アメリカ留学を経験された方はいらっしゃるでしょうか。
また、これから留学でアメリカに行く予定だという人は留学先の学校や都市も決める必要があると思います。
しかし、実際に現地に行ってみるまではどの学校が本当にいいかなどはわからないものです。
そして、できれば渡航前おすすめの大学・語学学校について知ることができるとなお良いですよね。
今日は、アメリカ留学をする上でおすすめの大学や語学学校、加えて実際の費用についても調べてみました。
留学で人気の大学&語学学校トップ3
留学する上では、これから渡航する前に人気校などの情報は押さえておきたいものですよね。
それではさっそく、アメリカの学校においてどの学校が留学生から人気なのか、調べてみました。
留学生に人気のあるアメリカの大学トップ3
まずは、留学生に人気のある大学からチェックしていきたいと思います。
1. ニューヨーク大学
ニューヨーク大学という大学があることは皆さんご存知だったでしょうか。
ハーバード大学や、UCLAなど他の有名大学と比べると、そこまで有名とは言えないかもしれません。
しかしながら全世界の大学ランキングで27位に位置しており(京都大学の次)、ハイレベルな大学であることが伺えます。
また、世界の中心的都市であるニューヨークにあるということもあって、教授陣は世界の第一線で活躍している著名人であることも多く一流の教育を受けることができます。
卒業生を見るとアンジェリーナ・ジョリー、アン・ハサウェイ、レディーガガやトム・フォードなど、映画や芸術等の分野で活躍している人も多いです。
気になる費用としては、学費と生活費を合わせると1年間で約700万円かかるのだとか。
しかしながら世界最先端の教育を受けられる環境、そして世界各国から集まる向上心を持ったハイレベルな学生と知り合い、友人関係を築けることには非常に大きなメリットがあるといえるかもしれません。
アメリカのニューヨークについてはこちらから!
2.USC(南カリフォルニア大学)
アメリカ東海岸には「アイビーリーグ」という名門の大学群が存在します。
そのためハイレベルな大学というと東海岸のイメージが強いかもしれません。
しかしながら、USC=南カリフォルニア大学も非常にレベルが高いと言われており、その証拠に全米から入学してくる生徒のGPA(高校の平均評定値)は4.0のうち入学者平均は3.8だと言われています。
つまりは日本の成績の基準で考えた場合、限りなくオール5に近いレベルの学生ばかりが入学してくるということです。
また、USCは勉強だけでなくスポーツも非常に盛んであり、NCAA(全米大学スポーツ協会)に参加しているすべての競技が最もレベルの高い「1部」に所属しています。
卒業生もオリンピックを数多く輩出している他、映画監督のジョージ・ルーカスもこの大学出身となってます。
3. アリゾナ州立大学
アリゾナ州と言われてピンとくる人はそこまで多くないかもしれません。
アメリカ西海岸を大きくかたどっているカリフォルニア州の東隣に位置しており、内陸に位置しているため乾燥気候として有名な場所となっています。
1年を通して温暖な場所ですが、夏には最高気温が40度に達する日も珍しくありません。
このように灼熱の場所として知られるアリゾナ州の州都、フェニックスの近くにアリゾナ州立大学は位置しています。
州立大学ということもあってか規模が非常に大きいことで知られるこの大学。複数あるキャンパスの生徒数を合わせると、合計約10万人弱が在籍していることになります。
この大学の特徴としては1万人近い学生がビジネス学部で学んでおり、成果の高さが全米だけでなく世界的に評価され知名度が上昇しています。
人気のあるアメリカの語学学校トップ3
次に、大学ではなく語学学校の中で人気の留学先について調べてみました。
No.1からさっそく見ていきたいと思います。
1. CEL サンタモニカ
サンタモニカ、と聞いてピンとくる方は多いかもしれません。
CELサンタモニカはカリフォルニア州、ロサンゼルス南部に位置する学校で、海を間近にしたキャンパスライフを送ることができます。
特徴として、オーナーが欧米出身であるためヨーロッパからの学生が多く、アジア系がそこまで多くはないことです。
そのため多文化にも触れ、国際的に学ぶことが可能となっていることが一つのメリットです。
また、特筆すべき点としては海沿いに位置している学校であるため、ロケーションは抜群。
ビーチに行こうと思えば、徒歩5分でいくことができてしまいます。
日本で昔流行ったドラマ、テラスハウスのような海を目の前にしたライフスタイルを送ることが実際に可能です。
広大な景色を見渡せる太平洋では、サーフィンだってできてしまうのも魅力的。
ちなみに学校としては1クラス10名以下の少人数制クラスを実施しており、レベル別の授業を受けることが可能となっています。
生活圏内となる周辺にはサンタモニカにある有名なショッピング街、サードストリートプロムナードがあるため治安もよく、買い物や交通に関しても不便はありません。
ヨーロッパから来た学生と勉強にはげみ、息抜きの際にはサーフィンやレンタルバイクを借りて南部のベニスビーチにも行けてしまうなど、海を舞台としたキャンパスライフを送れることが何よりの魅力です!
