海外と言えば?やはり観光ですよね。
みなさんも留学・出張・駐在・観光等の様々な理由で海外に渡航、また渡航予定の方もいらっしゃると思います。
海外に渡航する理由は様々ですが、観光を全くしない方はあまりいらっしゃらないと思います。
そこで、今回は海外の観光名所・ズバリ
水族館の秘密や水槽の種類又は海に焦点を当て、英会話レッスンをさせて頂きます。
レッスン1:ボキャブラリー!
レッスンに行く前に、まず基本的なボキャブラリーについてまとめてみました。
水族館 Aquarium
海水 Seawater
熱帯魚 Tropical fish
貝 Shellfish
サンゴ Coral
くらげ Jellyfish
ヒトデ Starfish
イルカ Dolphin
シャチ Killer whale
うなぎ Eel
なまず Catfish
エビ Prawn/Shrimp
タイ Snapper
ブリ Yellowtail/Kingfish
魚の名前を翻訳しているときりが無い訳いので、この程度しか紹介しませんが、少し気を付けて頂きたい点が有ります。
1.ワード間にスペースを入れない
魚の名前だけに限りませんが、例えば上記に有ります、Starfishですが、Star fishではありません。
Starfishです。
これは日本人が中々混乱する事で、自分もしばし間違えます。別の分野では例えば「職場」ですが、英語にすると、Workplaceです。Work placeではありません。
2.同じ魚でも呼び方が複数有る
例えば、上記に有るエビですが、PrawnやShrimpと呼ばれます。
また、ブリもYellowtailやKingfishと呼ばれます。その他にも同じような魚はたくさんいます。
イカについては、SquidやCuttlefish、Calamariと呼ばれます。
なぜ、名前が色々有るかと申しますと、同じ英語圏でも国によって呼び方が違ったり、その魚の状態によって名前が変わったりします。
例えば、私が居住しているオーストラリアでは、イカは上記の3つの名前で呼ばれます。
主に尖っている形のスルメイカ等はSquid、丸い形の甲イカやアオリイカはCuttlefishやCalamariと呼ばれ、またイカの種類に限らず料理されてイカリングになった場合は、ほとんどの確立でCalamari ringと呼ばれます
3.えっ?こんな名前で呼ぶの??
上記の中で「シャチ」ですが、
Killer whale
と呼びます。そうキラーウェールです!
そのまま訳すと「殺し屋鯨」です。
日本人の私がオーストラリアで鯨の殺し屋なんか言うと、反捕鯨団体の人が回りにいたらとんでもない事になるかもしれません。
でも安心してください、Killer whaleはシャチの事です。初めて聞いた時は驚きました。
また、タツノオトシゴは Seahorse
英語ではドラゴンでは無く、海の馬と表現されています。
Starfishもそうですが、この様に英語では少し日本語名とはちょっと違ったニュアンスで呼ばれている物も多いです。
以下の水族館に関する英語表現の記事も一緒に読んでみて下さい!
レッスン2:水槽について!
さて、テーマに有ります水槽は英語でFish Tankですが、水槽にも色々種類が有りそれぞれ名前も変わってきます。
Terrarium
Fish Tankですが、家庭用の魚用の水槽はFish Tankと呼ばれます。
しかし、家庭用・水族館用の水草や砂等で中身が装飾されているものはTerrariumと呼びます。
Oceanarium
これは皆さんお馴染みの水族館と言えば間違い無くイメージされる、大きな水槽でサメや大きなエイ等が居る水槽です。
名前にあります、Oceanを見れば皆さんもイメージ出来ると思います。
Dolphinarium
これもお馴染み、イルカのショーで使われるイルカの為の水槽です。
これも、子連れの方には嬉しいアトラクションです。
Penguinarium
これも定番、ペンギンの為のショールームです。
Fishbowl
イメージとしては、金魚鉢です。
Fish pond
イメージとしては金魚用の池。
また、上記の様々な水槽ですが、水槽の名前に図形の名前を組み合わせた物も見かけます。
長方体 Cuboid
立方体 Cube
円 Cone
円柱 Cylinder
レッスン3:水槽内に有る水の秘密!
それでは、水族館の水槽の水の秘密についてです。
1.水槽内の酸素濃度
水槽内の魚は人間と同じで酸素が無いと死んでしまう位のことは、皆さんもご存知かと思われます。
酸素は、英語ではOxygenと言い、酸素濃度につきましては、Oxygen concentrationやOxygen levelと言います。
突然ですが、空気中には約20.95%の酸素が有る訳です、これを英語で言ってみましょう。
Air contains 20.95% oxygen.
