年賀状で使う英語のフレーズ30選!よくある疑問も一緒に解決します

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日本のお正月の風物詩といえば、
“年賀状”ですよね。

最近はメールやLINEのやりとりが増えているとはいえ、直筆で思いの込もった年賀状は、送るのももらうのも嬉しいものです。

そんな年賀状ですが、日本だけではなく海外にあるかどうかはご存知でしょうか?

今回の記事では、年賀状が海外にもあるのかどうかや、年賀状にまつわる英語や例文、さらにいつまでに年賀状をだせば元旦に届くのかなどについて、ご紹介していきます。

英語の勉強になる表現もたくさんあります。ぜひ、今回の記事を参考に、お世話になったあの人に年賀状を送ってみてはいかがでしょうか?

海外に年賀状はあるの?

日本では “新年=年賀状” というくらいに、年賀状の文化が浸透していますよね。日本と近い文化を持つ中国や韓国、台湾などにも似たような風習があるようです。

しかし、そのほかの国で年賀状の文化はあまり一般的ではありません。

国によっては年賀状をださないところもありますし、場合によっては新年がお祝いムードでないこともあるようです。

例えばアメリカやヨーロッパ圏では、クリスマスのほうが新年よりも重要視されています。イベントや休暇などもクリスマスに合わせることが多いようです。

そのため、年賀状の文化も一般的ではなく、どちらかというと“クリスマスカード”のほうが慣れ親しまれた文化です。

“Merry Christmas and Happy New Year”
という文章は、そんな文化を象徴していますよね。

年賀状は英語で“New Year's card”

年賀状の文化が海外で一般的ではないとはいえ、やはり新年のあいさつはしておきたいところ。海外の人にとって“日本の文化”を体感する、絶好の機会になるかもしれませんしね。

年賀状は英語で下記のように表現します。

New Year's card
(年賀状)

シンプルに“New Year”と“Card”を合わせたものですね。

また下記のように表現することもできます。

Greeting card
(年賀状)

“Greeting”は“あいさつ”を意味する言葉です。新年のあいさつを伝える年賀状には、とてもしっくりくる表現といえるでしょう。

【30選】年賀状で使える例文例

年賀状は、新しい年の幕開けを祝うための大切な文化です。使う言葉が英語であっても、そこに込める意味は日本語と同じようなものでしょう。

ここでは、実際に年賀状を書くときに使える英語の例文を、30個まとめて紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

シンプルな新年のあいさつ

1. Happy New Year!
(新年おめでとうございます)

2. I wish you a happy New Year.
(あけましておめでとうございます)

3. Have a happy New Year!
(よい新年を!)

4.Let me express the greetings of the season.
(新年のごあいさつを申しあげます)

上記4つの表現は、シンプルなだけに使用頻度も高めです。まずは押さえておきたい表現例といえますね。

相手の新年の成功を願う例文

5.I hope you have a happy New Year.
(あなたの新年がすばらしいものになることを願っています)

6.Have a great New Year.
(すばらしい新年をお過ごしください)

7.May the New Year bring only good things to all of you!
(新しい年があなたがたにとって幸せな年でありますように)

8.Cheers to a great New Year!
(すばらしい新年に乾杯!)

9.May you have an amazing New Year!
(あなたの新年がすばらしいものになりますように)

10.I know you’ll have an even better New Year.
(あなたの新年は、これまでよりももっとすばらしいものになるはずです)

11.Wishing you all the best for the next 365 days.
(次の365日がすばらしいものになることを願っています)

12.Best wishes for your success and a rewarding year.
(成功に恵まれ、さらに報われた年になりますように)

13.All the best wishes for the New Year.
(新年もうまくいきますように)

これらの表現は相手の新年の成長や成功、躍進を願う例文です。前向きに新しい一年を楽しんでほしいという、送り主のあなたの気持ちが込められた表現ですね。

相手の健康や幸福を願った例文

14.May your New Year be filled with peace and happiness.
(あなたの新年が平和と幸福に満たされますように)

15.Hope the New Year will be happy and wonderful for you and your family.
(新年があなたとあなたの家族にとって幸せですばらしいものになりますように)

16.Wishing you a joyous New Year!
(喜びに溢れた新年を!)

17.Have a happy and prosperous New Year!
(幸せと繁栄に満ちた新年を!)