2. CISL サンディエゴ
ロサンゼルスから南部へと渡った先にある、温暖な気候で有名なサンディエゴ。
都会らしいロサンゼルスよりも、落ち着いていて治安の良いこの場所に40年前から運営されているのがこちらの学校です。
質の高い教育とカリキュラムで知られるCISLサンディエゴ。
カリフォルニアの中でも南部に位置し、メキシコに近く海にも面したサンディエゴに位置しています。
学校がある場所はサンディエゴのダウンタウン内、ブロードウェイストリート内となっており、周辺には飲食店に加えて買い物にも困らない便利な環境が用意されています。
また学校の持ち味としてはビジネス英語、スキル研修など仕事の場で英語を使う方を対象にした講座も充実していることです。
そのため社会人がビジネス英語を習得するために留学したい、という場合にもおすすめできる学校となっています。
3. EC ニューヨーク
この学校のロケーションは、マンハッタン。
なんとあの有名な、タイムズスクエアに位置している学校です。
世界中から生徒が集まる中、これ以上ないほどエキサイティングな場所で英語を学ぶことができます。
アジア系の学生に加えブラジルやスイスからの生徒さんも来るそうで、学内・学外ともに多国籍の人々に触れ合えることは間違いないでしょう。
また、特筆すべき点として無料ワークショップはもちろん、テストで点数を伸ばすためのコツを学ぶ場も設けてくれるのだとか。
資格取得のためのテスト対策を考えている方には嬉しい情報ですよね。
さらに、最も魅力的とも言える点がホームステイをする際にはマンハッタンに住むホストファミリーを選択できることです。
世界の中心地とも言える場所で貴重な時間を過ごすことは、きっと留学後にも忘れられない経験となるのではないでしょうか。
気になるアメリカの治安についてはこちらから!
アメリカでの生活にかかる費用
アメリカ留学は、そのレベルの高さや実用的でハイレベルな英語を習得できるという点から非常に魅力的な選択肢だと思います。
しかしながら、一つネックとなるのが費用の高さ。
アメリカという国に一定期間住みながら学ぶというのはそれなりの費用がかかることを覚悟する必要があります。
それでは、実際に住んだことがある人からの情報を参考に、必要となる生活費に関してまとめてみました。
先に結論からお伝えすると、月に20万円程度が生活費としてかかる結果となりました。(住む地域によって変動)
内訳についてはおおよそ下記の通りとなります。
家賃(光熱費込):7~20万円
食費:6万円程度
通信費:1万円
交通費:2~5万円
その他:約5万円
生活費はその州や住む地域によっても変わってきます。
ニューヨークやサンフランシスコなど、人気の都市部に行くほど物価も高くなり、反対にテキサスなどは物価が安いです。
また都市部では家賃が跳ね上がる傾向があり、ニューヨークなどでは10万円以上することは普通となっています。
しかし食品などはアメリカらしく大きいサイズでまとめて売っている分、例えば牛乳などは1リットルではなく1ガロンで売っているため日本で買うよりも安く買うことができます。
そして、最も気をつけなければいけないのが外食。
価格設定が高めであることが多い上、チップを払う必要があるためメニューを注文した時点で予想した金額よりも結局高く付くことが多くなります。
そのため、もし日本と同じ感覚で外食に行くとなると痛い目をみる可能性が高いので注意しておきましょう。
その他に関しては、基本的に日本とそこまで変わらずだいたい同じ程度の生活費がかかると考えておけば問題ありません。
しかしながら、車社会であるアメリカはガソリン代や車の保険代がかかることを想定しておく必要があります。
また、アメリカならではの点として最後に気をつけなければならないことがあります。
それは、保険料と医療費が非常に高いこと。
日本の基準と比較すると桁違いに高いためすでに耳にされた方もいるかも知れません。
この2つが生活費に加わることが大きな支出となってくる、ということも計算に入れておく必要があるといえるでしょう。
アメリカで格安留学をするならおすすめの学校
ここまでアメリカ留学での学校や生活費に関して説明をしてきました。
メリットも大きい分、学費が高いことで知られるアメリカ留学ですが、中には費用を抑えた上で留学してみたいという方も多いのではないでしょうか。
実際に調べてみたところ、格安で語学留学をするのに適した学校がありました。
格安という条件であるため人気の都市部にある学校ではなく、郊外部となるオレゴン州に位置する学校となります。
オレゴン州には州都としてポートランドがあり、日本人にもある程度知られています。
今回ご紹介するELCI(English Language & Culture Institute)はポートランドよりさらに南に離れた場所に位置しており、都市部よりも物価が安い地域となっています。
また、オレゴン州はなんと消費税がないことから、日常的な買い物においても他の州よりも安く抑えることができる点が魅力的です。
実際にECLIに半年間留学するためのコースを見てみると、午前午後とフルタイムでレッスンを受けられるプログラムでありながら、150万円という破格の費用で申し込みができてしまいます。
※ホームステイでの個室滞在と、1日3回の食事付き
仮に都市部で留学した場合には2倍、3倍の費用がかかることを考えるとオレゴン州郊外での留学というのは、コストを抑えたい方にとっては非常にスマートな選択肢かもしれません。
デメリットとしてはオレゴン州自体で雨が多いことや郊外である分車での移動が必要となる点が挙げられますが、それより大きなメリットがあると言えるので、アメリカ語学留学を考えている方は選択肢の一つとして検討してみるのはいかがでしょうか。

20歳の時にアメリカひとり旅を経験する。カリフォルニア西海岸の美しい日差しに惹かれ、将来海外移住することを決断。 現在は常夏の国フィリピンに移り住み、在住歴2年となる。英語に関して特にこれといった勉強はしてこなかったが、高校生の時から趣味で洋楽を歌い始めたことがきっかけで英語にハマる。 趣味はカラオケで、洋楽や邦楽問わずラップを愛する。将来の夢はロサンゼルス移住し、最高の夕日が見えるベニスビーチで遊ぶこと。