Containは含むとか含有とか言うニュアンスでフォーマルな場面で良く使えますので、覚えとくと便利です。
また、酸素は水に溶けて居る訳ですが、この酸素の事を溶存酸素と言います。
英語では、Dissolved oxygenと言います。
水族館では生物の生命を維持する為に水質試験を行い、このデータをもとに溶存酸素量を監視しています。
2.水を綺麗にする洗浄槽・浄化槽
上記では酸素について書きましたが、水族館ではその他にも水のクオリティー=水質というものも重要になってきます。
水族館内の水は餌や沢山の魚が居る為、常に汚れます。そこで幾つかのろ過槽(フィルター)が有り、水を綺麗にしています。
ここでは、大きく2つに分けたろ過方法について説明して行きます。
機械ろ過
化学物質等を使い、水を綺麗にする。
英語ではMechanical filterと言います。
生物ろ過
細菌や水草・海草を用いて、水を綺麗にする。
英語ではBiofilterと言います。
また、その他にも熱帯魚用の大型ヒーターや停電時用の無停電設備、ろ過以外にも紫外線を用いて殺菌している工程も有ります。
レッスン4:水槽内の魚の秘密!
魚はどのように水族館に来るのか?
水族館には多くの魚たちがいますが、ではその魚はいったいどこから来て居るのでしょう?
魚の多くは、水族館近海で捕獲されて居ますが、中には熱帯魚や輸入された魚達もいます。
近年では水族館内で魚を繁殖させるプロジェクト等も有るようです。
そこで、魚の捕獲について英語で言ってみましょう!
・釣りに行く Go fishing.
・船で沖に出る Go boating.
上記の2つは似た文法ですが、釣りをするはGo to fishing でもfishingでもなくGo fishingと言い、船でどこかに行く場合Go boatingと言います。
上記に似ている文法としまして、買い物をするGo shoppingなども有ります。
また、魚を捕ると言えば漁業ですが、漁業は英語でAquacultureと言い、魚の養殖はAquafarmingと言います。
また、海外では魚介類の保護を日本よりもはるかに厳しくしている国も多く、密漁の摘発はもちろんですが、多くの人達が普段行って居るただの釣りも、免許の取得が義務付けられていたり、免許取得も決して安価では有りません。
皆さんも、もし海外で釣りをする機会が有れば、絶対にルール等を調べた後、釣りをしてください。
例えば、オーストラリアでは免許に加えて、捕獲出来る魚の数や種類、最低サイズ等が決まっており、これを破ると魚1匹あたり約3万円の罰金や、もし罰金を滞納した場合、2年で3万円の罰金が本当に200万円になったりしますので、くれぐれも気をつけてください。
レッスン5:水族館に行くには
このレッスンでは、海外の水族館にどの様に行けば良いか、例文で英会話レッスンをしましょう。
What time does the aquarium open?
何時にその水族館は開きますか?
What kind of fish can I see?
どの様な種類の魚が見れますか?
How can I get discounted tickets or special deals?
どうすれば、割引券や特別割引を得られますか?
I’d like to get an annual pass.
年間フリーパスを買いたいです。
When does the dolphin show start?
いつ、そのイルカショーは、始まりますか?
May I take a photo of the fish?
この魚の写真を取っても良いですか?
上記に有りますが、海外で買い物をする時はbuyはあまり使いません。
日本語でも、買い物する時は買いたいと言うより、くださいと言うと思います。英語でも、buyの代わりにgetやhaveを使います。
まとめ
この様に、英語圏では様々な名前の水槽が有る事がわかります。
また、海外の水族館ではその国ならでの生物や日本とは違うパフォーマンスやイベント等が見れると思います。
例えばオーストラリアでは、年に4回のスクールホリデー(School holidays)と言うものが有り、各ホリデーは数週間から1ヶ月以上休みが有ります。また、子供達の親も子供の休みに合わせて、有給(Annual leave)を取るのは普通です。
祝日はスーパーも閉店して、もし祝日に働くと時給が3倍位になる為、休みが比較的取りやすく、そこで、水族館等の施設は、スクールホリデーや祝日に合わせて様々なイベントを展開しています。
しかし、海外の水族館がすごいと言う訳でも無く、日本の水族館は本当にすごいです。
なぜなら、日本の技術は本当に高く、日本ではデリケートな魚介類や種類も豊富です。海外では、あまり魚の種類がいない様に感じます。
最後になりますが、海外・世界中で観光をされる場合は上記にも有りますが、祝日やスクールホリデー中は避ける事をお勧めします。
祝日等に特別なイベント等も有るかもしれませんが、交通機関や観光名所は混雑しますので、時間や無駄なコストを費やします。
それでは、もし海外に行く機会が有りましたら、是非水族館に行ってみて下さい。
また下記の海の生き物に関するブログもぜひ一緒に読んでみて下さい!