。

なお、マスターした場面での英会話を忘れることなく、必要な場面がきたら自然に口から出てくるようにするため、常に頭の中でその場面を想像しながら「独り言」で練習を繰り返すことを忘れないようにしておきましょう!

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