こんにちは。年一回は海外旅行にいきます、ネイティブキャンプブロガーのタツ松崎です。
中央ヨーロッパの国・ドイツは観光地としても人気の国。
自然・歴史・世界遺産など、ドイツを彩る見どころは世界屈指の魅力を誇っています。
そんなドイツで見逃せない、有名な観光スポットを綺羅星(きらぼし)のように散らばるドイツの街から3箇所、世界遺産に代表される観光スポットから3箇所、そして絶対に外せない名物を2つご紹介していきます。
最後まで読めば、今すぐドイツにいきたくなること間違いなしですよ。
ドイツで有名な街
①:ベルリン
ドイツ北東部に位置する『ベルリン(Berlin)』は、ドイツの首都であり最大の街です。
1989年西ドイツと東ドイツを分断していたベルリンの壁が崩壊したことは、ほとんどの人の記憶にあるはず。
そんなベルリンの見どころは豊富です。
18世紀後半に建てられた、ギリシャのアクロポリス神殿をモデルに設計された「ブランデンブルク門」は高さ26m・幅65.5mと大規模な建物で、ベルリンの栄光の象徴になっています。
高さ23mのガラスドームがシンボルになっている「ドイツ連邦議会議事堂」は、現在も議会が行われるドイツの政治の中心です。
明るい光が差し込む館内は人気の観光スポットです。
ターコイズブルーのドーム天井がパッと目をひく「ベルリン大聖堂」では、聖書の山上の説教を描いたモザイク画が有名です。
階段を登れば間近で鑑賞することができますよ。
高さ114mのドーム天井周辺からは、美しいベルリンの街並みが一望できます。
360度の至宝の絶景を、ぜひカメラに収めてみてはいかがでしょうか?
5つの博物館がある「博物館島」はユネスコ世界遺産に指定されている歴史地区です。
ゆっくり芸術鑑賞に浸る時間を過ごしてみるのもおすすめですよ。
見どころ満載のドイツの首都・ベルリン。
ドイツといったら、やはりベルリンを外すことはできませんね。
ドイツのベルリンについてはこちらのブログで詳しく説明しています。
②:ハンブルグ
ハンブルグはみんな大好き洋食のハンバーグの語源になっている街です。
ドイツ第二の街で、国内最大の港湾都市として発展してきました。
ハンブルグの街中に自然に溶け込む運河の流れは、首都・ベルリンとはまた違ったドイツの魅力をあなたに伝えてくれるはずです。
そんなハンブルグの見どころは、19世紀~20世紀にかけて築かれた世界最大規模の倉庫街がもっとも注目を集めています。
ノスタルジックな街並みは「ハンブルグの倉庫街とチリハウスを含む商館街」として、ユネスコ世界遺産にも認定されています。
赤いレンガが生み出す中世の雰囲気は、ハンブルグの中にある異世界のよう。まるで19世紀にタイムスリップしたかのような錯覚に陥るかもしれません...。
2001年に開館した「ミニチュア・ワンダーランド」は、ハンブルグをはじめとしたドイツの街のほか、世界各国の主要な街並みがミニチュアで再現されています。
細かいところまで手の込んだミニチュアの数々は、うっとりするほどの高い完成度を誇っていますよ。
1897年に建てられた「市庁舎」の優雅なたたずまいはいつまでも眺めていられます。
ネオ・ルネサンス様式の建物を細部まで、ガイドツアーでじっくり見学してみるのもおすすめですよ。
ドイツ第二の街・ハンブルグは、美しい水路との調和が楽しめる有名な街です。
③:ミュンヘン
標語の「ミュンヘンはあなたを愛している」が有名な「ミュンヘン(München)」では、標語のように暖かい心の人々と、心温まる時間を過ごすことができます。
重厚なゴシック様式の「ミュンヘン新市庁舎」は、ドイツの仕掛け時計・グロッケンシュピールが有名です。
総数32体の精巧な人形が織りなす人形劇は、ミュンヘン屈指の見どころです。
人形劇は11時と12時、一日2回開催されています。ぜひ見逃さないように、お近くで待機しておいてください。
また塔の展望台まで登れば、ミュンヘンのオレンジ色の街並みがたっぷりと堪能できますよ。
かつて王宮として利用されていた「レジデンツ」は、現在博物館・美術館として一般公開されています。
珠玉のコレクションはもちろん、豪華絢爛なレジデンツの装飾やたたずまいにも注目してみてくださいね。
ミュンヘンで心温まる贅沢な時間を、過ごしてみてはいかがでしょうか?
ドイツで有名な観光スポット
①:ノイシュヴァンシュタイン城
ドイツの見どころが詰まった、総長350kmのロマンティック街道の終着点にあるのが「ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein Castle)」です。
ディズニーのシンデレラ城のモデルになったとされるお城としても有名ですね。
1869年に着工したノイシュヴァンシュタイン城は、実は現在も未完成です。
バイエルン王『ルートヴィヒ2世』の死後、完成を迎えることなくそのままの姿で大切に保存・管理されています。
森の中にポツリと浮かぶお城は、神秘的なたたずまいですよ。
鉄骨とコンクリートを使って建てられたノイシュヴァンシュタイン城の見学は、グループごとに時間が区切られるガイドツアーへの参加が必須です。
バイエルン王の想いが詰まったドイツ屈指の人気観光スポット。バルコニーからの絶景は、必ずあなたの心を虜にするはずです...!