18.Wishing you a happy and fulfilling New Year!
(喜びと願いが叶う新年になりますように)

19.Hope all your wishes come true this year.
(あなたの望みがすべて叶いますように)

20.I wish for everyone’s great health and success.
(みなさまの健康と成功を願っています)

21.Best wishes from everyone in my family.
(家族そろってお祝いの言葉を申しあげます)

22.Wishing you happiness in the coming New Year.
(新年のご多幸をお祈り申しあげます)

23.May this year be the best and happiest year for you.
(今年があなたにとって最高の一年でありますように)

24.Hope this year brings you happiness.
(今年一年が、あなたに幸せをもたらしますように)

年賀状で相手の健康や幸福を願うのも、定番ですがとても喜ばれる表現です。

そのほかの表現

25.Here's to the New Year. Cheers!
(新年を祝って乾杯!)

海外らしい表現です。新年の幕開けを祝うのにベストな表現かもしれませんね。

26.I'm very grateful to you for the kindness you showed me throughout the year.
(昨年中はとてもお世話になり、ありがとうございました)

前年お世話になった相手に伝えたい、感謝の言葉をつづった表現です。

27.I wish you a Merry Christmas! And Happy New Year.
(ハッピークリスマス!そしてよいお年を)

特にアメリカやヨーロッパなど、欧米圏の人たちの間では定番の表現ですね。

28.May this year be a good year for both of you.
(今年も2人にとってよい一年でありますように)

カップルやご夫婦に送る年賀状には使ってみたい表現ですね。

29.Thank you for your New Year's card.
(年賀状ありがとうございました)

先に年賀状を受け取ったときのお返しに使いましょう。日本でもあるあるの状況です。覚えておいて損はない表現といえますね。

30.May you and your family enjoy the New Year! I look forward to meeting you again.
(あなたとご家族が新年を楽しめることを願っています!会うのも楽しみにしていますね)

文頭の“May”には“祈願”の意味があります。“I hope”の意味を文章に加えることができますよ。


2020年の干支を英語で紹介しよう!詳しくはこちらのブログから。

nativecamp.net


“そろそろ年賀状の用意をしなければいけないな”は英語で?

日本では“師走(しわす)”といわれるほどに忙しい12月、年賀状の準備をついうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。

そんなときに覚えておきたい表現が、下記です。

It’s about time to prepare New Year’s cards.
(そろそろ年賀状の用意をしなければいけないな)

自分の気持ちを的確に表現できる英文例、ぜひあなたのボキャブラリーに加えてみてくださいね。

いつまでに年賀状をだせばお正月に届くのか?

日本では郵便局のHPを確認し、規定の日付までに年賀状を出せば、確実に元旦に届けてくれます。

しかし、もし送り先が海外の場合は、どうなるのでしょうか?

基本的に海外では、日本のように元旦までに届けてくれるサービスはないようです。

ただ、あくまで目安になりますが、投函する前に国際郵便の“お届け日数”を確認することで、近しい日に届けてもらうことはできそうです。

また、年賀状を海外に送るときは、日本のように“縦書き”ではなく“横書き”にする点は注意しましょう。

ドラマなどで目にする“AIR MAIL”と同じようなイメージですね。

年賀状を英語で書くときは、日本のように住所が先ではなく名前を先に書くなど違いがあります。実際に書くときは間違えないように、事前の確認をきちんとしておいてください。

また、年賀状を出すときには追加で切手を貼る必要があります。

2019年9月現在なら年賀状にプラス8円の切手を貼る必要があります。そのまま出してしまわないように、注意ですね。

海外の郵便局は年末年始に営業しているのか?

海外の郵便局の営業時間は、国によって異なります。日本のように配達を休みなくおこなってくれるところは稀(まれ)でしょう。

特に、クリスマスと元旦は配達が休みになることも多いようです。営業時間の違いによって元旦に相手に届かない可能性もあるので、送り先の情報調べてから投函するのがベターです。


縦書きで書くことが多い年賀状。でも英語を縦書きすることってほとんどないですよね。気になる理由はこちらのブログから。

nativecamp.net


年賀状を英語で海外へ!日本の文化を届けてみよう

年賀状は日本の文化です。

中国や韓国など、似たような文化を持つ国もありますが、アメリカやヨーロッパなどでは、あまり一般的な文化とはいえません。

しかし、ハロウィンやイースターなど、近年日本には海外の文化が入ってきていますし、私たちもその文化を受け入れて楽しんでいますよね。

それは、逆のパターンもまた然(しか)りではないでしょうか?

日本の文化である“年賀状”を届けることで、相手に喜んでもらうことは十分に期待できるはずです。

今年の年末にはぜひ、年賀状を準備してみてはいかがでしょうか?

年賀状に関する英語の勉強にも、ぜひオンライン英会話の“ネイティブキャンプ”を利用してみてください。文法的な勉強はもちろん、口頭でのお祝いフレーズを学ぶこともできますよ。

体験レッスンは無料でできるので、ぜひ試してみてくださいね。

年賀状は新年の幕開けを祝う大切な文化です。ぜひ、今年は英語でその気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?