麓から馬車に乗って、お姫様気分を味わいながら訪れてみるのもおすすめですよ。
②:ケルン大聖堂
2000年以上の歴史を持つ歴史都市・ケルン。
そのケルンのランドマークとして愛され、そして注目を一身に集めているのが「ケルン大聖堂(Cologne Cathedral)」です。
初代の建物が完成したのはなんと3世紀のことなんだとか...。
現在の建物は3代目に当たります。
高さ157m、黒く重厚な2つの尖塔はケルンの街のどこからでも目にすることができます。
ケルン大聖堂はゴシック様式の建物として世界最大の建築物として認知されていて、1996年にユネスコ世界遺産に認定されました。
ドイツでもっとも有名な大聖堂のひとつです。
教会内の見どころはドイツを代表する芸術家『ゲルハルト・リヒター』が手がけた市松模様のモダンなステンドグラスです。
まるで万華鏡のようなキラキラと幻想的な輝きは、ほかのステンドグラスにない特徴です。
時間を忘れて、じっと見入ってしまうことをお約束します。
「東方三博士の聖棺」は黄金色の豪華絢爛な棺です。
キリストの誕生を祝福するために訪れた三人の賢者の頭蓋骨が収められているのだとか...。世界中の人たちが参拝に訪れていますよ。
ケルン大聖堂は展望台もあるので、ケルンの街並みが一望できます。
ドイツで有名なケルン大聖堂、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
③:ベルリンの壁
かつて東ベルリンと西ベルリンを隔てていたのが「ベルリンの壁(Berlin Wall)」です。
1989年に崩壊を迎えてからは、ドイツ分断と再統合の象徴として観光の目的地になりました。
ベルリンのシュプレー川沿いに伸びるベルリンの壁は現在、総長1,316mのストリートギャラリーになっています。
世界各国のアーティストによる前衛的な作品を眺めることができますよ。
特に有名な作品が、ソ連の指導者『レオニード・ブレジネフ』と旧東ドイツの議長『エーリッヒ・ホーネッカー』が熱烈な接吻をする「兄弟のキス」です。
写真にも残された実際の場面を描いた衝撃的な作品です。
ベルリンの壁を訪れたらぜひ探してみてください。
お土産にベルリンの壁のかけらを購入してするのもおすすめですよ。
ドイツで有名な名物
①お菓子
ドイツのお菓子といえば、日本でも親しまれている「バームクーヘン」が定番ですよね。ですがドイツには、まだまだ知られざる名物お菓子があります。
1つ目の名物菓子「シュトーレン」は、最近日本でもブームになりつつあるクリスマスシーズン限定のお菓子です。
ドイツ語で「坑道」を意味しており、トンネルのような形状から命名されました。
たっぷりのフルーツピールやドライフルーツ、ナッツを詰め込んだ贅沢なお菓子です。
ふんだんにかけられた粉砂糖が美しく、ザクザクとシャリシャリの2つの食感が楽しめるのも特徴です。
クリスマス当日に向けて一枚ずつスライスして食べていくのは心が躍りますね。
2つ目の名物菓子「シュトロイゼルクーヘン」は、そぼろ状のクッキーが上に乗ったケーキ全般を指します。
ケーキの層・リンゴやチェリーのジャムやソースなどのフィリングの層・クッキーが乗ったトップ層の3層構造でできています。
口の中で混ざり合う味わいは、絶妙のハーモニーを奏でてくれるはず...!
ドイツの名物菓子の数々、ぜひあなた自身で楽しんでみてはいかがでしょうか?
②:ビール
ドイツといえばソーセージとビールを思い浮かべる人も多いはずです。
パリッとジューシーな肉汁溢れるソーセージと、キリッと冷えた苦味あるビールの相性は最高です。
地域によって異なる味のバリエーションを楽しめることも人気の秘密でしょう。
ドイツのビールは総数にしてなんと5,000種類以上もあるといわれています。
醸造所は全国各地にあり、その総数はなんと1,200軒を超えるそうですよ、ちょっと驚きの数ですよね。
(日本の小規模醸造所は2019年1月の段階で約400軒|参照元:ALWAYS LOVE BEER)
ドイツでもっとも愛されている黄金色の「ピルスナー」は、キレのよい後味が特徴のビールです。軽やかでマイルドな味わいは、世界中にファンがいる定番の味わいです。
ドイツのミュンヘン近郊で飲まれている「ヘレス」は、甘みを感じるまろやかな味わいが特徴です。
普段あまりビールを飲まない人でもおいしく飲むことができるはず。
フルーティーな味わいで女性からの支持が厚い「ヴァイツェン」は、小麦を50%以上使った白ビールです。
苦味が少なくスッキリとした後味は、やみつきになるおいしさですよ...!
また1801年からの歴史を誇る「オクトーバー・フェスト」は、ミュンヘンで開催されるビールの祭典です。
毎年9月~10月になると世界中から約600万人のビール好きが集まるのだとか...。
オクトーバー・フェストだけで提供される特別なビールもあるようです。
プレッツェルなどの食事メニューも充実していますよ。時期を合わせてドイツを訪れてみるのもおすすめです。
ドイツの名所をもっと知りたい!と言う方はこちらのブログもおすすめです!
まとめ
ドイツの有名な街・観光スポット・名物を紹介してきました。
観光資源が豊富ながら自然や歴史、グルメも楽しめるドイツは世界でも人気の街です。
あなただけのお気に入りを見つけに、ぜひドイツに足を運んでみてはいかがでしょうか?

生まれも育ちも愛知県。フィジーで英語留学、オーストラリアでワーホリを経験、滞在中に自身のブログを立ち上げ、情報発信を始めました。趣味はコーヒーで、シドニーのカフェでバリスタとしての勤務経験もあります。文章の得意分野は旅や芸術、コーヒー、夢は世界一周で、今一番いきたい国は芸術と職人の国“ドイツ”です。人生の目標として松崎しげるさんを目指しています...!